【新卒採用担当者向け】OfferBox | ダイレクトリクルーティングサービス

ターゲット学生とのWIN-WINなマッチングを実現

課題

待ちの採用スタイルで不安定な採用活動に

不動産を取り扱う株式会社フロンティアホールディングス。2019年度センチュリー21加盟店全国約950店舗中グループ売上高 関西第1位の企業がどのようにOfferBoxを活用しているのでしょうか。活用方法、効果についてお話を伺いました。

--導入前の新卒採用の課題について教えてください。

導入前は、大手ナビサイトの利用や、合同説明会への参加を行っていました。就活生に対して多額の広告費用をかけて告知を行い、興味をもってくれる学生を待つというオーソドックスな採用活動を行っていました。

そのため、その時々のエントリー数によって、高い効果が出るときもあれば、効果が全くでないときもあり、安定しない採用活動が続いていました。

社内では良い解決策が出ず、知り合いの方に相談してみると「採用したい学生とだけ会えるサービスがある」と言ってOfferBoxを紹介してくださり、そのときに初めて知りました。

採用担当 山田さん

--OfferBoxに期待したことを教えてください。

自分が会いたい学生にのみアプローチできる点に魅力を感じました。ナビサイトに掲載をしていた際は、エントリーをいただいてもなんとなく受けに来る学生が一定数いました。しかし、OfferBoxだと「この子に会ってみたい、弊社のことをもっと知ってもらいたい」と思える学生にのみアプローチできるため、求めている学生とWIN-WINなマッチングができるのではと考えました。

導入

ターゲット学生と向き合ったコミュニケーションを重視

--実際に導入してみてどうでしたか。

やりたかった「求めている学生とWIN-WINなマッチング」が実現できて満足しています。成功要因はいくつかありますが、ターゲット学生を明確に持てていたことがその一つだと思います。

弊社は現在、おかげさまで順調に右肩上がりで成長しています。成長に合わせて社内では仕事や仕組みが変化し続けています。そんななか、会社の成長戦略のなかに新卒の人材獲得が組み込まれており、当社を内部から変えていってやるという気概を持つ学生を求めています。特に「成長意欲をもっていること」「組織への貢献心を備えていること」の2点は必須の要素になっています。

そういった学生のターゲットを絞れていたからこそ、自社の採用リソースを割いていくことができWIN-WINなマッチングが実現できたのかと思います。

--貴社が考える「WIN-WINなマッチング」について教えてください。

弊社では採用を「見合い」「結婚」のように考えています。よく例えで使われたりしますが、弊社では全社員が本気でそう考えています。そのため、弊社のことをよく見せて入社してもらっても長くは続かないので、選考過程では、自ら課題点を開示し質問を受けたら隠さず答えるようにしています。

もちろん学生にも同様に、考えや気持ちをオープンに話してもらい、当社で働くイメージを持てるか、働くことで幸せになれそうかを考えてもらいます。

そういったやりとりを選考期間に繰り返すことで、お互いの理解が深まり最後には「入社したい」と「入社してほしい」というWIN-WINなマッチングになっていると思っています。

採用担当 川西さん

--学生に興味をもってもらうために、工夫していることを教えてください。

オファー文と、ファーストコンタクト、その後のコミュニケーションの3点で工夫をしています。

1.オファー文
会ってみたい、会ってみてもいいかもと思ってもらうことを目的に送っています。

最初の引きつけに関しては、弊社についてを1分ほどで理解してもらえるように特徴が伝わるようなパワーワードを使いながら簡潔にまとめています。そこからは学生のプロフィールに書かれている内容をもとに個別カスタマイズしたメッセージを送っています。

2.ファーストコンタクト
オファー承認後は、まずは電話面談のアポイントを取れるようにしています。学生はWeb面談になると緊張したり忙しかったりするため、まずはご挨拶だけでも良いので一旦繋がるということを意識しています。イメージは不動産の反響対応のような感じでしょうか。OfferBoxの学生は返信が早く、当日中にお話できたりと設定されるまでが早いのが印象的です。

その場では、まず就活の状況や、最近の大学生活について話をします。ある程度やりとりがスムーズになってからは、インターンシップについての話をします。早期から活動中の学生は特にインターンシップへの参加に興味を持っているので反応も非常に良いです。

3.コミュニケーションについて
ファーストコンタクトをとったあとは、学生それぞれのペースに合わせてコミュニケーションをとります。メッセージのやり取りでは、あえてフランクな絵文字などを使うなどをして心理障壁を下げるような工夫をしています。

また、不動産業界は個人プレー、ストレスフルな人間関係等をイメージされる場合もあります。そのため、弊社では「全員が協力しあうチームプレーで圧倒的業績を出していること」や「人間関係の良い雰囲気」を見せるようにしています。そうすることでイメージとは全く違うことを肌で感じてもらうようにしています。

効果

良い意味で裏切られた入社前と後とのギャップ

--採用実績について教えてください。

20年卒と21年卒を利用して、現在計7名の採用に成功しています。活用開始からWIN-WINなマッチングを実現できています。

--20年卒でOfferBox経由で入社した川西さんにお聞きしたいと思います。当時の選考について学生目線で教えてください。

実はわたし、当初は公務員志望でOfferBoxにも本番前の練習くらいの気持ちで登録していたんです。でも登録していたら実際にオファーがきてしまって(笑)オファーをもらったし行ってみようという軽い気持ちで選考に行ってみたのですが、そこで大きくイメージが変わりました。

会場では学生20名ほどに対して社員が15名ほど参加していて就活生より盛り上がっていました。就活生一人一人と真剣に話しており、学生と本気で向き合っているんだなと感じました。私も社員の人との会話のなかで当社への志望度が上がり、選考を経ていくにつれて志望度が上がっていくというような感じでした。

あと社長が一次選考から参加されていたことにもビックリしましたのを覚えています。役職に限らず、会社全体で採用に取り組んでいる会社だと実感しました。

--そこから入社に至ったんですね。実際に入社してからのギャップはありましたか。

良い意味で裏切られたと思います。当時就活生の時は業績への意識はいまほど高くはありませんでした。しかし4月の入社後すぐに、アットホームで連携力が高いなと思っていた先輩社員たちが、業績へのコミット力がすごく高くて会社の成長を肌で感じることができました。こんなにほのぼのしてるのに、なんでこんなに仕事ができるのかというのが正直な感想でした。

あと一番印象的なのは、入社してから社長自らが私一人にすごく面倒みていただいていることでしょうか。業務中にも何か困ったことはあるかと連絡をくれたり、もっと成長するために環境を変えてみないかと提案してもらったりと。お父さんみたいな社長直々の愛を感じますね。

--では最後に今後の採用の目標について教えていただけますか。

もっと弊社にマッチングする学生との出会いの数、そして出会いの質を増やしていきたいと思います。いまも良い出会いは多いですがもっと魅力的な学生と出会いたいと思います。また、現在ではお会いした学生さんが、選考過程を通じて徐々に弊社への理解度と意向度が上がっていってくれているという印象です。もちろんそれも大切ではありますが、会ったタイミングで弊社の考え方にマッチしているというような出会いをつくっていけるといいなと考えています。

--ありがとうございました。