初めての就活…時には辛く涙し、時には嬉しさがこみ上げる。
そんな1人1人の「就活ドラマ」…いや「人生」を高円寺のスパイスカレー屋さん監修の元、オリジナルカレー化!レシピを大公開!
就活は辛(つら)い?
いや、就活は辛(から)くてうまいぞ!!
よろしくお願いします。(OfferBoxのプロフィールを見て)すごく気になってたんですが、M-1でられたんですか?
(笑)よろしくお願いします。はい、人生で1番緊張した瞬間でした。
そのおかげで就活は、ちょっとリラックスして挑めたかもしれないです。
就活は、3年生の6月に始めました。バイト先に1つ上の先輩がいて、2年生の時から「できるだけ早く(就活は)始めた方がいい」と言われてて。
「いや、まだ早いんじゃないですか?」って言い続けて、結局6月になってしまったんですけど。笑
「家族を幸せにできるかどうか」が1番重要ってのも素敵だね!
家族…家庭料理…。うん、まずはトゥールダールのペーストを作るよ。日本料理で言えば味噌を準備する感覚に近いかな。
インド料理では豆を使うことがとても多くて、豆の風味やコクがインド人的に好まれるんだろうね。日本人も同じだし、インドと日本の舌って結構近い!?かも。
あとはタマリンドも準備しておこう。タマリンドというのは、南インドでポピュラーな酸っぱいフルーツ。日本でいう梅干しみたいなものだよ。
就活に対しての印象って、どうでしたか?
私はもう終始ポジティブでしたね。100%ポジティブでした。
行きたい会社が明確な人は、そこの選考が通らないとネガティブになってしまうと思うんですけど、私の場合は、志望業界を探すところからでしたし。
選考に落ちて、凹んだりすることはなかったんですか?
まあ、落ちること自体はショックでしたが…。
それも「まあ勉強になるし、本当にそこが行きたい企業かわからないしな」と思ったので、ネガティブになることはあんまりなかったですね。
前向きですね!他に就活で印象的だったことってありましたか?
自己分析が、私の就職活動にかけた時間の8割ぐらいを占めているんですよ。
就活始めたばかりの時は、とりあえず知っている機械系の企業の技術職にエントリーしてたんです。機械科出身なので。
でも途中からしっかり自己分析を始めて、その中で志望業界もどんどん変わっていきました。化粧品や、赤ちゃん用品まで、幅広く見ました。
最終的に「(営業職などの)文系就職したい」まで、ガラッと変わったんですけど。
「本当に自分がしたかったこと」に気づくことができたのも喜びでした。
前向きさと素直さが素晴らしいね。食材はアレだ、野菜…。
それも太陽を浴びてスクスク育つ夏野菜…!!インドでもナスやトマト、ゴーヤ、オクラなど夏野菜をたっぷり食べるんだ!峰さんのカレーは夏野菜を主役にしよう。
OfferBoxを使い始めたのは3年生の8月ごろ。
コロナで学校に行ってなかったので、友達の就活状況が全く分からなかったんです。
それで、twitterで「すごくオススメなアプリ」という投稿を見てOfferBoxを知りました。
すぐインストールしたものの、登録が必要な項目が多いので、そこは少し時間がかかりましたね。笑
OfferBoxの第一印象ってどうでした?
今まで、学生が会社に「入れてください」っていうのが就職活動だと思ってたんです。それを、逆に会社から「良かったらうちどうですか?」って声をかけてもらえるじゃないですか。
「こんな就職活動あるんだ!」ってすごくびっくりしまして。
オファーが届いてどうでしたか?
すごく嬉しかったですね。製鉄会社や研究職系の企業さんからたくさんオファーいただきました。
ただその時点では、「このまま理系の研究者や、技術者になるのが僕の将来だろう」っていうふうに思い込んでいました。
オファーをいただいた会社さんとお話する中で少しずつ違和感を覚えていきました。
シノプスさんからはいつ頃オファーが来たんですか?
10月頃、私がOfferBoxの「こだわり条件」を緩めた時です。
※OfferBoxには、職種・業界・勤務地などに、どのくらいこだわりを持っているか意思表示できる機能があります。
自己分析を深めていく中で、私がやりたいのは、研究や工場での仕事じゃないかもしれないと思い、業界の幅もすごく広げたんですよ。ものづくりだけではなく、ITとか金融コンサルとか、希望業界も増やしました。
シノプスさんのオファーで印象に残っていることってありますか?
すごく覚えているのが、ちょうどその頃「文系就職したい」と思い始めた頃でして。ただ、ずっと理系でやってきたので、うまく気持ちの切り替えができなくて…。
そんな時シノプスさんからのオファーに「私も理系出身で文系就職をしたので、ぜひそこに関してもお話しましょう。」みたいなことが書いてあったんです。
プロフィールの「文系職に興味がある」と書いた部分に反応してくださって。
一度、先輩のお話聞いてみたなと思って、承認しました。
全く聞いたことがない会社だったので、会社に対する情報は0でしたね。
葛藤が始まったんだね。複数のスパイスで表現するね。
マスタードシードやクミンで南インドらしい風味をプラス、フェヌグリークシードでカレーっぽさも加えよう。ウラドダールやトゥールダールをスタータースパイスに使うあたり、面白いよね。
シノプスさんとは最初はどんな風にお会いしたんですか?
Webの説明会でした。それが衝撃でして。
それまで参加した説明会って、説明される方が結構堅い感じで、全然わくわくしなかったんです。
でもシノプスさんの説明会は、進行のお2人がボケてツッコんで…て感じで、すごく楽しそうに話されていたんです!「なんかここ、今までと全然違う」と、人柄から引き込まれました。
そこから、シノプスさんについて真剣に調べ始めて、ITにも惹かれるようになりました。ITは色々な事業と連携できるなど、可能性が広いのが面白いと思いました。
その後はどういう選考フローだったんですか?
個人面談→1次面接→最終面接という流れでした。
面談で、理系の自分でも営業職採用に挑戦できると自信がつきました。
※シノプスさんはエンジニア職採用と営業職採用の窓口を分けて採用されていました。
そこからはもう、「シノプスさんに行きたい」と思うようになりました。
他の会社とも無意識で比べてしまうようになっていて。片思いというか…まあ惚れてしまったんです。笑
一気に引き込まれたんだね。マスタードシードがパチパチ言ってきたら、スタートのスパイスは準備OK!まずは玉ねぎを投入。そして、峰さんを表す夏野菜にも火を入れていくよ!
そして、面談でさらに盛り上がった情熱を表すために、少し辛味も加えるよ。辛味のスパイス、チリペッパーと爽やかな柑橘系の香りが特徴のコリアンダーパウダー。
僕はコリアンダーが大好きなので、けっこう多めに加えるよ。
内定が出たのは、12月23日あたりでした。承諾したのは2月後半でしたね。
(意外!)何か引っかかってたんですか?
家族のことを考えたときに「大企業の方がいいのでは」と悩んでいたんです。
私は、自分が家族に幸せにしてもらったからこそ、この幸せを受け継いでいきたいなと思っているんです。
うちは父親が自営業で、従業員も身内の数人。収入の不安定さで、苦労していた時期も知っていました。
そのためには、安定した大企業の方がいいのかなと、ずっとモヤモヤしていて。
悩んでいる時、親に「行きたい会社から内定を頂いているんだけど、それはこういう会社で…」って話をしたんですよ。
そうしたら、父親が「立派な会社やん」って言ってくれて。
それがすごく心に響いて、シノプスさんに行こうって決意しました。
最後の決断にもご家族が関わってきたんだね。ここで最初に準備していたタマリンドを入れよう。仕上げにフルーティーな酸味を加えることで、全体がフレッシュになるし、この料理の感覚がいかにも南インドって感じなんだよね。 ちょっとマニアックだけど。笑
そして、最終的にお父さんが背中を押してくれたことを表すため、インドの味噌、トゥールダールのペーストを混ぜます!これで、味噌にも似た豆のコクと風味を加えるんだ。
仕上げにサンバルパウダーも入れるね。これで、俄然サンバルっぽさがアップするんだね。
はい完成!サンシャインサンバル〜!
サンバルは南インドの代表的な料理で、まさに日本で言う味噌汁みたいなスープカレーなんだ。
今回は夏野菜のサンバルにしてみた。ベジタリアンメニューだから、フレッシュでヘルシーだよ。
峰さんのまっすぐな人柄や、家族想いなところを表すには、サンバルがぴったりだね!
最後にサンバルパウダーって入れたでしょ?これ、このサンバルっていう料理用のスパイスなんだ。日本で言うなら、七味唐辛子みたいな感じかな。そんなスパイスがあるくらい、サンバルは南インドでメジャーな料理なんだよ。
では、代表していただきます!
…おいしい!さっぱりしてて、どんどん食べられる!辛さはほとんどないですね。夏野菜がごろっと大きくてみずみずしいです。
あれだけスパイスが入っているのに、なぜか素朴な味というか、家庭料理というのがわかる気がします。毎日食べられる感じです。
・ご飯は白米もおいしいが、5分づき米だとスパイスと米がプチプチした食感でよりマッチ
・野菜やきのこは、どんな種類のものでも合うので、好みのものを入れて。カボチャなども合う。
最後に…「OfferBox」への感想を教えて下さい。
お世辞とかじゃなく、就職活動中に1番使ったアプリがOfferBoxでした。
OfferBoxはすごくひとりひとりのプロフィールとか、ちゃんと読んでいただいているんだなって思えるような企業さんが多かったです。企業さん自体の数も1番多かったと思います。
ありがとうございます。やらせなのではと思われてしまうくらい褒めていただいて嬉しいです。笑
逆にここはちょっと…ってところはありましたか?
うーん、逆にプロフィール読んでくれているのかわからない企業は結構わかっちゃいました。
就活生と喋る機会があって、その時OfferBoxを使っている人が結構いて。
「この会社から俺もオファー来てるけど、みんな来てるじゃん」みたいな話になった時に、「あ、この企業学部だけで送ってるわ」という話になったりはしましたね。
そういうオファーも少しはあったけれど、でもシノプスさんみたいに、「自分だから」オファーをくれた企業がたくさんいたから、使い続けました。使っててよかったですね。
「家族を幸せに」という就活の軸を、まさかインドの味噌汁的カレーで表現してしまうとは!夏野菜というチョイスも峰さんにぴったりでしたね。
あなたも、あなただけのオリジナルの就活をOfferBoxで体験してみてください!