Site icon 【企業向け】OfferBox(オファーボックス) | 新卒スカウト型採用サービス

大人数採用の約半数をOfferBoxで採用。定着につながるフロンティアホールディングスの理念共感型採用とは?

課題

ナビサイトや合同説明会による「待ち」の採用からの脱却。そして、より深く「理念」を共有できる層へのアプローチへ。

−−はじめに、OfferBox導入前の採用状況について教えてください。

中西社長:
OfferBoxを導入したのは20年卒からです。それ以前はナビサイト掲載や合同説明会への出展をメインで行っていました。
 

−−当時はどのような採用課題に直面していたのでしょうか。

中西社長:
当時は多額の広告費を投じて集客を行っていましたが、例年のエントリー数に大きな波があり、採用活動の再現性が低いことが大きな懸念となっていました。
以前は「母集団は形成できても、自社が本当に求める人材に出会えていない」という感覚が強くありました。以前は当社はまだ知名度も低く、ナビサイトの中では大手企業に埋もれてしまいがちでした。
私たちは全従業員が大切にしている経営理念に心から共感してくれる人財を求めています。これは、自分自身の幸せだけでなく、周囲や社会の幸せを願える精神性のことです。しかし、従来の「待ち」の採用では、学生に出会える機会や人数が限られており、こうした抽象的で深い部分でのマッチングを確認することが難しい状況でした。
 

−−現在の新卒採用の状況を教えてください。

・体制
大場様:
現在は新卒採用専任のメンバー8名体制で行っています。そのうちOfferBoxの運用は私(大場様)を含めた社内の担当者2名と、業務委託の方3名で連携しながら行っています。
 


 

・採用目標人数
大場様:
27年卒で75名、28年卒では100名の採用を目標に掲げています。
私たちの組織にとって新卒採用は、単なる欠員補充ではなく組織文化の創出や組織の発展、ひいては幸せにつながる雇用の拡大のための最重要事項です。
近年では新卒市場の競争がさらに激化しています。当社がターゲットとするような「素直でエネルギー溢れる学生」は、すでに早期から大手企業が接触しており、ナビサイトで待っているだけでは接点を持つことすら難しくなっていました。
 

導入

黎明期から確信していた「ダイレクトリクルーティング」の可能性。理念共感の“入り口”を作る。

−−OfferBoxを導入された当時の決め手は何だったのでしょうか。

中西社長:
20年卒採用から利用を開始しましたが、当時はまだ新卒のスカウトサービス自体が珍しく、黎明期といえる頃だったと記憶しています。

導入の決め手となったのは、これまでの「広告を出して待つ」手法に限界を感じていた中で、企業側から学生さん一人ひとりのプロフィールを見て、直接アプローチできる手法が、私たちの求める理念共感型の採用に非常にマッチすると確信したからです。
 

−−「待ち」の採用から「自ら会いに行く」採用へ、大きな転換ですね。

大場様:
当社の採用基準において最も重視している経営理念への共感は、履歴書や表面的なエントリーシートだけでは見えてこない部分です。OfferBoxであれば、学生さんが自身の過去の経験や想いが綴られたプロフィールを読み込んだ上で、「この方の考え方は当社の社風に合うのではないか」と仮説を立ててオファーを送ることができます。
また、ターゲット層が大手企業に流れてしまう前に、早期に接点を持てることも大きな魅力でした。知名度に頼るのではなく、企業の想いを直接届けることで、まだ当社を知らない潜在的な層にリーチし、対話のきっかけを作れることも重要でした。

−−OfferBoxの運用状況について教えてください。採用目標人数も多い中で、どのように体制を組まれているのでしょうか。

大場様:
社内の担当者2名が全体を管理し、オファー送信などは外部のパートナー企業2名と連携する体制です。

26・27年卒では、年間で2万件を超えるオファーを送信しています。非常に大きな数字に見えるかもしれませんが、これは一人でも多くの「可能性のある学生さん」と出会うための入り口を広げている結果です。承認数も年間で2,000件を超えますが、そこから一人ひとりとの深いコミュニケーションが始まります。
 

−−OfferBoxの活用方法について教えてください。

a.Targeting:自社に合った採用ターゲットの設定
大場様:
基本的には関西の学生さんがターゲットです。
最も重視しているのは「何かに一生懸命取り組んできた経験」と「将来のなりたい姿」が明確であることです。
 
b.Messaging:ターゲットに対して打ち出す内容の作成
大場様:
オファーを送る際は、プロフィールの入力状況に合わせて内容を変えています。詳細に書いている学生さんには、エピソードに具体的に触れた個別のメッセージを送ります。一方で、まだプロフィールを埋めきれていない学生さんには、「大学の先輩社員が当社で活躍していること」などを伝え、まずは親近感を持ってもらえるようなアプローチを心がけています。
 
c.Processing:採用プロセスの設計
大場様:
当社の経営理念を心から理解してもらうために、ひとりの学生さんに対して、接触回数は多い方だと10回、時間にして合計60時間以上を費やしています。
まず入り口となるのが社長自ら登壇する「トップライブ」です。代表から会社のビジョンや経営理念に込められた思いについて直接語ります。
その後は選考が進むにつれてより実務に近い体験をしていただきます。特徴的なのは実店舗で行う「1日営業同席」です。朝礼から参加し、実際の営業現場に同行することで、社員がどのように働き、どのようにお客様に接しているかを学生さんに肌で感じてもらいます。さらに、難しい課題に挑戦してもらう2DAYSのコンテンツや、実践的なミッションも実施します。
 

−−そこまで時間をかけ、実務に近い体験を重視するのはなぜですか?

中西社長:
かつて、中途採用を中心に組織を作っていた時期がありました。結果として理念が浸透せず、早期離職が相次ぐという苦い経験をしたのです。その反省から、「理念に共感できる新卒」を育てる組織へと舵を切りました。
多くの時間をかけるのは、学生さんと我々の両者にとって「本当にこの会社で幸せになれるか」を見極めるために必要な投資だと考えています。

営業同行での態度や、2DAYSでの追い込まれた時の振る舞いには、その人の本質が現れます。ロールプレイングの出来栄え自体よりも、「その課題に対してどう向き合うか」「アドバイスを素直に受け入れられるか」という姿勢を見て、カルチャーマッチを判断しています。
また、学生さんの状況や理解度に合わせて、選考の順番を入れ替えたり内容を調整したりと、型にはまらない柔軟な対応も大切にしています。
 

−−学生とコミュニケーションをとる際に意識した点はありますか。

大場様:
「スピード」です。承認をいただいたら、可能な限り即座に電話でご連絡します。
学生さんの熱量が最も高い「承認したその時」に直接お話しすることで、こちらの本気度が伝わります。学生さんからも「ここまで早く連絡をくれた会社は初めて」と喜んでいただけるほどです。
 

−−面談・面接で学生の何を見ていますか。

大場様:
シンプルですが、元気で明るく素直な学生さんは相性がいいと感じます。
 

−−OfferBoxの使いやすさはいかがですか。

大場様:
候補者の方や日程調整の管理がしやすく、他媒体と比べても使いやすいです。
選考管理リストを活用して、承認後の学生さんの状況を一元的に管理しています。
 

効果

1人あたり「60時間」をかける相互理解。理念への共感を一切妥協しない、独自の選考フロー

−−OfferBoxの効果について教えてください。

大場様:
現在、当社の年間エントリー数は約5,000件にのぼりますが、約半分がOfferBox経由です。最終的な採用決定人数においても、全体の3分の1から半分ほどを占めています。
今やOfferBoxは私たちの採用活動において欠かせないメインチャネルです。

数だけではありません。OfferBox経由で理念を深く理解して入社した社員は、高い定着率を維持しています。不動産業界は一般的に離職率が高いと言われる業界ですが、当社の離職率は上場企業平均と比較しても半分程度に抑えられています。
 

−−登録学生数が現在ほど多くない頃からOfferBoxをご活用いただいていますが、利用を継続していただいている理由を教えてください。

中西社長:
確実に効果を実感できているからに尽きます。これまで予算をかけて多くの手法を試してきたなかで、効果が薄いと実感したものはスピード感を持って止める判断をしてきました。そのうえでOfferBoxの利用を続けているのは毎年コンスタントに採用実績を作れているからにほかなりません。
 

−−OfferBoxの活用によって、採用や組織全体にはどのような変化がありましたか。

中西社長:
OfferBoxで母集団形成を強化した結果、社内の新卒入社比率は7割を超えました。これにより、社内の共通言語として「理念が当たり前に語られる文化」が醸成されています。
また、組織の若返りも大きな成果です。現在の平均年齢は27歳まで下がり、活気あふれる組織になってきました。
 


 

−−今後採用において力を入れていきたいポイントを教えてください。

中西社長:
今後は、OfferBoxを通じて出会えた学生さんたちとの繋がりをさらに広げ、リファラル採用も強化していきたいと考えています。
また、採用活動を単なる選考の場としてだけでなく、教育的・ボランティア的な側面も持つインターンシップへと進化させていきたいです。
学生さんを教育しながら、結果として採用に繋がっていく。これはまさに私たちが大切にしている経営理念の体現でもあります。社会に貢献しながら、次世代を担うリーダーを育成していくことが、私たちの次なる挑戦です。
 

ーー最後に、学生さんに伝えたいことはありますか?

大場様:
社会人になることを、決して諦めないでほしいです。世の中には数多くの会社がありますが、必ず自分に合う場所、輝ける場所があります。自分に合う会社を見つけるための努力を惜しまず、希望を持って一歩を踏み出してほしいと願っています。

中西社長:
会社が果たすべき最大の責任は、全従業員の幸せを追求することです。ですから学生の皆さんには、自分が心から幸せになれる場所を見つけてほしい。そして、社会人は皆さんが想像している以上に楽しいものです。前向きな心を持って、自分の未来を切り拓いてください。

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