食品業界の解説サマリー:
◇消費者層は幅広く、消費者が持つニーズは多様化、高度化している。
◇日本はじめ先進国市場は成熟期。一方で新興国はまだまだチャンスあり。
◇商品を生み出すサイクルの高速化とクリエイティブティが鍵(先進国市場)
◇現地化のためのマーケティングとビジネスモデルの設計が鍵(新興国市場)

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■何を扱っている業界?

食品業界はその名のごとく「食品」を扱っている業界です。ここでは、スーパーやコンビニに陳列されているような日常口にする食品をイメージしながら考えていきたいと思います。

誰がお客さんかというと、子供からお年寄りまで様々です。消費ではなく購入する人は誰かと考えると、お小遣いを持ち始めた子供からお年寄りまでと概ね購入者=消費者と考えてよさそうです。非常に幅広いことがわかります。

では、消費者が食品を選ぶときの基準とは何なのでしょうか?例えば、スーパーに買い物をしに行った方は目にした方もいるかと思いますが、夕方に行われるタイムセール(安く購入できる)に行列ができていたりします。ここから「価格」が1つの基準と考えられそうです。

他にはどうでしょうか?おそらくですが、ただ安いだけでは買わないと思います。「味の良さ」「品質の高さ(鮮度、安全性)」といったものも考慮して購入すると思います。

他にはどうでしょうか?例えばテレビコマーシャルやネットで話題になった商品や、期間限定の商品、ブランドのタグのついた商品を好む方もいるかもしれません。こういう消費者は「流行」「限定感」「希少価値の高さ」「ブランド」といった選ぶ基準を持っていそうです。

まだまだ考えられます。小さな子供を持つ親や病の家族も持つ方、ダイエットをしているような方はその食品の「栄養素」など機能面に注目して選んでいるかもしれません。

このように、食品が選ばれる基準は極めて多様であることがわかります。

■その業界は今どんな感じ?

では、食品業界のお客さん(消費者)は増えているでしょうか?減っているでしょうか?

マクロ的に見ると2016年1月時点では景気が回復基調といっていいと思いますので一人あたりの購買力は高まっているとは言え、人口そのものは減ってきていますので消費者は減っている、つまり市場は横ばいもしくは微減だと考えられます。

あらゆる分野がそうなのですが、日本はじめ先進国においてはモノが溢れています。市場は成熟化し消費者のニーズは多様化、高度化が進んでいます。食品業界においても、昨今の安全性に対する消費者の評価は以前よりも増して厳しくなっていることは言うまでもありません。

さて、上記のような状態にあるのは日本はじめ先進国の話であって、今後経済成長が見込まれる新興国市場においてはこの限りではありません。経済が成長し消費者の購買力が高まればそこにはチャンスが生まれてきます。

 

■企業はどんな戦略を描いているの?

日本市場は今後縮小傾向にあるわけですが、とは言えそれを指をくわえて見ているわけにはいきま せん。未だ売上の大半は日本国内に依存している企業が大半です。そこで日本の食品メーカーは何をしているかというと、国内市場における売上を維持、或いは 拡大を図るために次から次へと出てくる消費者の新しいニーズを拾いそれを商品化したり、商品のラインナップを拡充したりする動きが見られます。また、売上 の伸びは期待できない場合は、業務効率を高め利益率の改善に取り組んでいる動きもあります。大半の企業の戦略は、主たる日本市場においてしっかりキャッ シュを稼ぎ、それを海外事業や新規事業に投資していこうという方向性です。

とにかく食品の場合は商品の流行廃りが早いので、いかに消費者の ニーズを先取りし、それを短い期間で商品化し、生産して消費者に届けるか、この一連の動きを競合他社よりも速く行えるかが鍵となります。また、なかなか商 品の機能面での差別化は難しくなってきているため、消費を促す仕掛け(商品コンセプトの設計やプロモーションなどのマーケティング)の重要性が増してきて います。例えばネスレのキットカットは、今では受験シーズンの必須アイテムになってきていますよね。

一方、海外市場はチャンスはあるものの 簡単ではありません。競争相手が、現地の消費者のニーズを良く知っている地場の企業であったり、グローバルに展開するジャイアントに変わります。日本で成 功した商品を日本で成功した売り方で海外で売ろうとしても、生活習慣の違いや味の好みの違いからすんなり受入れられることは少なく、販売チャネルも既に競 合が押さえておりなかなか参入するのが難しかったりします。

海外市場攻略には、「現地化」を進める必要があるといった声があります。現地の ことを理解するためのマーケティングリサーチを強化したり(現地の人々の生活に密着)、現地の人々をビジネスモデルに組み込む工夫が必要となっています。 味の素の新興国市場への展開はその典型例となります。だしの素を海外で販売するにあたり、そもそものターゲット国を汁物を好む国とし、現地の人々を雇用し て独自に農村の販売店に商品を届ける物流網を構築、商品を小分けにして購入しやすくするなどの工夫を凝らしています。

■そこではどんな人が活躍しそう?

いかがでしょうか?ここまで読んでみて、これからの食品メーカーで活躍できるのはどのような人物かを考えてみましょう。

日 本はじめ先進国市場で活躍するには、新しい商品のネタを探し出せる嗅覚があり、それを商品化して市場に広げるスピード感、周囲を巻き込み物事を前に進める 遂行能力の高さ、リーダーシップが必要そうですね。競合が考えないような商品企画、マーケティング企画を考えられるクリエイティビティも必要かもしれませ ん。

一方、海外市場では語学力はもちろんですがそれだけでは勤まりそうにありませんよね。現地の人々の生活に入り込み味の好みや課題を摑み 取ることができる力や、ゼロから販路を開拓していくような粘り強さは必要かと思います。また、ビジネスモデルなど仕組みを考えられる力はあると良さそうですね。

 

さて、ここまで読んでいただいて、食品業界の理解は少し深まりましたでしょうか?

これらはあく まで一般的な考察であり、仮説に過ぎない部分もあるかと思います。是非、この内容を参考にしながら、各社の企業分析をしてみたり、企業の説明会に参加して 実態はどうなのかを確認してみてください。きっと企業ごとの特色が見えてたくさんの気づきが得られると思いますよ。そういった気づきの中に、志望動機につながる種があると思いますので探してみてくださいね。

食品業界のことについて詳しく載っているページもありますので、食品業界に興味がある方、食品業界の仕事内容が知りたい方はこちらも参考にしてみてください!
食品業界まるわかりマップ


企業からオファーをもらうために私が気をつけた4つのポイント

1.写真はアクティブなものに

プロフィール写真は企業からの第一印象を決める最重要項目です。例えば、履歴書に貼るようなスーツに黒髪のいかにも就活スタイルの写真と海外で外国人と交流している時の写真、企業が目を止めるのは間違いなく後者の方ですよね。自分の個性がわかるような写真をセレクトしましょう。
また、OfferBoxではプロフィール写真の他にも写真2枚と動画を投稿する欄があります。コメントも140字以内で記入できるので、ぜひ自分の魅力をPRしましょう。

2.結論から書く

過去のエピソードや自己PRを書く欄がありますが、今一度自分のプロフィールを確認しましてみましょう。ちゃんと結論から書くことができていますか。わかりやすい文章を書くためにPREP法というものを紹介します。

PREP法
・Point・・・結論から書く
・Reason・・結論に至る理由を書く
・Example・・理由に至る具体的な体験談を書く
・Point・・・最後に結論を繰り返し書く

PREP法を用いて書いた例です。

【結論】
私の強みは失敗から学び、短期間で成長につなげることができる点です。

【結論に至る理由】
その根拠として、学生時代のスターバックスでのアルバイト経験があります。

【理由に至る具体的な体験談】
スターバックスでアルバイトを始めてすぐの頃、レジでお客様から聞かれた質問に曖昧な知識で答えてしまい、お客様を怒らせてしまいました。原因は3つあることに気付きました。

(1)知識不足
(2)プライドが高かったためにお客様にわかりませんと伝え、先輩に頼ることができなかった
(3)新人という甘えた気持ち

これらの原因を克服するためにそれぞれに対策を考え、実行しました。

(1)シフトに入る一時間前にお店に行き、勉強する
(2)わからないことはまず自分で調べ、わからなければすぐ先輩に聞く
(3)緑色のエプロンをつけている以上、新人もベテランも関係なくお客様からは一流のバリスタとして認識されることを忘れない

その結果、同じようなミスをすることはなくなり、2ヶ月後には店舗で新人賞を頂き、今では新人の指導を任されるようにもなりました。

【結論再び】
このように、失敗から学び、短期間で成長することができる点が私の強みです。

結論を先に書くことで主張したい内容がすぐにわかり、企業の人事の方にメッセージを強く刻むことができます。また、①.②…と数字をつけて羅列することで視覚的にもわかりやすくしました。是非PREP法を使ってみてください。

3.結果ではなくPDCAサイクルに注目

読者の皆さんには全国大会で優勝や、サークルの代表経験など素敵な成果を上げている方もいると思います。成果を出すことは社会人になってからも求められるスキルです。しかし、書き方を間違えてしまうと最大限にPRすることができないかもしれません。

<(1)成果の規模は関係ない>
まず上の文章を読んで自分にはそんな語れるような成果はないと思われた皆さん、安心してください。人事は成果の大きさは見ていません。起業、大会で優勝、アルバイト経験、どれでも同じです。では人事は何を見ているのでしょうか…!?

<(2)PDCAサイクル>
人事が見ているのは成果の大きさではなく”自分でゴールを決め、いかに主体的にPDCAサイクルをまわせたか”です。PDCAサイクルとは、

・Plan・・計画
・Do・・・実行
・Check・・評価
・Action・・改善

です。起業しようと、大会で優勝ようと、過去の成果でしかありません。企業の人事は成果を出すために再現性のある行動をとれる人なのかどうかという点を見ています。

4.ITスキル

今やどこの業界においても必要とされるITスキル。OfferBoxでもコンピュータ資格と言語について書く欄があります。プログラミング経験があれば具体的にどのようなサービスやシステムをつくったことがあるのか書くといいです。私はプログラミング経験はあまりなかったのですが、「プログラミングやWebデザインに興味があります。」とプログラミング/ITに興味があることをアピールしました。ちなみに、OfferBoxに登録している企業はIT企業が多いため、この欄の注目度は高いみたいです。

就活において、ESでも面接でも自分がどういった人間なのかを伝えることが大切です。そこで今年就活をされた方に何の経験を話して、どう自分を伝えていたのかをインタビューしてきました今回はサークルについて話をして内定をいただいた早稲田大学院の関裕子さんにお話しを伺いました。

変えられることに対しては意見を提言していく

--学生時代に力を入れたことは何ですか?

サークル活動です。私は子どもを田舎の田んぼに連れていくサークル活動をしていました。参加者をどうやって集めるか、来てくれた親子に対して満足する企画内容をどうしたらいいのかを考えていました。
私がやったことは「変えられることに対しては意見を提言していく。」「実際に新しいことをやる時に言い出す。」ことです。具体的には、宿泊企画があります。今までは日帰りで活動をしていたのですが、遠いため活動時間が限られていて、もったいないと思いました。そこで宿泊企画を提案しましたが大変では?と指摘されてしまいました。でも私はそこでやめるのではなく、実際にやってみようと提言して実行まで移し参加者を満足させることができました。この宿泊企画は毎年続くようになっています。

 

企業の人は私だけのESを見ているわけではない

--次に学生時代に力を入れたことについてESに書くときに工夫したこと、特にアピールしたことはなんですか

工夫したことは読みやすくすることです。企業の人は私だけのESを見ているわけではないので、見出しやキャッチコピーを入れるようにしていました。例えばオファーボックスの過去のエピソードで、田んぼの話では「イネと子どもと自分も育つ」といったようにしていました。
またアピールしたことは「実行力」です。宿泊企画では、思い立ったら即行動することをアピールしようと思っていました。「できないかも」を「楽しそう」変えて動けること、ワクワクする気持ち、好奇心をエネルギーに変えていけることをアピールしようと思っていました。
他にも関さんは「思い立ったら即実行」「ハイパーポジティブ人間」「ワクワクが最大の栄養源」といったキャッチコピーを付けていたようです。

 

 

セーラームーンの服を着ているマラソンの写真を貼っていたら男女問わず目にとめてもらえた

--企業様からはどのようなフィードバックを受けましたか

オファーボックスで自分の画像を貼るところに、セーラームーンの服を着てマラソンを走っている写真を貼っていたら男女問わず目にとめてもらえていました。こういう形で多くの企業に自分を表現できるのがあまりないのですごくいいと思います。
またオファーボックスを利用している企業さんは普通の面接とは違って頑張ったことを知った上で面接をしてくださるので最初から企画の内容といった深いことを話せますし、企業さんも聞いてくださりました。

 

自分の気持ちに素直になってエントリーすること

--最後に就活生にメッセージをお願いします

Offerboxを活用するならなおさらですが、普通にESを書くだけでも、自分をよく見せようとして繕ったところで結局は見抜かれてしまいます。この先何年も身を置く場を選ぶなら、早くから自分の性格や適所を見極め、自分の気持ちに素直になってエントリーすることをお勧めします。個性の履き違えは問題ですが、自分の意志がうまく言語化できる状態にあるならば、何社エントリーした方がいいとか、周りに合わせた就活をする必要もないと思います。Offerboxをひとつのきっかけとしながら、今後就活をする皆様が納得いくお仕事を見つけることができますよう、応援しています!

 

まとめ

やったことを活動内容にするのではなく、「変えられることに対して、意見を提言していく」「新しいことをやる時に言い出す」といった会社でも再現できるものだと、企業の人もイメージしやすくてよいのかもしれません。また何枚もエントリーしたらよいのではなく、自分の気持ちに素直になることが大切なようですね。関さん、インタビューへのご協力ありがとうございました。

就活において、ESでも面接でも自分がどういった人間なのかを伝えることが大切です。そこで今年就活をされた方に何の経験を話して、どう自分を伝えていたのかをインタビューしてきました今回は家庭教師のアルバイトについて話して大手金融企業に内定をいただいた青山学院大の大久保さんにお話しを伺いました

 

毎晩メールを送って宿題の進捗を確認したことで数学が20点UP

--学生時代に力を入れたことは何ですか

家庭教師のアルバイトです。生徒と親御さんと会話しながら勉強の進め方を生徒に合わせて考えて、実行していました。具体的には毎晩メールを送っていました。生徒に勉強ぐせがついていなくていつも宿題を忘れていたので、毎晩進捗を確認するメールを送ることで宿題の存在を思い出してもらうようにしていました。

--結果はどうでしたか

毎晩メールを送っていたので、宿題をやってくれるようになりました。そして数学では20点アップさせることができました。個人契約だったので、親御さんからボーナスをいただき自分のやったことが認められたと同時に期待されていると感じました。

生徒が部活を優先できるように工夫する「相手本位」の姿勢

--この経験を通して大久保さんはどういった人間だとアピールしようと思っていましたか

「相手本位で考えられる人」です。相手の気持ちに沿って自分のできることをする工夫や、提案力があることを伝えられるようにしていました。生徒と親御さんの話を聞いて、生徒が部活を優先させたい時には宿題を減らしても成績が落ちないように工夫したことを話すことで、相手本位で考える姿勢を伝えていました。

 

客観的に見ると注目すべきことはたくさんある

--ESを書くときにはどういったことを工夫されていましたか

ESとかは200字程度しか書けないので、自分を伝えきれないと思いました。なのでwordでばーっと書き出して、相手にわかりやすい項目、伝えやすい項目を選ぶようにしていました。

他にも、人に見てもらっていました。家庭教師が個人で契約しなければいけなかったんですけど、社会人の方に見てもらった時に「自分で契約したことはすごいことだからもっと推すべき」とアドバイスをいただきました。自分では忘れかけていたことだったので、客観的見ると注目すべきことはたくさんあったのだなと思いました。

 

オファーボックスは興味のある企業から連絡が来る

--オファーボックスを使っていてよかったと思うことを教えてください

オファーボックスは自分の紹介文を載せて、興味がある業界をプロフィールに載せます。企業さんはそれを読んだ上で連絡をくれるので自分に興味があるところから連絡が来やすいと思います。ベンチャーの探し方が分からない人にとってすごい有効なんじゃないかなと私は思いました。

えっお金?って思ったけど、それも1つの軸

--最後に就活生に向けてメッセージをお願いします

大学三年生の冬にインターンで出会った男の子が「年収がいい所に行きたい」って言ってて
最初はえっお金?って思いました。でもそれはその子にとって分かりやすい軸でありその軸に沿って選ぶのは全うなことだなと感じました。
私は興味の幅が広いので「専門的より、幅広い業務」そして自分の人生のゴールが家庭も築いて働き続けることなので「総合職でもなく、一般職でもなく、エリア総合職」を選びました。
なので自分の価値観が出るもの、自分の価値観に沿ったものを選択すればいいと思います!

 

まとめ

多くの学生が取り組んでいるアルバイトでも自分のアピールポイントと、それの根拠となるエピソードがしっかりとあれば内定は貰えるようですね。また軸については自分の価値観が大切だということです。ぜひ自分のアピールポイントや自分の価値観について考えてみてください。大久保さん、インタビューへのご協力ありがとうございました!

山田綾乃さん(立教大学)
【2016年卒予定/株式会社エムエム総研 内定】

大手就職ナビの掲載社数は毎年1万社以上。その中から、仮に30社の会社説明会に行くとします。1万超分の30社。興味のある業界など、ある程度軸を持っていないと絞り切れません。でも、この「興味のある業界」。実際にその業界を深く知ると「あれ?なんか思っていたのと違う…」とギャップがあって当たり前。社会に出る前の企業・業界に対するイメージと実社会では、かい離があります。

BtoB専門のマーケティングエージェンシー、株式会社エムエム総研様[ http://www.mmsouken.co.jp/ ](以下敬称略)に内定した、立教大学4年生の山田綾乃さん。山田さんも、就活を始めた当初は全く違う業界を志望していました。そこから何故、マーケティング業界に飛び込むことを決めたのか。内定先を決めるまでの心の変化をうかがいました。

 

志望業界を路線変更

山田さん「就活を始めたのは、3年生の12月頃。1dayインターンや、早期選考にも参加しました。はじめは就職ナビを使っていました。他にも、エントリーシートの添削やディスカッションのトレーニングでアドバイス、フィードバックをもらえるようなサービスも利用していました」

山田さんははじめ、空間プロデュース業界に興味があったそうですが、初めに考えていた業界から路線をどんどん変えていったのだそうです。

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左:山田さん(右はご友人)

山田さん「空間プロデュース業界の次は、ブライダル業界に興味を持って。ブライダル業界、華やかですよね。でも実際の労働環境など、自分が思っていたことと違うところがありました。結局最終面接まで行ったんですが、そこで落ちてしまって。やはり自分の道ではないんだなと思いました」

そこから思い悩みながらも、業界を絞らずいろんなところを見るようになったと言います。そんなとき、出会ったのが「OfferBox」でした。

 

山田さん「前の年にOfferBoxを利用していたという人に勧められて登録しました。最初の頃は、オファーなんてそんなに来ないだろうと思っていたので、届いたオファーはほとんど承認していました」

ちょうど、ブライダル業界から方向転換しようと思っていた時期だったこともあり、いろんな人や業界に出会い、自分の考えを話したり、各社の考え方を知っていこうと思ったそうです。OfferBoxの利用は5月頃からだったということで、OfferBox利用者としては遅めのスタートながら、かなり多くの企業が山田さんにオファーをしていました。山田さんの自己PRは、次のような言葉で始まります。

 

― 私の強みは「芯」があることです。理由は2点あります。・・・

そのあとを読みたくなる、一行で惹きこまれる文頭です。その証拠もしっかりとその後の文や過去のエピソードに書かれていて、説得力のあるプロフィールでした。

 



山田さん「私はプロフィールの内容の中に、新体操やダンスに取り組んできたことを書いていますが、そういった経験をちゃんと知ってオファーをくださる企業は、会ってみようという気持ちになりましたね。ちゃんと私の過去を見てくれて、きっと未来も見てくれる企業なんだろうなと思いました」

 

また、プロフィールに選んだのは、普段の様子が伝わってくる自然な写真。

山田さん「自分らしさが出ている写真を選びました。私は、飾ることが苦手で。面接でも普通に話して、選考通過すればそこがきっと自分に合う会社なんだと思いました。会社のことを調べるのも大事ですが、自分が入る会社だから、自分のことも会社に知ってほしいなと思いました。選考のときだけ良く見せて、後で“こんなはずじゃなかった”と自分が思うのも、会社にそう思われるのも悲しいですから」

 

自分が本当にワクワクできる仕事とは何か

 

結局、3社から内定を獲得。全てOfferBoxからでした。その中でもエムエム総研に決めた理由は何だったのでしょうか。

山田さん「はじめは“なんか面白そう”という直感が働きました。マーケティングの知識はなかったのですが、 “BtoBマーケティング人材を輩出する”という社会に対する思いを聞いて、ワクワクしました。私、いわゆる“昭和の営業スタイル”のような営業はしたくなかったんですよね。マーケティングがもっと進めば、興味のない人ではなくて、興味のある人に営業ができるようになる。お互いにとって、時間の無駄もなくなります。私のように“営業したくない”と思っている人を少なくしたいと思ったんです」

空間プロデュース、ブライダル、マーケティング。業界それぞれに良さもあり、課題もあります。その中で自分が何をしたいのか。どんな仕事がしたいのか。単なる業界イメージではなくて、自分の思いまで落とし込めたからこそ、山田さんはファーストキャリアを納得性高く選択できたのではないでしょうか。

 

いろんな会社、いろんな人に出会ったからこそ見えた道



これから就職活動をする方に向けて、メッセージを頂きました。

 

山田さん「自分の価値観にとらわれないで、広く俯瞰できる姿勢があれば、就活も楽しくなるんじゃないかと思います。ある企業の人事の方と面談したとき、“私は大手企業も中小企業も知っているけど、どうしてあなたはベンチャー企業がいいの?”と深掘りしてくださって、気付きをもらえたこともありました。人事の方は、会社のことだけではなくて、社会のことを教えてくださいます。いろんな方とお話しする中で、その業界だけではなくて、社会全体を少しだと思いますが知ることができました」

 

その業界で就職するために進路を決めた人もいると思います。その進路を邁進するのも、道のひとつ。ですが道はひとつではありません。路線変更もまたひとつの道です。

 

最後に、エムエム総研で採用を担当されている河村さんに、山田さんの採用理由を伺いました。



河村さん(写真)「二つあります。当社は知的サービスを扱っているので、サービス間の連携や顧客とのリレーション、とにかく人間関係が重要。そのため人間力が必要なのですが、山田さんにはその力をとても感じました。

もうひとつは、本人の人生に対する真剣さです。これまでの学生生活で行ってきた活動に対する取り組み。そして将来のキャリアに対する真剣な考え方が伝わってきました。BtoBマーケティングという業種柄、覚えることもたくさんあり、求められる成果もシビアな世界です。そういった真剣な方が必要でした」

“自分自身の意思で選択してキャリアを作っていける人になってほしい”。エムエム総研は、新しく入る方にそう期待を持って迎えているのだそうです。

プロフィールに何を書いたらいいのかわからず進まない!書いたのに全然オファーが来ない!
そういったお悩みをお持ちの方のために今回は実際に企業の人事の方に「どういった学生を探しているのか」「OfferBoxをどうやって見ているのか」を聞いてみました。今回、インタビューさせていただいたのは中堅BtoBメーカー企業様です。

 

「派手な人ばかり見ているわけではないのが本音です・・・。」

Q.採用活動ではどういった学生を探していますか

ありきたりではあるがコミュニケーション能力は必要です。また言われたからやる、言われてやるのではなく、次に何をやったらいいのかを考えている学生が欲しいです。最近の子は遠慮する子が本当に多いです。分からないことでさえ聞かない子が多いなと思います。もっと貪欲さが欲しいです。

Q.それを踏まえてOfferBoxを通してどのように学生を探していますか

企業ごとに異なるとは思いますが、希望職種や希望勤務地等を見ます。その中で合致した学生についてはプロフィールを隅々まで見て、オファーをしています。

 

Q.過去の経験や自己PRはどういう風に書いてほしいですか

A.「等身大の自分」をしっかりと書いてほしいです。失敗談でも大丈夫です。自分がやろうとしたこと、やったことを短くても、箇条書きになってもいいから書いてほしいです。書いてくれたものはしっかり全部読みますし、オファーを出す際には簡単に感想も書きます。

 

Q.多くの学生が悩んでいるのが「写真」だと思うのですが、どういった写真がいいですか

派手に着飾ったものがばかり注目しているわけではないのが本音です。もちろんそういった方を求めている企業様の目には留まると思います。真面目な社風の企業様はおそらく真面目な雰囲気の写真に目を留めていると思いますので、これがいいといった写真はありません。ありのままの自分が表れている写真を載せるのがベストだと思います。

 

つまり派手な写真や経験が必要なのではありません。「ありのままの自分」を表すことが大切なのです!
OfferBoxなら通常の選考とは違い、人事の方もプロフィールを隅々までじっくり読んでくれます。   まだプロフィールに悩んでいる人は今すぐ簡単でも短くてもいいので書いてオファーをGet! 書いたのにオファーが来てない・・・という人は、OfferBoxの自己分析ツール「適性診断AnalyzeU+」を活用して、ありのままの自分を見つけましょう。

突然ですがみなさん、自分が興味のない企業からオファーが来たらどうしますか?OfferBoxは様々な業界の多くの企業が使っているため、いろんな企業からオファーをもらえる可能性があります。今回は、自分の興味のない企業でも、オファーがきたら会ってみるべき3つの理由を紹介します。

自分の選択肢の幅を広げられるから

まず大前提として、学生である私たちが学生生活を通じて知ることのできる業界・企業の情報は本当に限られたものであるということ注意が必要です。 自分が仕事をする上で何を大切にしていきたいのか、どういう軸で仕事を選ぶのか、それを探すのが「就活」です。 自分の軸をしっかり持つためにも、必要なことは多くの企業について知ること。 自己分析も大事だけど、「選択肢を知る」ことがまず重要です。 興味ないと思っていても、実際にその企業がやっていることは、自分がイメージしている仕事内容と違うかもしれないし、業界は同じでも企業によってカルチャーは様々。 せっかくofferをもらったなら、あなたはその企業で活躍できるかもしれない、と企業自身が思ってくれているということ。 まずは会ってみること、それが「選択肢を知る」ことに繋がります。

本命に対して説得力ある志望動機が作れるから

とはいえ、実際会ってみると、やっぱり違ったな、と思うこともあると思います。じゃあ会うことは無駄だったのか?そんなことは絶対にありません。自分の志望動機を磨けるまたとないチャンスだからです。 なぜその業界・企業は自分にとって『違った』のか?その理由をしっかり考えてみると、逆に自分が行きたいと思う業界・企業は、なぜ『行きたい』企業なのか、ということがはっきりします。企業は本当に入りたいと思っている人を採用したいと思っています。その理由をきちんと持っている人ほど、入社してからも頑張れるからです。 だから、説得力ある志望動機を持っている事は必要。なぜ違う業界、違う業界じゃないのか?それに答えることは、説得力に繋がる。それに答えるためには、やはり色々な企業と会ってみることが必要なのです。

社会人との繋がりは就活全体に役立つから

就活で出会う社会人の方との繋がりは、就活、また実際社会に出てから役立ちます。そんな繋がりを得られるということも、オファーをもらった企業と会うべき理由の一つです。 OfferBoxがきっかけで始まる面談や面接は、通常の慌ただしい就活スケジュールの中にあるものではないので、企業の方ととじっくり話すことができます。 実際にその企業に入社することにならなくても、『君ならこういう企業が向いているんじゃないかな』といったアドバイスを実際に業界を知っている社会人から得られることも多いですし、IT企業などは特に人材の移動も激しく、業界内での社会人のネットワークが強いので、『あの企業の人知ってたら紹介してもらえませんか?』なんてことも頼めたりする場合があります。(ちゃんと頼む人は見極めて選ぶのがポイントです) 普段の学生生活の中では会うことのできない社会人と話す絶好の機会、有効活用しない手はありません!

このような理由から、オファーが来たら、自分の興味分野を過信せず、とりあえず会ってみることをおすすめします!

OfferBoxを使って、人より一歩進んで、楽しく就活しましょう!

今回は、大手文具メーカーの人事の方とOfferBoxを使っていた内定者へのインタビューを通して、「実際にOfferBoxを活用して、大手企業に無事内定を獲った学生はどんな就活をしていたのか?」「人事の方はOfferBoxをどう使い、どんな学生を探しているのか?」等、就活に役立つ情報満載のインタビューをしてきましたので、ご紹介します!

今回インタビューに協力してくれたのは、OfferBoxを採用活動に使っている大手文具メーカーの人事Tさん&OfferBoxを使って無事内定を勝ち獲った2016年卒、T.Kさん、W.Rさん、K.Sさんです!

まず内定者3人へインタビュー!

OfferBoxを含め、就活をどんなスケジュールで行っていましたか?

T.Kさん

T.Kさん

10月にOfferBoxに登録し、それを活用して就活を行っていました。3月解禁まで、OfferBoxを通じてマッチングイベントに申し込み、色々な企業と話したり、実際にオファーをもらって、会社説明会やオフィス見学に行ったりしていました。3月解禁後は他の会社の説明会や選考に参加しました。
W,Rさん

W.Rさん

12月後半あたりにOfferBoxに登録しました。1月・2月はOfferBoxや他の逆求人イベント等を使って自己分析を進めたり、ベンチャーの選考を受けたりしていました。2月末にOfferBox Partyに参加し、今の内定先の人事の方と出会い、もっと会社のことを知りたいと思いました。3月解禁後はESを出すなど、本格的な選考に参加しました。
K.Sさん

K.Sさん

OfferBox に登録したのは、10~11月あたりだったと思います。部活に集中していたので、あまり就活をしていませんでした。2月末に、W.Rくんも参加したOfferBox Partyで今の内定先の人事の方と出会いました。ただその後も部活を頑張っていたので、あまり就活に時間を割くことはなく、5月に内定先へ最初のESを出し、面接を経て内定を得ることができました。
みなさん、就活が本格化する前にOfferBoxへの登録を行っていて、OfferBox Partyに参加するなど、早い段階に動いたことで、企業のことを早く知れたみたいですね!

★OfferBoxは就活にどのような影響を与えたと思いますか?

T.Kさん

T.Kさん

OfferBoxを通じて、ベンチャーなどそれまで知らなかった企業のことを、先入観ではなくて実感値で適性を測ることが出来たことはよかったと思います。また、自然と企業との接点を多く取ることに繋がりましたし、業界研究もできました。
内定を獲れたことと関連しては、内定先に早い段階から自分を知って、覚えてもらえたことはよかったと思います。
W,Rさん

W.Rさん

OfferBoxを使うことで、自分一人で自己分析をやるよりも、より客観的な自己分析をすることがきました。
また、私の場合は、OfferBox Partyに内定先が来ることを知り、行きたいと思ってOfferBoxの田中さんに直接メールを送って頼んだことで、Partyに参加することができました。なので、OfferBoxをツールとして使って自分から積極的に会いに行ったというかんじです。
K.Sさん

K.Sさん

私はOfferBoxはイベント情報を提示してくれるツールの一つとして使っていました。そのおかげで、いろんなイベントに参加することが出来たと思います。
OfferBoxを使うことで、自己分析や業界研究が進んだり、特別なイベントに参加できたりと、就活に良い影響を与えているようですね!

OfferBoxで自分をアピールする際に心掛けたことは何ですか?

T.Kさん

T.Kさん

自分のありのままを出すようにしていました。自分を繕って良いように書くことはできるけれど、実際それで通って入社してから苦労するだろうと思ったので。ただ自分の強みは意識して書きました。
具体的に書いた強みは、「泥くさく地道に努力できること」で、自分がバイトでスポーツイベントの責任者をしていて、お客さんの満足度を上げるために改善できるところを考え、地道に実行していったことを経験としてアピールしました。
W,Rさん

W.Rさん

自分も、無理に自分を作りすぎることなく、自然体でアピールするようにしていました。結局、自分の強みは自分が一番知っていると思います。また、ダラダラした文章ではなく、簡潔に書くようにしていました。
自分の強みは、行動力とバランス感だと思っています。OfferBoxの田中さんに連絡を取り、今の内定先に自分から会いにいったことも含め、まず自分で考え、すぐに行動する行動力と、全体を俯瞰してみることのできるバランス感をアピールしていました。
K.Sさん

K.Sさん

自分は秀でているものがないと感じていたが、自分はこういう人間である、と自信を持って言い切ることを意識していました。何をアピールしたいのかを明確化して、それに付随するエピソードを挙げ、シンプルに書くようにしていました。
自分は研究者や弁護士といったように、何かのスペシャリストではありませんが、そういったスペシャリストと上手くコミュニケーションをとって仕事を進めていくことが必要とされると思ったため、自分の強みである、話す能力をアピールしていました。
みなさん目立った経験がなくても、自分をきちんと見つめ、自分の言葉で強みをアピールすることで、企業からの評価が得られているようですね!

最後に2017年卒・2018年卒の就活生へのアドバイスがあればお願いします!

T.Kさん

T.Kさん

早く動くことが大事だと思います。就活に関して様々な情報があふれており、全部聞いていることはできないからこそ、自分の足で情報収集して、自分の頭で考えることが必要だと思います。2017年卒は就活時期も早まり、準備する期間が短くなると思うので、早く動く重要性はより高いと思います。
W,Rさん

W.Rさん

とにかく動くこと!自分は大した経験もないですが、色々な企業から内定をいただくことができました。これは、自分から企業と繋がるきっかけを作って、相手の懐に入り、相手を知ることをしたからだと思います。
K.Sさん

K.Sさん

行動を起こし、企業接点を持つことが大切だと思います。実際話してみないとわからないし、社会人と話すことで、その人の考え方にびっくりすることや刺激を受けることがあると思います。どれだけ人から吸収できるか、ということが大事だと思うので、まずは接点を持つことが必要です。

みなさん、自分から動く重要性を強調してられますね。その第一歩としてOfferBoxを使って企業に自分からアピールしてみることはいいのではないでしょうか?

 

次に人事の方にインタビューしました!

採用活動を通じて、またOfferBoxを使ってどのような学生を探していますか?

Tさん

Tさん

採用において、弊社を受けてくれる学生の母集団に偏りがあるという問題意識を持っています。文具のイメージが強く、文具商品の企画だけをイメージしている学生さんが多いかと思いますが、実際には事業領域も多岐にわたっており、いろんな職種があります。なので、多様なタイプの人に来てほしいと思っており、OfferBoxを使っています。
実際にOfferBoxを使って学生を探す上で、注目するポイントは、「何かの物事をやりきっている学生」です。アルバイトでも部活でも、対象はなんでもいいのですが、徹底的に取り組んでいること、また失敗を繰り返してもチャレンジしていることを評価しています。なぜなら、そういったポイントは弊社で活躍する際に必要となることであるからです。
また、普通の選考のESでは見ることのできない、「仲間と一緒に写っている写真」も注目したりします。チームワークや人を巻き込んで物事に取り組んでいるかなどを垣間見ることができるからです。

 

OfferBoxどう使っているか、またOfferBoxを使う学生の特徴があれば教えてください。

Tさん

Tさん

去年から本格的にOfferBoxを使い始め、主にOfferBox Partyに参加し、接点を持った学生に次の自社イベントに招待するといったように使っています。
OffeBoxを使う学生には、自分をアピールできる軸がある人が多いという印象を受けています。また、OfferBoxで自分を発信することを通じて、段々内容のボリュームが増えていくことがわかり、学生に就活を通じて成長を感じられるのも魅力の一つだと思っています。ESであれば一度提出すればそのままとなるので、その点は大きな違いですね。

今回インタビューを受けてくれた3人の内定者のどのようなところを評価しましたか?

Tさん

Tさん

3人それぞれ性格やこれまでの経験が全然違うと思いますが、共通しているのは、「失敗もしながら、こだわりや意志を持って、物事をやりきっていること」です。

最後に就活生へメッセージをお願いします。

Tさん

Tさん

OfferBoxはいろんな会社が登録していて、知らない企業だから知ろうとしないのはもったいないと思います。どこと相性が合うかどうかはわからないので、まずはいろんな企業を見てみることが大事で、いろんな企業と接点をもつためにも、自分をアピールすることが必要です。OfferBoxはせっかくのチャンスなので、それを十分活用できるよう、頑張ってください。
普段聞くことのできない人事の目線、経験者の体験談は就活する上で参考になることが盛りだくさんですね!まずは、動くことが大事なので、ぜひ、OfferBoxを使って一歩踏み出してみてください!
お忙しい中ありがとうございました!

就活応援「ぐーぴたっ」キャンペーン

今日は、ナリス化粧品さんとの就活応援企画のご案内です。
本日より1ヶ月間、企業からオファーをもらえた学生さんにはナリス化粧品さんが提供している「ぐーぴたっ」を無料でプレゼント!就活生に向けた限定非売品のパッケージです。

これからインターンシップなど就活をはじめる学生のみなさんが緊張せずに(お腹がぐ〜とならない効果が「ぐーぴたっ」にはあります)、万全の体調で選考に臨んでほしいという思いから実現した特別企画。
是非、オファーと一緒に「ぐーぴたっ」もGETいただき、就活頑張ってくださいね!応援しています。

本キャンペーンは終了いたしました。

大手人材サービス会社に内定した河本峻さん(中央大学 法学部)

【2015年卒】

自分を表すエピソード

サイトだけでなく、スカウティングイベントなどにも参加したという河本峻さん。ナビサイトも使っていたが、いろんな方法で自分に合う企業を探していたそう。

 

「きちんとした自己PRやエピソードを考えたのは、実はOfferBoxが初めてでした。過去のエピソードを振り返るのはエントリーシートでもやりますが、OfferBoxは3つエピソードを書く欄がある。3つとなったら、大学生活だけではなくて人生そのものを振り返りますよね。それを可視化していくことは、僕の就活にとっていいきっかけになりました」

 

学生団体の代表をやっていた河本さんは、ESや面接ではそのことを中心に話していたそうですが、OfferBoxのプロフィールでは中学の野球部時代、積極的にアピールして成果を残しチームも優勝できたことを綴っています。他のエピソードも共通して、課題に対してどのように試行錯誤をし、乗り越えていったのかが語られているので、河本さんの課題に対する姿勢が伝わってきます。

 

工夫したのは、具体的に書くこと

「僕はいつも抽象的に話しがちなので、エピソードの中でも具体的に数字を出したり、わかりやすく伝えました」

 

エピソードでは、単に「増えた」という事実を「10団体→30団体に増えました」というように伝えていてイメージがしやすい文章です。また“自分を象徴する画像”では、代表を務めた団体のメンバー300人が写っている集合写真を選択(しかも楽しそう!)。確かに「300人」と言われると何だか想像もつきませんが、写真で“見せる”ことによって「代表」という役職や、経験したエピソードが重みを増します。

 

大学生活の経験から産まれたもの

「大学1年のころから国際協力や海外での活動をやりたかったので活動する中で、いろんなNPO団体と関わるようになりました。NPOは寄付や助成金を活動資金にしているところが多いですが、それが不健全ではと思うようになり、ゼミでも研究しました」

 

NPOが自分たちでお金を稼ぐ仕組みをつくる。それが河本さんのテーマになっていきました。参加したインターンでも「企業が収益をあげることの難しさ」を経験し、日常生活でも「この製品にはどういう企業、職種の人が関わっていて、どのように収益をあげているのか」ということを常に意識しているのだそうです。こういった視点や考え方も、貴重な大学生活の経験から産みだされた宝ですね。

 

「OfferBoxは、僕の経験や考えを企業が見たうえで、オファーをくださるので気分がいいですね。きちんと自分のことを見てくれているというのが、ファーストコンタクトの段階からわかるのはお互いにいいものではと思います」

 

本当の自分に気付けた就職活動

河本さんは、志望業界だった大手人材サービス会社に内定されました。

 

「僕は、口下手で人付き合いが苦手だと思っていました。コンプレックスだったんです。でも、内定者同士で話したり、企業の方々と話す中で、そんなことないんじゃないかと思うようになりました。内定企業からも“河本さんは、いろんな人とコミュニケーションがとれる人ですね”と評価してもらい、自信がつきました」

 

自分がコンプレックスだと思っていたことが、実はそんなことはなかった。河本さんが本当の自分に気付けたのも、就職活動があったからこそでした。

 

就活生同士、企業の人事担当者、経営者。

普段会うことのない、いろんな人に出会える機会が就職活動です。そこにはきっと河本さんのようにプラスになることが必ずあるはず。かけがえのない経験にするために、自分を見つめ直すツールとしても、OfferBoxをぜひ、有効活用してくださいね。

(文:松田真弓)

2016年卒予定 杉浦巧さん(金沢美術工芸大学 美術工芸学部)から寄せられたコメント

「実際に企業が自分を見てくれている軌跡が残っていて嬉しいし、自信になりました」

 

 

OfferBoxには、アクセス解析という便利な機能があります。自分が企業から検索されているのか、そこから自分のプロフィールがどれだけ見られているのかが一目瞭然です。アクセス解析をチェックしながら、プロフィールを工夫したり、磨いてみてください。

人見知りで友達がいない、コンプレックスの固まり、オタクな趣味だし…「コミュ障」と聞くとこんな風に思いがち。しかし、社会人からみた「コミュニケーションが出来ない人」は、学生が考えるコミュ障とは少し違うようだ。

社会でのコミュニケーションとは

①新卒社員・職員のコミュニケーション力「きく・話す」における問題点

全体の集計での問題点は,「自分の言葉で必要なことを伝える力」が1位で,「相手が求めていることを理解する力」が2位,3位に「分からない点について質問する力」と続く。
しかし,全回答項目の数値の詳細な分析を試みたところ,一般企業では「話す」より「きく」に,幼稚園・医療等では「きく」より「話す」に問題があるとする傾向が見られた。
この結果は,2つに分類した業種の職務内容が異なるからであろう。一般企業の新入社員は,研修に始まり,先輩や上司の指示を受けて職務を遂行する日々が続く。顧客の前でも,多くの仕事は聞き手に回ることで,相手との距離を測ってコミュニケーションをとる。(略)

②「読む・書く」における問題点

一般企業,幼稚園・医療等のいずれにおいても,「必要なことを文章化する力」が問題点として最も高く,全体集計でも22.7%で1位であった。しかし,2位とは僅差であり,一般企業の2位は「要領よくメモを取り,仕事に活かす力」19.8%,幼稚園・医療等の2位は「仕事上の文書を読み書きできる語彙力」19.8%となっている。新人が仕事上必要なことや自分の考えていることを文章にするためには,学生時代に本を読むことが最も効果的であろう。読書においては,多くの日本語を読み,多くの語彙の意味をつかみ,多様な言い回しの方法を学ぶ。そして,「書く」ということを何度も何度も重ねていくうちに,すらすらと読みやすい文章が書けるようになると筆者は確信している。(略)
判明したことは,「きく・話す」「読む・書く」いずれにおいても,新人は発信力が非常に弱いということである。

③仕事上求められるコミュニケーション力

新人に仕事上必要とされるコミュニケーション力の質問では,1位は「きく」であり,続いて2位は「チームワークでのコミュニケーション全般」,3位「話す」,4位「読む」5位「書く」という順であった。(略)その結果,仕事上求められるコミュニケーション力としては,「読む・書く」よりは「きく・話す」への要求度が高く「きく・話す」においては,「きく」が「話す」より要求度が高いことが判明した。

引用記事は仕事での関係を前提としているので、当然言ったこと、言われたことを理解し、実行することが主題なのだが、こと新人に求められることは「話す」よりも「聞く」ことに主眼がおかれている。しかし、「新人は発進力が弱い」とあるように、自分の意見を言うべきときに言わなければ、これもまたコミュニケーションが出来ていない、ということになるようだ。
ネットで言われるコミュ障では「趣味がおたく」や「人見知り」などが意味として通じそうだが、社会人では、外交的で明るく、リア充っぽくても話が聞けない人間は「コミュ障」と言われそうだ。外見や趣味、行動範囲ではなく、接している人との関係での関わり方が重要なのだ。

社会人になってストレスを溜めないために

社会人でのストレスはコミュニケーションがうまくとれないと感じることが大きく、コミュニケーションがうまくとれないと、ストレスを溜めることになる。しかし、社会に出たばかりの新入社員にとって、また就活で社会との接点を初めて持つ学生にとって、最初からうまくコミュニケーションが出来ないことは少なくない。悩んだり、ともすれば自信を失うことにもなりかねないケースも。コミュニケーションをうまくとろうとテクニックに走る前に、心構えとして必要なことは何だろうか。

その1:中立性を保つ

どんな厳しいメッセージであっても、いつもと変らない平静さを保って内容を伝える―これはNASAや航空会社で行われる訓練の一つです。難しいことではありますが、心がけるだけでも大きな効果はあるはずです。

その2:明確に内容を伝える

相手に伝えにくいことは、ともするとお茶を濁して伝えたり、比喩を使ったりしがちですが、それがかえって誤解を招きかねません。自分の感情を伝えるのではなく、事実を実用的な言葉を使い、明快に伝える。それが第二のポイントです。

その3:抑制の利いた節度のある表現で伝える

相手と緊張関係にある場合はなおのこと、正確に相手の話を聞き、正確に伝えることが大切です。たとえ怒鳴りたくなっても、その感情は飲み込み、抑制の利いた表現を用いましょう。相手を激昂させることは、どんなときにもよい結果を招きません。重要なのは「どのような言葉で表現するか」です。

引用元:「ストレス・コミュニケーション編 ストレスを受けない、かけない会話術」(ノバルティスファーマ株式会社)

ノバルティスファーマは有名な製薬企業だが、製薬会社は医療情報などの取り扱いで難しいコミュニケーションをせねばならないことが多く、ストレスを感じる人が多いのだろう。製薬業界だけでなく、責任を持って仕事をこなすには、いいことだけでなくクレームなどの対応を迫られることも多くある。
社会人でも悩むことだが、学生から心がけることで、少しでもストレスを軽減させる方法を自分で模索することは、長い人生で役立つだろう。

アサーティブネスなコミュニケーションを

アサーティブネスという言葉をご存知だろうか。Wikipediaによると、「アサーティブなコミュニケーションをする人は、自分の心の中を開示することを恐れず、他人に影響を及ぼそうとしない。他人の「個人の境界」を尊重し、攻撃的な侵入から自分を守ろうとする」という説明がある。
上司や同僚、採用担当者や経営者の「話を聞く」ことはとても重要だが、「聞きすぎて分からなくなる」ということではまずい。また、「自分はこんなことしたい、これじゃなければ嫌だ」「これはしない、したくない」という一方的な自己主張でもうまくコミュニケーションがとれているとは言えない。
アサーティブネスなコミュニケーションは、社会人でも出来ている人は決して多くはないだろう。採用基準として「コミュニケーション能力のある人」をあげていても、明確なガイドラインはおそらくあまりなく、それぞれの企業文化に根ざした暗黙的なルールを理解できるかが実際に能力のある人と評価される。
相手の話や情報から求めていることを理解し、反応することが求められるが、画一的なマニュアル的なテクニックを駆使することが、本当に自分にあったコミュニケーションと言えるだろうか。また、画一的な反応をする学生を、「採用したい」と思うだろうか。「自分らしく」かつ「うまくコミュニケーションをとる」にはどうしたら良いのだろうか。

自分の特性をつかみつつ、伝えたいことを伝える

アサーティブネスなコミュニケーションについては、こちらを参照されたい。また、いろいろなコミュニケーションについての書籍が出されているので、参考にすることもいいだろう。自分らしいアサーティブネスを身につけるには、自分で模索するしかない。
アサーティブネスなコミュニケーションをうまくとるには、「自分の特性」を多少は理解することも必要だろう。OfferBoxの「適性診断360度」は無料で利用できるので、うまく使ってほしい。自分のタイプ、他人から見たタイプを客観的に理解しつつ、「伝えやすい方法」「きっかけをつかみやすい方法」から相手の話をスムーズに理解できるように工夫できれば、かなりコミュニケーション上手と思われるようになるだろう。

就活はコミュニケーションを鍛えるための通過点

OfferBoxを作ったきっかけのひとつに、「価値観にマッチした就職を目指す」ことがあり、OfferBoxは特にコミュニケーションの双方向性に対して重点を置いて開発してきた。学生の皆さんには、ぜひ企業に向けて自分のプロフィールでアピールし、採用担当者と積極的にコンタクトを取って、自分が納得する就活を送ってほしい、そんな想いでOfferBoxは作ってきた。ぜひこのサービスでコミュニケーション力を身につけ、「自分と合っている企業」に就職してもらえれば、と思う。
学生プロフィールでも十分に想いは伝わるし、人物像もアピールすることは出来る。そのときに重要なのは、「虚飾」ではなく、自分らしさ。これは企業インタビューでもアンケートでも、採用担当者が一番に感じていることだ。思っていること、やってみたいことをとりあえず書いてみよう。書きっぱなしにせず、感じたことや経験したこと、インターンで学んだことなどを更新していけば、画一的な履歴書とは全く違う自分らしいプロフィールになる。まだ登録していない人は、今からでもぜひ始めてみてはどうだろうか。
もし、「自分はコミュ障だから」と思っているならあきらめるのはもったいないし、「自分は活発だからそんな心配はない」と思っているなら少し省みてみてはどうだろうか。それぞれに「自分なりのコミュニケーション」に磨きをかければ、就活でも、その後の社会人生活でも、活かすことが出来るだろう。

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