
新卒での就職活動において、近年注目を集めているのが「逆求人サイト」です。逆求人サイトは、学生が企業に応募する従来の方法とは異なり、企業側からスカウトが届く仕組みで、自分に合った企業と効率よく出会えるのが特徴です。
この記事では、新卒におすすめの逆求人サイトや利用するメリット・デメリット、効果的な使い方のコツなどを解説します。自分に合ったサイトを見つけて、納得のいく就活を進めましょう。
OfferBoxは、プロフィールに登録しておくと企業から選考やインターンシップのオファーが届く新卒逆求人サービスで、就活生の約22万人(※1)に利用されています。
また、累計登録企業数は約20,879社(※2)で、大手から中小・ベンチャーまで幅広い企業に登録されています。
完全無料で利用できるため、ぜひ活用ください。

(※1) OfferBox 2026年卒利用実績データより(2025年5月時点)
(※2)当社アカウントを開設した累計企業数で、直近で利用していない企業含む(2025年4月時点)
目次
新卒向けの逆求人サイトとは?

新卒向けの逆求人サイトとは、プロフィールを登録することで、プロフィール内容に興味を持った企業から就活生にスカウトやオファーが届くサイトのことです。
就活では学生が企業にアプローチする方法が一般的ですが、逆求人サイトの場合、企業から就活生にアプローチが届くのが特徴です。
新たな就活方法や採用手段として利用者数や登録企業も増えており、今まで見ていなかった業界・職種のオファーが来る可能性もあるため、自分に合う企業を見つけやすいことから、自己分析のためにも逆求人サイトを利用する就活生もいます。
新卒向けの逆求人サイト9選
新卒向けの逆求人サイトについて、以下の9つを紹介します。
- OfferBox
- キミスカ
- dodaキャンパス
- ABABA
- iroots
- キャリアチケットスカウト
- Wantedly
- TECH OFFER
- LabBase
それぞれの特徴を理解して、自身の就活スタイルに合うサービスを見つけてみてください。
OfferBox
<おすすめポイント>
- 大手企業からベンチャー企業まで幅広く掲載
- 自己分析ツール「AnalyzeU+」が無料で使える
- 東証プライム上場している企業のうち68%(※1)が利用している
OfferBoxは、登録者数が年々増加している新卒オファー型就活サービスです。
登録企業は2万社以上(※2)にのぼり、大手企業から中小・ベンチャーまで幅広い業種の企業が登録しています。
企業側がスカウトを無制限に送れない設計になっており、あなたのプロフィールをきちんと見た採用意欲の高い企業からの質の高いオファーが期待できる点が大きな特徴です。プロフィールを80%以上入力した学生の平均オファー受信数は41件(※3)であるため、自己PRやガクチカを丁寧に入力することでマッチ度の高い企業から声がかかりやすくなります。早期に内定を獲得したい学生や、就活の視野を広げたい人におすすめのサービスです。
| 登録企業社数 | 20,879社以上(2025年6月時点) |
| 対応エリア | 全国 |
| 公式サイト | https://offerbox.jp/ |
(※1)OfferBox2023年11月時点実績データより
(※2)当社アカウントを開設した企業数であり、直近で利用していない企業を含む(2025年6月時点)(※3)OfferBox2023年卒利用実績データより
キミスカ
<おすすめポイント>
- 3種類のスカウトで企業の本気度が分かる
- キミスカ独自の適性検査TPI©で自己分析に役立てられる
- キミスカ登録者限定のイベントが充実
キミスカは、3段階のスカウト制度を導入しているのが特徴の逆求人サイトです。「ゴールド」「シルバー」「ノーマル」の3種類があり、企業側の関心度が分かりやすいため、どの企業が自分に注目しているかが一目で把握できます。スカウトが届いた後も、志望度に応じてやり取りを調整できるため、無理のない就活が可能です。
また、登録時に受けられる適性検査が自己分析に役立ち、企業選びの指針にもなります。ただし、受験できるのは1人一度までとされているため、ゆっくり時間をかけて取り組むのがおすすめです。
キミスカは、企業の本気度を知りたい人や、自分をしっかり評価してくれる会社に出会いたい人にはぴったりのサービスです。
| 登録企業社数 | 6,500社以上(2025年7月時点) |
| 対応エリア | 全国 |
| 公式サイト | https://kimisuka.com/ |
dodaキャンパス
<おすすめポイント>
- 自分の強みを可視化できる自己分析ツールが豊富
- 企業からのオファー受信率99%(※1)
- 就活に役立つオンラインイベントが豊富
dodaキャンパスはパーソルキャリアが提供する逆求人型サービスで、オリコン顧客満足度®調査で4年連続で顧客満足度総合No.1(※2)を獲得している人気サイトです。
プロフィールを詳細に入力すればするほどオファーの質と量が向上し、就活準備が整っていない学生でも自己PRの添削や適性診断、面接対策などの手厚いサポートが受けられます。
大手志望だけでなく、安心感を持って就活を進めたい学生にとっても心強いサービスです。
| 登録企業社数 | 10,000社以上(2024年6月時点) |
| 対応エリア | 全国 |
| 公式サイト | https://campus.doda.jp/ |
(※1)プロフィール入力率70%以上の場合(25年卒 2024年6月時点)
(※2)2025年7月時点
ABABA
<おすすめポイント>
- 落ちた選考の実績が強みに変わる
- 選考カットでより多くの企業と出会える
- 平均25社のスカウトが受けられる
ABABAは、他社で最終面接まで進んだ学生を対象にしたユニークな逆求人サイトです。学生の選考通過歴が企業に開示されるため、企業側は「この学生は一定の選考基準をクリアしている」と認識したうえでオファーを送信できます。
そのため、ABABAで届く94%のスカウトはES・1次面接などの選考がカットされており、就活を効率的に進めることができます。
ある程度選考経験があり、早期に内定を狙いたい学生におすすめです。
| 登録企業社数 | 2,300社以上(2025年7月時点) |
| 対応エリア | 全国 |
| 公式サイト | https://hr.ababa.co.jp/ |
iroots
<おすすめポイント>
- 利用企業は審査通過率10%の狭き門を通過しているため安心
- 会員限定のイベント招待や特別選考の優遇あり
- スカウトリクエスト機能で企業からスカウトが届く可能性が約3倍にアップ
irootsは、他のサービスと比較して特に厳しい審査を通過した優良企業からスカウトが届く逆求人サービスです。「会社の成長性・将来性」「20代の成長環境」「クチコミによる評判」をもとに、利用企業をすべて審査しているため、市場価値が高まる大手企業やベンチャー企業からのスカウトが期待できます。
また、ES免除や選抜型インターンの参加確定、入社後の配属確約などirootsならではの特別選考スカウトが届くこともあります。さまざまな切り口からスカウトを受けることで、自分の興味・関心分野を広げられるでしょう。
一部の選考が免除になるスカウトや、優良企業と効率的に出会いたい人は、ぜひ活用してみてください。
| 登録企業社数 | 400社以上(2025年7月時点) |
| 対応エリア | 全国 |
| 公式サイト | https://iroots.jp/ |
キャリアチケット就職スカウト
<おすすめポイント>
- 5つの質問に答えるだけで価値観を深掘りしてくれる
- 自己PR・ガクチカの作成が簡単にできる
- 特別選考への招待を受けられる可能性がある
レバレジーズが運営するキャリアチケット就職スカウトは、「価値観マッチング」による逆求人が特徴です。プロフィール情報に基づいて、就活生と相性のよい企業からオファーが届き、特別選考ルートやカジュアル面談の案内もあります。カジュアル面談は選考ではないため、素直に気になることを企業に聞くことで企業研究や業界研究に役立てられ、その後の選考にも有効です。
プロフィール入力率70%以上で平均38社(※1)からスカウトが届く実績もあります。
自分に合った企業を見つけたい人や、早期内定を目指す人におすすめです。
| 登録企業社数 | 400社以上(2025年7月時点) |
| 対応エリア | 全国 |
| 公式サイト | https://media.careerticket.jp/ |
(※1)2024卒実績 2023年5月時点
Wantedly
<おすすめポイント>
- スタートアップやベンチャー企業とつながりやすい
- 企業理念やカルチャーへの共感を軸とした採用活動が可能
- 有名企業やベンチャー・スタートアップ企業など気になるオフィスに話を聞きに行ける
Wantedlyは「ビジネスSNS」としてのスタイルが特徴で、企業の求人情報だけでなく、社内の雰囲気やメンバーの価値観が発信されています。「話を聞きに行きたい」ボタンを通じてカジュアルに企業との接点を作れるのが特徴です。
また、自分の将来像や社会貢献への意識を書いたストーリーを「自己紹介」に掲載すると、その内容に共感したベンチャー企業やスタートアップからスカウトが届くケースがあります。
形式ばった選考ではなく、相性や働く環境を重視する人、スタートアップやベンチャー志望の人におすすめです。
| 登録企業社数 | 40,000社(2025年7月時点) |
| 対応エリア | 全国 |
| 公式サイト | https://www.wantedly.com/ |
TECH OFFER
<おすすめポイント>
- 企業からのオファー受信率99%(※1)
- オファー受信企業数は一人平均27社(※2)
- 意外性の高い職種や企業からのオファーが受けられる
TECH OFFERは、研究分野や所属情報など、これまでの学びや体験を活かしたい理系学生におすすめのサービスです。さまざまな企業とのマッチングが実現できる独自のマッチングシステムは、意外性の高い職種や企業からのオファーが受けられる仕組みで、自身の知らなかったニーズにも気づけます。
企業側が求めるITスキルやプロジェクト実績、開発経験などをプロフィールに明確に登録できるので、技術面でのマッチング精度が高まります。
IT分野へ志望しており、自分の開発技術を企業に直接アピールしたい人は、TECH OFFERの利用がおすすめです。
| 登録企業社数 | -(公式サイトに記載なし) |
| 対応エリア | 全国 |
| 公式サイト | https://techoffer.jp/ |
(※1)プロフィール入力が充実した学生の2024卒利用実績より算出したオファー受信率(99.1%)を小数点以下繰り下げ
(※2)2024卒利用実績より算出したオファー受信平均数(27.1社)を小数点以下繰り下げ
LabBase就職
<おすすめポイント>
- 理系学生に適したプロフィール項目で効果的に自分をアピールできる
- 「興味あり」の意志表示で気になる企業へ自分からもアプローチできる
- スカウト以外にも一気通貫した理系採用サービスが受けられる
LabBase就職は、理系学生を中心とした逆求人型就活サービスで、研究・専門性を重視する企業との接点を作れるサービスです。研究テーマや成果、論文・学会発表などを詳細にプロフィールに登録できるため、研究姿勢や思考プロセスをアピールしやすくなります。
また、LabBaseは逆求人型サイトながら、学生側が気になる企業に「興味あり」を送ってアプローチできる機能を備えています。そのため、スカウトを待つだけでなく効率的に企業への接触が可能です。
研究成果や専門性をしっかり評価されたいけど、研究でなかなか就活の時間をしっかり取れない人におすすめのサービスです。
| 登録企業社数 | 累計1,500社(2025年7月時点) |
| 対応エリア | 全国 |
| 公式サイト | https://compass.labbase.jp/ |
逆求人サイトを新卒が利用するメリット
逆求人サイトを利用することは、新卒にとって大きなメリットがあります。
就活をスムーズに進めて、自分に合う企業から内定をもらいたいなら、従来の就活方法よりも逆求人サイトを利用する方が適している部分もあるからです。
逆求人サイトを新卒時に利用するメリットを確認して、利用を検討してみましょう。
就活を効率化できる
登録した逆求人サイトにプロフィールを作成しておけば、あとは企業からのオファーを待つことになるので、従来の就活方法よりもやることが簡略化されて効率よく進められます。
通常の求人サイトや就活では、自分で企業を探して一社ごとにアプローチしなければならないため手間がかかりますが、逆求人サイトなら自分で探す手間と時間を省けます。
余った時間は面接対策や学業などに費やせるため、就活の忙しさも軽減されるでしょう。
また、逆求人サイトと通常の求人サイトを併用することで、より多くの情報を得られるため、就活をより充実させられるようになります。
知らなかった企業に会える
新卒向けの逆求人サイトには、大手企業からベンチャー企業まで規模やジャンル問わず幅広い企業が登録しており、自分の知らなかった企業と出会えるチャンスがあります。
通常の就活では、自分が興味のある企業しかアプローチしないため、選択肢の幅が狭くなりがちです。
その反面、逆求人サイトは自分が希望していない企業や調べていなかった企業からもオファーがくるため、選択肢の幅が広がり、自分に合う企業を見つけやすくなる可能性があります。
さまざまな企業を知るうちに、自分が思い描いていた業界や職種とは別の仕事が見つかることもあります。
とくに新卒の学生は「自分に合う企業が分からない」「いろいろな企業のことを知りたい」「自分の可能性を広げたい」と感じる傾向があるため、利用するメリットが大きいと言えるでしょう。
選考がスムーズに進みやすい
企業から送られるスカウトやオファーはそれぞれ選考内容やフローが異なる場合があるため、選考をスムーズに進められる点がメリットです。
通常の就活では、応募や選考が始まるまではもちろん、内定を獲得するまでに書類選考やグループディスカッション、面接などいくつものステップを踏まなければならず、時間がかかってしまいます。
逆求人サイトでは採用担当者がプロフィールを確認し、企業が求める人材にマッチした学生だけにアプローチしているため、書類選考や面接を通過できる可能性は高い点が特徴です。
通常の選考ステップをスキップできる場合もあるため、選考がスピーディーになりやすい特徴があります。
自己分析や書類作成ができる
逆求人サイトに登録する際にプロフィールを作成する必要があるため、自己分析をする良い機会になります。
また、企業に注目してもらうために自己PRや自己紹介文を考えることで、自分の長所や強みを把握できるでしょう。
逆求人サイトのプロフィール内容はエントリーシートの内容に通じるものが多く、作成したプロフィールからエントリーシートを作ることにも役立ちますし、エントリーシートを作っている経験があればプロフィール作成に役立てることができます。
さらに、逆求人型の就活サービスであるOfferBox(オファーボックス)では100万人のデータに基づく自己分析ツール「AnalyzeU+」の利用もできるため、自己分析はもちろん、診断結果をエントリーシートやプロフィールの作成に活用できます。
逆求人サイトを新卒が利用するデメリット
逆求人サイトを利用するのには多くのメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。
- 登録企業が限られている
- 興味のない企業からもスカウトされる可能性がある
- スキルの高い学生にオファーが集中する可能性がある
事前にデメリットも把握しておくことで、就活の軸をぶらさずに自分に合った就活を進められるようになります。
登録企業が限られている
逆求人サイトを利用している企業は、中小企業やベンチャー企業が多く、大手企業は少ない傾向にあります。
上記の表によると、従業員1,000人以上の企業では、毎年サービス開始の割合が他の企業に比べると低い傾向にあります。
このように、すべての企業が逆求人サイトを利用しているわけではないため、志望する企業が登録していない場合は、オファーは受けられません。そのため、就活サイトや企業の公式ホームページからなど、従来の方法でエントリーする必要があります。
効率的に就活を進めたい場合には、企業規模にこだわらずに企業選びを行ったり、他の就活ツールと組み合わせて活用したりする必要があるでしょう。
興味のない企業からもスカウトされる可能性がある
逆求人サイトは企業側からアプローチする仕組みであるため、興味のない業界・企業・職種のオファーが届くこともあります。なぜなら、企業側が求める人物像と学生のプロフィールが一致しているだけで、学生本人の関心や希望職種までを必ずしも把握しているとは限らないからです。
たとえば、IT企業に興味がある学生に対して、営業職を募集している不動産企業からオファーが届くというケースもあります。このようなミスマッチが続くと、スカウトが届いても就活のモチベーションが下がってしまったり、通知の多さやメール管理に煩わしさを感じたりする人もいるでしょう。
そのため、希望条件が明確であればプロフィールに記載したり、興味のない業種を非表示に設定したりするなど、スカウトの精度を高める工夫が重要です。
スキルの高い学生にオファーが集中する可能性がある
企業は就活生のプロフィールを見たうえでスカウトするため、特定の資格を保有していたり、専門性の高い研究をしている学生にオファーが集中する可能性があります。
たとえば、研究実績やインターン経験、プログラミングスキルなどが高く評価される可能性があり、それらを強くアピールできる学生には多くのオファーが届くことがあります。
登録内容を見て判断することになるため、どうしても異色の経歴や経験がある方が目に留まりやすいのが一般的です。
逆求人サイトを効果的に活用するためには、プロフィールの充実やスキルの棚卸しを丁寧に行い、自分の強みを明確に示す工夫が求められます。
また、スカウトの数だけでなく、内容や企業との相性にも目を向けることで納得のいく就活につながるでしょう。
新卒が逆求人サイトでオファーをもらうコツ5選
新卒が逆求人サイトを利用するメリットは複数ありますが、より複数の企業からオファーをもらうためには、いくつかポイントを押さえておく必要があります。
- プロフィール内容は充実させる
- こまめにログインする
- 大学3年生になったらなるべく早めに登録する
- 希望条件は明確に登録しておく
- 複数サイトを併用する
新卒が逆求人サイトを効果的に活用するポイントを確認していきましょう。
プロフィール内容は充実させる
逆求人サイトを利用する際は、プロフィールの入力が必須です。
企業が就活生のプロフィールを見てスカウトを出すか判断するため、プロフィールの内容が乏しいと企業に興味を持ってもらえません。
なるべく多くの企業に興味を持ってもらうために、必要な情報はすべて入力しましょう。
たとえば、自己PRでは「あなたの強みとその根拠」が明確に伝わることが重要です。そのため、冒頭で単刀直入に「私の強みは◯◯です」と述べることで、伝わりやすくなります。自己PR欄を見たときに、すぐに強みが分からないとそれ以上続きを読んでもらえない恐れもあるため、読み手の立場に立って構成を考えるのがおすすめです。
すべての項目を入力するまでに時間がかかるかもしれませんが、プロフィールを入力することで自己分析を終わらせられます。
OfferBoxでは、80%以上プロフィールを入力することで、平均オファー受信数は41件(※1)であるため、サービスごとの特徴も踏まえたうえでプロフィール入力に取り組みましょう。
(※1)OfferBox2023年卒利用実績データより
こまめにログインする
逆求人サイトにログインする頻度が増えれば、オファーがくる可能性が高くなります。
企業側の画面ではログイン順にプロフィールを並べ変えられるため、ログイン頻度の高い人ほど上位に表示されて企業の目にとまりやすくなります。
日頃からこまめにログインしておけば、企業からオファーをもらったときにすぐに返答できるでしょう。
企業は複数の就活生にオファーしているため、返答が遅れると選考枠が埋まってしまう可能性があります。
チャンスを逃すことがないように、頻繁にログインして、プロフィールの内容も定期的に見直すようにしましょう。
大学3年生になったらなるべく早めに登録する
採用活動中間調査 就職活動状況調査 データ集 2024年卒によると、企業がスカウトを送るタイミングは、広報解禁の3月がピークであることが分かります。
そのため、広報解禁までには必ず登録して、プロフィール記入を済ませておくのが賢明です。
学生へのアプローチが早いところでは、大学3年生の9月以前からオファーを送りはじめている企業も少なくないため、早く登録するに越したことはありません。
とくに、人気企業や募集枠が限られている職種を希望する場合、スタートが遅れるとそれだけで機会を逃してしまうことがあります。早めの行動が、志望企業の内定につながるでしょう。
希望条件は明確に登録しておく
サイトへの登録時には、具体的な希望職種・業界・勤務地などを登録することで、あなたによりマッチした企業からオファーをもらえる可能性が高くなります。
企業は多くの学生のプロフィールを確認しているため、希望条件が明確に記載されていないと自社に合うか分からず、オファーを送りにくい傾向にあります。プロフィール作成時には、以下の点に注意しましょう。
- 曖昧な表現は避け、具体的な職種や業界を記載する
- 絶対に譲れない条件と、妥協できる条件を明確にする
- 希望が変わった場合は、すぐにプロフィールを更新する
一方で、業界・職種・条件を絞りすぎると、オファー数が減って、自分にマッチしている企業と出会うチャンスを失うリスクもあります。そのため、業界・職種などが明確に決まっていない場合には、幅を広げて条件を入力しておくのが賢明です。
複数サイトを併用する
就活に関するサイトは、複数を併用するのがおすすめです。
サイトによって登録企業が異なったり、機能や特徴も違うので複数登録して併用すれば就活の可能性が高まることが期待できます。
複数サイトを利用することで、それぞれのサイトの特徴が分かるとともに、自分が使いやすいサイトを見極めやすくなります。
情報量や選択肢も増えるため、より自分に合う企業と出会える可能性が高まるでしょう。
新卒が逆求人サイトを選ぶ際の3つのポイント
新卒向けの逆求人サイトを利用する際にどれを選べば良いか迷ってしまうこともあるかもしれません。
就活で役立つ逆求人サイトを選ぶポイントを確認していきましょう。
登録企業の数はどうか
どのサイトを利用すべきか迷ったときは、登録企業の多い方を選びましょう。
登録企業が多いということは、それだけ採用実績がある証です。
就活生にとっても、より多くの企業と出会えるチャンスがあり、選択の幅が広がるメリットがあります。
また、企業の登録数だけでなく、どのような業界の企業が登録しているかもチェックしておきましょう。
利用者の口コミ・評判が良いか
口コミや評判の良いサイトを選ぶことも大切です。
逆求人サイトがアピールしている内容は良いことばかりなので、実際のサービスが良いかは使ってみないと分かりません。
実際に利用した人の評価が良いサイトなら、安心して利用できます。
口コミの内容がすべて正しいわけではありませんが、サイト選びに迷ったときの判断材料になります。
サイトが使いやすいか
逆求人サイトは長期間利用するものなので、使いやすさを重視して選びましょう。
サイト内の機能やツールが使いやすいサイトであれば、就活も効率よく進められます。
逆に使いにくいサイトを選んでしまうと、スカウトを見落としたりスケジュール管理がしにくかったりして、企業へマイナスイメージを与えてしまいます。
デザインやメニューの配置が見やすい、メッセージを管理しやすいなど、自分にとって使いやすいかどうかで判断しましょう。
>>「OfferBox」で様々な業界・職種のオファーを受け取る
逆求人サイトを新卒が利用する際の流れ
逆求人サイトを新卒が利用する流れを確認していきましょう
利用手順を把握し、就活を円滑に進めていきましょう。
会員登録する
まずは、利用したい逆求人サイトに会員登録をしましょう。
基本的に会員登録やサービスの利用は無料です。
登録方法や必須情報は各サイトで異なるので、画面の指示に従いながら手続きを進めていきましょう。
プロフィールを登録する
次にプロフィールを作成します。
企業はプロフィールを見てスカウトするかを判断するため、自分のことを良く知ってもらうためにプロフィールの内容をすべて埋めることが重要です。
とくに自己PRや写真など自分を伝えられる情報を意識して登録すると良いでしょう。
自己分析をしながら、必要な情報を入力していきましょう。
ただし、嘘の情報を入力したり必要以上に盛ったりするのは良くありません。
自分の評価を下げないためにも、等身大の自分をプロフィールに盛り込みましょう。
企業からのスカウトやオファーを待つ
プロフィールの登録が終わると、そのプロフィールを見た企業からスカウトが届きます。
スカウトを見逃すことがないように、こまめにログインして未読・既読をこまめにチェックしましょう。
気になる企業であればスカウトを承認し、返信し、興味がない企業ならスカウトを辞退することも可能です。
企業との連絡方法は、サイト内でやり取りする場合もあれば、企業と直接電話やメールをする場合もあります。
企業ごとに連絡方法は異なるので、都度確認しておきましょう。
選考に進み内定をもらう
スカウトを承諾すれば、選考に進みます。
選考は企業によって異なりますが、適性検査や筆記試験をスキップして面接に進める場合もあります。
選考を通過して最終選考に合格すれば、内定獲得です。
内定後は企業とやり取りし、今後の流れなどについて確認しておきましょう。
逆求人サイトを活用するうえでよくある質問
逆求人サイトを活用する際に、よくある質問に回答します。
- 逆求人サイトでスカウトが来ない理由は?
- スカウトをもらっても不採用になる可能性はある?
- 興味のないオファーも受けるべき?
逆求人サイトを活用する前に、確認しておきましょう。
逆求人サイトでスカウトが来ない理由は?
逆求人サイトに登録したけどスカウトがなかなか届かない、と感じた場合には、以下のような理由が考えられます。
- プロフィール欄が未記入または、記入内容が少ない
- 誤字脱字が多い
- 文章が分かりにくい
基本的には、プロフィールの内容が原因である可能性が高い傾向にあります。スカウトが来ないと感じた場合には、プロフィール情報に具体性や論理性があるか今一度確認してみましょう。
就活サイトを活用したり、友人からフィードバックをもらうなど、プロフィールの内容や書き方についてアドバイスをもらうのもひとつの方法です。
スカウトをもらっても不採用になる可能性はある?
スカウトをもらったからといって必ず採用してもらえるとは限りません。実際に選考が実施された結果、その企業に合う人材ではないと判断されれば不採用となる可能性もあります。
逆求人サイトのスカウトは、あくまで「企業があなたに興味を持った段階」にすぎません。
サイトによっては「プレスカウト」と呼ばれるカジュアルな接触のケースもあり、そこから選考が始まる場合もあります。そのため、スカウトを受けたからといって内定が保証されたと安心するのではなく、その後の面接ややり取りに真剣に臨むことが必要です。
興味のないオファーも受けるべき?
結論から言うと、興味のないオファーも一度は検討してみる価値があります。なぜなら、企業選びや業界研究などにおいて視野を広げられるからです。
逆求人サイトには、今まで見ていなかった業界や職種の企業が数多く登録しています。たとえば、学生の潜在的な強みに着目してスカウトを送る企業も多いため、想定外のマッチが起こることもあります。
そのため、少しでも気になる点があれば、一度話を聞いてみるのがおすすめです。情報収集の一環として、前向きに対応してみましょう。
新卒は逆求人サイトを賢く活用して納得のいく就活をしよう
逆求人サイトは、新卒でも効率よく企業と出会える有力な手段です。プロフィールを充実させておくことで、企業からスカウトが届き、自分では気づけなかった適職に出会える可能性も広がります。
また、逆求人サイトによって、それぞれ異なる強みがあるため、複数サイトを併用することで様々な企業と出会う機会が増えます。
一方で、スカウトが来ない場合や希望と異なる企業からの連絡もあるため、登録前にサービス内容をよく比較して選ぶことが重要です。
就活をより効率的に進めたい場合には、オファー型サービス「OfferBox」の活用もおすすめです。あなたのプロフィールに興味を持った企業からオファーが届く可能性があるため、毎回企業ごとにESを作成・提出する手間を省けたり、一部選考が免除になる場合もあります。学歴によるオファーの偏りもないため、誰でも平等にオファーを受ける機会があるでしょう。
気になる人は、ぜひ以下から無料登録してお役立てください。
