就活の面接攻略!必ず聞かれる質問の回答集

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就活で誰しもが経験する「面接」。得意な人もいれば、数をこなしてもなお緊張してしまう人もいるでしょう。
自己PRや志望動機、学生時代に力を入れたことは、面接前には用意しておくべき3大質問ですが、その他にどんなことを聞かれるのか。
本記事では、就活を経験した先輩学生が聞かれて困った「人間関係」「将来の夢」への答え方や押さえるべきポイントをご紹介します。

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「人間関係」を聞く質問の意図とは?

―人事担当者の評価ポイント―
「他者との関わり方から見る価値観」「人間関係の構築の仕方」を見ている

企業は多種多様な価値観を持った人間の集合体です。
入社後、あなたがどのように他者と関わり合い仕事を進めていくのか、たとえ苦手な方がいたとしてもどう対処しながら関わっていくのかを知ることは、あなたがその会社に適応するかどうかを判断するうえで非常に重要な指針となります。
決して、友人の多い少ないを知るための質問ではなく、あなたの価値観や人柄への理解を深める質問だと捉え、ポイントを押さえながら答えられるようにしましょう。

「人間関係」を答えるときのポイント

  • 友人の数はアピールしない。対人関係で大事にしていることを伝える
  • 否定的な回答をしない
  • 過去の事例をもとに、あなたの考える人間関係や信頼関係の築き方を伝える

(1)友人の数はアピールしない。対人関係で大事にしていることを伝える
人事担当者が知りたいことは、SNS上であなたが500人以上の友達がいることやフォロワーがいることではありません。入社後あなたが社内外の人とどのように関係を築いていくのかを知りたがっています。

例文:人間関係の上で大切にしていることは「礼節を重んじる」ことです。
家族であれ、仲の良い友人であれ、自分とは異なる考え方を持った人間です。であるからこそ、常に感謝の念や相手を尊重することを忘れないように心掛けています。
そうすることで、結果として互いを思いやる気持ちや信頼関係が築くことができると考えています。

(2)否定的回答をしない
あなたは一人で生きているわけではありません。今までの人生の中家族や友人など周りの人の助けがあって今があることをきちんと認識することが大切です。

例文:交友関係は広いタイプではありませんが、互いに信頼し合う友人が複数名います。
仕事の上でも社内外の方と信頼関係を築くことは、互いに仕事を任せ、任せられる上で必要不可欠です。そのためにも常に真摯に向き合い、互いを尊重する姿勢は大切にしていきたいと考えます。

(3)過去の事例もとに、あなたの考える人間関係や信頼関係の築き方を伝える
誰にでも話せるような抽象的な話にならないよう、過去の経験を踏まえた上であなたが考える人間関係や信頼関係の築き方を述べるようにしましょう。深堀りされてもきちんと答えられるよう、事前に用意することは必要不可欠です。

例文:交友関係は決して広いタイプではありませんが、心から信頼し合える友人がいます。かつては自分の弱みを人に見せることに抵抗を感じ、結果として人と深い人間関係を築けない自分がいました。友人はその点に関し指摘をしてくれた1人でもあります。当初は「なぜそんなことを指摘されなければならないんだ!」と反感を持ったことは否めませんが、「弱さを見せること」「頼ること」は、人との信頼関係を築く上で必要不可欠であると学びました。社会においても自分の強みや弱さを他者と補完し合えるような信頼関係を築き、互いに成長できるようにしていきたいと考えています。

「将来」に関する質問の答え方

聞かれそうな質問なのにも関らず、多くの就活生が実際に聞かれて困るという「将来像」についての質問。
「キャリアビジョンを教えてください」「10年後の自分の姿について教えてください」「あなたのライフプランを教えてください」など聞かれ方は違えど、企業担当者の多くは学生が将来についてどう考えているのか強い興味を持っているようです。

「将来像」を聞く質問の意図とは?

―人事担当者の評価ポイント―
「企業への理解度」「企業との相性」「ライフプランから見る人柄」を見ている

企業としては、採用したからには長期的に働いて活躍してもらいたい。
そのためには学生が求める将来の姿とその企業で学生に期待していることが一致している、ないしは学生が求める将来像がその企業で実現可能か否か判断する必要があります。

決してあなたのプライベートライフを解き明かすための個人的な興味ではなく、企業と学生の方向性の一致を確かめる質問だと捉え、ポイントを押さえながら回答できるようにしましょう。

「将来像」を答えるときのポイント

    • 長期的に働くビジョンを持っていることを伝える
    • 企業の特性や事業内容と自身の将来を関連付けて具体的に伝える

    (1)長期的に働くビジョンを持っていることを伝える
    上述で述べた通り、企業としては長期的に活躍してもらいたいと考えています。社内に色々な事業や仕事がある中で、どんな経験をしてどんなポジションにつき、社会の変化とどう向き合って成長していきたいのか伝えられるとよいでしょう。

例文:実務で経験を積み、より実践的なセキュリティーエンジニアとしてのスキルを得ていきたいと考えています。「最高のカスタマーエクスペリエンスの提供」という御社の経営理念にもあるように、社員一人一人が顧客の様々な要件、要望、状況に対応できるよう、御社の場合「基礎能力の向上」を目的としたジョブローテーションが数年ごとに行われると聞いています。

大学3年生の前期に情報処理技術者の資格を取得しましたが、常に学び、全ての経験を糧に顧客満足へと活かせるように取り組んでいきたいと考えています。

(2)企業の特性や事業内容と自身の将来を関連付けて具体的に伝える
特に大企業や名前の知れている企業の場合、「ネームバリュー」だけで応募しているのではないということを確認するためにこういった質問を行うことがあります。

例文:循環型社会への知見を更に深め、御社のCSR活動に携わっていきたいと考えています。学生時代、NPOの環境保護団体に属し、使用済みプラスチックの再生事業や海洋汚染問題に多くの方々や企業の支援を得ることで取り組んできました。その経験を通じて、消費者の購買行動と環境問題意識の関係性に強く興味を持っています。

様々な企業がサステイナブルな商品開発に力をいれていますが、その中でも常にいち早く環境問題に取り組み、廃プラスチックの活用など先進的且つデザイン性・機能性の高い商品提供を行う御社では、全ての部門が「サステイナビリティ」を意識して事業に取り組んでいると聞いています。
それぞれの部門がどう環境問題に取り組み、そして消費者の購買欲求を満たしていくのか、様々な部門での経験を通じて学んでいきたいと考えています。

まとめ

どうでしょうか。よく聞かれる三大質問「自己PR」「志望理由」「学生時代に力をいれたこと」は皆が事前に用意してくるが故に、なかなか他学生と差を付けづらいともいいます。
だからこそ、その他の質問でいかにあなたらしさを出すかが重要となってきます。

OfferBoxには他己分析機能「360度診断」があったり、プロフィール内には「あなたの将来の姿」を入力できる箇所があります。これらを活用することでより回答に具体性を持たせることが可能となるでしょう。
質問に対する人事担当者の「意図」や「ポイント」を捉えた上で、あなたらしさをアピールできるように事前準備をすすめましょう!