田村亜弥の健康ポイント
株式会社AW Stage 代表取締役社長 ウォーキングスタイリスト
大学卒業後、ベンチャー企業で社長秘書に従事。その後、日産自動車株式会社へ入社し人財育成に携わる。幼少の頃から始めたクラシックバレエにより姿勢の大切さを実感しウォーキングをはじめ、体質改善され心身ともに健康になる。学生時代にはモデル活動を経験。2018年1月に株式会社AW Stage代表取締役社長就任。一人でも多くの人を健康な身体へ導くため、ストレッチ、姿勢改善、歩き方、立ち居振る舞い等を指導。企業の役員から社員まで1,800人以上(2018年6月現在)のトレーニング経験を持つ。
大学卒業後、ベンチャー企業で社長秘書に従事。その後、日産自動車株式会社へ入社し人財育成に携わる。幼少の頃から始めたクラシックバレエにより姿勢の大切さを実感しウォーキングをはじめ、体質改善され心身ともに健康になる。学生時代にはモデル活動を経験。2018年1月に株式会社AW Stage代表取締役社長就任。一人でも多くの人を健康な身体へ導くため、ストレッチ、姿勢改善、歩き方、立ち居振る舞い等を指導。企業の役員から社員まで1,800人以上(2018年6月現在)のトレーニング経験を持つ。
股関節の硬さから生じる腰の痛み
2023.03.31
デスクワークで1日中座っている時間が長いと、股関節の動きが悪くなります。
座り姿勢は股関節の筋肉が常に縮んで緊張している状態です。
股関節が硬くなり関節の動きに制限をかけてしまうため、周辺部位にも負担がかかり、足や腰の痛みに繋がります。
座りっぱなしにならないように、30分から1時間に1回は立ったり歩いたりしゃがむなど動きを付け関節を固定し続けないこと、また縮まった筋肉を伸ばす・緩めるためのストレッチが有効です。
体を支える脚の裏の筋肉:足底筋群
2023.03.14
私たちの体が地面と設置する唯一の部分が足の裏です。
この足裏の筋肉のことを総称して足底筋群と言います。
足底筋群は裸足で足指を使うことで鍛えられますが、現代人は靴を履き歩く事が減り足底筋群が衰えています。
衰えると、足裏の土踏まずのアーチがなくなり偏平足となり、地面からの衝撃を吸収できず足が疲れやすくなったり、膝や股関節、腰などに痛みが出てきます。
足裏を鍛えるには、足指をグーチョキパーにして動かしたり、タオルを指でたぐり寄せるタオルギャザーがおすすめです。
ぽっこりお腹の原因?内臓下垂とは
2023.02.28
太っていないのにお腹だけ出ている。食後は特にお腹がぽっこり出てしまう。という人は内臓下垂かもしれません。
内臓下垂とは、通常の位置にあるはずの胃や腸などの内臓が、低い位置に下がっている状態を言います。主な原因は、加齢や内臓を支えるインナーマッスルの筋力低下、姿勢の悪さ、自律神経の乱れ、便秘などがあげられます。お腹に意識を向けた正しい姿勢を意識するだけでもインナーマッスルは鍛えられます。
寝る前の最適な運動とは
2023.02.14
夜、寝る前に筋トレやハードな運動をすると、交感神経が刺激され体のリズムが乱れてしまい寝つきが悪くなり、さらに翌朝も寝起きが悪くなる傾向があります。
寝る前に運動するならストレッチがおすすめです。ゆったり呼吸を伴いながら行うストレッチは、副交感神経を優位にし、心と体がリラックスモードになり眠りの質が高まります。
一無 二少 三多の実践
2023.01.31
毎年2月は全国生活習慣病予防月間。この月間のテーマとなるのが「一無 二少 三多」です。一つなくし、二つ少なくし、三つ多くすることで生活習慣の改善が期待されるという考え方です。
一無とは、禁煙のこと。二少とは、少食・少酒。満腹になるまで食べずバランス良い食生活を心掛け飲酒量に気を付けます。三多とは、多動・多休・多接のことで、体を多く動かし、しっかり睡眠・休養をとり、多くの人、物、事に積極的に接することを意味します。一無 二少 三多を実践し健康習慣を作っていきましょう。
スマホ老眼に注意
2023.01.13
老眼とは、水晶体が硬くなることでピント調節機能が低下し近くのものが見えずらくなる現象です。
老眼は40代くらいから自覚しはじめるものですが、最近は若い世代のスマホ老眼が増えています。
至近距離でスマホやパソコン画面を見たり、長時間見続けることで老眼と同じような症状が現れます。
目に負担をかけすぎないように、長時間見続けずこまめに画面から目をはずす。
まばたきをする。遠くの景色を見る。
スマホとの距離を遠ざけるなどで予防していきましょう。
脳を老化させる歯の喪失
2022.12.14
歯を失うと認知症の発症リスクを高めることが指摘されています。
噛むということは脳へ刺激を与えるため、歯を失い噛む機会が減ると、脳への刺激が減少すると考えられています。
実際、認知症の人は健康な人より残っている歯が少なく、残っている歯が少ないほど脳の萎縮が進んでいることが分かっています。
定期検診やセルフケアで歯を健康に保つことが大切です。
女性の8割が不調を感じるPMS
2022.11.30
女性特有の健康課題の1つであるPMS。
PMSとは月経前症候群と言い、生理前の腹痛や頭痛、倦怠感、イライラなどの症状が出る事です。
月経のある女性の7~8割が月経前にPMS症状があるとされており、PMSをはじめとする月経関連症状における労働損失は年間4900億円にも上るというデータがあります。
月経や更年期にまつわる症状はデリケートな面もあることで、誰にも相談できず我慢をしながら仕事をする女性も多いと言われています。
女性がイキイキと安心して仕事をするためにも女性特有の健康課題への対策が必要です。
体が硬いとなぜ良くないのか
2022.11.14
体が硬いとは、筋肉の柔軟性の低下により関節可動域が狭くなる状態のことを言います。
体が硬いと全身の動きに制限がかかるため、腕を上げる、歩くなど、日常生活の基本的な動作もスムーズに行えなくなります。
怪我を引き起こしやすくなるだけでなく、姿勢の悪化や肩こりや腰痛、また疲れやすくなります。年々体は硬くなっていくものですので、いつまでもスムーズに動けるためにもストレッチでの柔軟性の向上が必要です。
五十肩と肩こりの違い
2022.10.31
五十肩とは、肩関節の周りに炎症が起こり、肩に痛みを感じたり腕や肩を動かしずらくなる症状のことです。
正式名称は「肩関節周囲炎」と呼ばれ、40代、50代に多く見られることから五十肩・四十肩と呼ばれています。
五十肩の原因ははっきりとしたことはわかっていませんが、肩こりの症状とも似ているため見分けがつきづらいこともあります。
肩こりの場合は温めたりストレッチで血行を良くすることで改善されますが、五十肩の場合は、就寝中など安静時にも痛みが続き、動かすとさらに強い痛みが生じ、無理に動かすことは改善の妨げとなります。
頭皮の健康
2022.10.14
肩こり首こりなど体の「こり」と同様に、頭皮にも「こり」が生じます。
頭皮がこると、顔のたるみやしわ、抜け毛や頭痛などを引き起こします。
頭皮のこりの原因は血行不良や眼精疲労、ストレスなどがあげられます。
運動不足や悪い姿勢を続けると、肩や首と同じように頭の筋肉も緊張し血行が悪くなったり老廃物がたまりコリが生じます。
頭のコリをほぐすにはマッサージが有効です。
頭皮や髪の生え際、おでこなどをほぐすことでコリが改善されます。
心の健康に作用する会話と雑談
2022.09.30
テレワークにより、ささいな会話や雑談がなくなった、気軽に相談できる相手がいないなどコミュニケーション不足が問題視されています。
日常的なコミュニケーション不足はストレスの原因となります。
雑談や会話は、気分を安定させたり、不安やストレス軽減作用のあるオキシトシンというホルモンを分泌させます。
オキシトシンを分泌するには、会話や雑談の他にも、人やペットとふれあうこと、人に親切にすることされること、人を信頼することされることなど、またアロマなどで香を楽しむことなどが上げられます。
バランス力をアップし転倒予防
2022.09.14
座っている時間が長く、1日の歩数が減ってしまったという人は筋力が衰えている可能性があります。
特に下半身の筋肉は使われないと落ちやすい傾向があります。
そして筋力低下はバランス力の低下にもつながります。
バランス能力が低下すると、つまづきや転倒のリスクが高まります。
片足を上げ膝を90度に曲げ30秒バランスをとってみましょう。
できたら反対足でも行ってみてください。
バランスを取るためには姿勢を安定させることも必要です。
脳の栄養「トリプトファン」
2022.08.31
朝の集中力を維持して頭の働きを良くするためには、朝食を取ることが大切です。
ご飯やパンなどの糖質は脳のエネルギー補給のために必要ですが、タンパク質の一種「トリプトファン」を摂取するのがおすすめです。
脳を目覚めさせる覚醒や集中、感情のコントロールなどに関わる神経伝達物質であるセロトニンの原料となるのがトリプトファンです。
トリプトファンは肉や魚、乳製品、大豆製品などに多く含まれます。
体のゆがみを作る骨盤
2022.08.12
骨盤は体の土台となり、上半身と下半身をつなぐ重要な役割を担っています。
背骨と股関節をつなぎ全身を支え、連動して体を動かします。
普段から足を組んだり、片方にばかり重心を乗せて立ったり、座っている時間が長い、姿勢の悪さなどで骨盤は歪みやズレが生じます。
骨盤が歪めば背骨が歪み、全身の歪みにつながります。
肩や腰、足など様々な部位に負担がかかり不調が現われます。
まずは姿勢を正すことや、左右差を無くすためにバランスよく体を使いましょう。
リンパの役割
2022.07.29
血液は体に必要な栄養素や酸素を運ぶ役割がありますが、リンパ液は体内の老廃物を回収して排出する、また細菌やウイルスなどを除去する体を守る役割があります。
血液が心臓のポンプ機能によって流れるのに対し、リンパ液は筋肉の収縮によるポンプ機能が働いて流れていきます。
リンパの流れが滞ると、むくみや冷え、肩こり、倦怠感、風邪にかかりやすくなったり肌荒れなど、様々な症状が現れます。
リンパの流れを良くするためには運動やマッサージなどが効果的です。
水分を多く取ることも心掛けましょう。
マスク生活の口呼吸による乾燥と顔のたるみ
2022.07.14
マスク着用により、口呼吸をする人が増えているようです。
マスクにより呼吸がしずらいことに加え、マスクで隠れているため口元が緩みやすくなるためです。
口呼吸は、乾燥した空気がそのまま取り込まれ、口の中や喉が乾燥し虫歯や歯周病リスクが高まります。
また細菌やウイルスが直接体内に入るため風邪や感染症にかかりやすくなります。
本来、鼻呼吸が自然な呼吸です。
感染を防ぎ、表情筋の衰えを防ぐためにも、口元を意識して閉じ鼻呼吸を行いましょう。
食事制限のその前に、最低限の消費活動を
2022.06.30
歩くという最低限の活動がなくなると、ただそれだけで太ります。
1日の歩数の目安は7000~8000歩。
毎日何歩歩いていますか?1日8000歩歩いていた人が3000歩になると、1日約150~160calが消費されなくなり、1か月半で約1㎏太ります。
在宅勤務では歩行以外の活動量も減るため、さらに消費量が減り太りやすくなります。
食事制限に頼らず、まずは歩く時間を確保しましょう。
健康維持のための姿勢改善
2022.06.14
姿勢の悪さは体のアンバランスを引き起こし、歪みが発生し不調へと繋がります。
例えば、肩こりや腰痛の原因の多くは姿勢に関係しています。
正しいポジションにいないと、筋肉も使えている部分と使えていない部分が出てきてしまい、一定の部分に過剰に負荷がかかり痛みとして症状が現れます。
座っている状態だと、特に骨盤の前傾や後傾が続き上半身が不安定になるため、姿勢が崩れやすくなります。
健康管理におけるセルフケア
2022.05.31
健康管理においてセルフケアは重要です。
心や体に不調が起きる前に、自分が不快に感じることを早めに察知し、防ぐよう心がける。そして自分自身を労り快適に過ごせるように配慮することです。
ストレス解消法の引き出しを増やしたり、快適な睡眠を取ること、軽い運動を行うことなど、自分なりのセルフケアを習慣にしていきましょう。