
日本にはたくさんの企業があるため、就活をするときに業界を絞った方が効率がよくなると言われます。しかし、メリットだけでなくデメリットもあるため、就活で業界を絞るべきかどうか悩んでいる就活生もいることでしょう。
この記事では就活で業界を絞るべき理由と、絞る方法、いつ頃までに絞るのか、絞る際のポイントや注意点について紹介します。
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就活で業界を絞るべき理由
就活で業界を絞るべき理由やメリットは次のとおりです。
- 志望動機の一貫性が生まれる
- 就活の効率が上がる
- 自分に合った企業を見つけやすくなる
もちろん、業界を絞ることでデメリットも少なからずあるため、業界を絞る際の注意点については後ほど紹介しますが、まずはそれぞれの理由やメリットについてみていきましょう。
志望動機の一貫性が生まれる
現在の就活は売り手市場ともいわれるため、企業は自社への志望度の高い学生を求めています。
企業や業界を理解できていないと、志望動機がどの業界でも通用するような内容になり、採用担当者に自社を選ぶ理由が薄く、志望度が低いと判断されかねません。
しかし、業界を絞ると、業界研究・企業研究を念入りに行えるため、業界全体についてや、企業についての理解度が高まり、その業界・企業でなければいけないことが伝わる志望動機が作成できます。
就活の効率が上がる
業界を絞らないと、エントリーしたい企業を見つけるたびに業界研究をする必要があるため、とても時間がかかり、肝心の選考対策の時間が足りなくなってしまいます。
業界を絞ると、業界研究を企業ごとに行う必要がなくなりますし、同じ業界の企業ならESや面接などの選考対策がある程度似通ってくるため、就活の効率が上げられます。
就活の効率が上がると、その分時間ができるので、より深い選考対策ができるようになるでしょう。
自分に合った企業を見つけやすくなる
就職できたとしても働き方や価値観が合わず、自分の強みを活かせない企業に入社してしまうと、働くのが辛くなり早期退職するかもしれません。それを防ぐためにも、自分に合った企業を見つけることが大切です。
同じ業界であれば、ある程度働き方や価値観などが共通しています。そのため、業界を絞ると自分の強みを活かせて価値観や働き方の合った企業を選びやすくなり、入社後のミスマッチを防ぎやすくなるでしょう。
就活の業界の絞り方【3ステップ】
ここからは業界を絞る具体的な方法を紹介します。就活の業界の絞り方は、次の3つのステップで行うと効率良く業界が絞れるでしょう。
- 自己分析を行う
- 業界研究を進める
- 企業の特徴を比較する
それぞれのステップについて詳しく解説します。
自己分析を行う
自分の強みや価値観がわかっていないと、自分に合う働き方や仕事がわからないため、自分にどんな業界が合うかがわかりません。
まずは自己分析を行い、自分の長所・短所・強み・苦手なこと、何をモチベーションに努力できるか、人生において何を重視したいかなどを確認しましょう。
休日は土日がいいのかシフト制がいいのか、同じ場所で働き続けたいのか、日本各地や世界で働きたいのかなど、自分の望む将来像を書き出します。そして、自分の興味のあること、挑戦してみたいことも書き出してみるといいでしょう。
そうすれば、就職に対する自分の譲れない条件が見えてきて、就活の軸が定まります。その軸に照らし合わせれば、自分の行きたい業界を絞れるでしょう。
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業界研究を進める
業界を絞るには、どんな業界があるのか知る必要があります。業界は「メーカー」「商社」「小売」「金融」「サービス」「ソフトウェア・通信」「広告・マスコミ」「官公庁・公社・団体」の8つに分けられ、そこからさらにさまざまな業種に分かれています。
それぞれの業界に含まれる業種・職種、転勤の有無や頻度、業務内容、労働時間、勤務形態、給料、福利厚生などを確認しましょう。
また、今後の成長性や、離職率、就活時の競争倍率、選考の時期なども確認しておくといいでしょう。
それぞれの業界の一通りの特徴がわかれば、自分の価値観に合う業界を絞るようにします。志望する業界は1つに絞る必要はないので、3つ程度まで絞るといいでしょう。
企業の特徴を比較する
自分が興味を持った企業の特徴を比較して、業界を絞る方法もあります。
就活イベントや合同説明会に参加してみて興味を持った企業や、ナビサイトなどの情報を見て興味を持った企業を書き出してみます。
もし、同じ業界の企業があれば、その業界に他にどんな企業があるかを調べてみて、同じように興味を持てる企業があるか確認すれば、志望する業界を絞れるでしょう。
また、業界ごとに企業の特徴を調べて、共通する働き方や価値観を確認し、自分の強みが活かせて価値観に合う企業が多い業界に絞る方法もあります。
どちらにしても、自分の価値観や強みを理解していないと自分に合うか判断できないため、この方法を行う際は先に自己分析を済ませてから行いましょう。
いつまでに業界を絞るべきか?
業界を絞る時期を知るために、まずは就活全体のスケジュールを把握しておくことが大切です。
就活の選考スケジュールは、政府の規定では大学4年生の3月以降から就活の情報解禁、6月以降から選考活動が開始となっています。
そのため、選考活動が始まる6月までに業界を絞ればいいと考えてしまいがちですが、そうではありません。
3月以降の情報解禁と同時に選考を実施する企業や、外資系やベンチャーのように3年生から選考が始まる企業もあります。
外資系企業の場合、選考開始は3年生の秋・冬ですが、夏期インターンが選考に直結している場合もあるので、外資系を志望するなら夏期インターンに参加する方が選考に有利に働くでしょう。そして、ベンチャー企業の選考のピークは3年生の12月〜2月です。
そのため、志望企業が外資系なら3年生の夏まで、ベンチャーなら3年生の秋頃には業界を絞るのがおすすめです。
また、それ以外の企業の場合は4年生の3月頃までに業界を絞っておくのがいいでしょう。
就活で業界を絞る際のポイント
自分がエントリーする業界を絞るときは、次のポイントに注意して業界を絞るようにしましょう。
- 興味・適性を考慮する
- 働き方や福利厚生をチェックする
- 業界の将来性を確認する
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
興味・適性を考慮する
興味を持てない業界や適性に合わない業界に入ってしまうと、仕事を続けていくモチベーションが保てません。そのため、業界を絞るときは、その業界が自分の興味や適性と合っているかを考慮することが大切です。
自分の興味を持ったものから関連する業界を調べ、そのなかで自分の適性に合った業界に絞るようにしましょう。
例えば、食に興味がある場合、食品を製造するメーカー、食品を提供するサービス業、食品を消費者に届ける小売業、食品の良さを広める広告業などの業界で食に関する仕事をすることが可能です。
また、やりたいことだけで絞らず、自分の強みが活かせるかどうかで絞るようにすると入社後に活躍しやすくなるでしょう。
働き方や福利厚生をチェックする
業界ごとに年収や休暇、転勤の有無などが異なるので、業界を絞るときにそれぞれの業界の働き方や福利厚生をチェックすることも大切です。
なぜなら、どれだけ自分の強みにあった業界でも、その業界の働き方や福利厚生では自分の理想とする人生を送れないとなると、いずれ仕事を辞めなければいけなくなるからです。
そのため、業界を絞る前に、自分がどんな人生を送りたいのか、理想の働き方はどんな働き方なのかを知っておきましょう。
また、どんなキャリアを形成したいのか、どんな資格やスキルが必要なのか、それを得るためにどんな制度があればいいのかを確認します。
そして、理想の人生やキャリアを実現できる働き方や福利厚生のある業界を選ぶようにしましょう。
業界の将来性を確認する
エントリーする業界を決めるときは、その業界の将来性を確認することも大切です。将来性の低い業界に就職してしまうと、就職した後に業界が衰退し、企業の業績が落ち込んだり、倒産したりしてしまう可能性があります。
業界の将来性を確認するには、社会の動きを知る必要があります。日本社会だけでなく、世界の動向にも注目し、今後世の中がどう動いていくのかを予想しましょう。
そこから、今後成長する可能性のある業界、衰退していく可能性のある業界を自分で見極めて、業界を決めるようにします。
また、地域によっても盛んな業界や、成長する可能性のある業界は異なります。そのため、自分が働きたい地域で盛んな業界かどうかも考慮しておくことをおすすめします。
業界を絞る際の注意点
業界を絞ることにはメリットだけでなく、デメリットもあります。就活を失敗しないために、エントリーする業界を決めるときは次のポイントに注意しましょう。
- 早い段階で決めすぎない
- 情報収集を怠らない
- 柔軟に軌道修正する
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
早い段階で決めすぎない
就活の早い段階で、自分がエントリーする業界を決めてしまうと、視野が狭くなり、選択肢を失ってしまう可能性があります。
その結果、本当は自分が活躍できる業界や、自分に合った企業を見落としてしまうかもしれません。
就活の初期段階は、なるべく広い視野を持って情報収集し、全ての業界について一度は調べてみたり、説明会に参加したりするようにしましょう。
また、就活の初期段階は企業側の情報が全て出ているわけではないので、後から新しい情報が出てくる可能性があります。
そのため、早い段階で業界を決めて他の業界の情報をシャットダウンしてしまい、自分にとって必要な情報を見逃すことがないよう気をつけましょう。
情報収集を怠らない
業界を絞った後も、自分が絞った業界以外の情報収集を怠らないように、企業説明会やOB・OG訪問などを活用し、リアルな業界の実態を知るようにしましょう。
企業はどこかの業界に属してはいますが、その業界とだけ取引しているわけではありません。また、日本の多くの企業で、異業種での業務提携や、異分野への進出も増えています。
自分のやりたい仕事が他の業界で叶えられる可能性もあるので、業界を絞った後も視野を広くもって情報収集しておきましょう。
そして、就活期間中にコロナ禍や戦争のように世界規模の問題が起こり、世の中が急激に変化する可能性もあります。急な変化が起こっても対応できるように、情報収集は怠らないようにしましょう。
柔軟に軌道修正する
日本にある企業の数は多いですが、1つの業界に属する企業の数は限られているため、業界を絞った後に自分がエントリーしたいと思える企業があまりないと感じることもあるでしょう。
また、自己分析や情報収集をしているうちに、自分のやりたいことの方向性が変化したり、新たな自分の強みに気づいたりすることや、他の業界に興味が出てくることもあります。
就活で大切なことは、最初に決めた業界や職種に就職することではありません。自分の強みを活かせて、自分らしく働くことで活躍できる企業に就職することです。
そのため、業界を決めた後でも、自分や社会の状況が変化したら柔軟に軌道修正し、業界の再検討を行うようにしましょう。
就活で業界を絞る方法を実践してみよう!
就活で業界を絞ると、就活の効率が上がり、時間に余裕ができるため選考対策を深められます。
また、業界ごとに働き方や価値観が共通していることが多いため、自分に合った企業を選びやすくなるでしょう。
業界を絞るためには、就活の軸を定めなければいけません。まずは自己分析を行い、自分の強みや理想の働き方を見つけましょう。
自己分析する際は、ぜひOfferBoxの「AnalyzeU+」を活用して、社会で活かせる自分の強みを見つけてみてください。
