池上彰から学ぶ 就活で活きる『コミュニケーション能力』 – OfferBox(オファーボックス) | オファーが届く逆求人型就活サイト

こんにちは、春歌です。

突然ですが皆さん!就活で何かと必要だと言われる『●●力』で思いつくものはありますか?
「問題解決能力」「論理的思考力」「主体的行動力」「リーダーシップ」などなど。
その中でも特に、面接やグループワークなどで見られるのが「コミュニケーション能力」だと思います。

今回は池上彰さんの”相手に『伝わる』話し方”から、就活でも使えるコミュニケーションのポイントを3つをご紹介したいと思います。

相手に「伝わる」話し方 (講談社現代新書)
池上 彰
講談社
売り上げランキング: 23,190

  

就活でも、社会に出ても重要なコミュニケーション能力

 コミュニケーション能力が面接やグループワークで必要になるのは
なんとなく皆さんも想像がつくと思います。では社会に出てどう役に立つのか、ここからお話ししましょう。

ハーバード大学のロバート・カッツ教授は、ビジネスマンとしてのスキルを3つ挙げています。

ビジネスに必要な3つのスキル

それが、『ヒューマンスキル』『テクニカルスキル』『コンセプチュアルスキル』の3つです。
この中の1つヒューマンスキル(対人関係能力)がコミュニケーション能力です。人間関係を円滑にする中で必要とされる技能や能力のことを指します。

例えば何かプロジェクトを実施するときに、他の社員と連携をしたり、営業に行ったり、部下の指導も対人関係能力が必要になります。つまり、就活をするにしてもその先で仕事をしていくにしても、「コミュニケーション能力」は必要になってくるということが、学術的にも明らかになっているというわけです。

参考記事:PMStyke考:ロバート・カッツの3つのスキル 

 

「相手に『伝わる』話し方」から学ぶ、就活でのコミュニケーション能力とは 

1.質問をする時のコツは「率直に」「簡潔に」「失礼のないように」

『私たちは、警察を回る際、「何か変わったことはありませんか?」という聞き方をするなと指導されていました。「(中略)何もないよ、と返答されたら、それで会話が途切れてしまうだろう」というわけです。(中略)研修中に言われた通りでした。確かに。(中略)
いまだったら、「その資料、何の事件ですか?」と平然と聞いてしまって、相手の反応を観察しますが。』(P.38)

記者時代、何か事件がないか警察官に質問に回るとき、多忙な警察官に気が引けて
「何か変わったことはありますか?」と質問をしていたそうです。でもそれでは話してくれない。
多忙な相手には、率直に、それでいて失礼のないように尋ねるというのが、知りたいことを聞き出すコツです。

これを就活で応用するとすれば、OBOG訪問や面接の逆質問の場でしょう。
聞きたいけれど、聞きにくい質問(たとえば、給料や残業についてなど)は、「勤務体制はどうですか?」「お話を聞いているとお忙しそうなのですが、やっぱり時間も遅くなりますか?」などと聞いてみるといいでしょう。

 

2.話をする時は「原稿」ではなく「メモ」を用意する

『(式場での挨拶をする時)大勢の人を前にあがってしまって、文章の途中で間違えると後が続かなくなってしまい、しどろもどろの挨拶になってしまうことがあります。完成原稿に頼ったためです。こんなときは、「これだけは話しておきたい」という内容をメモにして、話の順序に並べておけばいいのです。』(P.80-81)

「書き言葉と話し言葉は違う」と、池上さんはこの本の中で強く主張しています。
文章になっていないものを頭で組み立てながら話すことで、自然な話口調になるのだとか。

志望動機など、定番の質問に対する自分の答えを暗記してテンプレート化してしまっている方はいませんか? 一旦、その内容を箇条書きにして整理してみましょう。多少時間がかかったとしても、それを使って生きた言葉を相手に伝える方が印象も良いですよね。

 

3.聞く人の知りたい順に話す

『事故現場に関するあなたの説明が終わりに近づきます。でも、視聴者の知りたいことが残っています。そうです。「どうしてこんな事故が起きてしまったのだろう」という疑問です。(中略)「事故の原因はまだわかっていません」と言い添えるだけで、「ああ、まだ原因はわかっていないんだ」と疑問に対するそれなりの回答を得られて、(視聴者は)“安心”します。』(P.86-87)

ニュースのリポートでは、時間が限られる中で必要な情報を伝えなければいけません。
そんな時、池上さんは「相手が一番に知りたいこと」を考えていたそうです。それを念頭に置いて、そのためにどんなことを話せばいいのか考える。

面接官に訊かれたことに対してつい長々と答えてしまう癖がある場合、ぜひ参考にしてみて下さい。
質問の論点はどこなのか、何を見極めようとしているのかという、質問した側の意図を予測して寄り添うように答えることが、一社会人になる誠意として面接官に受け取られるのではないでしょうか。

 

 

池上彰が思う、「伝わる」話し方とは

今回は池上彰さんの本を参考にしました。
テレビ朝日『池上彰のニュース そうだったのか!』が印象深い池上さんですが、元々はNHKの報道記者として32年間も働いていた大ベテランでした。この本はその報道記者時代の学びの集大成とも言えます。

池上さんの「伝える」という行為には、常に、話す自分の熱意と、利き手への思いやりとが両立しています。自分の伝え方によって、相手の受け取り方は変わってきます。そのことを重く受け止めた上で、どうすればより良いリポートになるのかを、日々鍛錬していらっしゃいます。

ぜひ一度手に取ってみてください。

相手に「伝わる」話し方 (講談社現代新書)
池上 彰
講談社
売り上げランキング: 24,718

 いかがでしたか? リポートと就活には、案外共通点が多いのです。今までの自分のコミュ力はどれくらいのものだったのか、知ることができたらそれは成長のスタートラインです。今から養っていきましょう。頑張れ!

春歌
生まれも育ちも大学もずーっと関西。居ついて早19年。 まだ大学1年生ですが、人脈を活かして生の声をたくさんお届けできればと思っています。