就活のやる気がでない4年生が就活を進める方法と内定獲得のポイント

  • LINEで送る

大学4年生なのに就活のやる気がでない、と不安や焦りを感じている学生もいるかもしれません。

就活のやる気がでない大学4年生はどのように就活を進めていけばいいのでしょうか。

大学4年生で就活のやる気がでない理由を確認し、就活のやる気がでない大学4年生がどのように就活を進めていくといいかを確認していきましょう。

大学4年生で就活のやる気がでない主な原因

大学4年生となると就活の本番ともいえる時期ですが、なぜ大学4年生で就活のやる気がでない状態になってしまうのでしょうか。

大学4年生で就活のやる気がでない状態になる主な原因を確認していきましょう。

明確な目標がない

明確な目標を持たずに就活に取り組んでいる場合、取り敢えずどこでも内定を獲得できれば構わないと考えがちです。

しかし、そんな気持ちで就活をはじめてもやる気は持続せず、もちろん結果もついてきにくいものです。

大学4年生でも就活に明確な目標を持つことは簡単ではありませんが、目標がないままでは就活のやる気がでないのは当然ともいえます。

また、周りが次から次へと内定を獲得していく中、自分だけが取り残される感情も出て、ますます就活に対して後ろ向きになってしまうでしょう。

就活のやり方が分からない

就活のやり方が分からないことが理由で、やる気がなくなってしまう4年生も一定数います。

就活のやり方は大学4年生になったら自然とわかるものではなく、自分で調べたり、スケジュールを組まなければ進められないものですが、就活のやり方を教えてもらう機会というのもそこまであるわけではありません。

また、就活のやり方は一般的なスケジュールや決まりはありますが、正解というものはないので、どのように就活をしていいかわからないことでやる気がでないこともあるでしょう。

卒論や部活などで疲弊している

大学4年生でも学業を優先しないといけなかったり、卒論や部活、アルバイトなどやることが多く、どうしても就活にエネルギーを注げない状態になっている可能性もあります。

就活以外にやることが多いことで就活にやる気がでない、就活の優先度が下がってしまうのは仕方がない部分もあるでしょう。

また、就活をしている場合ではない状態の大学4年生もいるでしょうから、就活以外にやることが多いとやる気がでないのは仕方がないといえるかもしれません。

危機感を持てない

新卒を中心に若手を求めている会社が増えている状況下であることから、4年生になっても危機感を持てない就活生もいるでしょう。

  • 新卒で売り手市場だからどこかには受かるはず
  • まだ〇月だから大丈夫

このように、明確な根拠もなく考えてしまい就活を先送りにしたり、やる気がでない状態のままでいてしまうこともあるかもしれません。

自分に自信がない

学生時代にこれといった実績を作れず、成績にも自信がない人は、就活に対して後ろ向きになる傾向があります。

成功体験の少なさから自分に合う企業は少ないと思い込み、本来であれば挑戦できる求人も避けてしまうこともあるでしょう。

就活に対して最初からどこかあきらめのような感情を抱いていることで、大学4年生になっても就活にやる気がでない気持ちになることもあるかもしれません。

もう間に合わないと思っている

就活で結果が出せず、当初予定していたスケジュールから大幅に遅れると、どうしてもやる気は低下してしまいます。

一時は気持ちを奮い立たせようとするものの、心のどこかで「もう間に合わない」という気持ちもあり、これ以上やっても無理かもと考えて、やる気をなくしてしまうこともあるでしょう。

就活をある程度やったうえで、結果が伴わなかったり、思うようにいかないことで大学4年生のどこかのタイミングで就活のやる気がでない状態になることもあるかもしれません。

そもそも働きたくない

大学4年生になったからといって、そもそも就活は絶対にしなければいけないものではありません。

多くの大学4年生は就活をするものですが、絶対にしなければいけないものではなく、働きたくないと考えていたり、就職する気がない場合はやる気がでない状態になるのは当然といえるかもしれません。

しかし、卒業後に就職していなければ困る状態であったり、当てがないのであれば大学4年生で就活のやる気がでない状態であっても、就活をしないといけないといえるでしょう。

就活でやる気がでない4年生でも就職のチャンスはある理由

就活でやる気がでない4年生でも、就職のチャンスはあります。

また、就活のやる気がでない状態でも就活を進めることも可能でもあります。

就活のやる気がでない4年生でも就職できるチャンスがある理由について確認していきましょう。

そもそも日本企業は慢性的な人手不足である

人手不足の主な背景としては、少子高齢化や団塊世代の一斉退職、終身雇用が当たり前の時代とは違い転職を繰り返す人が増えていることが挙げられます。

非正規も約3割不足している事実からも、やる気を持った若手を中心に、新規採用を検討する企業が今後も増えていくと考えられるでしょう。

現段階で就活が上手くいっていなくても、軌道修正を図り、企業側に採用メリットを伝えられれば十分に挽回は可能です。

夏・秋採用を実施している企業もある

3~6月までに内定を貰えなくても、「6~8月に夏採用」「9月~11月末に秋採用」を実施している企業に応募できます。

ただし、春採用に比べて難易度は上がる傾向があるので選考対策の質を上げる必要があります。

6月以降もチャンスがあると考えれば、4年生で就活のやる気がでない期間が少しあったとしても気持ちを切り替えればまだまだチャンスはあるといえるでしょう。

随時募集をおこなっている企業もある

一定の期間だけではなく、通年で採用をおこなっている企業もあります。

ずっと募集している企業に対して不安を感じてしまうこともあるでしょうが、自社にはない色を持った幅広い人材を採用する目的で、通年採用を行っている企業もあります。

常に人材を募集している企業は問題があると切り捨てるのではなく、仕事内容や社内の雰囲気、採用方針を調べたうえで応募するなどを検討することでチャンスは広がるといえるでしょう。

就活のやる気がでない4年生が内定を獲得するポイント

就活のやる気がでない4年生が内定を獲得するには、選考対策の質と就活を進めるスピードを意識する必要があります。

就活のやる気がでない4年生が内定を獲得するためのポイントを確認していきましょう。

一定の期間は就活だけに集中する

期日を決めることでやる気が持続しやすくなりますし、期日を決めることで動きやすくなる部分もあるでしょう。

一定の期間は可能な限りバイトや部活など他の活動に費やす時間を減らし、就活を優先する期間を作ることで集中して進められます。

また、各選考フェーズごとに具体的なスケジュールを設定することも大切です。

例えば、〇月までに応募書類の作成を完結させるなど、スケジュールを区切り選考対策に時間をかけ過ぎないようにするなど、自分が応募する企業の目星をつけ、各企業の採用スケジュールに合わせて就活を進めるようにしましょう。

就活のプロに頼り効率を意識する

就活のやる気がでない4年生は、就活のプロによるサポートを受けてみましょう。

就活エージェントはカウンセリングをもとにした求人の紹介のみならず、応募書類の添削や面接対策、応募代行まで行ってくれます。

大学4年生で就活をしなくては行けなくても学業やその他にしないといけないこともあるでしょうから、効率よく就活を進められる工夫をすることが重要です。

限られた時間の中で、いかに自分に合った求人に応募できるかによっても就活の結果は左右されます。就活のプロによる質の高いサポートを受け、ライバルに負けないアピールをしていきましょう。

自己分析をしてアピールポイントを明確にする

自己分析の結果は、各選考試験のベースとなるのだけではなく、企業選びをする際の判断材料になります。

自分という人間がどういった強み・弱みを持ち、将来どのようになりたいかをより正確に把握することで、アピールポイントが明確になるからです。

自己分析は情報が多ければ多いほど正確に分析でき、応募先企業とのミスマッチを軽減することにつながります。

自己分析の質は選考結果を左右する大切な要素ですので、多少時間がかかっても、丁寧に進めていきましょう。

業界研究・企業研究で応募先ごとの志望動機を作る

志望動機は使い回しをせず、応募先ごとにカスタマイズしましょう。

まずは業界研究を通して業界全体の現状を把握し、応募先企業がどのような強み・弱みを持っているのか把握しましょう。

その上で自己分析の結果と照らし合わせ、事業に対してどのように貢献していけるか採用メリットを伝えることが大切です。

オリジナリティ性を感じるほど採用担当者の目に留まりやすいので、方向性がズレない範囲で、他の応募者と違った視点で志望動機を作ることを意識しましょう。

模擬面接でフィードバックをもらう

定期的に模擬面接を受け、フィードバックをもらいましょう。

時期によっては予約が殺到しますが、企業側の採用事情を理解している就活エージェントや大学のキャリアセンターなどがおすすめです。

模擬面接は受けっぱなしではなく、フィードバック内容を就活にいかす姿勢を大切にしてください。

面接時の受け答えはもちろん、志望動機や自己分析で至らない点が見つかったら、積極的にブラッシュしていきましょう。

就活のやる気がでない4年生が避けたほうがよい行為

大学4年生で就活のやる気がでない状態から脱却した場合、焦りを感じてしまうこともあるかもしれません。

危機感を持つのは大切ですが、焦るあまり就活の方向性を誤ると、たとえ内定を獲得できたとしても入社後にミスマッチを感じてしまう場合もあるでしょう。

就活のやる気がでない4年生が就活の際に避けたほうがよい行為を確認していきましょう。

焦って大量募集の求人に応募する

大量募集の求人は確かに受かりやすい場合もありますが、企業が大量の人材を頻繁に募集する背景をよく考えたり、調べたうえで応募しましょう。

もちろん、大量募集を繰り返す企業全てに問題があるわけではありませんが、何かしら事情を抱えている可能性もあります。

簡単に受かりそうだなという考えで応募を安易にしないで、慎重に応募先を選定していきましょう。

応募数を増やし過ぎる

同時に応募数を増やし過ぎるのも避けましょう。

選考スケジュールがかぶることで、1社1社の選考対策の質が落ちてしまうためです。

また、スケジュール調整に無理が生じてしまうこともあるでしょう。

しっかりと自分の中で受ける企業の基準や軸を決めて、手当たり次第ではなく応募をするようにしましょう。

他人の意見を鵜吞みにする

他人の意見に耳を傾けることは大切です。

しかし、自分の考えを曲げてまで鵜吞みにするのは避けましょう。

その場では強引に取り繕っても、結果的に自分の気持ちに噓をつくことになるからです。

他人の意見を尊重しすぎて、自分の考えを脇に追いやるような行為は避けましょう。

逆にしっかり納得した上で決断すれば、自ずと自分の言動にも責任を持てるので、就活のやる気向上につながります。

企業からどう思われるか気にしすぎない

就活が遅れていても、企業からどう思われるか過度に気にしないようにしましょう。

ネガティブな気持ちは言動になってあらわれ、企業側に頼りなさを感じてしまいます。

就活のやる気が出ずに行動しなかった過去に囚われていると、面接時の回答も全体的に言い訳がましくなってしまうでしょう。

逆に過去は過去として割り切り、面接は自分を売り込む場と考え方を改めれば、自分の想いを率直に伝えられるようになります。

安易な動機で就職以外の道を選択する

就活のやる気がでないだけで、安易に就職以外の道を選択するのは避けましょう。

起業するにはある程度の実績・スキル、営業や経理をはじめ業務のほとんどをひとりでしなくてはいけません。

社会人経験がない4年生の段階で、雇われない働き方を選択するのは簡単なことではありません。

就職だけが生計を立てる手段ではありませんが、様々なリスクを考慮して慎重に決断しましょう。

逆求人型の就活サイトOfferBoxで就活を始めてみよう

逆求人型の就活サイトとは、登録された学生のプロフィールに興味を持った企業から求人オファーが届くシステムです。

OfferBox(オファーボックス)は一般的な就活サイトとは異なり、企業がオファーを一括送信することが基本的にできないような仕組みになっています。

また、OfferBox独自の自己分析ツールもあり、100万人以上の診断結果に基づき自分の強み・弱みも正確に把握できます。

就活のやる気がでないと感じている4年生もOfferBoxであれば、登録時にプロフィールを充実させて、企業からのオファーを待つという就活のスタイルになるので利用しやすいのではないでしょうか。

OfferBoxを就活の新たな手段として、就活のやる気がでない大学4年生は利用を検討してみてください!