就活をやめる?就活をやめる判断基準と就活をやめる気持ちへの対処法

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就活がうまくいかなかったり、他に忙しいことがあると就活をやめることを考えてしまうこともあるでしょう。

就活をやめることを考えたとき、そのまま就活をやめることを選択してしまってもよいのでしょうか。

新卒での就活は貴重であり、もう来ないかもしれないチャンスともいえます。

就活をやめるかどうかは自分の決断ひとつですが、就活をやめる影響やその後のことを考える必要があります。

就活をやめるかどうか間違った判断をしないためにも、就活をやめると考えてしまう理由や就活をやめる気持ちへの対処法について確認していきましょう。

就活をやめると考えることはある?

ストレスを抱えながら就活を進めていると、就活をやめることを考えてしまうのはおかしなことではありません。

長期間にわたる選考や面接での緊張、周囲からの期待、結果が出ない期間が続くなど、様々な要因から、就活に対するモチベーションは簡単に折れてしまいます。

また、就活がうまくいかない、思うように進められない、あまりする気がない、という場合は、就活をやめる判断をして違うことをしたほうがいい場合もあるでしょう。

どちらにせよ、就活をしている中で就活をやめるという考えがよぎることはあるといえますが、就活をやめると簡単に決断することは難しいものです。

就活をやめるという気持ちになった理由を考えて、対処法はないか、就活をやめることが選択として正しいのかは見極める必要があるでしょう。

就活をやめる判断をする基準とは?

希望の企業や職種で内定を得たとき以外に、就活をやめる判断がプラスに働くのはどのような場合でしょうか。

就活をやめた後の目標や進む道が明確に決まっていることがひとつの判断基準になります。

例えば、以下の状況では就活をやめる判断をするのも納得できます。

  • 学問を深めるために進学をする
  • 目的を持って海外へ行く
  • 家業を継ぐために修行をする

どの場合も就活をやめた後の進みたい方向が定まっており、就職では叶えられない目標に向かっていることがわかります。

就活をやめることを考える状況は人によってさまざまですが、就活をやめる判断をする際には、少なくとも就活をやめた後の具体的な計画が必要です。

安易に就活をやめるのは避けたほうがいい理由

就活をやめて何をするのかが明確に決まっていない状態で、安易にやめる決断をするのは危険かもしれません。

新卒での就活ができるのは今だけであり、新卒ならではのチャンスやメリットがあるからです。

なぜ就活を安易にやめることを避けたほうがいいかを確認していきましょう。

新卒の就活は経験やスキルを問われずに済むから

新卒の就活では、仕事に関係する直接的な経験やスキルを求められません。

中途採用では、過去の実績や経験が評価されるため、新卒の就活と比べると挑戦できる求人自体が少なくなる傾向があります。

企業側も新卒の就活生に対しては、可能性を採用する意識を持っています。

そのため、どのような会社・職種に対してもチャンスがあるといえるので、新卒の就活をやめると判断する前に考えておきたいポイントといえるでしょう。

中途採用では応募できない企業があるから

企業の中には、新卒採用を重視する企業も多くあります。

そういった企業では、中途採用の募集があったとしても求められる経験やスキルが高い場合が大きく、中途から入社する難易度は高くなります。

志望度の高い企業や興味のある企業が新卒採用に重きを置いている場合や、中途採用の機会が限られる企業の場合、入社のチャンスは新卒の時期が一番高いといえるでしょう。

新卒の就活でなければチャンスがないこともあると考えると、新卒の就活をやめるのを安易に選択しないほうがいい場合もあるかもしれません。

入社後の研修・教育が手厚いから

新卒での就活から入社すると、手厚い研修や教育を受けられることが多いです。

企業によっては、基本的なビジネスマナーから業界知識、業務に関する基本的知識などについて、数か月の研修期間を設けて新卒人材を教育するケースもあります。

中途採用など、新卒入社のタイミングから外れた入社の場合は、系統だった研修や教育プログラムがない場合が多いのが現実です。

社会で働いていく上で基本となるスキルやルールを丁寧に学びたい場合、新卒での就活から入社を決めることは大きなメリットとなるでしょう。

就活をやめることを考えてしまう要因

就活をやめることを考える状況はさまざまですが、ひとつの理由だけでなく、複数の理由が重なった結果、やめることを考える場合もあるでしょう。

就活をやめることを考えてしまう主な要因を確認していきましょう。

選考が通らないから

エントリーシートから始まり、グループディスカッションや面接と続く就活は選考の連続です。

選考を受けるたびに結果を受け取ることになります。

そこで順調に進んでいたのに不意に残念な結果を受け取ったり、結果が出ない期間が長く続いたりすると、落ち込んでしまうことがあります。

そんな時、自信が失われ「就活をしても意味がない」と思い込んでしまい、就活をやめるという気持ちにつながることがあるのかもしれません。

自分だけ内定が出ないから

就活の時期はたくさんの学生が同じタイミングで動くことが多いですが、内定が出る時期は人それぞれです。

そのため、内定がない状況で、早くに内定をとった人の話や複数の内定を持っている人の話を聞くと、自分だけ内定が出ないように感じられ、自信を失ってしまうことがあります。

そして「自分はどこからも必要とされていない」という気持ちが強くなり、就活をやめることを考えてしまうこともあるかもしれません。

就活に振り回されてしんどいから

就活生の多くは、アルバイトや大学の講義などと並行して、就活に取り組みます。

そのため、スケジュールに追われ、リフレッシュの時間を取ることすら難しくなることも。リクルートスーツや髪型など独特の就活ルールに追われることも疲れを感じる原因になります。

そういったスケジュールの過密さや「就活」という独特のルールに振り回されることに疲れ、就活をやめると考えてしまうこともあるでしょう。

就職が自分のやりたいことではないから

そもそも「就職」に対して具体的な目標を持っておらず、周りや家族に影響されて就活を始めた人は、就活をやめることを考えてしまうこともあるでしょう。

就職することに意味を見いだせていない場合、就活をしていても「本当に就職する必要あるのかな」とか「就職以外にやりたいことがあるのに」というような気持ちが大きくなり、就活を続けるモチベーションが保てないからかもしれません。

就活は数か月の時間がかかるものですので、就職に対して目標が持てないとその時間を費やすこと自体が無意味に感じられ、就活をやめることを考えてしまうのも仕方がないことかもしれません。

就活をやめることを考えたときの対処法

就活をやめることを考えたとき、どうすればいいのでしょうか。

就活をやめたくなるときは、就活に疲れていたり、ストレスが重なっていたり、就職する目的が見えなくなっているときです。

就活をやめることを考えたときの対処法を確認していきましょう。

一時的に就活から離れて自分を見つめなおす

就活をやめたいと感じたときは、期限を決めて一旦就活から離れてみることもおすすめです。

上手くいかないことが続いて就活をやめることを考えているときは、気持ちの切り替えができなくなっているということかもしれません。

数日程度、就活から離れ、就活とは関係ない自分の好きなことやゆっくり休むことなど、リフレッシュする時間をとってみましょう。

そのあとに自分がどうしたいのか考えることで、気持ちを切り替え、前向きな気持ちを持てるかもしれません。

期限を決めて就活を休んでみる

ストレスや疲労が大きすぎて就活をやめることを考える時は、数週間程度の期限を決めて就活を休んでみることもひとつの対処法です。

ストレスや疲労が大きすぎると、物事を冷静に見ることが難しくなってしまい、ネガティブな考えに囚われやすくなることがあります。

就活をやめるということを冷静に考えるためには、まず何より心身を回復させることが必要です。

回復した後で改めて就活について考えてみると、就職を目指すにしても就活をやめるにしても、自分がとるべき選択肢をきちんと見極めることができるでしょう。

信頼できる人と話をする

就活をやめたいという気持ちが高まっているとき、自分には見えなくなっていることや、気付けなくなっていることがあるかもしれません。

それを知ることが就活に対する考えを変えるきっかけになることもあります。

就活が上手くいかない、内定が出ない、就職に希望が持てないなど、マイナスな想像しかできず、就活をやめるという気持ちでいっぱいになっている時は、家族でも友人でも、自分の話をきちんと聞いてくれる信頼できる人に、自分が感じていることを話してみましょう。

就活をやめるということは重大な決断です。第三者だからこそ見えることや気付けることがあるかもしれません。

決断を下す前に、色々な意見を知ることはプラスに働きます。

スカウトや逆求人サービスで就活してみる

就活をやめることを考える時は、自発的に就活をすることにストレスを感じているときともいえます。

そのため、スカウトや逆求人サービスなど、受け身でできる就活をしてみることも効果的です。

スカウトや逆求人サービスは情報を登録しておけば、あとは企業からのアプローチを待つだけです。

企業側が主体となって希望の人材を探すため、自発的な就活では出会えなかった企業や思いがけない企業との出会いがあるかもしれません。

スカウトや逆求人サービスが自分の新たな可能性を知るきっかけになることも。それを起点として就活に対するモチベーションが回復することも考えられます。

就活をやめる前にOfferBox

就活という長期間に及ぶ選考に臨む中で、就活をやめることを考える瞬間は誰にでも訪れる可能性があります。

しかし、新卒の就活というのは貴重な機会です。自分の可能性を自分でつぶさないためにも、感情に流されず、冷静にさまざまな選択肢に目を向けてみてください。

OfferBox(オファーボックス)は、プロフィールを充実させることで知らなかった企業やまさかと思う企業との出会いの可能性がある就活サービスです。

登録したプロフィールを見て魅力を感じた企業から思いもよらぬオファーが届くかもしれません。

就活をやめることを考えているときでも、プロフィールを登録してみたら、新たな自分の可能性に気付くことができるかもしれません。

就活をやめる前に選択肢のひとつとしてOfferBoxを活用してみてください。