私が大学3年生で海外インターンに行った理由 – OfferBox(オファーボックス) | オファーが届く逆求人型就活サイト

海外インターンについて憧れを抱く人も多いのではないでしょうか。英語を使って仕事ができるなんて、とても魅力的だと思います。筆者も実際、そのような職場環境に憧れて、ニューヨークのマンハッタンにてインターンシップを経験しました。本記事では、その経験をもとに、海外インターンを志望した理由・その大変だった面・学んだことをお伝えしていきます。

 

NYマンハッタンでのインターンシップ

私の海外インターンシップは、ニューヨークのマンハッタンでした。

米国人の社長のいる中規模な市場調査会社でしたが、社員の国籍はさまざま。アメリカ人の方が少なかったと思います。ヨーロッパやアジア出身のさまざまなスタッフが働いていました。

そこで4か月間、インターンとして働いていたのですが、その主な業務内容は、市場調査の実施(アンケート作成や、クライアントへの進捗状況の報告、回答者とのコンタクト)に関するもので、プロジェクトマネジャーのお手伝いをすることが多かったのですが、最後の方は一人でプロジェクトを任されるほどになりました。

あと、日本企業のクライアントも幾つかいたので、日本語の通訳・翻訳業務を行うこともありました。

NYインターン記事1

(筆者撮影:職場の近くにはFlatironという有名な建物がありました)

 

なぜあえて「海外」でインターンだったのか

私が海外インターンに行こうと決めた理由は、やはり「海外で活躍できる仕事に就きたい」という高校生の時からの憧れがきっかけです。大学が、授業をすべて英語で行うという専攻なので、留学はあえてしてこなかったのですが、やはり海外での滞在経験をしておきたかったということと、ビジネスの場で得られる経験の方が、より高い英語力が身につくだろうということから、海外インターンシップをしようと決めました。

インターンシップに行く前の今後の目標としては、ボストンキャリアフォーラムに行って、内定をもらうことでした。

米国の大学で学位を取る学生と対等に競争していこうと考えた時に、やはり語学留学よりもインターンシップ経験の方が自分の強みになると思いました。卒業が半年遅れることになり、就活も不利になるかもしれないと不安になったりもしましたが、どこに就職するかよりも、学生生活をどれだけ充実させることができたかが、将来自分にとって大事なのではと感じたからです。

ちょうど、政府が募集するインターンシップがあり、奨学金も出るということだったので迷わず応募しました。

 

海外インターンではやはり大変なことも多い

4か月のインターンシップの中で大変だったのは、やはり 語学力仕事量の多さ・スピードでした。

語学力

英語にはある程度自身があったのですが、ビジネスの現場と学校では全く違うので、最初の方は徹底的に自分の能力不足を痛感させられました。また読み書きよりも聞く事、話す事が多く、アンケート回答者やクライアント企業からかかってくる電話がメインですが、それが一番大変でした。

相手の表情が見えない上に、相手はなりふり構わず早口(に聞こえる)、そして人種等よってアクセントがバラバラなので、最初の方は全く相手の言っている事が理解できず、何度も聞き直し、イライラされることもありました。

それでもやはり場数を踏まないと絶対に上達しないということはわかっていたので、申し訳ないと思いながら何度も聞き直していました。それでもわからない時、重要な要件での電話の時などは、社員さんに電話を交代してもらったりしました。学ぶことは重要ですが、やはり会社全体のビジネスに影響を与えるのはできるだけ避けるべきなので、そこは割り切らないといけません。

 

仕事量の多さとスピード

あらゆるビジネスのスピードが速いニューヨークでは、次から次へと新しい仕事がやってきます。そしてその中でプロジェクトの締め切り日までにすべてのタスクを終わらせないといけないというプレッシャーがありました。そしてクライアントの要求やスケジュール調整のためには土曜日や日曜日にも出勤することも。

一番大変だったのは、ニューヨーク中のレストランやカフェを1軒1軒回ってアンケートに答えてもらったことでした。

断られることも多くて、その中でノルマを達成しなければというプレッシャーもあり、体力的にも精神的にもきつかったです。いろんな人がいて、忙しいニューヨークなので怒鳴り散らされる時もありましたが、中には「頑張ってね」とタダでランチを提供してくれる人もいて、それが励みになりました。

NYインターン記事2

(筆者撮影)

 

「責任感」「チームプレー」という原動力

このようなハードな経験の中で自分を奮い立たせたのは、それらの仕事と進捗状況が自分以外の人(会社、同僚)にも影響を与えるという責任感でしょうか。

学生であれば、自分の成績が下がるだけですが、チームとして何かの成果を残すということが必要になってくる職場環境で働くということはいい経験になりました。またバイトと違うところ(私はウエイトレスとして日本で働いていました)は、顧客がクライアントで、かなり厳しい要求をしてくる時もありますし、何より完璧にこなさなければいけないという緊張感が違いました。

このように、チームでの連帯責任というプレッシャーと、クライアントとの関わりの中で得られる緊張感は、ハードな経験の中でも学び続けさせてくれた原動力であり、また大きな学びでもありました。

 

海外インターンを通して学んだこと

ビジネススキルや語学力が向上されたことはもちろんですが、以下ではこのインターンシップを通して学んだことをお伝えします。

 

多国籍な職場で感じた意思疎通の重要性

まずは、英語を母語としない人(特にインターン生)が職場ではかなり多いかったことで学んだことです。

インターナショナルな職場環境というものに憧れを持つ人も多いかとは思いますが、実際大変な側面もかなり大きいです。また余談ですがニューヨーク市内では、英語を母語としない人が人口の40%以上を占めるのだとか。その中で、どれだけはっきり伝えてものが言えるか。そして時には、どれだけ努力してもお互いに理解し合えない時があります。そして本当にイライラします。コミュニケーション能力を鍛えることは本当に重要だと思いました。

 

学生生活をもっと大事にしようと思った

そして次は、今後の学生生活について。仕事はとても大変だし、辛い時もあります。その中で感じたのは、自由な時間のたくさんある学生生活をもっと有意義にしようということです。何度「学生って何て恵まれているんだろう」と思ったかわかりません。ここで有意義というのは、「いい企業に就職するために」何かをするということよりも、自分の生活を豊かにすること、例えば本を読むことや、旅行に行くこと。人間としての幅を広げられるような経験をたくさんすべきだと思いました。

昔、英語の先生に言われたこと「留学はそこで学んだことよりも、帰ってから自分が何をするか・どう成長していくかが一番大切なことなんです」という言葉を身にしみて感じました。

 


 

いかがでしたでしょうか。多くの人が憧れるニューヨークという大都市でのインターンシップを経験した筆者でしたが、実際には楽しいことばかりではなく、辛く・しんどい経験も多くしたことがお分かりになったと思います。

しかし、そのような経験をしたからこそ、多くの学びがあったのではないかと思います。現在もその企業の社長や同僚とは連絡を取り合っており、日本に来た際は通訳の仕事を任されたりしています。

 

自分のネットワークを広げることのできる機会としても、海外インターンシップはいい経験になるのではないかと思います。

レナ
生まれも育ちも、現在通う学校も京都の大学生。NYでのインターンシップ経験があり、国際系の記事を執筆していきたいです。