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【2019年卒市場動向】2019年卒採用の母集団形成はいつから!?

ターゲット層の応募を増やす目的としてインターンシップへの注目が高まっている。採用アナリストの谷出氏 の調査によると2019年卒のインターンシップ実施企業の主要ナビ掲載数は昨年比の1.6倍、1万3,000社を超える (2017年6月1日時点)。

弊社実施の調査からは、実施時期が夏だけでなく、秋、冬への広がりを見せていることがわかった。秋、冬開催が対前年で大きく増加している要因としては「1dayインターンシップの解禁」は大きいだろう。また、スケジュールは据え置きなため、昨年実績をもとに「本選考への接続のし易さ」を重視した結果と考えられる。

【出典】
左)採用アナリスト谷出正直氏 独自調査結果, 2017年6月1日時点, サイト間の重複あり

右)株式会社i-plug  『1dayインパクトは起こるのか?19卒インターンシップ調査レポート』

HR総研の調査を用いて2018年卒の面接開始時期(実績)と2019年卒採用の面接開始時期(計画)とを比較して見てみると、面接開始時期の前倒しが伺える。つまり、2月実施のインターンシップと本選考との間が短くなっているのだ。同社によれば、これは大手企業でも同様の傾向であることが明らかとなっている。以上のデータから見えてくるのは、冬のインターンシップの募集期間となる11月〜12月は、事実上ターゲット学生の母集団形成のフェーズであり、2月の冬のインターンシップは意向あげであり、絞り込みのフェーズであるということだ。

19年卒採用の最初の山場はいつか?その答えは11月〜12月、すなわち今この時である。

※本記事は「【市場レポート】どうなる? 2019年新卒採用の動向・変化予測 ー秋冬・本選考対策編ー」の一部を抜粋したものです。