webgazou【19卒向け】OfferBoxユーザー会を開催します!(東京・大阪)

2018年3月まで残り9ヶ月。

この期間に何をやればいいの?
インターンシップはやったほうがいい?
OfferBoxに登録したけどほんとにオファー来るの?

などなど知りたいことが山ほどあるのではないでしょうか。

そのような悩みを解決する一助となればと、招待制のイベントを企画いたしました。
今回は就活でOfferBoxを最大限活用し、結果OfferBoxまたはその他方法で内定を得た学生10名に参加していただき、就活について本音で語っていただきます!

=========================================
■このような方にオススメ!
・OfferBoxのメリットとデメリットが知りたい
・その他ナビサイトとの使い分け方を知りたい
・プロフィールをどう書けばいいか知りたい
・夏休み以降どう過ごせばいいか知りたい
・企業選びの軸をどうつくったのか知りたい
・横のつながりをつくりたい

 

実際に多くの企業からオファーを貰った17卒OfferBoxユーザーの方々にも参加いただきます。先輩たちが『どのようなプロフィールを作っていたのか?』『どんな工夫をしていたのか?』などの情報を聞き出せるかもしれません。
また、i-plug(OfferBox運営会社)社員も参加しますので、OfferBoxに関する質問やアドバイスも貰えるチャンスです。

『OfferBoxを活用していきたいけれど、いまいち上手く使えていない…』
『プロフィールを磨きたいけれど、どう書いたらいいかが分からない…』
そんな方はぜひユーザー会にご参加ください。

カジュアルに就活に向けた悩みを相談できたり、他大学の学生や先輩と交流できるイベントです。

夏休みが始まる前に情報交換できる貴重な機会となりますので、ぜひご参加ください!

【プログラム】

第1部 18卒内定学生トークセッション
第2部 交流タイム(立食Party形式)
※軽食・お酒を準備しています。
先輩や同じ就活生とたくさん交流してください!!

======================

web puro

======================

【イベント詳細】

<参加対象>

OfferBox登録ユーザーで2019年卒予定の方

<日時>

東京開催:6月29日(木)18:00~20:00
大阪開催:7月7日(金) 18:00~20:00

 <場所>

・東京会場
株式会社ウエディングパーク
東京都港区南青山 3丁目 11-13 新青山東急ビル 6F
表参道(東京メトロ)3分
・大阪会場
visions LOUNGE
大阪府大阪市北区芝田1-1-4 阪急ターミナルビル7F
梅田(阪急線)1分 、梅田(大阪市営地下鉄)5分、大阪(JR)6分

<参加方法>

応募条件を満たしている方のプロフィールを審査させていただき、セミナーへの招待オファーをお送りします。

 参加する場合は、以下のステップで予約手続きを進めてください。
(予約手続きが完了した方のみご参加いただけます。)
Step1:オファーの承認
Step2:承認後、申込みフォームを受領
Step3:申込みフォームで「参加する」を選択、送信
Step4:【申込完了】通知を受け取る(=申し込み完了)

<その他>

参加無料
服装自由(楽な服装でお越しください)

 

※ご不明点がございましたら、こちらよりお問い合わせください。
 ご参加お待ちしています!

web top

自己分析?自己PR?企業分析?? 何から始めれば良いか・・・

OfferBoxを登録してみたもののプロフィールに何を書いたらいいのかわからない・・・そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

就活の初めの一歩としてまずは自己分析を行うことが大切です。自己分析をしっかりおこなうことで、自分の適性、将来像、自己PRポイントを明確にすることが可能になります。本セミナーでは、グループワークを通して自己分析を深める方法を学び、セミナー内で実際に自己PRを作成します。

 

学生セミナー画像

《セミナー内容》
グループワークを通して企業研究を用いて自己分析を深める方法を学びます。

【前半】
有名大手企業を題材に企業分析をグループワークで行います。ワークを通して、「企業分析を効率よく行う方法」と「企業分析を用いて自己分析を深めて行く方法」の2つを学びます。

【後半】
「過去の経験を整理して自己PRを作成するコツ」を学び、実際に自己PRを作成いただきます。

《こんな方が参加されています》

  • 会社説明会の前に企業分析をしっかりしたかったから。
  • 企業分析や自己分析をしなければいけないことは理解しているが、具体的に何をすれば良いかわからなかったから。
  • OfferBoxのプロフィールの書き方がわからない。

 

 

稲部 勇人さん / Yuto Inabe
・二松學舍大学 文学部 国文学科
・システムインテグレーターに内定
・2018年卒

SE(システムエンジニア)として内定を獲得した稲部さんは、夏目漱石のアンドロイドで有名な二松學舍大学に通われています。大学生活やシステムインテグレーターへの就職を決めた経緯、人事の目に留まるプロフィールを作るコツをインタビューしました。

来場者数1.3倍という結果を残した学園祭

ofb3

OfferBox事務局

まずはどんな大学生活を送っていたのかを教えてください。
t_IMG_6658

稲部さん

一番力を入れていたのが、広報責任者として取り組んだ学園祭実行委員会です。過去最高の来場者数を目標に掲げ、昨年度と比べて1.3倍という結果になりました。来場者数を伸ばすためにはどのような方法をとるべきか考え、ホームページを作ったり、Twitterで学内の人とやりとりをしたり、様々な広報活動を行いました。結果、来場者数を増やすことができました。
ofb3

OfferBox事務局

広報という立場もあるのかもしれませんが、来場者数に目を向けたのは?
t_IMG_6658

稲部さん

来場者に関する過去のデータをまとめる中で、学内生の来場率に向上の余地がある事に気が付きました。まずはより多くの学内生に楽しんでもらいたいという目的を持ち、学内生をターゲットにした広報活動を増やしたことで来場者数を増やせましたね。
ofb3

OfferBox事務局

自己PRにも書かれている問題解決能力を発揮していますね!でも実際に学園祭を運営していくのって、聞いているよりずっと大変ですよね。
t_IMG_6658

稲部さん

本当に大変です。笑

でも、学園祭をより良いものにするために最適な動きを考えて、それをすぐに実行できる自由さが自分は好きでした。楽しみながら貴重な経験ができたので、やってきてよかったと思っています。

 

就活は遅めの1月にスタート

t_IMG_6658

稲部さん

就活自体を本格的に始めたのは1月です。他の人と比べたら遅かったと思っています。
ofb3

OfferBox事務局

そうですね。よく聞くのは、夏のインターンシップに参加して…といったものですが、その辺はしなかったんですか?
t_IMG_6658

稲部さん

夏のインターンシップは参加していないですね。1月から始め、2月に学内のセミナーを受け、学外セミナーにも行って知識を集めて、2社の1Dayインターンに参加して…と数ヶ月で一気にやりました。
ofb3

OfferBox事務局

1月はどんなことから始めましたか?
t_IMG_6658

稲部さん

インターネットで情報収集をする中で、大手人材紹介会社で働いている人が個人で就活の面談をしているのを見つけたので、会いに行って、話を聞いて、自分の考えを深めていきました。面談を通して業界を固めつつ、お会いした人のうちの1人からOfferBoxを紹介していただいて、それで登録しましたね。

1月27日に登録して、その日に自分の内定先からオファーをもらったんですよ。一発目の、登録初日のオファーが内定先でした。

ofb3

OfferBox事務局

縁を感じますね!どんな気持ちになりました?
t_IMG_6658

稲部さん

びっくりしましたよ。登録初日にオファーをいただいて、「こんなに大きな企業に興味を持ってもらえたのか」と嬉しくなりました。それ以降も連日のようにオファーをいただいて、「こんなに来るものなのか」と驚きましたね。

 

次々とオファーが届いた秘訣とは

t_IMG_6658

稲部さん

1月末〜4月中旬の間に来たオファーが24件で、承認したのが10件です。OfferBoxを通したオファーのうち半分近くがぜひそこで働きたいと思った企業だったので、マッチ率が高い点が良かったです。逆求人系の就活サービスは他にも使っていましたが、そちらではぜひ働きたいと思う企業が少なかったんです。
ofb3

OfferBox事務局

稲部さんがプロフィールを書く時に気をつけていたポイントはありますか?
t_IMG_6658

稲部さん

まず、企業が学生の一覧をどのような表示で見ているのかを確認し、自己PRの冒頭文と3つのアピールポイントが表示されていることが分かりました。そこでしっかりアピールしないとな、と思ったんです。自己PRの冒頭文は、続きを読みたいと思ってもらえるように数字を用いて成果を書きました。3つのアピールポイントも最初は「主体性」のように単語を並べるだけだったんですが、文章にすると青い表示が伸びて視覚的に目立つと考えました。

あとは写真も拘りたいですね。自分はあえてお酒を飲んでいる写真にしました。東証一部上場企業から、掲載写真から社交性の高さを伺えましたと言ってもらえて、写真もしっかり見てもらえていると分かりました。

ofb3

OfferBox事務局

うまく企業からのフィードバックを活用していますね。
t_IMG_6658

稲部さん

OfferBoxでは、どの企業もオファーの理由を書いてくれていたので、それを参考にプロフィールを修正していました。選考でも、その企業が興味を持ってくれたポイントをアピールするようにしていましたね。
ofb3

OfferBox事務局

そういえば、OfferBoxの志望業界にIT、職種もSEを選択されていますが、専攻は文学部ですよね。これはどういった経緯ですか?
t_IMG_6658

稲部さん

まず1つは、学園祭のホームページを作って結果を出した経験です。もう1つは、学園祭実行委員会の活動の中で、面倒なことをITで楽にし、やるべきことに注力できるようにする効率化にやりがいを感じたからです。例えば、団体内での情報共有にメーリングリストサービスを導入したところ、今までの問題点を解消でき、とても楽になりました。
ofb3

OfferBox事務局

ITで効率化して本業に集中できるように…まさにSEの仕事ですね!

内定先の魅力はカスタマーファースト

ofb3

OfferBox事務局

内定先からのオファーには、どんなことが書かれていましたか?
t_IMG_6658

稲部さん

「”相手の気持ちを思いやりながら、自分の意見を明確に伝える”という記述に惹かれてオファーを出しました」と書いていただきました。そこは大学生活でかなり意識していたことでした。
ofb3

OfferBox事務局

選考を進めながら、内定先のどういったところに魅力を感じましたか?
t_IMG_6658

稲部さん

業界研究を進めていく中で、IT業界は高い技術力と共に、顧客満足を付加価値にすることが重要な業界だと思いました。

内定先は「カスタマーファースト」を掲げ、顧客満足を特に重視している企業です。この企業で働くことで、技術力を身に付けると共に、お客様が何を求めているのかを深く考えてシステムを提供できる優秀なエンジニアになりたいと思いました。それが、内定先の志望度の高さの理由です。

ofb3

OfferBox事務局

就活を始めた頃からそういった企業に出会えて良かったですね!他の企業と迷ったこともありましたか?
t_IMG_6658

稲部さん

最初から最後まで第一志望でした。ただ、視野が狭いかもしれないと思って、他にも多くの企業の選考を受けていました。大手企業の選考も進んでいましたが、改めて考えてもこの企業が一番だと思えたので、内定を頂いた際にはすぐに承諾しましたね。

 

人事の立場を考えた戦略的なアピール方法

ofb3

OfferBox事務局

最後に、後輩就活生にアドバイスをいただけないでしょうか。
t_IMG_6658

稲部さん

自分をアピールする際に、数字を用いるのはすごく大事だと思っています。

例えば、「大学のキャンパスで文化発表会を主催しました」と伝えるよりも「大学の地下3階から13階までを用いた文化発表会を主催しました」と伝えた方がイベントの規模が伝わります。

ofb3

OfferBox事務局

そう言われると、その方がイメージしやすいですね。
t_IMG_6658

稲部さん

同じ大学に通っている人に伝えるのであれば「大学のキャンパス」だけでも規模が伝わるかもしれませんが、学外の人はその規模を知りません。前提知識が異なる相手に対して分かりやすく事実を伝えるために、数字を用いるのは効果的だと思います。
ofb3

OfferBox事務局

共通言語である数字を使うと分かりやすいですよね。
t_IMG_6658

稲部さん

あと、就活の情報収集のために動いてみて一番いい情報を得られたのは、大手人材紹介会社に務める人に会って、その人に情報をもらったことでした。エントリーシートを書く際のIRや日経テレコンの使い方とか、一次・二次面接と三次面接以降で求められる事の違いとか。こうした知識を頭に入れて選考に臨むかそうでないかで、結果は大きく違うと思います。

インターネットで情報を得るなら、そのまま鵜呑みにするのではなく、どれが正しいのかを選んだ方がいいですね。

ofb3

OfferBox事務局

ただ情報を集めるというよりは、情報をどう使うかですよね。まだまだお話を聞きたいところですが、時間が来てしまったのでこの辺で!稲部さん、ありがとうございました。

前川 雄飛さん / Yuhi Maegawa
立命館大学 文学部 人文学科
人材業界に内定
2018年卒

今回は、人材業界に内定が決まった立命館大学 文学部の前川 雄飛さんをインタビューしました!一つ一つの質問に誠実に丁寧に回答してくださった前川さん。OfferBoxでアピールすべきポイントも聞いてみました!

人の心への興味から心理学を専攻

ofb3

OfferBox事務局

本日はよろしくお願いします!まずは学生生活のお話を…学部は文学部ですよね。専攻は?
DSC_1235_copy

前川さん

心理学です。文学部人文学科の中の心理学っていうところにもこだわりを持っています。たとえば、学部名に心理学がついてる大学もたくさんありますが、それは心理学だけを学ぶ場所なんです。人文学科の中の心理学専攻の場合は、心理学以外のことも深掘りできるんです。
ofb3

OfferBox事務局

心理学を専攻に選んだのはどんな理由からですか?
DSC_1235_copy

前川さん

純粋な興味で、人ってなんだろう?人の心ってどういうものなんだろう?っていう興味が昔からありました。コミュニケーションが通用しないような環境も見てきたので、単純に人の心に興味があったかなあと。
ofb3

OfferBox事務局

大学入学前から心理学に興味があったんですね。学外やサークルはどんな活動をされていましたか?
DSC_1235_copy

前川さん

新入生を支援する学生団体や、NPO法人に参加していました。NPO法人では、ライフプランやこういう生活がしたいという夢を絵に描いてみたり、それに向けてどうやってステップアップしていくかを自分たちなりに考えるケースワークを行っています。
このワークは誰でもできるものなので、学生がいてもいいし社会人がいてもいい。そういう境を超える活動に僕は一番興味があって参加しています
ofb3

OfferBox事務局

高校生、大学生とか社会人、いろんな年代が交流できるような場にしたいと。
DSC_1235_copy

前川さん

なかなか無いじゃないでですか。自分とは違う立場の人の思いを理解しようとするのが当り前となる社会を夢見ていますね。
ofb3

OfferBox事務局

貴重な機会ですよね。前川さんは人材業界の企業に内定されていますが、ライフプラン設計のNPO法人に関わっていらっしゃるところからも、もともと人材領域に興味があったのでしょうか?
DSC_1235_copy

前川さん

そうですね。僕の就活の始まりは、ある1Dayインターンなんです。

インターン参加後に就活は一時停止

DSC_1235_copy

前川さん

ある就活サイトに登録したら、そこから電話がかかってきたんです。その時のついでに「1Dayインターンに興味があるんですが、どういった内容なんですか?」と聞いたら親身に対応してくださって。それまでは就活を真面目に考えたことはなかったんです。
ofb3

OfferBox事務局

その1Dayインターンシップというのは?
DSC_1235_copy

前川さん

社長さんたちと会ってどういう思いを持って会社を運営しているのかを聞くという就活イベントです。その時に、主催社のCEOの方に1ヶ月間のインターンシップにお声がけいただいて。この1ヶ月のインターンが8月中旬~9月です。
ofb3

OfferBox事務局

秋に入ってからは?
DSC_1235_copy

前川さん

それがそこからぱったりと就活を辞めた期間がありまして。なかなか次の一歩を踏み出すことができなかったんですよね。なので全然、就活意識高い方ではないんですよ。
12月からですね、再燃したのは。そのきっかけはOfferBoxに登録したことかなと思います。それも一番最初にオファーもらったのが内定先で。
ofb3

OfferBox事務局

12月12日が、内定先からのオファーが届いた日ですね。
DSC_1235_copy

前川さん

そこからインターンもそろそろ行っておこうかというところで、1Dayインターンに行き始めました。
ofb3

OfferBox事務局

1月〜2月はどんなインターンに参加したんですか?
DSC_1235_copy

前川さん

もうその頃になると、インターンというよりは内定直結型の選考を兼ねたインターンや説明会を兼ねたインターンでした。
この方法がいいなって思っていたのは、同じ業界を受けようとしている知人や、インターン先で出会った人からおすすめの企業とインターンを聞くっていうのが一番効率がいいなという結論にたどり着いて。「こういうインターンって他にある?」とか、逆に「こういう部分が良くなかったけど、それができるインターンてある?」という風に広げていました。
ofb3

OfferBox事務局

同じインターンに参加しているということは、志向が似ているはずですもんね。インターン先は人材業界が多いようですが、業界は人材に絞り込んでいましたか?
DSC_1235_copy

前川さん

1月までは人材一本でしたね。人材業界に詳しく、比較できるようになろうと思っていました。ただある時、「それだけじゃ視野が狭すぎる。他の業界を見ていないのに、何が人材業界は人がいいだ」と思いまして。
そこからは色んなところを見ていこうという発想になり、2月、3月は少なくとも20社はいきましたね。1日2,3社はざらでした。
ofb3

OfferBox事務局

ほとんど埋まってますね!色々見る中で、人材以外にもいいなと思った業界はありますか?
DSC_1235_copy

前川さん

不動産です。人材と結構似ているなって思った部分があって。不動産も惹かれていたのは仲介業なのでつなげる役目なんですよね。なので、ただ営業すればいいわけじゃなく、相手が言ってることの裏や真相まで読んで突き詰めて考えているという印象を受けました。結果的に不動産と人材の二軸になりました。

ボロボロに叩かれて気付く自分の驕り

ofb3

OfferBox事務局

記憶に残るオファーや面接はありますか?
DSC_1235_copy

前川さん

OfferBoxでオファーをいただいた、ある企業の面接ですね。もうボロボロに叩かれたんですよね。自分では謙虚な気持ちでいるつもりだったんですけど、驕っている自分、分かっている感を出している自分を指摘していただいたんです。僕が言う一言一句に対してすべて指摘してくれたんですよ。ESもここダメ、ここダメみたいな感じで。
ofb3

OfferBox事務局

面接中に、その場でですか?
DSC_1235_copy

前川さん

その場でパソコン叩いて「自分だったらこうやって書く」って。
分かっている感を出しているのも、「分かっている」というのは良いことだと思ってやっていたんです。だけど、それを持って余るくらいのデメリットがあると諭していただいて。「分からないって言うと、自分が分かっている以上のものをくれるかもしれない」と。そして「表に出ている相手の言葉や表情の先に、自分の全く理解できないところがあると深く理解したら、今やっている反応や発言全て違うものになってこないか」と言われたんです。この話は、自分を変える1つであったかなと思いますね。
ofb3

OfferBox事務局

内定先の面接はいかがでしたか?
DSC_1235_copy

前川さん

ボロボロにされたNo.1は、先ほどの方と内定先の面接官の方が同率1位です。お前はもうダメだわ、そんなの通用しないわって言ってもらって…。
ofb3

OfferBox事務局

面接でそんなはっきりと…。
DSC_1235_copy

前川さん

普段は温和な方らしいんですけど、ほとんど怒らせてしまったくらいの印象を受けました。しかもその段階ではここに行きたい気持ちが強かったので、これはやってしまったと心底思いましたね。ただ、最後に「今回は通すけど」って言われ、その瞬間は「え、通す?どういうこと?」と理解ができなくて。笑
それは戦略とかじゃなくて、本気で怒ってくださったんです。今までの成功体験に鼻が高くなってしまっていた自分を指摘してもらったんです。
その次の最終面接は色々意識しすぎた結果、自分らしさというか色が薄れてしまって。これはよくない方向に進んでるなーと。
でも、後から人事の方に聞いた話なのですが、ボロボロに叩いてくれた前の面接官の方が猛プッシュしてくれていたようなんです。「そういう短所があるのは分かっているけど、うちには無いような人材ですよね」と。
ofb3

OfferBox事務局

ボロボロに叩いた人が救いの手を述べてくれたと…。これはもう、入社後にビシバシ指導していただけそうですね。笑
DSC_1235_copy

前川さん

そうだと思います。笑
ofb3

OfferBox事務局

さっき、面接の時点で心が固まっていたとおっしゃっていましたが、最終選考を受けるタイミングでは、もう仮に内定がでたらここにしようかなっていうのは?
DSC_1235_copy

前川さん

もう、完全に決まってました。2月の下旬頃から、他とは比べ物にならないくらい、今の内定先だけが行きたい、一番行きたい、どうしても行きたい企業で。何をしてでも行きたいっていうのはここ一つだけでした。
ofb3

OfferBox事務局

それはどういった点が前川さんにとっての魅力だったのでしょうか?
DSC_1235_copy

前川さん

スキルと人と働き方です。
まず、いつどこに行っても通用するようなスキルが欲しかったんです。内定先であれば、法人のお客様、個人のお客様、そして社内のチームとしての対話力や対人力を身につけることができると思いました。
人に関しては、ボロボロに言われた面接でバッチリ揃いましたね。友人関係でもそうなんですけど、この人と一生付き合っていきたいなっていうのって、自分を褒めてくれる人よりも、けなしてくれる人なんですよ。
働き方に関しては、誠実なことが評価される会社であることです。相手の目線にたって、相手が求めているものって考えることこそがプロ、と考えているような風土だったんです。どの方の面接を受けてもそれが一致してると感じましたし、リクルーターの方も、こちらからの要望を何でも叶えてくださる方で。そういうのが当たり前の文化として根付いているところで働きたいなと思っていたのも決め手の一つです。

人柄で判断してもらえるOfferBox

ofb3

OfferBox事務局

OfferBoxを使う上で気をつけていたことはありますか?
DSC_1235_copy

前川さん

OfferBoxは人柄が一番出る媒体と思ってます。自分がどういう風に働きたいか、どんな思いを持って働きたいかを整理して、メールや身近な経験やエピソードを書く時にそれが自然と滲み出るような使い方をするのが一番いいかなと。
沢山のテンプレートを見て、一生懸命作成し出来上がった自己PR文よりも、面談においての話し方だったりとかメールの書き方だったりとか、そういう当たり前のところにその人の人柄が出ると思うんです。
ofb3

OfferBox事務局

表現仕方や言葉の選び方にも、その人らしさみたいなものが出てくるんですね。
DSC_1235_copy

前川さん

OfferBoxでつながった場合は、その当たり前の行動を見てもらえます。日頃の接し方だったり、メールだったりだとか、そういうところで判断されると思うので、当たり前の日常を見て決められることが一番ありがたかったなと思います。
だって、実際に働くってなったら、面接のような空間を50年とか続けてるわけがないじゃないですか。この点は、他の媒体からの面接とは全く違う感覚がありました。
ofb3

OfferBox事務局

OfferBoxを通じて、人柄で判断してもらえる就活ができたんですね。何かやっておいた方がいいことはありますか?
DSC_1235_copy

前川さん

自分が今頑張っている方向に疑問を抱き続けることです。それ本当に意味あるのかな?って。いざ一年間を振り返ってみると、多くの社会人に会ったり、インターンに参加したり、面接でボロボロに叩かれたり、就活ノートも2冊ぐらい書きました。文面だけ見るとなかなかの就活強者に見えます。でも実際は、ずっと不安を抱えていたから、その時々で何かやらないとともがいていただけで、そのなかで活動一つ一つにこれ意味あるか?と疑問を抱えながら、様々な方法を探り探りやっていました。
ofb3

OfferBox事務局

まさに試行錯誤という感じですね。
DSC_1235_copy

前川さん

そうなんですよね。何が正解か分からない中で、自分を疑うことは間違いなく勇気がいることですし、辛いです。だから、誰でもとりあえず頑張っているから報われるだろうって思うタイミングが、間違いなく来てしまうんですよね。これだけES書いたから、インターン行ったから大丈夫だろうと不安を減らすために頑張った事実を作って。そういう時に、本当にその頑張り方でいいの?って一歩引いた目線で疑いを持つというのは、少なくとも間違ってないんじゃないかなって思います。だからこそ僕にとって、社会人や友人知人といった第三者に積極的に助けを求めるっていうことは有効な手段でした。
ofb3

OfferBox事務局

そういう意味でもOfferBoxをうまく使ってもらえたらいいですね。いきなり選考ではなく、面談の機会をもらえますし。今日はお時間をいただき、ありがとうございました!

【右】高橋 穣次さん / JOJI TAKAHASHI
東京工科大学 メディア学部 メディア学科
グルメ系インターネットサービスを提供するIT企業に内定
2018年卒

【左】小山 剣さん / TSURUGI KOYAMA
東京工科大学 メディア学部 メディア学科
ECサイト構築サービスを提供するIT企業に内定
2018年卒

今回は、東京工科大学メディア学部の高橋 穣次さんと小山 剣さんをインタビューしました。現在同じ研究室に所属する2人が初めて会話を交わしたのは、就活イベントだったそうで…?

研究室に入るまでの学生生活

ofb2

OfferBox事務局

まずは、どんな学校生活を送っていたのか教えていただけますか?
use_takahashi

高橋さん

私は専門学校を卒業後、編入でこの大学に入学しています。3年の後期に研究室に入るまでは何もしてなかったというか、普通に授業して帰って寝てゲームして…という感じでした。
でも、専門学校にいた成績オールSのすごい優秀な人達が10社ぐらい落ちている姿を見ていたこともあり、編入した当時から就活を視野に入れていました。
ofb2

OfferBox事務局

アルバイトやサークルは?
use_takahashi

高橋さん

スポーツ系のサークルに入っていたのですが、自分には合わないと感じてやめてしまいました。
アルバイトに関してはアルバイトよりもインターンの方が成長できるという話を聞いて、長期インターンを探していました。
ofb2

OfferBox事務局

なるほど、インターンの話はまた後ほどお伺いしますね。小山さんはどんな学校生活を?
use_koyama

小山さん

僕らの所属するメディア学部はできることの選択肢が多いので、かえって自分が何やりたいのかって漠然としていて。音楽系、ゲーム系、画像系、動画系…いろんな分野をつまみぐいしながら、結局自分のやりたいことってなんだろう?って状態のまま3年生になってしまって。

応募したインターンシップは全滅?!

ofb2

OfferBox事務局

バイトよりも長期インターンという話がありましたけど、高橋さんはどんなインターンシップに参加しましたか?
use_takahashi

高橋さん

私もアプリ系、もしくはWEB系を開発したいなと思って。エンジニアの経験も積んでいるし、どこかは採用してくれるだろうと最初は期待していて。だいたい30件ぐらいエントリーや面接をしたのに、どこにも受からなくて。
ofb2

OfferBox事務局

え!?全滅ですか?
use_takahashi

高橋さん

はい。長期は全滅です(笑)
長期以外では1Dayや2Dayインターン、2週間インターンなど短期のものは参加しました。名古屋に飛んだこともあります。
ofb2

OfferBox事務局

名古屋まで?行動力ありますね!
use_takahashi

高橋さん

というのも、私は考えるのが苦手で。頭じゃ敵わないから、とりあえず行動しまくろうと思って。
ofb2

OfferBox事務局

とにかくできることは行動しまくったと。小山さんは?
use_koyama

小山さん

実は僕もインターンシップの面接には行ったんですが全部落ちまして。3社の選考なしの1Dayインターンに行ったのみ。うちの学校は5日以上のインターンシップに行くと単位がもらえるので、研究会でもその単位を取るというミッションが課されていたんですが、僕、実はそれ達成してなくて。
ofb2

OfferBox事務局

小山さんも思うようにいかなかったんですね。代わりに何か活動をされましたか?
use_takahashi

高橋さん

就活界やベンチャー界で有名な人に会ってピザをつまみながらお話しする、みたいなイベントに参加しました。エンジニア限定とか、エンジニアとITベンチャーの合同説明会みたいなものにも行ったことがあります。そこでもやっぱりピザは出てくるんですけど。
use_koyama

小山さん

出てくるね。笑
ofb2

OfferBox事務局

エンジニア向けのイベントって、ピザは絶対出てくるもの?
use_takahashi

高橋さん

ピザと寿司と酒は出てくる!
use_koyama

小山さん

俺寿司出てこなかった!
use_takahashi

高橋さん

え?でなかった?マジで?寿司出てきたよ。
use_koyama

小山さん

食べたかったなあ…。

就活イベントが初対面

ofb2

OfferBox事務局

インターンシップの単位をとる以外にも、研究室で推奨された就職活動はありましたか?
use_koyama

小山さん

3年の9月あたりから、自己分析と自分の興味がある業界の企業を10社ずつ調べるという業界研究を始めました。あとは、選考する人と選考される人に別れてロールプレイングをして、選考する側の立場を考えたりとか。
ofb2

OfferBox事務局

早いうちから就活を始められていたんですね。エンジニア向けの就活イベントって早くから開催されていますが、意識の高い学生が多そうですね。
use_takahashi

高橋さん

やっぱり、動く時期がものすごく早いエンジニアって、モンスター級なんですよ。自分でゲームを作って売っている人も結構いて。「俺、エンジニアできんのかな?」みたいな気持ちにはなりましたね。
use_koyama

小山さん

合同説明会とかでも「俺こんなの作ってるぜ」みたいな人が結構いて、ついていけるのか不安はありました。
ofb2

OfferBox事務局

そういう人たちがいる中でも、楽しかったというか記憶に残っているイベントはありますか?
use_koyama

小山さん

ITベンチャーやエンジニア向けの説明会や選考は、固くなくてフランクな感じが多かったと思います。ゲームみたいなイベントあったじゃん?
use_takahashi

高橋さん

ああ、そうだよね!あれが初対面だよね!
use_koyama

小山さん

そうそう、あれが初対面だよ!僕たち、たまたま同じイベントに参加していて、同じグループでグループワークして。
use_takahashi

高橋さん

たまたま、隣にいたんですよ。あれ?なんか見たことある名前だなと。
ofb2

OfferBox事務局

その時はお互い知ってるわけじゃなかったんですね。
use_takahashi

高橋さん

名前だけ知ってたでしょ?
use_koyama

小山さん

名前見て、あ!って。
use_takahashi

高橋さん

お互いを見て、あ、あ、あ!みたいな。

同じ時間で2倍活動できた就活

ofb2

OfferBox事務局

OfferBoxを使ってみていかがでしたか?メリットはありましたか?
use_takahashi

高橋さん

メリットだらけです!まず、自分を認めてくれているのが分かるので、「俺でもできることがあるんだな、受け入れてくれるところがあるんだな」と思えました。
一番最初に有名企業からオファーが来て、こんなに有名な企業にオファーいただいていいの??と思ったのが印象に残っています。そういう大企業でも自分を見てくれるんだなあと。
use_koyama

小山さん

普通のナビを使うだけでは絶対に時間の制約があるんですけど、OfferBoxなら自分で探してる間に企業側からも来てくれるから、同じ時間を使って2倍の活動ができるなって思っていて。それで多くの企業見つけられたのは大きかったです。
あと、自分から選考エントリーする場合と違って、ある程度認めたというか、自分のプロフィールや経歴に興味を持ってくれたからオファーを送ってくれたって思うと、それだけで気持ちのアドバンテージがあると言いますか。ゼロからじゃないので。
use_takahashi

高橋さん

わかる!
ofb2

OfferBox事務局

余裕がありますよね。
use_koyama

小山さん

OfferBox経由で説明会に行って、話を聞いてきたときは、無駄になることがあまりなかったですね。自分で選ぶ時はそこまで1社1社みっちり調べてからエントリーする訳ではなかったから、説明会に行っても「なんか違うな」と思うこともありました。
OfferBox経由の場合は、だいたい自分の興味ある分野とか、自分のためになることが聞けたのも良かったですね。
ofb2

OfferBox事務局

なるほど!入社に至らなかった会社も含めてマッチしている企業に出会えたなら、OfferBoxの運営として嬉しいです。内定先の選考はどう進んで行きましたか?
use_takahashi

高橋さん

内定先からは、アイディアソンに参加してみませんか?というオファーを頂いて。「行ってやろうじゃねえか!エンジニアでも企画・提案をできるってことを教えてやるぜ!」って燃えましたね。笑
その時に、人事の方をはじめエンジニアの社員の方とも仲良くなって。人として温かいというか、すごい話しやすかったんです。社員同士で話しているところに私がぱっと入っても、ぱっと包んでくれるというか。一瞬で輪に入れてくれる感じがあって。
ofb2

OfferBox事務局

会社の雰囲気に好印象を受けたんですね。
use_takahashi

高橋さん

はい。なので、実は一度はお断りしたんですが、是非と言っていただいたので選考も参加することにしました。
説明会の日に一次選考で、あらかじめ提出しておいたESのようなものを元に質問を受けるという形でした。次に適性検査があり、最終選考です。
たぶん選考フロー自体は一般の学生とそんなに変わらないと思いますが、特別枠感がありました。選考自体も難しいどころか、むしろ楽しかったぐらい。
ofb2

OfferBox事務局

一度は断ったというのは?
use_takahashi

高橋さん

実はその時、すでに内定を1社いただいてて。迷ったんですが、折角オファーをいただいたし、アイディアソンにも参加したんだからと受けることにしました。
ofb2

OfferBox事務局

小山さんは内定先からどんなオファーを?
use_koyama

小山さん

他の企業の説明会だと、最初に出てくる人は人事の方が多いですが、内定先からのオファーに「当日は代表もお会いしたいと申しております」と書いてあって。最初からトップのCEOと話すことになるの??とびっくりしつつも、それならこっちも全力でやってみようかなと。
use_takahashi

高橋さん

それって、個人?説明会?
use_koyama

小山さん

個人。だから、代表補佐と代表の2対1で。その面談を受ける前に、事前に性格診断のテストとエンジニアのレベルテストを受けたんですが、エンジニアの方のテストは、たぶん0点だったんです。
use_takahashi

高橋さん

まじで?
use_koyama

小山さん

まじで。面談の方も手応えがなくて。「だめだったなー」なんて思いながら帰ったんです。
ofb2

OfferBox事務局

手応えがなかったのに、そこからどうして内定に?
use_koyama

小山さん

帰り際に「読んでみて」ってCEOの方に言われた本がありまして。あとあと分かったんですけど、内定先の社員が全員読んでいる本だったんです。今日お持ちしたんですけど…

ofb2

OfferBox事務局

7つの習慣!人気の自己啓発本ですね。
use_koyama

小山さん

これを読んだ読了感想文を送ってねって言われていたので、感想文を送ったら、「感想文ありがとう。もう一回、性格診断を受けてみない?」と連絡がきて。
それでもう一回性格診断を受けてみたら、数値が変わっていたんです。そうしたら「マインドの変化を感じましたのでもう一回面接を受けてみませんか?」と提案をいただいて、最終面接を受けました。エンジニアテストに落ちて、感想文を送ったら、最終面接行ったていう…。
ofb2

OfferBox事務局

起死回生と言うかなんと言いますか…。
use_koyama

小山さん

本当に奇々怪界なフローでした。それで、最後に面接を受けて、その日のうちに内定の通知をいただきました。テストがダメだったので、エンジニア職ではなく総合職としての採用ではあるんですが。
ofb2

OfferBox事務局

もともと志望されていたエンジニア職ではありませんが、その点は納得はされていますか?
use_koyama

小山さん

一応、今は総合職での内定という形ですが、入社前の準備次第でエンジニアとしての可能性もあると言われているので、エンジニアの課題の勉強もしています。なので、総合職だったからがっかりってことは全然ないですね。
ofb2

OfferBox事務局

なるほど!エンジニアとしての道へ進めるよう、課題頑張ってくださいね。

OfferBoxユーザーへのメッセージ

ofb2

OfferBox事務局

最後に、OfferBoxユーザーのみなさんへのアドバイスをいただきました。お二人とも卒業研究でお忙しいところありがとうございました!

今回は自らを『ベテランニート』と名乗る、ちょっと変わった龍谷大学文学部の秋山健一さんにお話を伺いました。

 

『ベテランニート』がベトナムでインターン?

―まず…「ベテランニート」っていうところからご説明願えますか?

高校卒業してからニートになって、そこから4年くらいそのまま生活してたんです。やる気も起きなかったんで、しばらくゆっくりしようと(笑) でも、単純にこのままだとやばいなと思ってそこから入学したんです。

―な、なるほど。大学で力を入れていたことは?

サークルですね。フリーペーパーを作ってたんですけど、同級生の仲が希薄で辞めたくなった時期もありました。でも3年生の秋で引退だったんで、「後輩ができたら何か変わるかも」とか、「最上級生になったら権限も付くし」と考えて、何だかんだ続けました。

―根気ありますね! 就活を始めたのはいつですか?

面白おかしい感じの就活本は高校の時から読んでいたんで、元々知識というか、興味は多少あったと思います。実際にいわゆる就活を始めたのは3年生の2月です。1Dayインターンに行ったんですけど、正直ほとんどただの会社説明会で役には立たず(笑)3月に海外インターンを申し込みました。

―得たものは違いましたか?

そらぁもう! 普通のインターンシップでは与えられた課題を解決することケースも多いですけど、海外インターンはいきなり現地に放り込まれて「この店、自分たちで何とかして」って言われるんですよ。具体的な手伝いはしてもらえなくて、全部自分たちでやるんです。メニューを作るなら、食材の調達から。

―えぇっ! そこから?

市場も自分たちで地図入手して、「ここに明日買いに行こう」みたいな。行った先がベトナムなのでぼったくられることもありましたし。気持ちが強くなりました。「挑戦してみたら結構色んなことを何とかできる」とか、そういう感覚が持つようになりましたね。

―そこで鍛えられたメンタルは、就職活動にも活かすことができましたか?

うーん、「逆境に耐えられる」とか、「強いプレッシャーに勝てる」とかではなくて。そんな強いプレッシャーを感じるような場所に無理に行かなくても別の場所に行けばいい、どこでも生きていけるんだからっていう感覚ができました。

―柔軟な考え方ですね…!

 

意識したのは『尖ったプロフィール』!

―就職希望先をどのように絞っていったか、お話を聞かせていただけますか?

希望先はもう、業種とか職種とかではなくて、自分が働けるか働けないか。好き嫌いで選んでましたね。社風とか普段の業務内容、扱っている商材含め、全部。

―OfferBoxに登録なさってから、どのような流れで内定が決まりましたか?

知人の勧めで、OfferBoxに6月の初め頃に登録して、プロフィールを書いたら、結構オファーが来て。その中の一つが、内定先の専門商社です。元々趣味でやっていたDIYを商材に扱っているところでした。「合同説明会があるので、そこに来てください」って言われて行ったら面白そうだったんで、そのままエントリーしました。そこからは正規の採用ルートで行ったと思います。

―面接とかESで武器にしていたことを教えてください。

武器は、選択の幅を広げる役割ですね。「発想力」と、その発想を具体的に行動に起こせる「行動力」です。それが何で会社の役に立つかっていうと、会社の選択の幅を広げることができるという。今までの経歴にまつわるエピソードとかを示してアピールしました。

―OfferBoxを使ってよかったなと思ったことは?

他の就活サイトでは出会えない会社と出会えるとこですね。今の内定先も他の就活サイトでは見つからなかったでしょうし。

―プロフィールで注意していたことは何ですか?

とにかく尖ることですね。普通なことは書かない。元ニートとか元浪人はいっぱいいると思うんですけど。元ニートで海外インターン言っている人はほぼいないので(笑)

まず元ベテランニートっていうキャッチコピーを書いて。その後に海外インターンの写真を載せて、「海外でリア充っぽいことしてるー!」みたいな感じにして、引き付けることを意識しました!

―秋山さん、就活の暗い部分を感じないというか、ひたすら楽しそうなんですけど(笑)

そーですね!というのも、そもそも就活以前の段階の話なんですけど、「就職できなくてもそれはそれでいいや」と思ったんです。自分はあんまり企業で働くことに向いていないと思ったので(笑)就職できなかったらそれはそれで、人生ではプラスかもしれないって。

だからこそ逆に、同級生がスーツを着てThe・就活生の格好で面接に臨んでいたりすると、落ち込んだりもしましたけどね。

―(笑) そういう秋山さんだからこそ、いいなあと思った企業さんがたくさんあったんだと思います。

まあ、オファーが来たからそうなんでしょう!(笑)

 

経験して編み出した就活必勝法とは

―最後、これから就活を始められる18卒の方や、これからOfferBoxを利用される方に、アドバイスを頂きたいです!

自分のキャラクターを把握して、企業が採るであろうキャラクター像を想像して、そこに自分がハマるところを探すことですね。

―自分のキャラクターを把握する?

OfferBoxの就活コラムにも僕のこの考え方をコラムとして掲載していただいていて。「就活戦隊ゴレンジャー!就活生がOfferBoxのプロフィールで意識すべきこと」というコラムです。

企業が新卒を5人採るとしたら、大体の人がゴレンジャーのレッドを目指しがちなんです。明らかに有能でリーダーシップもあるし、皆を引っ張ってくれるから。だから、「サークルの部長やってました」とか、「学生団体の代表やってました」っていう部分を面接で強調してしまう。アピールポイントとしてやりやすいのは分かるんですけどね。

―何となくわかります。

でも、レッド5人採る企業ってなかなか無いんです。文系就職だと営業が多いので、偏りがちなところがあるかもしれないですけど。それでも全員レッドはないと思います。

何より、「就活生、レッド目指しすぎじゃないの?」って僕の肌感覚で思うんです。ちゃんと企業にはイエローもブルーもピンクも必要だっていうのは意識したほうがいいですね。みんなの疲れを癒す人もいれば、人と人との間を調整して回る人も、暴走しがちなレッドを止める人も要るわけです。

―視点が面白いですね(笑) 就活全体を通して、後輩に言いたいことはありますか?

心の持ちようの話なんですけど。「ここの会社に就職できなくても何とかなるわ」くらいの気持ちでいた方が、むしろ内定は出ると思うんです。

一社一社「ここ落ちたらどうしよう」って深く考えると、消耗が激しいんですよね。「今後のご活躍と発展をお祈り申し上げます」なんて祈られる度にダメージを受けて。「ここに受からなくても大丈夫だ、何とかやっていける」くらいの方が面接でも活き活き話せますから。

―独特の視点で語っていただけました。貴重なお話ありがとうございました!

 

Interviewee Profile
■秋山 健一さん
■龍谷大学 文学部 歴史学科
■専門商社に内定
■2017年卒

「世界を変えに行こう。」というキャッチフレーズで、先進のICT技術力をもって、官公庁、金融、医療、航空、製造業、流通業、サービス業、更には農業・水産業などの一次産業まで、社会のあらゆる課題に取り組むNECソリューションイノベータ株式会社。

同社 人事部 統括マネージャー 加藤洋さん(左)と、2017卒内定者である東京理科大学 基礎工学部の冨田 悠加さん(右)に、OfferBoxでオファーを送った時、受け取った時の気持ちや、会社の魅力をインタビューしました!

 

できなかったことも正直に書いたプロフィール

ofb2

OfferBox事務局

冨田さんのプロフィールをご覧になって、どこに惹かれてオファーを送ったのかを教えていただけますか?
DSC_0229_2 

加藤さん

最初は専攻と志望業界、志望職種である程度絞りこんで、その後一人ずつ中身を見させてもらっています。中でも、「コツコツ頑張ってきました」だけではなくて、「何かを乗り越えてきました」っていうエピソードがピンと来るとういうか、興味を惹きますね。

冨田さんのプロフィールには、よさこいサークルとアルバイトとの両立がうまくいかなかった話が書いてあって。そこから、優先順位を考えて行動できる方だなと感じて、オファーを送らせてもらいました。

ofb2

OfferBox事務局

いただいたオファーの内容って覚えていますか?
DSC_0215

冨田さん

はい。
DSC_0229_2 

加藤さん

本当?笑
DSC_0215

冨田さん

なんとなくですけど。笑

最初は大きい会社から来たなっていう印象で。でも大企業からのオファーは一斉送信だろうって期待しないで開いたら、こういう経験があるので会ってみたいと思いましたと、プロフィールを細かく読んでオファーを送ってくださっているのが分かったので承認しました。

ofb2

OfferBox事務局

うまくいかなかったマイナスの話をあえてプロフィールに書いたのはどうしてですか?
DSC_0215

冨田さん

エントリーシートにはマイナスのことは書きませんが、プロフィールを見てもらって企業からメッセージもらう形式だったので、自分ができなかったことも正直に書いて、それでも送ってきてくれるところと出会いたいと思っていました。これは自分の大学生活の中でかなりの失敗の部類です。笑
DSC_0229_2 

加藤さん

大学の専攻分野とは違うSEやITを希望職種や業界に選んでいるのはどうしてだっけ?
DSC_0215

冨田さん

就活を始めた頃はメーカーや素材系に行こうと思っていました。

でも説明会などで話を聞いていくうちに、SEはノルマのために製品を売るというよりも、お客様の求めているものを聞きだして、どういうものを設計するかをお客様と話し合いながら考える仕事と聞いて。その方が自分のやりたいことだと思ったので、SEを志望しました。

 

大きい会社=お堅い会社かと思いきや

ofb2

OfferBox事務局

実際に選考を受けてみて、会社の印象は変わりました?
DSC_0215

冨田さん

お堅い会社というイメージを持っていたので、かなり緊張して選考に臨みましたが、みなさんフラットで。選考でも、選考途中の座談会でも、堅苦しい大企業のイメージが当てはまらなかったんです。
DSC_0229_2 

加藤さん

入社前後のイメージと違ったことについて、悪い方の話は実はあんまり聞かないんですよ。入ってみたらいい意味でフランクすぎるとか、みんな会社でばりばりプログラミングをしているかと思ったら、全然会社の中にいなくてお客様の所に行く機会が多いとか。
DSC_0215

冨田さん

先輩社員との座談会でも「選考を受けていた時に思っていた仕事と実際の仕事は違ったけれど、興味持って楽しくやっています」という方が多かったですね。

不安だった残業の話も聞いてみたら、正直に答えてくださいました。

ただ、最終選考を受けた時点では他の会社にも内定をいただいていて…迷っていました。

DSC_0229_2 

加藤さん

もう一つの内定先は全然違う業界だったんだよね。たしか最終面接の後に、「あと20年、30年と自分が何をしてどう生きていくかの選択だから、自分が興味を持ち続けられそうなのはどちらなのかを考えて、最後は自分で決めなさい」という話をしたよね。
DSC_0215

冨田さん

そうですね。それを受けて、この先の将来、年を重ねていっても情熱を捧げられるのはどちらか、興味を持ち続けて働いていけるのはどちらかを考えると、自分たちの生活に繋がっている社会貢献だと思って、最後はNECソリューションイノベータさんに決めました。

 

NECソリューションイノベータが目指す社会貢献とは

DSC_0229_2 

加藤さん

社会のインフラを作ることで社会に貢献する。お客様とともに社会に新しい価値を提供する。これが私たちの役割だと思っています。
ofb2

OfferBox事務局

社会のインフラを作る。壮大ですね!
DSC_0229_2 

加藤さん

掲げているメッセージが「世界を変えに行こう。」ですから。
DSC_0215

冨田さん

かっこいいなあって思いました。
ofb2

OfferBox事務局

どんなお客様が多いのでしょうか?
DSC_0229_2 

加藤さん

誰もが知っているような民間企業から、官公庁、医療、金融など、言うなれば全産業ですね。
DSC_0215

冨田さん

私が参加した説明会では、農業のICT管理の話がメインでした。私、それまでは農業にITが使われているなんて思ってもみなかったんです。
DSC_0229_2 

加藤さん

農業とか水産業、観光業、そういういままでIT化が進んでいなかったところは特に力を入れています。社名にイノベータ、つまり革新者という意味の名前が入っているので、やはり新しいことをやっていかなきゃ!という意識をみんな持っていますね。
ofb2

OfferBox事務局

社名の由来もそういうところからきているんですね。
DSC_0229_2 

加藤さん

もちろん。

もともとは、お客様が抱える問題をITでどう解決するか?というソリューションの提供がミッションの会社です。

でも、これからは目に見えている課題を解決するだけでなく、お客さんの価値を高めるためにITを使ってどんなことができるか?をお客さんと一緒に考え、自発的に提案していく必要があります。

唯一の正解はないので、冨田さんのように、うまくいかなかった時に自分で考え、自分で行動していく方が求められるんです。

 

「頼る力」は大事なスキル

ofb2

OfferBox事務局

2018卒の本選考が本格的になってきましたが、冨田さんはどういう方と一緒に働きたいな、と思いますか?
DSC_0215

冨田さん

人と協力して何かをするのが好きな人と一緒に働きたいですね。能力があって一人でできますっていう人よりは、自分ができることをみんなに教えたり、できないことをお互いカバーしあっていくのが好きなので、そういうのが得意な人と一緒に働けたらいいなあと。
DSC_0229_2 

加藤さん

こういうあたりが社風なんですよね。冨田さんに直接的に説明したことはないと思うので驚きなんですが、おそらく選考を通して、「協力しながらやっていく」っていう社風に共感できたから、ここを選んでくれたんだよね。
DSC_0215

冨田さん

そうですね。人に頼るってネガティブに捉える方もいらっしゃると思っていたのですが、NECソリューションイノベータさんではむしろそれを評価してくださいました。「あ、こういうところが自分に合うな」って。
DSC_0229_2 

加藤さん

頼る力ってすごい大事なんですよね。いくらできる人でも、「抱え込んで結局だめでした」とか「一人で勝手にやっちゃいました」というのは、組織としての仕事にはならないんです。人に頼れるっていうのは大事なスキルなんですよ。
ofb2

OfferBox事務局

人を頼る…つまり、協力し合うという社風も貴社の魅力の1つと思いますが、人事と内定者、それぞれの視点から会社の魅力を1つだけあげるとしたら何ですか?
DSC_0215

冨田さん

最終的には、やっぱりNECソリューションイノベータさんで働く「人」が気に入って内定を決めました。「こういうことをしていきたいです」って未来に希望をもって働いていらっしゃるところや、人と協力して仕事をしたいとか、フラットな環境で仕事したいというポリシーを持った人たちの集まりだなと感じたので、そこが私にとっての一番の魅力です。
DSC_0229_2 

加藤さん

冨田さんの真似になっちゃうんですけど、当社の魅力を一言でいうと「人」だと思うんですよ。

当社は人の成長っていうのをすごく意識してくれる人たちが集まった会社だと感じます。これができたら次はちょっと上を目指そう、っていう小さい階段が最初から用意できているイメージです。NECグループという大きな会社だからこそ、目先の利益だけにとらわれずに、人をじっくり育てていける揺るぎない基盤があります

例えば、農場や、児童養護施設など社会に出て、実際の現場を見て、社会の課題を見つける訓練のような教育もしています。実際の事業内容に直接的につなげることが目的ではなく、まずは課題を見つける力を身につけてほしいのです。

 

自分だけでは気付けなかった会社をOfferBoxが教えてくれる

ofb2

OfferBox事務局

最後に、今OfferBoxで就活中の学生たちにアドバイスをいただけますか?
DSC_0215

冨田さん

OfferBoxは、就活サイトで調べても見つけられなかった会社に出会えて、思いもしなかった業界の方に「こういうところがいいと思いました」と言っていただけます。まずは、そういう機会を逃さないように、積極的にお話を聞きに行ってほしいです。

プロフィールについては、どこか特定の会社に向けたものではないので、自分のやってきたことや考え方を正直に書いた方が、最終的には自分にとっても会社にとってもマッチする会社・人に出会えるんじゃないかなと思います。

DSC_0229_2 

加藤さん

OfferBoxの利点は、履歴書とは違って何度でも書き直せて、その度に推敲できることだと思うんですよね。こう書いたらこんな会社の人からフィードバックをもらえたとか。もしかしたら色々書いたのに全然もらえないかもしれない。そうしたらもう一回考えて書き直せるじゃないですか。時間かけて、自分や自分が大事にしてるもののPRを推敲していってもらいたいと思います。

それに、冨田さんも言っていましたが、志望業界とはいっても正直自分に何が合うかなんて最初は分からないよね。

DSC_0215

冨田さん

そうですね。
DSC_0229_2 

加藤さん

本人が志望していなかった業界でその能力や興味をうちの会社・業界で活かせるというのを、その業界の企業の人なら気付いてくれます。自分が見ていなかった世界を、誰かが教えてくれるというメリットがOfferBoxにはあると思いますよ。
ofb2

OfferBox事務局

みんなで協力して社会を変えていくという考え方や、ありのままを正直に伝える姿勢が、まさに内定者の冨田さんそのもので、会社の社風と就活生の志向が合致したからこその内定だったのだと実感させられるインタビューでした。

加藤さん、冨田さんご協力ありがとうございました!

 

|企業概要

社名:NECソリューションイノベータ株式会社(NEC Solution Innovators, Ltd.)
設立:1975年9月9日
従業員数:12,265名(2016年4月1日 現在)
本社所在地:東京都江東区新木場一丁目18番7号
資本金:8,668百万円
採用ページURL:http://www.nec-solutioninnovators.co.jp/saiyo/

OfferBoxで大手SI企業(システムインテグレーター)に内定し、4月からシステムエンジニア、いわゆるSEとして働く予定の金沢工業大学の清水咲紀さんに、大学生活のこと、就職活動のスケジュールや、OfferBoxの”コツ”などをインタビューしました。

 

プログラミングの授業で経験したチームで取り組む楽しさ

― まずは学生生活についてお伺いしたいと思います。大学は何を専攻されていましたか?

金沢工業大学 情報フロンティア学部 メディア情報学科に所属しています、清水 咲紀と申します。情報系の学部でしたのでプログラミングの授業が多かったのですが、学校の方針でグループ活動が盛んでした。ただプログラムを一人で作るのではなくて、グループとかチームで一つのプログラムを分担し、メンバーと一緒に何かを一つやっていくという楽しさを、授業を通して感じていたので、就活をする時期が来たらチームみんなでやっていくような仕事につきたいという思いはありました。

 

—なるほど!サークルなどには所属されていらっしゃいましたか?

ボランティアで、小学校の子供達に理科や勉強の楽しさを教えるサークルに入ってました。

 

—かっこいい!OfferBoxのプロフィールに文化祭の様子の写真を載せていらっしゃいますが、これもそのサークルの活動の一場面ですか?

そうです、大学2年生の時の文化祭で、小学生たちにプログラミングを教えるイベントを開きました。このとき初めて、これまでのように先輩に教えてもらって仕事を受けるだけではなく、自分が後輩にも指示を出さないといけなくなったんです。今までになかったようなことだったので緊張もしましたし、期限が1、2週間くらいとあまりなくて。計画から打ち合わせ、仕入れのような雑務もこなしつつ、小学生にも分かりやすい理科、化学を教えるプログラムを考えたことが一番心に残っています。

 

お互いの理想をぱっと見つけられるツール=OfferBox

—就活を始めたのはいつ頃ですか?

大学3年生の夏に、1週間ほどのインターンシップに参加したのがきっかけです。IT業界のインターンシップに参加しました。

 

—OfferBoxはどんなきっかけで始めましたか?

OfferBoxには大学3年生の2月ごろに登録しました。私は石川県に住んでいたので、大阪や東京の学生に比べるとスタートが遅れてしまうんですよ。受ける会社を決めてホテルを予約、というのを何度もするのは手間がかかって大変なので、なるべく計画的に短期戦に、お互いに求めている人物像・会社像が合うところをぱっと決められる便利なツールはないかな?と思い、ネットで探し、発見しました。

 

—確かに、地方学生は工夫をする必要がありますよね。OfferBoxでは企業からどんなオファーをいただきましたか?

自分のプロフィールにアルバイト先で撮った、壁に絵を描いている写真を載せていたんですけれど、その写真が笑顔に撮れていてて、「楽しそうにしてるのが伝わってきたよ」「普段の清水さんのことを知ることができたよ」と人事の方に言っていただき、スーツを着て固い表情をしている私ではなく、普段の自分を見てもらえたことが印象的でした。

 

—とっても素敵な写真ですね!内定先もOfferBox通じて知ったとのことでしたが、どんなオファーをもらったのでしょうか?

「自分を3つの言葉で表すと」という欄の一つに「フットワークが軽い」と書いたんです。内定先からのオファーのメッセージに、「フットワークが軽いって大事ですよね」とコメントが来たのを覚えています。

 

—「フットワークが軽い」というのは?

例えば先生がこの授業の人出が足りないのでやってみない?とか、新入生や外部の人が来るんだけれど案内してもらえない?など「やってみない?」というお声がけに対して、ちょっとの時間でもなるべく参加するようにしています。
自分がやろうと思っても、できないことってたくさんあると思うんですよ。自分が知らなかったイベントや、声をかけてもらわないと気が付かないこととか。折角の機会ですし参加しようと思って行動していました。
そういうところから「フットワークが軽い」をキーワードにしました。

 

—なるほど!キーワードからも清水さんの人柄というか、行動指針みたいなものが見えますね。意外なところからオファーをいただいたことはありましたか?

自分の向き不向きやスキルアップも考えて、IT業界を志望していました。なのでインターンシップ先の企業もIT企業だったんですけれど、医療系の企業からオファーが来たことがありました。その時は就活もほとんど終わっていたので、オファーを承認しなかったのですが、とてもびっくりしました!
それまでは自分にITが向いていると思って就活をしていましたが、「いやいやこっちの方が向いているんじゃない?」っていう他の人からの客観的な意見を伺うことができて、ありがたかったです。

 

 

厳しい現実を正直に教えてくれた

—内定先の選考はどう進んで行きましたか?

地元で合同説明会のブースの説明会を聞いたことがあったくらいで、最初は企業のことをあまり分かってなくて。ただ選考を進むにあたってどんな会社なのかを詳しく知るために、東京に来るタイミングで見学をしたいと、OfferBoxのメッセージ機能を通じて人事の方にお願いをしました。そうしたら個別説明会を開いてくださって。自分のために時間を割いてくださったことが嬉しかったです。

 

—人事の方に会って、会社を見学して、どんな印象を受けましたか?

個別説明会の時に「仕事は楽しいことばかりでもないし、つらいこともたくさんあるし、最初の1、2年目はなかなか仕事の楽しさを見出せないことが多い。3、4年してやりきった感や感動を味わうもんだよ」と伺いました。他の企業は、企業の良いところしか出さないところばかりだったのですが、内定先は厳しい現実を正直に教えてくださって。それだけ学生のことを大切に思ってくれているんだなと、他の企業にはない魅力を感じました。

 

—内定先が第一希望だな、と思ったのはいつ頃ですか?

他の企業の面接や選考も進めつつ、内定先の人事の方ともやりとりをしていく中で、3月の終わりから4月ぐらいには、内定先の企業が第一希望としての気持ちが固まっていました。

 

—そして、ついに第一希望の企業に内定をいただく、という。もうすぐ入社式ですが、入社後、こういう働き方をしたい、こういう人になりたい、という理想はありますか?

これから色んな人とチームを組んで仕事をする中で、「清水と仕事ができて嬉しい」「一緒に働けて良かった」「清水がいて助かったよ」という言葉をいただけるような働きをしたいと思っていいます。

 

就活生のキャリアセンター活用は必須!

—OfferBoxのプロフィールを書くコツや清水さんが気をつけていたことを教えていただけますか?

「こういうことをしているんだな」と誰が読んでもわかってもらえるようなプロフィールを書くのがコツだと思います。文章を載せる時は必ず自分以外の人に一読してもらいました。また、文章に主語が抜けていないか、分かりにくい表現になっていないかを確認するために、学校のキャリアセンターで何度か添削してもらってから、OfferBoxのプロフィールに登録するようにしていました。

 

—キャリアセンターにはどれくらい通っていましたか?

面接の練習も含めて週に3、4回通っていました。キャリアセンターは必須だと思います!

 

—キャリアセンターを使い倒してますね!最後に、就活生に向けてアドバイスをお願いします。

とにかく自分から行動あるのみ、やっぱり体力勝負もあると思うので、計画的、かつ、無理なくマイペースに!周りに流されて焦ってしまわず、そしてノロノロせず(笑)、自分のペースで頑張って欲しいです。
会社によってはいわゆる「圧迫面接」があったり、「これってそういうことなの?」と追及されたり、厳しいことってたくさんあると思うけれど、今の自分の気持ちをとにかく伝えるしかないので、普段通り、見栄を張らず、いつもの自分で頑張ろう!という気持ちを持って欲しいです。

 

—清水さん、ありがとうございました!改めまして、第一志望へのご内定おめでとうございます。

 

Interviewee Profile
■清水 咲紀さん
■金沢工業大学 情報フロンティア学部 メディア情報学科
■大手システムインテグレーターに内定
■2017年卒

とうとう、12月にスタートを切ったOffer Challengeも最終回となりました。5人のOfferBox経営陣が全国津々浦々を巡る旅。最終回はここ、OfferBoxの本社、大阪オフィスです。

参加するのはOfferBox代表の中野、大阪市立大学の濱本さん、関西大学の岩崎さん、甲南大学の甲矢さん、同志社大学の留学生・キムさんの4名です。

留学生のキムさんはOfferBoxで株式会社プラスバイプラスさんという会社に内定が決まっていて、今度の4月に入社される予定です。

絶賛就活中の皆さんは、プラスバイプラスさんの人事の方とキムさんのインタビュー「日本を支える人々を支える会社で働く留学生 【プラスバイプラス人事x内定者対談】」もぜひ、参考にしてくださいね。

宣伝はこれくらいにして…

ここで途中からマーケ部長・田中が参戦!恒例の名刺交換です。

田中部長がお土産に持って来てくれた、期間限定のあまおうのクリームパンを頬張りながらChallenge再スタートです!

そして最後の横断幕記入!

これまでのOffer Challengeに参加してくださったみなさん、応募してくれたみなさん、ありがとうございました。

またいつか、会える日まで!

【本日の横断幕】

 

icon_oc_nakano

社長・中野

OfferChallengeでどこにいかれました?」という質問に、「北海道、仙台、東京、名古屋、京都、大阪、兵庫、広島、山口、高知、福岡」って答えたら本気でびっくりしてました(笑)
OfferBoxのアプリが使いやすい!などホント嬉しい言葉も頂きました!最後はOfferBoxを開発しているオフィス内も見て頂き、めっちゃ盛り上がりました(^o^)

不動産関係のベンチャーに就職される、東京大学経済学部の坂野さん。
演劇に打ち込んだ経験から、これからやりたいことまで、お話を伺いました。

OfferBoxで無料の自己分析をする
 

演劇に夢中の大学生活

―大学時代は演劇に打ち込まれていたそうですね。

中学から演劇をはじめて、大学でも演劇オンリーでした。週に5,6回夜遅くまで練習があって、他のことをやる余裕はなかったですね。

中高の演劇部は、はじめは部員も4人の超少人数だったんですよ。僕は中2からずっと部長で。最終的には20人規模にして、大会にも定期的に出る流れを作ることができました。

 

―演劇が、就活に活かせたところはありますか?

舞台で一人の人として見てもらえるよう普段から意識するようになると、相手から見られている状況に全く動じなくなります。
発声と姿勢もしっかりするので、第一印象は絶対に良くなりますね。

あと、演劇は50人で2〜3ヶ月かけて、ようやく1本の劇を作るんです。
協力して一つのものを作るっていう経験は活きましたね。

 

―中でもどんな経験を面接で話したんでしょうか?

僕は役者としてだけでなく、作・演出として部員50人をまとめた経験もあったので、その時の苦労なり失敗なりは話しました。

あと、僕は新しい、小さいところに入ってそこを大きくするのが大好きなんです。
新しくできたゼミに入っていたので、自分の性質を説明するのにゼミでの経験を使うことはありました。

OfferBoxで無料の自己分析をする
 

とにかく動いた就活

―演劇が忙しい中、就活はいつ始めたのでしょうか?

大学3年生の夏に演劇の活動が落ち着いてから始めました。

最初はひたすらTwitterの就活アカウントをフォローして、色んな就活サービスに登録しました。そのうち自分に合っているものに絞っていって。
イベントにもとにかく足を運んでみました。

インターンは夏休みの間に、1dayも含めたら15社くらい行きました。秋冬にも行っていたので、合計20~25社は行ったと思います。

OfferBoxで無料の自己分析をする
 

経歴だけでは分からない自分をOfferBoxで伝える

―OfferBoxはいつから使い始めましたか?

3年生の9,10月くらいですね。最初は登録情報の多さにちょっとびっくりするっていう(笑)。

 

―OfferBoxのプロフィール書くときに意識したことは何かありましたか?

僕、ギャップをすごく意識したんですよ。
学歴だけ見たら、まじめなエリートみたいな雰囲気になるじゃないですか(笑)。
でも「人をまとめようと思って失敗しました」とか、「演劇では変態役で絶賛されました」とか、経歴だけでは分からない側面がいっぱいあるんですよ、と伝えたかったので。

 

―それでプロフィールにこの衝撃的な写真を…?

これは最後に出演した公演だったのかな?それまで真面目な役が多かったので、勢いあまってやっちゃいました。自分の中でも殻を破った役で、役の名前が「変態」だったんですけど。
その時の演技が気持ち悪すぎて相手役の女の子が泣き出しちゃって、その日の稽古がなくなっちゃったっていうことがありました…苦笑。

 

―迫真の演技だったんですね!笑 OfferBoxを使う面で、後輩にアドバイスはありますか?

入力項目を詳細に埋めるべきだと思っています。
自分について最初の接触でここまで深く知ってもらえるサービスって他に見たことないので、そのメリットは活かすべきだと思います。

OfferBoxのプロフィールにこれだけたくさんの情報を入力すると、他のサービスに登録する情報とか、ESに書く内容とか、整理されるんですよね。
自分語りの中心にOfferBoxを置いてあげると、面接でもすごく語りやすいし書きやすかったなぁという実感があります。

 

―内定先のインターンシップには行きましたか?

選考前のインターンシップは参加していないんですよね。
OfferBoxでオファーを頂いて、人事の方に会って話を聞いたら、僕の方がその会社のビジネスに惹かれて。その後はポンポンと内定まで進みました。

OfferBoxでは実際に会う前にコミュニケーションをとれるので、ある程度相手のことを分かったうえで会いに行けます。
相手のことを分からない状態で面接するのが一番すれ違いが起こりやすいので、すごくやりやすかったですね。

OfferBoxで無料の自己分析をする
 

「新しい世界観」をつくる

―内定先の事業の魅力はどこにあるんでしょうか?

僕は、仕事で「新しい世界観」をつくりたいんです。
例えばGoogleって日本語の「調べる」という動詞の意味を変えたなと思っていて。
そういう人々にとっての当たり前を自分で作りたいんです。

その新しい世界観を作れるものは、「衣食住」のどれかだと思ったんですね。しかも、僕が生きている間につくるには、IT業界がいい。
そうなると、「衣食住」の中で市場が大きいのは「住」。そして、一番IT化が進んでいないのも「住」だった。
「住×IT」が僕の中で確固たるものになって、出会ったのが今の内定先です。

内定先の会社はプラットフォームを既にある程度持っていて、でもまだ自分で大きくしていける余地があります。

 

―中高の演劇部やゼミのお話でも、小さなものを大きくしていくのが好きだとおっしゃっていましたね。

そうですね。就活の時、僕は「自分の欲としてやりたいこと」と、「目標としてやりたいこと」を分けて話すようにしていました。
「欲としてやりたいこと」は、小さい集団や、自分の作ったサービスを大きくしていくこと。
そして「目標としてのやりたいこと」として、さっきの「新しい世界観をつくる」話をしていました。

 

―起業するのとはまた違うんですね。

自分が生きている間にすべての人が使えるサービスを作りたいと考えた時に、ある程度ネットワークを持っている、地盤があるところにいった方が、確実に僕の目標に近づけるなと思ったので。

 

―今、内定先でインターン生として1年近く働かれているそうですが、決意はブレませんでしたか?

ブレなかったですね。
普通の就活だと企業に選んでもらう形になるんですけど、OfferBox経由だと、オファーがたくさんあった中で自分が選んだ会社なので。
自分の決断には責任持たなきゃいけないなって僕は思います。

OfferBoxで無料の自己分析をする
 

今は興味がないことにも一歩踏み出す勇気を

―これから就活する後輩にアドバイスはありますか?

一歩踏み出すことです。
自分の中の「自分ってこうなんだ」「こういうところに喜びを覚えるんだ」っていうのが明確になっていく瞬間を、就活中に手に入れるには行動量がすべてだと思います。

あと、今の自分は興味がない、関わりがなさそうな業界や企業も見てみるとか、自分が思っている自分にこだわって行動を制限するんじゃなくて、そこから一歩踏み出して動いてみる。
そのための一助としてOfferBoxはすごく有効だと思っていて。
自分主体で探していると自分が興味あるところしか見ないけれど、企業側から探してもらうとなると自分が考えてみなかった業界に足を運ぶ機会も増えると思いますし、企業側からオファーをもらえると、一歩踏み出してみようかなという気にさせる力は強いと思うんです。

 

―東大生は公務員など手堅い道を進む人が多いイメージが強く、一歩踏み出す勇気はなかなか出にくいのではと思うのですが…。

逆に大学生まで手堅く生きてきたからこそ、僕の中である種の安心感があって。やりたいことに挑戦して、仮に踏み外して失敗しても、大丈夫でしょ、って。笑

自分のこれまでの努力を信じなさい、って。
目標を定めて、気持ちを強く持って、遊びの時間とか削って東大に入ったわけじゃないですか。
こういう目標を立てて、努力すべきことを明確にして、コツコツ頑張り続けるっていうのは、踏み出した先でも絶対活きる能力だと思うんですよ。

あと、その会社に行った先輩がどういう風に仕事しているかを見るべきだと思います。
見たところ、ベンチャーに行った先輩の方が輝いていた。そういう経験で判断したところもありました。

 

―ありがとうございました!

 

「新しい世界観を作りたい」という目標に向かって、勇気をもって踏み出し、その先の道に責任をもって歩んでいる坂野さん。就活生にとっても、これから社会に出る人にとっても、学ぶべきところが多いインタビューでした。

 

Interviewee Profile
■ 坂野 嘉昭さん
■ 東京大学 経済学部
■ 不動産関連IT企業に内定
■ 2017年卒

OfferBoxで無料の自己分析をする

今回のOffer Challengeは大阪府立大学にやってきました。

Challenge参加者の2017卒・佐藤さんです!今回、TwitterでOffer Challengeにあたれ〜〜!とつぶやいてくださった思いが通じての当選でした。

4月から社会人になるので、生の社会人の声を聞いておきたい!という思い出応募してくださった佐藤さん。

毎度恒例、ちょっと早めのランチをご馳走です。

これまでの就活の話、社会人になるに向けて今後どうしていったらいいのか、山田が起業した時のこと…キャリアについての様々なお話をしました。

起業にも興味があるという佐藤さん。どんな会社を立ち上げるのか、楽しみですね!

ご参加いただき&熱い思いをつぶやいてくれてありがとうございました。

 

【本日の横断幕】

icon_oc_yamada

管理部長・山田

大阪府立大学に初めてうかがいました!
学生以来となる生協の学食で、佐藤さんとたくさんお話することができました!
就職で、東京のIT企業で新たなスタートをきる佐藤さん。
人生を広く見つめて、自分の成長と向き合いながら、大活躍する社会人になることを期待しております!

ビルや家を建てる際の電気工事や水道工事のための図面や設計図を作るためのCAD(キャド)と呼ばれるソフトウェアを開発・販売・サポートしている株式会社 プラスバイプラス。

大阪に本社を置くこの会社の経営管理部 採用グループ マネージャー 澤悠介さん(右)、同 伊東春美さん(左)、韓国から同志社大学 商学部に留学しているキムジェミン(中央)さんに、OfferBoxでの出会いから、内定に到るまでのお話を伺いしました。

 

何も知らないところからのスタート

DSC_0359copy 

澤さん

はじめは検討中リストに入れていて、おそらくキムくんの方から会いたい通知をいただいたんじゃないかと思うけど、あってる?
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キムさん

はい!
DSC_0359copy 

澤さん

当時のキムくんのプロフィールに「日本に来て勉強頑張ってます」とあったので、お会いしてみたいなっていうのが率直な印象でした。プラスバイプラスの採用方針は「まずお会いしないと始まらない」なので。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キムさん

それがたぶん2月の就活が始まったばかりの頃だったので、正直言うと、どんな会社か全然知らないし、どんな会社がいいかも全然分からなくて。とりあえず行ってみようと思って、オファーをいただいたところは、ほとんどお会いしました。プラスバイプラスさんの時は、まず座談会に参加しました。
ofb2

OfferBox事務局

座談会に参加してみて、会社のイメージはいかがでした?
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キムさん

はじめはすごく緊張したんですけれど、リラックスして、楽しくお話しができたので、すごくいいなと思いました。
DSC_0359copy 

澤さん

キムくんが参加してくれた座談会はいわゆる会社説明会ですが、一般的な会社説明会のように一方的にお話をさせていただくのではなく、最大で5名の学生さんと2、3名の社員の少人数で実施しています。

社長が登場する回もありますよ。「社長です!」って言うと、だいたいみんなびっくりしますね。キムくんの時も社長がいました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キムさん

最初は怖かったんですけど、話してみたら面白かったな、楽しかったなって。

その後の面接もすごい楽しかったです!最初は緊張しましたけど、質問にも答えやすかったですし、会話をしているみたいな面接だったので、面接でなかった気がするくらい。

ofb2

OfferBox事務局

最初の座談会からとてもいい印象を受けたのですね。澤さんはキムさんについてどんな印象を受けましたか?
DSC_0359copy 

澤さん

やっぱり来ていただくまでは、留学生ということで、僕らの伝えたいことが伝わらないんじゃないかとか、逆に興味を持っていただけるようにするにはどうしたらいいのかとか、不安はありました。

でも、実際に座談会に来ていただいたら、話を理解してもらえましたし、質問もどんどんしてくれて。いい意味で、配慮は全然しなくても大丈夫だなって思いましたね。

 

楽しい仕事仲間となら、しんどくても乗り越えていける

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キムさん

1次面接の時にはもう、ここに入りたいなって思っていました。色々な会社の説明会も行ったんですけれども、プラスバイプラスさんの座談会がすごく楽しかったので。

自分の会社を選ぶ基準が「人」だったんです。しんどくない仕事はない。でもいい人と一緒に仕事をしたり、話をしたりできるなら、うまく乗り越えていける。ここなら、楽しい人たちと一緒に仕事を楽しめるかなって思って、この会社を選びました。

DSC_0359copy 

澤さん

いいこと言ってくれるね〜笑

本当に個性の強い、いろんな人間がいますが、やっぱり同じ思いや同じ感覚を持っている気の合う仲間が集まっていると思いますね。おもろい人が多いですね。笑

DSC_0394copy

伊東さん

そうですね。笑
DSC_0359copy 

澤さん

キムくんは人がすごい好きで。最近大学のある京都から入社に向けて大阪のマンションに引っ越してきたそうなんですが、不動産屋さんの人と仲良くなったそうで。今度飲みに行くんですって、47歳ぐらいの不動産屋さんと。それぐらい「人」が大好きなんですよね。キムくんの1つのキーワードかなって思いますね。
ofb2

OfferBox事務局

キムさんの人好きを裏付けるエピソードですね!笑 就職をする時にご両親からは何かありましたか?
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キムさん

両親にはとりあえず韓国に帰って来てって言われました。
ofb2

OfferBox事務局

それでも日本で働きたいって思ったのはどうしてですか?
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キムさん

やっぱり「人」ですね。両親からは最初は韓国に帰って来て大手企業受けてうけてみてって言われましたけど、僕はずっと「いい人と働きたいです」と伝えていて。プラスバイプラスさんに内定いただいてすぐ就活をやめて、この会社で働きたいですって伝えたら、あなたの意志を尊重するねと言われました。

日本を支える人々を支える会社

ofb2

OfferBox事務局

留学生ということで、お互いに不安や苦労はありましたか?
DSC_0359copy 

澤さん

そもそも留学生の方を採用しようということは全く想像してなかったんですよ。採用しようとも思っていなかったですし、逆に採用しないとも考えていなくて。キムくんと出会えたのはたまたま。本当に縁です。

キムくん自身が素晴らしい学生だなと思ったので、プラスバイプラスに入ってもらいたいと思いました。そこは、日本人の学生だからとか留学生だからということではなくて、僕らにとって魅力的な学生に入って欲しいと考えています。

ofb2

OfferBox事務局

留学生の採用枠があったわけではなかったのですね。
DSC_0359copy 

澤さん

現時点で海外展開をしているわけでもないですし、留学生の方が特別活躍できる仕事があるわけではないんですよ。もしかしたら、キムくんが入ってくれたからこそ、今後は海外に活動を広げることもあるかもしれないですけどね。
DSC_0394copy

伊東さん

ビザの申請も初めてのことだったので、心配で心配で。期限が間に合わなかったら怖いので、何度も電話で確認しましたが、実際終わってみたら、結構簡単なものでした。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キムさん

やっぱり僕にとって日本語は外国語なので不安はありましたが、それは僕が頑張れば乗り越えられる部分と思っています。 
ofb2

OfferBox事務局

キムさんは本当に前向きな方ですね!
DSC_0359copy 

澤さん

我々の会社の行動指針に「前向行動」というのがあって、キムくんは事務所に入って来たらそれはもう大きな声で挨拶したり、ビジネスマナーもすでによくできていますし。

もう1つ、理念といいますか、モットーとして「Happy Together 」という言葉を掲げています。これは幸せで豊かになりましょう、それを自分一人だけじゃなくて、関わる人たちにも振りまきましょう、プラスの連鎖を生み出していきましょう、という意味が込められています。

ofb2

OfferBox事務局

明るい理念ですね。それでプラスバイプラスという社名なのですね。
DSC_0359copy 

澤さん

我々のお客様である設備業の方が、もっともっと幸せになっていただけるように我々がお手伝いをすることによって、日本全体を豊かにできないかなと。そういう、日本を支えてくださっている方々を支える会社でありたいなと考えています。
ofb2

OfferBox事務局

プラスバイプラスさんは電気工事や水道工事を請け負う業者の方々が主なお客様でしたね。
DSC_0359copy 

澤さん

「CAD」(キャド)と呼ばれる図面や設計図を作るためのソフトウェアを作っていますが、まずCADって知ってますか?って聞くと知らない学生さんも多いんですよ。まず読み方が「キャッド」とか「シーエーディー」とか。

このCADは、自動車、機械を作る工場系でも使われていますし、マンションやビルを建てる時、あるいは洋服とかつくるってパターンって型紙を作る時にも広く使われています。

その中でも、電気工事と水道工事を請け負う業者の方に使っていただくCADが当社の「plusCAD」です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キムさん

CADって全く知らなかったんですけど、座談会のときにもCADの使い方を説明してもらって、面白いなって思って。不動産屋さんで見る図面もCADで作れると聞いて、楽しそうだなって思いました。
ofb2

OfferBox事務局

「plusCAD」を自分で操作してみたことはありますか?
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キムさん

あります。すごく分かりやすかったです。
DSC_0359copy 

澤さん

これは内定後になりますけど、一回触ってもらいました。キムくんは、優秀なんですよ。確か半日も経ってないよね?使い方を教えてあげたら1、2時間くらいで、すぐ図面を書けるようになっていて。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キムさん

プログラムがすごく分かりやすく、使いやすく作ってあるからですよ。楽しかったです。

 

 

プラスバイプラスは僕の会社です!

DSC_0359copy 

澤さん

内定をお出しして返答をお待ちしている時に、キムくんがバイトをしている居酒屋に飲みに行ったんですよ。その時は彼もバイトを休んでくれて一緒に食べていたんです。

そうしたら、「澤さん、僕、次はいつ会社に行ったらいいですか?」って言うから。最初何言ってるのかな?って。え?そんな約束してたっけ?って混乱していたら、「僕決めましたんで」って。こう言われた時は、伊東も僕も、涙が出ましたね。

DSC_0394copy

伊東さん

忘れないですね。日付も。
DSC_0359copy 

澤さん

はじめはそんなつもりはなくて。キムくんは料理が好きで、キムくんが店長に提案した唐揚げがあるというのでそれを食べに行ったんです。キムくんの下の名前が入っているメニューがあって。最初は3人で飲んでて、結局僕とキムくんはそのまま朝まで飲んでましたね。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キムさん

夜の8時から朝5時までですね。
DSC_0359copy 

澤さん

キムくんはその場で「プラスバイプラスは僕の会社です!」って言ってたよね。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キムさん

それ覚えてます。笑
DSC_0359copy 

澤さん

そういう1つ1つが印象に強く残っていて。やっぱり縁というか、そういうのがあるなって改めて感じました。キムくんとの出会いは、我々2人の中でも結構大きかったですね。
ofb2

OfferBox事務局

今お話を聞いただけなのに、なぜかうるっときてしまっています…。最後に、今一生懸命就活をしているOfferBoxのユーザーにアドバイスをいただけますか?
DSC_0359copy 

澤さん

僕が思うのは、事実を事実として書いた方がいいと思うんですよね。大会で1位なりましたとか、留学しましたのような特別なことである必要はなくて。「部活は万年補欠でした」でも別にいいと思うんですよ。

ただ、その中で自分が気づいたこともあるはずなので、それが自分という人間だと誇りを持って、自分の言葉で書いてくれたら、それをしっかりと受け止めてくれる会社は絶対世の中にあるはずです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キムさん

僕は、会社に入る基準を決めて就活した方がいいと思っています。ただ大手企業だからっていうだけでとりあえず受ける人もいると思いますが、業界というよりも会社を選ぶ基準。僕だったら人、例えばお給料が欲しかったら正直にお金って、ちゃんと決めた方がいいかなと思います。

 

忘年会で淡路島に1泊旅行に行かれた時の集合写真。キムくんを含む2017卒の内定者も参加されたそうです!

 

ofb2

OfferBox事務局

明るく朗らかな澤さん、伊東さん、キムさんから、暖かみのある、前向きな社風が感じられるインタビューでした。ご協力ありがとうございました!

 

|企業概要

会社名:株式会社 プラスバイプラス
資本金:10,000,000円
設立:2000年7月
本社所在地:大阪府大阪市北区梅田2-2-22 ハービスENT 18F
URL:http://www.pluscad.jp/recruit/

 

アプリで、
オファーを見逃さない

OfferBoxアプリなら、企業からのオファー受信を通知でお知らせ!また、プロフィール入力や適性診断もスマホから気軽に行えます。