就活をはじめようと思っても「何からはじめればいいのかわからない」「そもそも就活すべきなのだろうか」と就活はわからないことだらけと感じてしまうかもしれません。
学生が就活を進めようとする場合、多くのことがはじめての経験になるのではないでしょうか。
つまり、就活がわからない、就活はわからないことだらけと感じてしまうのも無理はありません。
就活でよくあるわからないことを整理し、就活がわからないことだらけでも進めていく方法を確認していきましょう。
就活がわからないのは当たり前
就活がわからないのは当たり前です。
もっといえば、就活の進め方や、就活をどう上手くやるか、就活の正解はなどさまざまな部分でわからないことがでてくるでしょう。
就活は基本的な流れや方法はありますが、こうすれば正しい、こうすれば確実だということがあるわけでもありません。
また、学生の就活は一度きりのようなものですので、就活を終えたとしてもよくわからないままであったり、わからないことだらけになる可能性もあります。
まずは、就活がわからない、就活はわからないことだらけでも不安になりすぎずに、どのように就活を進めるといいかや自分に合った方法は何かを考えて、わからないことを当たり前と考えて、ひとつずつ着実に進めていくようにしましょう。
よくある就活のわからないこととは?
まずは就活でわからないとなりやすい例を見ていきましょう。
先に就活でわからないとなりやすい部分をクリアにしておけば、その後の就活をスムーズに進めることができるので、確認していきましょう。
なにから始めればいいのかわからない
人生において重要なキャリアを構築するための就活ですが、はじめてやるのだから、なにからはじめればいいのかわからないと感じるかもしれません。
就活にはいくつもの企業へ応募し、面接が必要など、漠然としたイメージを持っているかもしれませんが、漠然としたまま手探りや思いつきで行動をしても、うまくいかない可能性が高いでしょう。
まずは就活の情報を調べることから始めてみましょう。
たとえばインターネットを閲覧するときは就職情報サイトをチェックし、ニュースなどで流れる職業の求人倍率などを意識するなどです。
普段の生活の中で情報を少しずつ集めていくと就活をすることに慣れてきます。
その後、スケジュールや流れをつかみ就活を本格化させていけばスムーズに続けることができるでしょう。
どれくらいの期間活動するものかわからない
就活はどれくらいの期間活動するものか、目安がわからないとスケジュールも組みにくくなります。
内閣府が2023年度の学生の就職について調査(学生の就職・採用活動開始時期等 に関する調査結果について 就職活動に要する期間と学生の認識)した結果では、就活の期間は9ヶ月間程度かかったとされています。
就活には約9ヶ月程度かかる可能性があると考えておきましょう。
事前にどれぐらいの期間する可能性があるかを理解しておけば、スケジュールが組みやすくなったり、必要以上に焦らずに済むかもしれません。
いつから就活ははじめるべきかわからない
就活はいつからはじめるべきかわからない場合もあるでしょう。
学生であれば学業が優先されますし、就活をはじめられない状況の場合もあるでしょう。
また、友人がインターンに参加するなどという話を聞くと、すでに就活をはじめていることがわかり、あせりを感じることがあるかもしれません。
就活にはいつからはじめるという決まりはありませんが、企業の職業体験であるインターンシップが大学3年生を対象とし、6月頃からの募集が多い傾向にあります。
したがって、大学3年生の6月前には就活について意識しておくといいかもしれません。
やりたい仕事がわからない
やりたい仕事がわからないことは大きな問題にはなりません。
就活をはじめたばかりでは、やりたい仕事がわからない、見つからないのは普通のことともいえます。
就活も意識して行動していると、さまざまな企業や職業の情報が増えていきます。
覚えた企業の情報と自己分析の結果をもとに、やりたい仕事や向いている仕事を現実的に考えることができるようになるでしょう。
就活の用語がわからない
就活をはじめるときは、基本的な就活用語を情報サイトなどでしらべておくとよいでしょう。
就活をはじめるとES、インターンなど就活特有の用語を耳にする機会が増えます。
言葉も意味も自然とおぼえていくことになりますが、最初のうちは聞きなれない用語に苦手意識を感じることがあります。
とくに企業の雇用形態や福利厚生など、労働条件についての言葉は馴染みがうすくて抵抗があるかもしれません。
就活の用語は就活仲間と情報交換するときや相談をするときも役にたつため、就活をはじめたときに調べておくとよいでしょう。
就活をわからないことだらけでも進める方法
どのようなこともはじめは、わからないことだらけで当然です。
わからないことだらけでも就活を進める方法について確認していきましょう。
就活をする決意を固める
わからないことだらけであったとしても最初に必要なのは、就活をする決意です。
就活は準備も含め、約1年程度の時間がかかる場合があります。
就活にはロードマップがある程度決まっていますので、正しい情報をもとに続けていれば内定をもらい活動の終わりがきます。
学校生活をしながら、同時に就職活動をすることは時間の確保などで大変に感じるかもしれません。
最後まで諦めずに続けるためにも、最初に就職活動を最後まで続ける決意を決めることが大切です。
就活全体の流れとスケジュールを把握する
就活のスケジュールを考えず「まだまだ大丈夫だろう」と考えていると意外と早く時間はすぎていってしまいます。
就活を始めるなら早いうちから情報を集め、スタートをきれるようにしておくとよいでしょう。
余裕をもった就活のスケジュールとしては、大学3年生の6月頃から大学4年生までにインターンシップ、自己分析と業界研究、面接対策など応募の準備を終わらせておくイメージで進めましょう。
大学4年生の3月から採用目的の企業説明会に参加し、エントリーシートの提出と試験、面接をこなし、遅くても9月末までに内定というのが理想的です。
一部の企業では企業説明会を大学3年生の3月に開始する企業もあるため、早めに就活がはじめられるようであれば、進めておくようにしましょう。
大学のキャリアセンターに顔を出してみる
大学生であれば、大学に設置されているキャリアセンターに顔を出してみることもよいでしょう。
企業説明会などのイベントや面接セミナー、OB、OGの紹介など就活をスムーズに進めるための情報が集まっています。
就活でわからないことがあれば、大学のキャリアセンターと就活情報サイトを併用し、情報をチェックすることがおすすめといえます。
わからないことを認識しつつ自己分析してみる
わからないことを認識しつつも、まずは自己分析してみることも重要です。
学生生活での経験や力をいれたこと、自分の性格や強みを言葉にしてみると、職業との適正やアピールポイントが見えてくるでしょう。
自己分析は一度といわず、何度も振り返り更新していくことでより精度があがり深く分析できるようになります。
自己分析が進めば、書類や面接で具体的に強みや貢献できることがアピールできるようになり、良い印象につながります。
しかし、自己分析では良い点も悪い点も冷静に自分と向き合うことになるため「あまりやりたくないな」と思うことがあるかもしれません。
OfferBox(オファーボックス)など就職情報サイトの自己分析ツールを利用してみましょう。
就活サイトや書籍を利用し情報収集や言葉を覚える
就活の最初に就活サイトや書籍を利用し、情報収集や言葉を覚えることに注力するとよいでしょう。
就活のわからないことが少しずつ減っていきます。
就活特有の用語や言葉を覚えることは就活仲間などと情報交換するときにも便利です。
自分の悩みや質問を伝えやすくなり、相手のアドバイスや意見もより理解しやすくなるでしょう。
就活仲間や相談先をみつける
就活は長期間続く可能性があり、悩みや迷いがつきものです。
迷いや悩みをそのままに活動を続けていると、効率が悪かったり判断を間違ったりすることがあります。
相談できる相手や信頼できる就活情報サイトを見つけておくことが重要です。
興味のある業界研究をしてみる
興味のある職業の業界研究をしてみることが重要です。
志望する業界の特徴、志望する企業の特徴や業績などを就活情報サイトや書籍、企業のIR情報、新聞、ニュースなどをもとに調査します。
業界研究をしない場合、印象だけでミスマッチした企業に応募したり、面接などで動機を聞かれても浅い回答をしたりすることが考えられ、内定から遠ざかる可能性があります。
しっかりと業界研究しておくことで、入りたい企業や業種の知見が深まり、動機に説得力が増します。
結果として就活の効率が良くなるため、必ず業界研究をしておきましょう。
就活に関連するセミナーやイベントに参加する
就活に関連するセミナーや企業合同説明会などのイベントに参加することも、就活の情報をアップデートでき活動を進めることができます。
主に大学のキャリアセンターなどで開催の情報が公開されています。
企業が自社サイトで説明会を告知し、広く参加を募集していることもあります。
オンラインの説明会イベントであれば、会場に足を運ぶことなく情報を集めることができます。
興味のある企業のホームページをまめにチェックしておくこともおすすめといえます。
OBやOGを訪問して生の声を聞いてみる
卒業生ですでに企業に就職している社会人に会いに行き、企業での働き方や業界情報を聞いてみることも大切です。
就活がわからないことだらけでもOBやOGの経験をもとにした生のアドバイスが参考になることがあります。
OB、OG訪問は大学のキャリアセンターに登録のあるリストをもとにアポイントをとることが一般的な方法です。
インターンシップに参加する
就業前に就業体験ができる企業のインターンシップに参加することも就活を積極的に進める手段の一つです。
説明会や情報サイトなどで興味のある職種や業種を調べていても、実際の働き方がわからず実感がわいてこないことがあります。
インターンシップを利用することで業界の実情や働き方を肌で感じることができ、就職前に向き不向きの予想を立てることができます。
志望の動機を説明するときにインターン時の経験を具体的なエピソードとして語ることができます。
インターンシップの経験は就活でも利用できるので、積極的に参加することがおすすめといえます。
書類の書き方や面接の練習をする
就活を進めるうえでは履歴書やエントリーシートなどの書類の書き方や面接の練習はとても重要です。
自分の強みやどのように貢献できるのか、志望の動機などをていねいにアピールできるようにしておきます。
面接で聞かれやすい質問事項など、あらかじめピックアップしスムーズに回答できるように練習しておきましょう。
書類の書き方については就活情報サイトや書籍を参考とします。
また、面接対策には大学のキャリアセンターやハローワーク、就職支援サービスなどが開催する面接セミナーを利用することも検討しておくといいかもしれません。
身だしなみや就活マナーを学ぶ
身だしなみをないがしろにすることや就活マナーを学ばずに先方企業にアプローチをすることは、就活の成功から遠ざかることになります。
評価の対象として考えられているからです。
最初はわからないとしても、社会人としての身だしなみや就活マナーを就活支援サービスや就活情報サイトなどを利用し覚えるようにしていきましょう。
就活がわからないときはOfferBoxを利用してみよう
就活でわからないとなりやすい例と、わからないことだらけでも進めていく方法を説明してきましたが、就活に限らず、最初は初心者でわからないことだらけなのは当たり前です。
就職情報の収集、自己分析、業界研究などおこなうべきことはたくさんありますが、ひとつひとつこなしていくようにしましょう。
信頼できる就職情報サービスやサイトにはOfferBoxを利用することも一つの手段です。
OfferBoxはプロフィールを登録しておくことで、企業から求人のオファーが届くチャンスを得られる就活サービスです。
また、OfferBoxにプロフィールを登録して、企業からのオファーを待つだけでなく、就活に関するさまざまな情報も確認することができます。
さらに、プロフィールを登録する際には、自己PR作成の練習につながったり、自己分析ツールを利用することも可能です。
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