なないろ就活~現役就活生に告ぐ完全実話(リアル)ストーリー!!~

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この物語は就活を経験した先輩たちが、後輩たちのために自分の経験した就活を嘘偽りなく語る就活談である。

先輩たちがどのような想いで、どのような就活をしてきたのか。

もしかするとそこには、君の就活を成功に導くヒントが隠されているかもしれない。

ぜひ、自分の就活と重ね合わせながら読んでもらえればと思う。

それでは最初の物語、はじまりはじまり~

シリーズ①:就活に恋した俺物語。(近畿大学4年 清水詠心(シミズ エイシン))

~プロローグ~

はじめまして。



近畿大学4年の清水詠心です!!

タイトルを見て

ちょっと驚かれた人もいるかもしれませんが、

僕は3年の5月から就活を始め

そこから実に1年半もの間、就活と付き合い続けました。

それは、もはや彼女と言っても過言ではないと思います。

そんな僕の純愛物語(ストーリー)、楽しんで読んでいただけたら思います。

その話をしていく前に

まず、僕の簡単な自己紹介とどんな就活をしてきたのかについて、ざっくり話していこうと思います。

婚約社(ないていさき)は(株)Smile makerという会社で、春からは主に塾講師として働く予定です。

大学時代は毎日ちゃんと大学に行って、授業に出て、勉強する・・・という

「まじめ」という言葉が非常に似合う学生だったかなと思います。

ただ、心の中では「何かでけぇ事をやりたい!」「人と違う事をやりたい!」

そんな想いを秘かに抱いていた学生でした。

だから、マンガの原作を描いて出版社に投稿したり

おそらく読者のみなさんの誰も知らないであろう、ローラーホッケーというスポーツに挑戦してみたり

といったことをやっていました。(大学公認の部活です)

(こんな感じ↓)

 

そんな僕なので将来はマンガとかスポーツに関わる仕事をしたいなとなんとなく考えていました。

ですが、婚約社(ないていさき)のSmile makerのメイン事業は塾です。

業界で言えば教育業界ということになります。

では、なぜそのような心境の変化があったのでしょうか。

就活の恩師との出会い

僕が就活という彼女に出会ったのは先ほども言った通り、大学3年の5月です。

「早い!!」

と感じられた人もいるかもしれませんが実はそこにはひとりの仲人(なこうど)の存在がありました。

大学のキャリアデザインの授業で出会ったパワフルな熱血教師。

中川コーイチ先生。

(まさに中コー人(なこーど)ですね。笑)

最初の授業の第一声から「おはようございます!」と、大声で満面の笑みのあいさつ。

授業中も「みんなもっと元気出していこーぜ!!」と超ハイテンション。

そんな先生に、僕は次第に魅かれていきました。

心の奥に隠されていた僕の熱い感情が、彼によって呼び覚まされていったのです。

彼の授業を受けてから僕は、自分自身を積極的に開示するようになり人と話すのが大好きになっていきました。

これが、僕の就活に恋したきっかけです。

 

また面白いことに、僕は本来、この先生と出会うはずではなかったのです。

学籍番号順で受ける授業が振り分けられていて、僕は間違えてコーイチ先生の授業を取っていたのです。

「縁(えん)」って怖いですね。

ご縁があった、ご縁がなかった

縁というと、よく就活で耳にするこの言葉「ご縁」

一般的に

ご縁があった→採用

ご縁がなかった→不採用

という意味で使われるようですが僕はそうではないと思っています。

「縁はつながり続けていくもの」だと。

どういうことか、先ほど出てきた恩師コーイチ先生。

実はこの縁は、そこだけで途絶えるものではなかったのです。

僕はコーイチ先生とのつながりで、たくさんの素敵な社会人や学生に出会っていきました。

時には某人材ベンチャーの社長、時には某ITの有名人事・・・

そして今度は、その人たちから、また別の人たちへ。つながりはつながりを生み、枝葉を伸ばしていきました。

僕はこれを「人の樹形図」と呼んでいます。

人と人とのつながりは、まるで樹形図のように広がっていくという意味です。

こうして出会った人たちとは、今でも仲良くさせてもらっています。

学生同士で飲みに行ったり、社会人の方には悩み相談や近況報告をしたりと。

その人たちの会社の選考を受けて、不採用になったこともありますが、それでもなお、関係が続いています。

これをご縁がなかったと言えるでしょうか。

僕は言えないと思います。

縁は縁を呼び、延々とつながっていく。

そんな縁をたくさん築いていったのが僕の就活です。

事業内容より社風・理念

そうやっていろんな人・会社に出会っていく中で

僕はたくさんの価値観・考え方に触れていきました。

そんな経験を経る中で、僕の中に最も大事にしたい会社選びの判断軸が芽生えてきました。

それは

「何をやっているか」より「何を大切にしているか」

というものです。

そしてその大切にしているものが、自分の価値観に合致しているか。

具体的には

「人に夢や感動を与える!!」というもの。

それを口先だけではなくて、真剣に本気で取り組み体現していること。

だから、出版やスポーツ業界を考えていた僕が、教育業界に足を踏み入れたのは

事業内容だけで選んでいたという、そもそもの考え方が変わったからなのです。

そして現在は、そんな人に感動を与えることに真剣に取り組んでいる会社(フィアンセ)に巡り会い、

圧倒的に人を魅きつけるカリスマ講師になるべく猛特訓中です。

(ドラゴンボールの「精神と時の部屋」に入ったように成長しろと言われてます。)

と、ここまでかなり大ざっぱに僕の就活をまとめてみましたが、細部にはまだまだ面白い恋話(コイバナ)がたくさんあります。

どんな話が待っているのか、乞うご期待です。

(ちなみに第1話では、僕の就(れん)活(あい)の支えとなった2つの言葉について語る予定です。)

~第1話:僕が彼女と付き合い続けた2つの理由(ワケ)~


なないろ就活とは?

就活にはいろんな形があっていい。そんな想いを伝えたいという一人の学生の発案から始まった連載企画。シリーズ毎に、就活を終えた先輩が自分のやってきた就活について赤裸々に綴る完全実話(リアル)ストーリー集。様々な主人公の就活をエールに、当たり前のない就活を楽しむ糧にしてほしい。

全国の就活生に枠にとらわれない就活を!