<就活記事>企業の将来性を考える!SWOT分析で企業分析 解説編 – OfferBox(オファーボックス) | オファーが届く逆求人型就活サイト

みなさんこんにちは!ライターの秋山健一です!
企業分析についての役立つツールやフレームワークを紹介し、それを実際にやってみる教師と生徒の1人二役のようなコラムです!ここまで企業分析について大事なポイント3つを紹介し、順を追いながらポイントの実践をしてきました。
まだ読んでいないよという方はぜひそちらも読んでみてくださいね。

関連コラム┃後悔しない企業分析:自分と企業の方向性の一致編
関連コラム┃後悔しない企業分析:働き方の価値観の一致編

 

さて、じゃあ今回は何を紹介するかと言いますと「企業の将来性」の分析方法です!気になる企業、行きたい企業に入れたとしても、その入社して数年でその会社が倒産しては話にならないですよね?そうならないために、企業の将来性を自分で判断できるようになっておきましょう!

 

今回は「SWOT分析」という経営学で使われている手法を用いて分析していきます!「SWOT分析」・「経営学」と聞くととっても難しそうですよね。でも、これができれば就活の企業分析においてライバルたちから一歩先んじること間違いなし!使い方や考え方も、さほど難しくないのですぐ覚えられることでしょう。

 

SWOT分析とは

「SWOT分析?何それおいしいの?」という人もいると思いますので、まずは「SWOT分析」とは何かからお話ししていきたいと思います。「SWOT分析」とは、企業の経営戦略を立てるためにその企業の置かれた環境を、内部環境の「強み」と「弱み」、外部環境の「機会」と「脅威」という4つに分類して分析する手法のことです!
これだけだと何を言ってるかわからないですよね?詳しく解説しましょう!

SWOT分析

SWOT分析のSWOTとは「Strong=強み」・「Week=弱み」・「Opportunity=機会/チャンス」・「Threat=脅威」のそれぞれの頭文字をとったものです。つまり

強み:目標達成に貢献する組織(個人)の特質。
弱み:目標達成の障害となる組織(個人)の特質。
機会/チャンス:目標達成に貢献する外部の特質。
脅威:目標達成の障害となる外部の特質。

 

ということです。
このように色々な角度から分析するときに便利な方法となっています。

 

 

SWOT分析を使って企業分析をしてみよう!

ここまで、SWOT分析について簡単に説明してきましたが、ここからはもう少し具体的に例を出して説明していきます。
こういったフレームワークは具体例で覚えたほうが理解しやすいですからね。

 

例:旅行代理店OfferBox
創業40年目くらいの中小旅行代理店。主要エリアは近畿。ネットサービスは行わずに旅行プランを直接説明する営業を主としている。売り上げはほとんど仲介料から。顧客は国内のみで外国人に手を広げてはいない。

 

この企業についてSWOT分析を使って分析していきましょう。やることは結構単純。
この旅行代理店についての情報とそれを取り巻く状況を調べ、それらを内部と外部、好影響と悪影響で分類していきます。

 

外部環境としては、今はじゃらんネットや一休ドットコムなど、個人でもホテルや観光施設を簡単に比較検討できて予約まで行えるサービスが普及しています。この流れは止まる気配がありませんし、さらに民泊によってホテルに泊まる旅行者自体が減り始めました。これらは明らかに旅行代理店にとって外部の悪影響、つまり「脅威」となります。
では外部の好影響である「機会」はないのかといえば、そんなことはありません。知っての通り日本は高齢化が進んでおり、若い人より高齢の人のほうが数は多いです。そして高齢者層は若年層に比べて金銭的に余裕があり、またネットでホテルを予約する習慣が無かったり、面と向かって話せる接客を好む傾向があります。これらは直接営業を主とするこの会社にとって「機会」と言えるでしょう。

 

内部に目を向けると、ネットを介したビジネスのノウハウがないためそこは「弱み」となりますが、逆に対人の営業に関してはノウハウの蓄積があるでしょうから「強み」となります。

 

就活にどう活かす

このように企業に関する情報を集め、4つの領域に分類することで、企業の置かれた環境を俯瞰して見ることができ、経営戦略も立てやすくなるのです。「いや、経営者でもないのに経営戦略立ててどうするの?将来性ある会社かどうかわかればいいよ」という声が聞こえそうですが、ちょっと待ってください。経営戦略を考えることは、企業の将来性の判別にとても役立つのです。

 

経営戦略を考える目線があると、SWOT分析のようにその企業の内外様々な情報を調べるようになります。そして自分なりにその企業の生き残る道筋を考えられるようになります。つまり「生き残る戦略」が考えられるようになるため、「生き残る企業」もわかるようになるのです。

 

この企業の場合は明らかに今からネットビジネスに飛び込むのは勝ち目がないので、高齢者層を対象として丁寧な接客と親切なフォローを武器に旅行プランを販売していくのがいいと考えられます。この企業が自分の考えた経営戦略をとっているのか調べてみましょう。もしとっていないなら説明会などで質問しましょう!その会社なりの意図があるのかもしれません。もしその意図に納得できるなら、その会社も自分にとっての将来性ある企業となるでしょう。

 

つまり、将来を考えられる人「生き残り戦略」を考えられる人でなければ、将来性のある企業は見つけられないのです。

 

 

さて、今回はちょっとだけ難しい話になってしまいました。どうでしょう?SWOT分析は使えるようになりましたか?
次回は実在する企業を使ってSWOT分析を実践してみますので、今回のコラムよりもっとわかりやすくなると思います!
SWOT分析を使えるようになれば、他の就活生に比べてより深い企業分析をすることができます。他の就活生と差をつけるチャンスなので頑張ってみてください!

元ベテランニート秋山健一
小学校2年生で不登校になり、その後22歳までに11年間のニートキャリアを積み重ねる 22歳の冬に一念発起し、1ヶ月の受験勉強で龍谷大学に合格し、現在龍谷大学4回生