SNS(ソーシャルネットワーク)という言葉を知らない人は少なくなったなと感じる昨今、SNSは随分前からシステムとしては存在していました。こんなに認知度が上がってきたのは、Twitterやfacebookの台頭が大きく存在しています。SNSの台頭により、「SNS疲れ」「SNS離れ」などのネガティブなニュースが取りざたされるようになりました。それでもSNSを利用する人が無くならないのは、使う人にとって恩恵があるからでしょう。2012年くらいからSNSを使ったリクルーティングサービスが誕生し、「ソーシャルリクルーティング」という言葉が目立つようになりました。ソーシャルリクルーティングとは一体何でしょうか?実際に就活や採用に活用されているのでしょうか?
ソーシャルリクルーティングの種類
Facebookページはエントリ型、Twitterは拡散型
facebookは基本的には実名登録し、現実の知り合いとインターネット上でつながり、交流をするサービスです。facebook上で新たに人と繋がる事も可能です。個人だけでなく、企業もファンページをつくることが出来、ここでの交流を行なっているところもあります。
Twitterは実名、匿名に限らずIDをつくり、他のアカウントをフォローします。
株式会社スゴロクの12卒学生に対する調査によれば、就職活動におけるソーシャルメディアの利用率はfacebookが5.2%から9.0%、Twitterの利用率は9.8%から16.1%に増加したそうです。
「ソーシャルリクルーティング」が指す範囲は広いので、大まかに「SNS等を使った広義の就職、採用活動」というイメージでしょうか。
就活や採用活動のコアサービスではない
facebookやTwitterは基本的には就職活動や採用活動に特化したSNSではありません。どちらかというと学生は就活全体に対する情報収集、企業は広報活動として行なっているケースが殆どです。極たまにfacebookやTwitterで就職や採用が決まる「一本釣り」するケースも見られますが、特別な事例と言えるでしょう。
採用担当者はここを見ている
やってきた事、考えている事
「SNSサイトを利用している人事担当者のうち34%は,応募者が掲載しているコンテンツが原因で、採用対象から除外したことがあると回答」
しています。(新卒採用だけではありません)以下はその内容。
2位 挑発的または不適切な画像・情報(40%)
3位 コミュニケーション能力の低さ(29%)
4位 前職の会社や同僚についての悪口(28%)
5位 資格詐称(27%)
当たり前ですが、就職活動だけではなく全体的な人間性の問題であることと、ITリテラシーがあるかないかも採用担当者はチェックしているようです。
逆に、採用対象になるのは、日々の活動や考えている事を垣間見られるという点ではないでしょうか。「良い子でいる」必要はありませんが、その人の素顔が見られるツールとしては使えるでしょう。
どんなSNSなら就活、採用活動に使える?
経団連が出している倫理憲章の影響もあり、2016年新卒採用活動は短期間での選考や採用となる事が予想されています。FacebookやTwitterでの採用活動は、学生や企業が固まって存在しているわけではないので、検索作業が必要となります。また、情報はまちまちに散在しており、例えば学生のプロフィールなどを見るにしても、他の学生との比較はなかなか出来ません。一覧表示等の機能はついていませんし、あくまでも個人個人の情報の断片を見る、といったものでしょう。
確実に学生と企業とのリレーションがつくれるものではありません。あくまでも補助的、広報的、情報収集的に使うのが良いでしょう。
OfferBoxは均一化されているので、比較検討できます
Offer Boxがソーシャルリクルーティングサービスとして特化している点は、
- 学生プロフィールが比較出来る
- 学歴だけではなく、趣味やこれまでの活動等で属人検索することが出来る
- オリジナルの適性診断でどんなタイプかわかる
などがあります。FacebookやTwitterでは一括で収集するのは難しい学生一人一人のプロフィールが、簡単に検索出来、お気に入り登録する事が出来ます。
選考、採用期間が短い2016年新卒採用では、まさにうってつけのツールとしてお使い頂けます。