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選考が本格化する前に知っておきたい「19卒学生の実態」

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未曾有の人材獲得難時代に突入し、大手企業であってもターゲット学生の採用は容易ではなくなってきている。実に2社に1社の企業がターゲット学生の採用に課題を抱えているというデータもある(HR総研 2018年新卒採用動向調査 結果報告より)。学生が業界研究や企業分析を通じて企業への理解を深めるように、企業も学生への理解を深める必要があるのではないだろうか。

本記事では、NewsPicksの就活特集「【新】「新・バブル世代」誕生。究極の売り手市場がやって来た」などでも取り上げられた弊社で実施した『就活生の「働き方」に関する意識調査』の2018年卒と2019年卒との結果を比較し、学生の実態について解説していく。

 

「自分のやりたいことにチャレンジしたい」は4割、昨年よりも増加

 

調査では、入社後の活躍・評価について学生に質問している。その結果が以下の円グラフなのだが、単年度で見ると2018年卒、2019年卒ともに「自分のやりたいことにチャレンジしたい」が4割程度を占めている。これを見て少ないと解釈する方もいるかもしれないが、筆者はそうは解釈していない。経年で見れば「自分のやりたいことにチャレンジしたい」は2018年卒よりも2019年卒は+3ポイント、「まだやりたいことがわからない」も2018年卒の15%から2019年卒では11%と▲4ポイントとなっている。「今の学生はチャレンジしない」、「将来について熱心ではない」という解釈は適切ではなく、むしろ逆ともとれる。

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活躍、評価を求めて学生の半数は意思決定する

 

同じ入社後の活躍・評価についての質問で、「活躍でき評価されればやりたいことでなくても良い」と回答している学生が、2018年卒で45%、2019年卒で46%回答している点にも注目してほしい。この結果についても「やりたいことがない学生が多い」「受け身な学生が多い」といった解釈がなされそうだが、筆者はそうは解釈していない。売り手市場という言葉に踊らされず、自身が活躍できる、評価される環境を求めている「現実主義」の志向の強さがあると捉えている。

 

合わせて見てほしいデータが以下の表だ。これは、企業のどういった点に魅力を感じるかという質問に対しての回答で、2018年卒と2019年卒とでの順位の変動がわかるように整理したものだ。

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「安定志向」の罠。学生の志向は実に「多様」である

 

上位には「成長できる環境がある」、「将来性がある」、「理念・ビジョンに共感できる」というものが入っており、「安定した事業を続けている」「知名度がある」といった大手志向や安定志向といった今時の学生の代名詞としてよく使われるワードを含むものが上位に入らないという結果となっている。経年で見れば、「安定した事業を続けている」は▲2ポイント、「知名度がある」は▲4ポイントと大きく順位を落としているのだ。

 

一方で、「新しいことにチャレンジしている」や「社会貢献度が高い」、「経営陣に魅力がある」といったものが2〜3ポイントずつ順位を上げている。ここからも学生の安定志向は感じられないし、学生の志向性や価値判断基準に変化が起こっていること、決してバブルの時代と同じではないことがわかるのではないだろうか。そして、学生の志向が多様であることがわかる。

 

一人ひとりと向き合う採用を

 

「安定志向」というビッグワードで学生を一括りにして意味はあるのだろうか。筆者の答えはNoだ。確かに、動き出しの早い学生、遅い学生は二分しているし、準備不足のまま本選考を迎える学生は少なくないだろう。これは学生を取り巻く環境が悪さをしているのであって学生の本当の実力ではないことを理解しておきたい。そういった学生を「仕上がっていない」という言葉で一蹴するのは簡単だ。一方で、本当に優れた人事や面接官はこういった学生の状態をすでに理解しており、学生一人ひとりに寄り添い、見極めることをやっている。ソフトバンクが、AIを用いて「集める」「絞り込む」を効率化し、「見極める」「くどく」といったフェーズに人的リソースを集中できるようにしたのも、ダイレクトリクルーティングが広がりを見せているのも同じ文脈だと考えている。採用巧者になりたければ、今すぐ学生を一括りで捉えるような固定観念は捨てて、目の前の学生一人ひとりに向き合うことに専念してほしい。また、その時間と工数を捻出できるように採用プロセスの改善に取り組むことをおすすめしたい。

 

<合わせ読みオススメ記事>

 
採用担当者必見!2019年卒就活生の志望業界ランキング(1月調査)

東洋経済ONLINEにも掲載、データで見る「OfferBox」(2017年12月版)

どうする?2019年卒採用?今年やることを考えるワークショップレポート

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【調査概要】
調査目的:大学生・大学院生の就職活動に対する意識の実体を把握する
調査名:就活生意識調査アンケート(2017年1月/2018年1月)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
対象者:2018年/2019年卒の大学生(2018年卒 男性459名:女性459名/2019年卒 男性291名:女性257名:その他3名)
有効回答数:2018年卒918件/2019年卒551件
実施期間:2017年1月12日(木)〜1月18日(水)/2018年1月25日(木)〜2月1日(木)
実施機関:株式会社i-plug


2018年2月28日公開

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