毎年一定数は就活をしない大学生もいます。
家業を継ぐ、進学するといった明確な理由があって就活しない学生もいれば、就活をしたくないからやらないという選択肢をとる学生もいるでしょう。
就活は必ずしなければいけないわけではありませんが、就活をしない末路や就活をしないとどうなるかを知らずに就活したくないという理由だけで就活をしないのはリスクがあります。
就活をしない末路や就活をしないとどうなるのかを理解したうえで、自分は就活をするかどうかを改めて考えてみましょう。
目次
就活しない末路や就活しないとどうなるのかを知る必要性
就活をしなかった場合でも、進学や留学、フリーランスになる、起業するなどさまざまな選択肢があります。
そのため、就活しないことは悪いことではありませんし、就活をしないことで人生が終わるものでもありません。
大学院や専門学校への進学や留学を考えている人であれば就活するより、次の進路に向けて勉強した方がいいでしょう。
しかし、先の進路や当てが何もないのに、ただ就活したくないだけで時間を過ごしてしまうと、就職浪人やフリーターになってしまう可能性が高くなるといえます。
当てもなく就活をしないまま卒業してしまうと、新卒で就活するよりも就職の難易度が上がったり、正社員で働ける可能性が低くなってしまう傾向があるのは否定できません。
いずれ正社員でどこかの企業に就職したいと考えているのであれば、学生のときに就活をしないよりはしていたほうが有利に働きやすくなるでしょう。
そのため、就活しないと決める前に、就活しない末路や就活しないとどうなるのかを確認したうえで自分はどうするかを考える必要があります。
就活しない末路や就活しないとどうなる?
就活しない末路や就活しないとどうなるのでしょうか。
当てがないまま就活しなかった場合の就職しない末路や就職しないとどうなる可能性があるかを確認していきましょう。
無職や非正規雇用になる可能性が高くなる
就活しないと無職や非正規雇用になる可能性が高くなります。
無職になると収入が得られませんので、家族や公的な援助がないと生活ができません。
非正規雇用の場合、収入はありますが、働き方によっては収入が安定しないうえに、正社員に比べると収入が低い傾向があります。
仕事をしなくていい状態でなければ、就活をしなくても何らかの仕事をしなければならないので、就活をしなくても就活のようなことをどの道する可能性が高いといえるでしょう。
就職の難易度が高まる場合がある
卒業後に就職しようとすると、就職の難易度が高まる場合があります。
新卒者の採用は実務経験やスキルではなく、人柄やポテンシャルを評価されますが、既卒者になるとスキルや実務経験を求められる可能性があるからです。
厚生労働省は卒業してから3年間は新卒扱いをするように通達してはいますが、それが必ず守られているかはわかりません。
既卒の面接では新卒で就職しなかった理由を聞かれることが多く、企業側が納得のいく理由や、やむを得ないと感じる理由を答えられなければ評価が下がる場合もあるかもしれません。
就活しない末路やどうなるかは人によって異なる
就活しない末路やどうなるかは人によって異なります。
就職しない末路や就職しないとどうなる可能性があるかをさまざまな角度から確認していきましょう。
就職浪人・就活留年
卒業後に就活を行う就活浪人や、卒業せずに留年して新卒として就活する就職留年という選択肢があります。
どちらの選択肢をとっても、企業側から就活しなかった理由や、留年した理由を聞かれることがあるのでどう答えるか準備が必要です。
しかし、この場合は就活しなかったわけではない方も含まれるので、希望の企業に就職するためだったり、何らかの理由で就活をできなかった場合に多く取られる選択肢といえるかもしれません。
進学・留学
大学院や専門学校に進学するか、海外へ留学するという進路があります。
進学も留学も学費が必要になりますし、留学の場合は滞在費も必要になるでしょう。
その分、特別な知識やスキルが身に付くため、就活に有利に働く可能性があります。
就活しなかったから進学や留学をするのではなく、前から計画していて就活をしないということが一般的かもしれませんが、就活をしないまま卒業を向かえてから進学を検討するという場合もあるでしょう。
フリーターなどで働く
フリーターとして働くと、たくさんの職種を経験できることで就活に活かせる可能性があります。
また、働いた企業で正社員として採用される可能性もありします。
しかし、非正規で働いてる企業で必ず正社員になれるわけではありませんし、正社員に比べると給与が低く、福利厚生も受けられない場合があります。
その代わり、時間の融通が利きやすく、自分の好きな時間帯や曜日に働けるといったメリットもありますし、非正規で働いたことも経験や職歴として残るので、何らかの形で働くことは現実的であり、悪い選択肢ではないかもしれません。
ワーキングホリデーにいく
ワーキングホリデーとは、日本と協定を結んだ国と地域で、一定の期間就学と滞在資金を補うための就労ができる制度のことです。
オーストラリアをはじめ、30の国と地域との間で導入されていて、基本的には駐日外国公館等で申請を行う必要があります。
ワーキングホリデーは、年齢制限にひっかからなければ、誰でも利用できますが、名前のとおり「休暇」を目的とした制度なので、就職に有利にはなりにくいかもしれません。
就職に活かしたいと思って利用するのであれば、語学力を身に付け、目的意識を持って行動する必要があります。
フリーランスとして活動する
プログラミングや、デザイン、ライティングなどのスキルを活かして、フリーランスになるという進路もあります。
好きな時間に、好きな場所で働けるというメリットもありますが、仕事を自分で獲得しなければいけませんし、確定申告や報酬の交渉を自分で行わなければいけません。
仕事開始の時点でプロとしてのスキルと社会人としてのマナーも求められるので、仕事のスキル以外に社会人としてのマナーを自分で学ぶ必要があります。
しかし、仕事を獲得し適切に対応していくことができれば、フリーランスを続けることができるだけでなく、就活の際にアピールできる要素にもなるでしょう。
就活しないで就職する
公務員試験を受けて、公務員として就職する人や、逆求人型就活サービスを利用して就活せずに就職する人もいます。
公務員試験は試験の準備が必要で、逆求人型就活サービスの場合は、登録してオファーを待つことになります。
また、フリーターやフリーランスで働くことを選択した場合も、そこからのつながりや縁で就職できる場合もあり、そのことを考慮しながら働いている場合もあるかもしれません。
就職の方法は学生時代の就活に限ったものだけではないので、就活しないで就職を目指すのも選択肢として考えておいてもいいのではないでしょうか。
就活しない末路を悲観しすぎないでいい
就活しない場合でも、その先の進路にはさまざまな選択肢があります。
そのため、就活しない末路を悲観しすぎる必要はありません。
しかし、将来的に正社員としてどこかの企業で働きたいと考えているのであれば、就活しないという選択肢は避けた方がいいでしょう。
就活しなかった場合と、就活して内定が出なかった場合では、その後の進路に大差はありませんが、卒業後に就活をした場合に、企業側が受け取る印象が変わります。
就活しなかった場合は、企業側に「働く気がない」と思われる可能性が高く、評価が下がる可能性は否定できません。
そのため、いずれ正社員で働きたい気持ちがあるのなら、学生のときに就活をする意識を持っておきましょう。
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毎年一定数の大学生は就活をしませんが、就活しないままの末路にはさまざまな選択肢があるので、悲観する必要はないでしょう。
しかし、いずれ正社員で働きたいと考えているのであれば、大学生のときに就活をしておいて損はないでしょう。
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