
就活中に「不安で泣きそうになる」と感じたことはありませんか。とくに、内定が出ない時期や、周りと比べて焦ってしまう瞬間は、心が折れそうになるものです。
本記事では、就活で不安を感じやすい理由や、不安への具体的な対処法までを徹底解説します。「自分だけじゃない」と思えることで、少しでも心が軽くなるきっかけになれば幸いです。
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目次
就活が不安で泣きそうになることはある?
就活が不安で泣きそうになるのは、珍しいことではありません。実際にSNSでは「就活が不安で泣きそう」という投稿を目にすることがあります。
また、就活は今まで経験してきた学業や受験と違って、正解があるわけではありません。就活ではやることも多く、何から手をつけていいかわからなくて不安になることもあるでしょう。
そのため、就活が不安で泣きそうになるのは、仕方がないことです。ただ、就活への不安の理由や内容は人それぞれ違いがあります。自分が就活の何を不安に思っているのかを考えて、不安と向き合い、しっかりと不安を解消することが大切です。
就活が不安で泣きそうになる9つの理由
就活が不安で泣きそうになってしまうのには、以下9つのような理由が考えられます。
- 学歴に自信がないから
- アピールできることがないから
- 就活準備にやりがいを感じられないから
- 働くことに対して前向きになれていないから
- 内定が出ないから
- 周りの友達と比べてしまうから
- 学業と就活の両立が大変だから
- 柔軟な考え方ができていないから
- 選考に落ちて自己肯定感が低下しているから
学歴に自信がないから
自分の学歴では、良い企業への就職が難しいのではないかと不安になる場合があります。また、学生生活のなかで特別な経験をしてこなかったと思い、企業に対して自分をどうアピールするか迷う方もいるでしょう。
学生を採用する企業は、もちろんこれまでの経験も参考にしますが、これからのあなたにも目を向けて採用を行います。
過去の経験に自信がなくても「これから自分はどうなりたいか」「どのような努力をしていきたいか」という部分を見つめ直し、しっかり整理して就活に臨むことが大切です。
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アピールできることがないから
就活では自己PRをする必要があるため、自分にはアピールすることがなくて不安になる人も多いでしょう。自己PRと聞くと、留学経験や大会での入賞など、華々しい成果を持っている必要性を感じやすいです。
しかし、就活の自己PRに必要なことは、華々しい成果ではありません。なぜなら新卒はポテンシャル採用が基本のため、実績を求められることは少ないからです。
それよりも、人柄や考え方が企業の求める人物像に合っているかどうかが重要です。自分を客観視して、企業と自身がマッチしていることを論理的に伝えるという点を意識するといいでしょう。
就活準備にやりがいを感じられないから
就活準備にやりがいを感じられないと、モチベーションが上がらず、不安や焦りが強くなってしまうことがあります。エントリーシートの作成や面接練習は、正解が見えにくく、自分の成長や成果が実感しにくい作業です。
そのため、頑張っても報われる保証がないと感じ、就活そのものが意味のないものに思えてしまうこともあるでしょう。とくに将来のやりたいことが明確でない人ほど、このような悩みを抱えやすいです。
こうした状態が続くと、心が追い詰められ、泣きたくなるほどの不安につながります。
働くことに対して前向きになれていないから
働くことに対して前向きになれないと、就活にも不安を感じやすくなります。就職は、多くの人にとって未知の世界であり「自分に務まるのか」「ずっと働き続けられるのか」といった疑問や恐れが生まれやすいです。
とくに明確な目標や将来像がない場合、働くことに意義を見いだせず、就活への意欲も湧きにくくなります。その結果、面接やエントリーシートにも気持ちがこもらず、不安がさらに強まってしまうのです。
まずは「働くとはどういうことか」を自分なりに考えることが、不安をやわらげる一歩になります。
内定が出ないから
複数の企業を受けても内定がなかなか出ないと、不安を感じてしまうでしょう。
不安になる理由は、内定が出ないことで「このまま就職できないのでは」という不安と、不採用通知が来たことで、自分が否定されたように感じて自信を失ってしまうことなどが当てはまります。
就活は企業が選ぶ側、学生は選ばれる側と思ってしまいやすいですが、そうではありません。企業の採用担当者は、応募してきた学生が企業の求める人物像と合っているか、学生のやりたい仕事や将来のビジョンを自社で叶えられるかどうかを見ています。
あくまでお互いの希望がマッチするかを見ており、立場は対等です。内定が出ないのは企業が求める人物像と合わなかったか、あなたの将来のビジョンを叶えられない企業だったかのどちらかです。
ただし、志望動機や自己PRの表現がうまくいっていないために、本来企業の求める人物像にマッチしていたのに、それをうまく伝えられていない可能性もあります。内定が出ないのであれば、志望動機や自己PRを改善するといいでしょう。
「このまま就職できないのでは」と不安を抱えている場合は、滑り止め企業を受けるのも手です。以下の記事では、メリットや探し方について解説しているので、ぜひあわせてご確認ください。
周りの友達と比べてしまうから
周りの友達がどんどん内定をもらっていると、自分と比べてしまって不安になることもあります。しかし、就活はスピード勝負ではありません。
多くの内定をもらっても就職できるのは1社のみであり、大切なことは就職が決まることでも、大手企業に就職することでもありません。自分に価値を感じてくれる企業で就職した後に、きちんと活躍できることが重要なため、焦りや不安を感じずに自分のペースで就活を進めましょう。
学業と就活の両立が大変だから
就活を始めてみると、思っていた以上にやることが多く存在します。しかし、学業をおろそかにしてしまうと、単位を落として卒業できなくなる可能性があるため、どちらも手を抜けません。
学業と就活の両立が大変で不安なときは、まずはスケジュールを書き出してみましょう。絶対にやらないといけないこと・やりたいこと・やっておいたほう方がいいことを洗い出します。さらに、優先順位をつけて書き出し、やらなくていいことも書いておくと、今やるべきことが見えてきます。
もし「大学の授業」と「就活でやるべきこと」が同じスケジュールで被ってしまうのであれば、大学に相談してみるといいでしょう。
柔軟な考え方ができていないから
柔軟な考え方ができずに視野が狭くなっていると、自分に合う企業や働き方が他にもあることに気づけず、選択肢を自ら狭めてしまいます。
その結果、少しの失敗やつまずきが大きな不安となり、就活が苦しいものに感じられてしまうのです。柔軟に考えるためには、業界や職種を広く見る視点や、人との会話を通じて新たな価値観を取り入れる姿勢が必要です。
視野が広がることで、不安もやわらぎやすくなります。
選考に落ちて自己肯定感が低下しているから
選考に落ちると、自分を否定されたように感じて自己肯定感が低くなり、深く落ち込んでしまう人は多いです。しかし、選考で不採用になるのは企業の求める人材像とマッチしなかっただけであり、決してあなたの価値を否定されたわけではありません。
企業はそれぞれの環境で最大限に力を発揮できる人を探しているため、合わなければ選ばれないのです。だからこそ、不採用を「自分には向いていない会社だった」と捉え、気持ちを切り替えることが重要です。
自己否定が続くと心身の負担も大きくなるため、メンタルの強さを養うことも就活成功の鍵となります。
就活中に自己肯定感が低下してしまった場合は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。原因や対処法について、詳しく解説しています。
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就活が不安で泣きそうになるときの対処法6選
就活が不安で泣きそうになるときは、以下6つの対処法を試してみましょう。
- 不安な気持ちを素直に認める
- 自分の不安を書き出してみる
- 自己分析をやり直す
- 誰かに話す
- 気分転換をする
- 就活の選択肢を増やす
不安な気持ちを素直に認める
就活が不安で泣きたくなるときは、その気持ちを無理に抑え込まず、まずは「不安なんだ」と素直に認めることが大切です。
涙が出るのは決して恥ずかしいことではなく、心が助けを求めているサインです。感情を押し殺すよりも、自分自身の気持ちに寄り添って「頑張っている証拠だ」と受け止めることで、心の負担を軽くできます。
また、涙を流すことにはストレスをやわらげる効果もあります。泣くことで気持ちが整理され、気分が少し楽になることもあるでしょう。自分を否定せず、まずは受け入れる姿勢が、就活の不安を乗り越える第一歩です。
自分の不安を書き出してみる
就活が不安で泣きそうなときは、自分が不安に思っていることをすべて書き出してみましょう。紙にすべての不安を書き出したら一旦深呼吸して、自分が書いたものを読んでみます。読むときに大切なことは、自分から出てきた感情をジャッジしないことです。出てきた感情に良いも悪いもありません。自分はそう思っているんだということを俯瞰で見て、自分の感情を認めます。
書き出してみた不安のなかには、すぐに解消できるものもあれば、自分ではどうにもならないものもあるはずです。解消できるものから、ひとつずつ順に行動してみましょう。
自己分析をやり直す
就活が不安で泣きそうなときは、自己分析をやり直してみるのも有効です。自己分析は、エントリーシートの作成や面接対策の土台となる重要なステップです。自分の価値観や強み、将来やりたいことを再確認することで、志望動機や自己PRにも一貫性が生まれ、自信を持って就活に臨めるようになります。
また、自分に合った企業や仕事のイメージも明確になり、不安の原因である「将来の見えなさ」もやわらぎます。自己分析を通して前向きな視点を取り戻すことが、就活を前進させる一歩になるでしょう。
自己分析のやり方に迷っている方は、逆求人型就活サービス「OfferBox」で使える無料ツール「AnalyzeU+」をぜひ活用してみてください。質問に答えるだけで、あなたの強みや価値観、仕事に対する適性が可視化されます。客観的なデータをもとに自己理解を深めることで、エントリーシートや面接の回答にも活かせるでしょう。
誰かに話す
就活が不安でつらいときは、自分と同じような境遇にある人とつながり、会話をしてみることが効果的です。同じように就活に悩んでいる相手だからこそ、気持ちを素直に共有できたり、共感し合えたりします。
悩みを言葉にすることで自分の感情が整理され、安心感を得られることもあるでしょう。また、アドバイスをし合うなかで、新たな視点を得られる可能性もあります。
近くにそういった友人がいない場合は、SNSで同じ立場の人を探すのも一つの方法です。「自分だけじゃない」と感じられることが、不安を軽くする大きな一歩になります。
気分転換をする
就活がつらくて泣きたくなるほど追い詰められているのであれば、思いきって一度就活を休んでみるのも大切な選択です。
就活のことばかり考えていると、不安や焦りが増し、心が疲弊してしまいます。数日でも就活から離れてリフレッシュすることで、気分が回復し、前向きな気持ちを取り戻しやすくなるでしょう。
真面目な人ほど「休んでいる場合じゃない」と自分を追い込みやすいですが、立ち止まることで見えることもあります。心を整える時間は、決してムダではないため、休息も取り入れながら就活を続けましょう。
就活の選択肢を増やす
現代では、従来の就活の方法と平行して、さまざまな方法で就活を進められるようになってきています。自分でエントリーしていくことも重要ですが、就活サービスやエージェントを利用するなど、就活の方法を複数持つことで選択肢を増やしてみましょう。
なかでも逆求人型の就活サイトは、自分では気づけなかった業界や職種からのオファーを受け取れるのが大きな魅力です。プロフィールを充実させておけば、あなたの人柄や価値観に興味を持った企業からスカウトが届く仕組みなので、視野が一気に広がるでしょう。
「知らなかったけど、意外と合っているかも」と思える企業との出会いがあることで、就活への前向きな気持ちが生まれることもあります。
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就活が不安で眠れないときの対策
就活が不安で泣きそうな状態だと、眠れないこともあるでしょう。眠れないときに役立つ対策は、以下の3つです。
- 寝る直前にスマホやパソコンを見ない
- 気持ちを落ち着ける
- 睡眠環境を整える
また、以下の記事では、就活が原因で眠れないときの理由から詳しく解説しています。ぜひあわせてご確認ください。
寝る直前にスマホやパソコンを見ない
就活が不安で眠れないときは、寝る直前にスマホやパソコンを見る習慣を見直してみましょう。画面から発せられるブルーライトは脳を覚醒させ、寝つきを悪くする原因になります。
とくにSNSやニュースなどの情報は、不安な気持ちをさらに煽る可能性もあるため、要注意です。寝る1時間前には画面から離れ、読書や軽いストレッチなど、心が安らぐ時間を意識して過ごすのがおすすめです。情報を遮断することで、脳と心に休息を与え、自然な眠気を促せるようになります。
気持ちを落ち着ける
眠れない夜は、不安な気持ちが頭から離れず、心がざわついている状態になります。そんなときは無理に寝ようとせず、まずは気持ちを落ち着けることを意識しましょう。
深呼吸をゆっくり繰り返したり、軽くストレッチをしたりすると、身体がリラックスして自然と心も穏やかになります。眠ることだけでなく「今は休む時間」と捉えるだけでも、気持ちに余裕が生まれます。
自分を責めず、やさしく向き合うことが、不安からの解放につながるでしょう。
睡眠環境を整える
質の良い睡眠をとるためには、環境づくりも大切です。寝室の照明は暗めにし、室温や湿度は快適な状態に保ちましょう。
また、寝具が合っていなかったり、部屋が散らかっていたりすると、知らず知らずのうちに眠りの質に悪影響が出てしまいます。アロマやヒーリング音楽を取り入れるのも効果的です。
自分にとって心地良い空間を整えることで、就活の不安から少しでも解放され、深く安定した眠りにつながりやすくなります。
就活でメンタルがボロボロなのは就活鬱の可能性もある
就活鬱とは、多くの就活生が経験する心の不調の一つです。内定がなかなか得られず、自分自身を否定されたように感じることから、やる気が出ない・食欲がなくなる・眠れない・動悸がするなどの症状が現れる場合があります。
こうした症状は決して甘えではなく、誰にでも起こりうることです。重要なのは、自分が就活鬱の兆候に気づき、適切に対処することです。
たとえば趣味に没頭したり、生活習慣を整えたり、家族や友人に相談したりすることが、自分の精神状態を守る助けになります。症状が深刻な場合は、専門医の診察を受けることも大切です。就活鬱になっても自分を責めず、まずは心と体のケアを優先しましょう。
就活でメンタルがボロボロな場合は、以下の記事で解説している要因や対処法を参考にしてみてください。
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就活が不安で泣きそうなときによくある質問
最後に、就活が不安で泣きそうなときによくある質問を2つ紹介します。
- 就活で全落ちしてしまう人の特徴は?
- 就活でしんどい時期はいつ?
就活で全落ちしてしまう人の特徴は?
就活で全落ちしてしまう人には、いくつかの傾向があります。たとえば、応募する企業数が極端に少なかったり、挑戦的な企業ばかりを選んでいたり、自己分析や面接準備が不十分だったりするケースです。
また、企業ごとの特徴や求める人物像を理解せず、自分の伝えたいことだけを押し出してしまうと、ミスマッチが起きやすくなります。
就活を成功に導くには、ただ数をこなすだけでなく、冷静な振り返りと的確な対策が欠かせません。戦略的に動くことが突破口になるはずです。
就活に全落ちする人の特徴について、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。
就活でしんどい時期はいつ?
就活を始めたばかりの時期は、とくにしんどさを感じやすいタイミングです。手探り状態でエントリーを進める中、エントリーシートやグループディスカッションでの不合格が続き、ようやく面接に進んでも初回で落ちることが多くあります。
こうした状況では、失敗から学ぶ余裕もなく、前に進んでいる実感が持てずに心が折れそうになることもあるでしょう。
この壁を乗り越えるには、早めに動き出し、場数を踏みながら経験を積むのがおすすめです。徐々に選考に慣れていくことで、自信を持って臨めるようになり、結果にもつながりやすくなるでしょう。
以下の記事では、就活がしんどいと感じる原因と対策を解説しています。NG行動についても紹介しているので、今がしんどいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
就活に不安を感じて泣きそうになるのは、誰にでも起こりうる自然な反応です。学歴に自信がない、自分の強みがわからないといった不安は、多くの学生が抱える悩みです。
また、周囲と比べて焦りを感じたり、何をすればいいかわからず行動できなかったりすることで、さらにプレッシャーが増してしまうこともあります。就活は完璧を求めすぎず、自分のペースで少しずつ前進することが大切です。
就活の不安を軽減するには、自己理解を深めたり、企業とのマッチングの機会を広げたりする工夫も有効です。逆求人型の「OfferBox」なら、プロフィールを登録するだけで企業からオファーが届く仕組みのため、就活を効率的に進められます。
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