内定を勝ち取るビジネスコンテスト型インターンシップの準備

  • LINEで送る

インターンシップの厳しい選考から通過してからインターンシップの期間って時間がありますよね。
選考合格をもらった後、特に有名企業や人気企業だとどうしても有頂天になりがちですが、インターンシップ初日にかけて、できるものでしたら万全な準備をしたいものです。インターンシップを通じて実際に学び、成長することが何よりもインターンシップで大切なことです。

 

一言で「インターンシップ」といえども、期間や内容は本当に様々で、準備も各インターンシップごとで行うことが異なります。『脱”なんとなくインターン”後悔しないインターンの選び方』を参考に、「インターンシップ」の分類を4種類に分類し、今回は内定直結型のインターンシップにおけるインターンシップの準備についてご紹介します!

 

┃内定直結型のインターンシップとは?

「内定直結型インターンシップ」とは、このようなものです。

このような種類のインターンは、外資系コンサルティングやベンチャー系企業に多く、新規事業立案や課題解決案提案などコンテスト形式のものが多いです。インターンで優秀だと判断できるような学生がいれば、インターン後に内定が出ることがあります。

脱”なんとなくインターン”後悔しないインターンの選び方 より

 

新規事業立案や課題解決案提案とはどういうもの?

企業にもよりますが、多くの場合3日~7日ほどの短期間で、少人数でグループになり、ビジネスプランを考えるインターンです。新商品を考えたり、会社の課題を解決するにはどうすれば良いのか、といったように、いわゆる「ビジネスコンテスト」をします。本当に会社に高く評価してもらえた場合、実際に企業で商品化されたり、プロジェクト化されたりすることもあります!

 

私が参加した経験談~ベンチャー企業・3日間~

ここまで簡単に説明してきましたが、私自身もベンチャー企業のインターンシップに参加していたので
具体例としてお話ししたいと思います。
テーマは「海外に進出する場合、どのような事業で海外に進出するべきか」で3日間、4人チームで考えました。
1日目は社員の方々による会社説明(説明会よりもより詳しく)やロジカルシンキングトレーニング
2,3日目は具体的なビジネスプランを考え、3日の夕方に各チーム発表といった流れでした。

 

2,3日目のビジネスプランを考える際には、市場調査や競合他社を調べる過程から始めました。その後実際に海外進出する場合はどのようなことを行えば良いのか、ということを考えました。最終日は役員の方や人事の方によって発表を聞いていただき、その中で優秀だ!と思ってもらえた人はその後特別選考パスがあったみたいです。
ビジネスプランのアイディアだけでなく、市場調査なども重要になってきます。

 

┃インターンシップ前に準備すべきこと2つ

実際ビジネスコンテスト型のインターンシップに参加してみて、準備してよかったことと準備しておけばよかったと思ったことをご紹介させていただきます。

 

1.企業のホームページは隅から隅まで見て、企業マニアになろう!

大きい企業では、インターンシップ中に出たアイディアがすでにその会社で取り組んでいる、ということも多々あります。企業の採用ページだけではなく、IR情報(経営状況/業績動向)などにも目を通すと、実際の企業の課題も知ることができるので、ネットで集めることのできる情報は、事前にできるだけたくさん集めましょう!

 

2.インターンシップ先の会社の今後について予測する

多くのビジネスコンテスト型インターンシップで与えられるテーマは、「今後この会社はどういうことをすればいいのか」というテーマが多いです。そのためインターンシップに行くと決まった時に、自分なりに企業の今後を予測しておくインターンシップに役に立ちます。
例えば、その企業が中国に進出しているとします。「中国に進出する」といった情報だけで実は考えることが沢山あります。具体的に言うと、中国の国内の、どこの地方に今は進出していて、これからどこの地方に進出していくのか、という進出計画。その会社のどんな商品を強みとして中国で戦っていくのか、という今後の戦略などを考えます。

 

 

3.チームワークが何よりも大切なので、選考会では仲間を作るべき!

これは私のインターンシップ経験からの反省点なのですが、選考会では仲間を作っておいた方が良いです。インターンシップ当日、少しでも知り合いがいるとやりやすいので、選考後は声をかけてみることをおすすめします。

 

また、私自身の失敗から共有したいのは「チームワークが何よりも大切」ということです。
特に内定直結型のインターンシップだと、自分をよく見せようとして、チームワークのことを後に考えがちになります。残念ながら、私たちにとってどんなに良いビジネスアイデアでも、人事の方々にとってみれば「たかが学生」のアイデアなので、ビジネスプランとして完璧を目指すのは難しいです。であれば、チームワークをおきざりにしてビジネスプランを作るより「チーム」で「現段階の自分達にとって1番のビジネスプラン」を作ることにフォーカスを置くほうが格段にいいものが作れると思います。

 

 

いかがでしょうか。
「学ぶため」にインターンに行くのであれば、事前準備は必須ということがお分かりいただけましたでしょうか。
特にビジネスコンテストの場合では、チームメイトとディスカッションを重ねビジネスアイデアを作るため、可能な範囲で会社についてのインプットを事前に済ませておくのがキーポイントです。
自分達にとっての最高のパフォーマンスを出すようにしましょう!

 

次回は、
<長期インターンシップ・大学との協定型インターンシップ・スーパー短期型インターンシップ>
での準備方法についてご紹介させていただきます!