就活における8月は、学年ごとに取り組むべきことが大きく異なります。
特に大学4年生の場合は、8月になると就活を終えている可能性もあるほど、選考も進んでいるタイミングではあります。
1・2年生は自己分析とキャリア探索、3年生は本格的な就活準備やインターンへの参加、4年生は就活の続行や内定先との関係構築や入社準備を進める段階です。
8月の就活がどのようなものなのか、学年別に8月の就活で何をするかを確認していきましょう。
目次
就活における8月はどういうもの?
就活における8月は、大学1・2年生にとっては、将来のキャリアについて考え始めるタイミングだったり、3年生は本格的な就職活動に向けた準備を進める重要な時期になるでしょう。
そして4年生の就活における8月は、選考や応募を継続している場合もありますし、選考を経て内定先との関係構築や入社準備を本格化させる月となっている場合もあるでしょう。
大学4年生の場合、8月は就活の山場であり大詰めといえるタイミングでもあり、この段階で内定の獲得や選考が進んでいない場合は焦りを感じることもあるかもしれません。
一般的に10月に内定式を予定している企業が多いことから、就活の終盤ではあるといえるかもしれませんが、8月以降も採用活動を続けている企業もあるので、8月で決まらなかったからダメと考えずに、就活を継続していくことが重要です。
就活を8月から始めることはある?
一般的に就職活動の解禁は大学4年生の場合、3月とされていますが、中には8月から就活を始める学生もいます。
また、大学3年生であれば、8月からインターン参加など就活をしているともいえるかもしれませんが、一般的には大学4年生の3月が本来の意味での就活の解禁といえるでしょう。
大学4年生の場合、3月から始まるといえますが、留学や長期インターンなどで就活開始が遅れた場合や自己分析や企業研究に時間をかけたい場合は、8月から就活をスタートするということはあるのではないでしょうか。
ただし、8月から就活を始める場合は、スケジュール管理が非常に重要になります。
すでに選考が始まっている企業が多いため、エントリーから選考、内定獲得までを効率的に進める必要があります。
また、就活解禁時期からの準備が不十分な場合、自己分析や企業研究により一層力を入れる必要もあるでしょう。
就活の8月からが勝負になる夏採用とは?
夏採用とは、7月以降に企業が採用活動を実施することを意味しますが、特に8月は選考の佳境を迎える重要な時期です。
通常の就活シーズンとは異なるタイミングのため、学生にとっては就活のチャンスが広がり、企業にとっては有望な学生と出会える機会が生まれます。
夏採用でなくても8月に選考が行われている場合もありますが、就活の8月は夏採用の中心になる時期であると認識しておくといいかもしれません。
つまり、就活の8月は夏採用の山場であり、学生にとっては内定獲得の正念場、企業にとっては優秀な人材を見抜く重要な局面となります。
就活をしていて8月前後でまだ継続しなければいけない場合は、夏採用を意識して準備をしておくといいでしょう。
就活で8月は何をする?:大学1年生・2年生の場合
大学1・2年生にとって、8月は就活をするというよりも、就活に向けて考える時期と捉えていいかもしれません。
自己分析を通して自分の強み・弱みを把握し、どのような仕事にやりがいを感じるのかを考えたり、興味のある業界や企業について調べてみるといいかもしれません。
また、夏休み期間になるので、夏休みまでの単位取得状況を考えてスケジュールを見直したり、夏休みを利用して勉強やアルバイト、この期間にしかできない経験や準備をしておくといいでしょう。
就活をするというよりも、まだまだ学生としてやることが多い期間ですので、この期間にしたことが後々の就活につながるものと考えて行動しましょう。
就活で8月は何をする?:大学3年生の場合
大学3年生にとって、8月は本格的な就職活動に向けた準備を進める重要な時期です。
自己分析と企業研究を深め、自分の強みや目指す業界・企業を明確にしていきましょう。
インターン募集も始まっているので、インターンに参加することも必要に応じて進めるといいでしょう。
また、エントリーシートの作成や面接対策にも力を入れる必要があります。
このタイミングで就活の方針や基礎を押さえておけば、4年生の3月以降の就活をスムーズに進められるようになります、
8月までは就活を考えていなかったとしても8月からは就活を少しずつ意識していきましょう。
就活で8月に何をする?:大学4年生の場合
大学4年生の場合、8月までに内定を獲得していることが理想的と、10月に内定式が予定されていることが多いことからいわれる傾向があります。
就活を進めて8月で内定が獲得できている場合、内定先との関係構築を深め、入社準備を本格化させましょう。
内定先の企業研究を改めて行い、配属先や業務内容について理解を深めることが大切です。
また、内定者懇親会など、内定者向けのイベントにも積極的に参加し、同期入社の仲間との関係を築いていくことも重要でしょう。
一方、8月時点で内定を獲得できていない場合は、あきらめずに就活を継続することが肝心です。
採用予定人数に達していない企業もありますし、通年採用をしている企業もあるので、粘り強く選考に臨みましょう。
これまでの就活を見直し、自己分析と企業研究を見直し、より魅力的なアピールができるよう改善していくことも大切です。
大学4年生の就活で8月前後に意識しておきたいこと
大学4年生が就活で8月前後に意識しておきたいことは、内定獲得と内定後の活動です。
内定先との良好な関係を維持するために、期日までに内定承諾書を提出し、誠意を示すことが大切です。
複数の内定を獲得した場合、辞退する企業にはできるだけ早く連絡を入れ、丁寧に辞退の意思を伝えましょう。
内定者懇親会には積極的に参加し、内定先の企業理解を深めるとともに、同期入社の仲間とのネットワークを広げていきましょう。
また、内定を獲得した後も、社会人としてのマナーやスキルを身につけておくことが重要です。
ビジネス書の読み込みやセミナーへの参加など、自己研鑽を怠らないようにしましょう。
8月以降も就活が継続する場合は、就活の見直しと積極的な行動が重要になってくるでしょう。
夏採用も8月が山場であるともいえますし、8月以降は採用活動は縮小されるケースも多いからです
しかし、通年採用をしている企業もあったり、内定辞退での空きが出る場合や内定は埋まってきているもののまだ継続している企業もあるので、8月以降の就活も積極的に進めていく意識が重要です。
就活の8月を乗り切るならOfferBox
特に大学4年生の場合、8月は就活の節目となる重要な時期です。
効率的に就活を進めるためにも企業からのスカウトを受け取ることができるOfferBox(オファーボックス)をうまく活用しましょう。
自分の強みや経験をアピールするプロフィールをOfferBoxに登録することで、興味を持った企業からのオファーやスカウトを得られる可能性が広がります。
また、OfferBoxには企業の情報が豊富に掲載されています。
業界や企業の研究に役立つだけでなく、企業と直接コンタクトを取ることもできるため、深い企業理解につながるでしょう。
就活の8月を有意義に過ごすためにもOfferBoxを活用して、就活を進めていきましょう。