OfferBoxの過去のエピソードをどう書いたか新卒社員に聞いてみた!

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OfferBox(オファーボックス)のプロフィールには、「過去のエピソード」を記入する部分があります。

過去のエピソードと言われても漠然としており、就活サービスのプロフィールにどのような内容を書いたらいいのか思い浮かばないこともあるかもしれません。

本記事では、

  • 過去のエピソードはプロフィールにおいてどのような役割を持っているのか?
  • 採用担当者は過去のエピソードの何を見たり求めたりしているのか?

について解説していきます。

弊社の新卒社員にもインタビューし、OfferBoxに実際に入力していた過去のエピソードも聞いてみました。ぜひ、そちらもご参考ください。

OfferBoxに入力する過去のエピソードとは?

OfferBoxのプロフィールにある「過去のエピソード」は、本来の人柄や個性を企業に理解してもらうための項目として用意しています。

  • 幼少期からこれまでで印象深かったこと
  • 長く続けていること
  • アピールしやすいもの

など、大学入学後に範囲を限定しておらず、自由に記載して良い項目と思ってください。

過去のエピソードは3つまで入力することができ、すべて書けるなら自由に書いてみるといいでしょう。

人柄や個性を知るための項目なので、エピソードが複数あればより採用担当者にどのような人物か伝わりますし、興味を抱いてもらいやすくなります。

また、過去のエピソードを書くのが難しい場合、自己PRに書き切れなかった内容であったり、その他の場面で作成したエントリーシートの内容を記載したりしても構いません。

「より自由度の高い自己PR」や「ありのままの自分を伝える」といった認識で作成してみましょう。

OfferBoxの過去のエピソードを採用担当者はどう見てる?

OfferBoxの過去のエピソード欄を、採用担当者はどのように見ているのでしょうか。

採用担当者としては、過去のエピソードの内容から人柄や個性を確認し、どのような人物なのかを見ています。

なぜ採用担当者は人物像を知りたいかというと、働くうえでの素養や適性などをそこから読み取り、オファーを送るかどうかのポイントにしているからです。

また、過去のエピソード内容を、実際にオファーを送った後の面談や面接の場での話のきっかけやアイスブレイクとして利用したいと考えている場合もあります。

このような観点から、少しでもどのような人物かが伝わるように過去のエピソードを記載しておくといいでしょう。

OfferBoxの過去のエピソードを入力する際のポイント

OfferBoxの過去のエピソードを入力する際に、どのようなポイントを意識して作成するといいのでしょうか。

すでに過去のエピソードを入力している方も、ぜひ参考にしてください。

OfferBoxの過去のエピソードを入力する際のポイントを見ていきましょう。

埋めれるなら埋めておく意識で書く

過去のエピソードの内容は、前述した通りOfferBoxを利用してオファーを獲得するために重要な項目になります。最も避けたいのは何も書かない、空欄にしたままでいることです。

確かに、過去のエピソードをまとめるのは難しい部分もありますが、OfferBoxを利用していてオファーが欲しいと考えているのであれば、とにかく埋めておくという意識でもいいので書いてみましょう。

また、過去のエピソード以外は埋めている、特に自己PRは記入している状態であれば、自己PRにつながるような過去のエピソードを少しだけでも埋めておくといいかもしれません。

とにかく空欄は避けて、箇条書きでもいいので何かしらあなたの人柄や個性、価値観が伝わるような内容をできるだけ書いてみる意識をもって作成してみてください。

成功体験や成果に縛られなくていい

過去のエピソードは自由に書いていい項目であるとお伝えしましたが、「企業に自分をアピールするには何を記入すればいいか」と迷ってしまう方も多いでしょう。

しかし、過去のエピソードの内容は些細な事でも問題ありません。また、成功体験や成果を出したことなど、必ずしもポジティブなエピソードである必要もありません。

もちろん、成功体験や成果で書けるものがある場合は記載すべきですが、失敗談や思い出深い出来事などでも過去のエピソードに記載してOKです。失敗談や思い出深い出来事などの内容を書いてもいいですが、ポイントとしてはその体験や出来事などから自分がどうしたか、自分がどう考えたかまで記載することです。

ただ単にエピソードを書くだけでなく、そのエピソードから自分はどう感じたか、自分は何をしたか、などまで書くことを意識しましょう。

伝えるより伝わるを意識する

過去のエピソードは自由に書ける項目ですので、形式や文章量にも決まりはありませんが、内容が伝わらなければ書く意味がありません。

強みなど自分をアピールしたいがために、客観性がなくなっていないかを注意して作成してみましょう。

また、何も書かないよりは何か書いたほうが良いとは言いましたが、その際も書いたものが伝わるかどうか、書いたものを見た採用担当者はどのような印象を抱くかという視点は意識しておきましょう。

過去のエピソードを記載しただけで終わるのではなく、5W1Hを最低限意識して作成すれば基本的に採用担当者の目にも止まるでしょうし、伝わる内容になりやすいでしょう。

さらに、作成したものを自分で読み返して、この内容で自分の人柄や個性が伝わるかどうか、という点を意識して確認してみるといいかもしれません。

可能であれば第三者に見てもらって、どういう印象を持ったか、自分が伝えたいことが伝わったかどうかなどを聞いて参考にしましょう。

OfferBoxの新卒メンバーが書いた過去のエピソードとは?

実際に、過去のエピソードにはどのような内容が書かれているのでしょうか。

OfferBoxを利用して弊社に新卒入社した社員が、就活の際に入力した過去のエピソードを見ていきましょう。

過去のエピソードを新たに記入する際の参考にしたり、改めて自分のエピソードを見直すきっかけにしたりしてみてください。

OfferBox新卒メンバーのプロフィール

Oさん(入社1年目 プロダクトデザイングループ所属)

新卒社員 Oさん
  • 関西圏の大学 文系 2024年卒業
  • 兵庫県出身
  • 趣味:サッカー観戦・読書・旅行・歴史
  • 就活スケジュール
    修士1年冬(2024年1月)から説明会に参加するなどして就活をスタート。大学院が忙しかった関係で、インターンシップなどには未参加

OfferBoxに入力した過去のエピソード例①

計量経済学による政策評価を行い、論文を書くことがゼミの活動内容です。しかし、私を含めた全員が経済学や統計学を苦手としていたことから、研究が進まなくなってしまうという問題が発生しました。

そこで私は、責任感から分析を担当することを申し出、計画を立てたのちに、経済学や統計学などの勉強と並行して分析を行いました。その間も役割分担を行いながら論文の執筆を進めました。

その中でデータを用いて課題を検証し、その根拠に基づいて改善案を提示することがいかに重要であるかを学びました。論文を執筆している中で分析を行うことを楽しいと感じたことや私が書いた論文の内容に満足をすることができなかったことから、本格的な研究を行うために大学院に進学しました。

経済学やデータ分析に関する授業がなかったため、独学で勉強しながら「貿易のための援助が途上国の第一次産業貿易に与えた影響」というテーマで研究を行っています。

Oさんのプロフィール画像

Oさん

自分の強みを複数個書けることや話を様々な方向に広げることができると思ったので、このエピソードを選びました。

実際に面接時にはなぜエピソード①に書いた行動を行ったのかを深掘りされることが多かったかなと思います。

また、似たような行動事例を聞かれることも多かったので、他の大学でのエピソードや高校・大学院にまで話が広がることもありました。

今振り返ると、同じキーワードのエピソードを可能な限り用意していたことが良かったのかなと思います。

「課題をどのように解決したのか」が簡潔にまとめられています。

失敗を感じた後にどう考えて行動したかがわかり、その結果どうなったかまでがわかる用に書いてあるのが良いポイントといえるでしょう。

OfferBoxに入力した過去のエピソード例②

私の強みは「課題を発見し、解決に向けて行動できる」ことです。この能力は映像制作会社のアルバイトで活かされました。

職場では、アルバイトスタッフにとって働きにくい環境であったことから、生産性が低下しているという問題がありました。

そこで私は、全アルバイトスタッフからどのように改善してほしいかのヒアリングを行い、課題を①マニュアル不足、②映像などの管理が杜撰、③新人スタッフの教育不足に絞りました。

その後、適正や業務負担率を考慮しながら、タスクを各アルバイトスタッフに割り振り、全体の統括を行いました。その結果、皆の映像の編集スピードが上がり、意欲的に働くようになりました。

また、社員の方から業務改善担当として、アルバイトスタッフと品質管理に関する課題解決プロジェクトのリーダーを任せてもらえるようになりました。今後もこの強みを活かして、さまざまなことにチャレンジしていきたいと考えています。

Oさんのプロフィール画像

Oさん

エピソード①と同じく、自分の強みを複数個書けることや話をさまざまな方向に広げることができると思ったので、このエピソードを選びました。

面接時にはなぜの深掘りや、アルバイト先や入社してからどのようなことにチャレンジしていきたいかを質問されることが多かったと思います。

特にチャレンジしたいことを質問された際は、どのようにそれを実現していくのかを合わせて聞かれることも多かったです。

想定していなかった質問をされることも多かったですが、自分が大切にしている価値観を考えていたので、これらの質問にも受け答えがスムーズにできるようになったのではないかなと思います。

こちらは、リーダーとしての立場の経験や共感力を大切にしているということが伝わる内容になっています。

改善ポイントとしては、相手を思いやり行動することをなぜ心がけたのか、具体的にどのようなことをしたのかまで記載されるとより伝わりやすくなるでしょう。

OfferBoxはこんな方におすすめ

OfferBoxを利用して弊社に入社したOさんに、どのような学生にOfferBoxがおすすめなのかを聞いてみました。

Oさんのプロフィール画像

Oさん

「自分の就活の方向性が定まっていない」「もっと視野を広げて就活をしたい」という方におすすめです。

興味がなかった業界や職種であっても、話を聞く中で「この業界・会社面白いかも」という出会いがあります。

自分から機会を作ることは中々難しいと思うので、OfferBoxを使って、自分の選択肢を増やしていってもらえたらなと思います。

就活生の方へメッセージ

最後に、みなさんの先輩でもあるOさんに、就活生に向けてメッセージをもらいました。

Oさんのプロフィール画像

Oさん

最終的に就職活動が上手くいくかどうかは、失敗やチャレンジの中から何を学び、それをどう活かすことができるかだと思っています。

就職活動を行なっていく中で、失敗や挫折を経験することはたくさんあります。その瞬間はネガティブになっても良いと思いますが、切り替えてポジティブに考えることを意識すると、良い方向に進んでいくと思います。

自分が納得する結果で就職活動を終えられることを祈っています。

OfferBoxの過去のエピソードを充実させよう!

OfferBoxの過去のエピソードは、採用担当者があなたの人柄や個性を知るための重要な項目です。「あなたがどのような人物か?」が伝わることで、あなた自身に興味を抱くきっかけにもなります。

OfferBoxを利用しオファーを獲得するのに重要なのは、プロフィールの充実です。

過去のエピソードの項目に限らず、プロフィールの項目を80%以上入力することで採用担当者の目に留まりやすくなるでしょう。

この機会に自身のOfferBoxのプロフィールを見直して、過去のエピソードの入力を進めて、オファー獲得の可能性を高めましょう!

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