
「就活エージェントはいつから使い始めるべき?」と、就活を始めたばかりで悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
企業の紹介からES添削、面接対策まで幅広いサポートを提供してくれる就活エージェントは、自分の希望や状況に合わせていつから使い始めても問題ありません。
本記事では、就活エージェントを使い始めるタイミングや利用するメリット・デメリット、利用前に準備すべきことを解説します。効率的に就職活動を進めたい学生はぜひ参考にしてみてください。
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(※1) OfferBox 2024年卒利用実績データより
(※2)当社アカウントを開設した累計企業数で、直近で利用していない企業含む(2025年4月時点)
目次
就活エージェントはいつから使うべき?
結論、就活エージェントはいつから使っても問題ありません。しかし、早期選考やサマーインターンへの応募を考えると、大学3年生の6月から利用するのがおすすめです。
就職活動が解禁され本選考のエントリーが可能になるのは大学3年生の3月(※)ですが、就職活動の準備は前もって始める必要があります。具体的な就活スケジュールの目安は、以下の通りです。
【就活スケジュールの目安】
| 時期 | 就活スケジュール |
|---|---|
| 大学3年生4月 | 就活の準備・夏季インターンの準備 |
| 大学3年生5〜6月 | 夏季インターンの選考開始 |
| 大学3年生6〜9月 | 夏季インターンに参加 |
| 大学3年生9~10月 | 秋季インターンの選考開始 |
| 大学3年生10月 | 外資系・マスコミ業界などの企業の説明会開始 |
| 大学3年生10〜11月 | 秋季インターンに参加・冬季インターンの選考開始 |
| 大学3年生12~2月 | 冬季インターンに参加・早期選考エントリー開始 |
| 大学3〜4年生3〜6月 | 本選考エントリー開始 |
上記のように、すべての企業が就職活動解禁日に動き出すとは限りません。そのため、早期選考やサマーインターンなどの情報を逃さず、準備万全で就職活動に臨みたい場合には、早めに就活エージェントに登録しておくのが賢明です。
就活エージェントを利用するメリット
就活エージェントを活用することで、就職活動をスムーズかつ効果的に進められます。以降では、代表的な3つのメリットを紹介します。
- 自力では出会えない企業に出会える
- 企業のリアルな情報を知れる
- 選考対策の手厚いサポートを受けられる
就活エージェントを利用するメリットを知って、上手に活用していきましょう。
自力では出会えない企業に出会える
就活エージェントを利用することで、就活サイトを活用しているだけでは本来出会えなかったはずの企業と出会える可能性があります。
なぜなら、就活エージェントでは、企業の公式サイトや就職情報サイトなどで一般公開されていない「非公開求人」を取り扱っているところがあり、希望や適性に合えば紹介してくれる可能性があるからです。中小企業やベンチャー企業のなかには、大手ナビサイトには掲載されておらず、就活エージェントからのみ紹介を受けられる求人も存在します。
また、書類選考免除や早期選考などの特別な選考ルートに乗れるケースもあるため、効率的に就職活動をしたい人にとっては有効な手段です。
企業のリアルな情報を知れる
就活エージェントは、公式サイトや採用ページなどには載っていない企業の内情や労働環境、職場の雰囲気などのリアルな情報を提供してくれます。
「この企業は若手が定着しやすい」「入社後のギャップで辞める人が多い」など、就職後の実情も把握していることもあります。そのため、入社後のミスマッチを減らしたい人にとって就活エージェントの利用は有効な手段になるでしょう。
また、就活エージェントを利用することで、本来知らされることのない不採用理由を知れる可能性もあります。不採用理由を見直すことで、次の選考に活かしやすくなります。
選考対策の手厚いサポートを受けられる
就活エージェントは、面接官や選考の傾向を把握したうえでES添削や模擬面接などの選考対策を行ってくれるため、練習を積み重ねたうえで自信を持って選考に臨めます。
また、キャリアアドバイザーとの面談で、自分の強みを客観的に整理することで、企業ごとに効果的なアピールができるようになります。
就職活動でどのようにアピールすればよいか迷っている人も、過去の選考データをもとにアドバイスが受けられることで、不安なく選考に進むことが可能です。
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就活エージェントを利用するデメリット
就活エージェントは便利なサービスですが、利用するうえで以下のようなデメリットもあります。
- 断りにくい雰囲気を感じてストレスになる場合がある
- 紹介される企業が偏る場合がある
- 担当のキャリアアドバイザーと合わない可能性がある
それぞれ詳しく解説します。
断りにくい雰囲気を感じてストレスになる場合がある
就活エージェントを利用する場合には、紹介される企業の選考を受けることが前提にありますが、自分の希望に沿わない企業を紹介された場合に、面談や選考を断りにくいと感じる人も一定数います。
普段、丁寧に対応してくれているキャリアアドバイザーに対して「申し訳ない」と心理的負担を感じてしまうことで、断れずに選考に進んでしまう可能性があるのです。その結果、希望に沿わない企業の選考に時間を割いてしまう可能性がある点には注意が必要です。
万が一、内定をいただいた場合、企業に迷惑をかけることになるので、企業の紹介・提案を受ける段階で早めに断ることを意識しましょう。
紹介される企業が偏る場合がある
基本的には志望する企業を紹介してもらえますが、マッチする企業・業界が少なければ、その分提案する業界や職種が絞られてしまい、偏りが出てしまうのも避けられません。
とくに大手志向や特定の業界に絞っている学生にとっては、希望に合わない求人を紹介されるケースもあるでしょう。
納得のいく就職活動をするためにも、アドバイザーには細かい条件や希望を伝えたうえで、紹介される求人が自分の希望に沿っているかを見極めることが重要です。
担当のキャリアアドバイザーと合わない可能性がある
就活エージェントを利用していると、自分に合わないキャリアアドバイザーが担当者になることで、余計にストレスを抱えてしまう可能性があります。
エージェントの質は担当者によって異なるため、人によってはアドバイスの内容や就職活動の進め方、知識量などに違和感を持つことがあります。また、自分の意見をうまく聞いてもらえなかったり、希望と異なる企業を強く勧められたりすることで不快な思いをする可能性もあるでしょう。
万が一、相性が合わないと感じた場合には担当者変更を申し出たり、利用する就活エージェントを変えたりするなどして適切な対応が重要です。
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就活エージェントを選ぶ際のポイント
就活エージェントを効果的に活用するには、サービスごとの違いを理解して自分に合ったエージェントを選びましょう。具体的な比較ポイントは、以下の4つです。
- 利用実績や内定実績は豊富か
- 口コミや評判は問題ないか
- 求人情報の質や量が自分の希望に沿っているか
- 求めるサポートが十分に提供されるか
さまざまな就活エージェントがあるため、実際に利用しながら最終的に活用するエージェントを2〜3社絞るのがおすすめです。
利用実績や内定実績は豊富か
就活エージェントを選ぶ際には、利用実績や内定実績を確認することが重要です。利用実績や内定実績は、これまでの面談数や就活支援者数、内定獲得数などを指します。
多くの学生に利用され、実際に内定へつながった実績がある就活エージェントは、それだけノウハウや情報も豊富であり、有益な支援が受けられる可能性が高いと判断できます。大手企業への内定実績や、サポートの継続年数なども目安になるでしょう。
ただし、ただ実績を確認するのでは意味がなく、自分が希望している業界や職種への支援実績が豊富にあるかという視点でチェックするのがポイントです。
口コミや評判は問題ないか
就活エージェントを選ぶ際に重要なポイントとして、実際に利用した人の口コミや評価が問題ないかを確認することも重要です。
公式サイトには良い情報しか載っていない場合があるため、実際にSNSや就活掲示板などを用いてサービス名を検索し、どのような口コミが寄せられているかを調べましょう。
また、評判を確認する際には口コミ評価の平均値だけを見て判断するのではなく、直近の口コミに注目するのも重要です。評価の平均値を左右しているのが数年前の口コミである可能性があるため、直近のリアルな声を知ることで、現状のサービスの質を見極められるはずです。
求人情報の質や量が自分の希望に沿っているか
就活エージェントを選ぶ際には、保有している求人数や内容を確認することも重要です。どれほど実績があるエージェントでも、自分が志望する業界や職種の求人が少ない場合は、納得のいく支援は受けにくくなります。
そのため、公式サイトに掲載されている企業例や業界一覧を確認して、どのような企業の求人が多いのか、自分の希望する業界や職種の求人が豊富かなどを確認しておくことが重要です。
また、就活エージェントによっては、事前にカウンセリングで相談して自分に合う求人を紹介してもらえるか見極めることもできるので、チェックしてみてください。
求めるサポートが十分に提供されるか
就活エージェントを効率的に活用するためには、自分が必要とするサポートが受けられるかは重要な要素です。
たとえば、エントリーシートの添削や面接練習、企業紹介の丁寧さなど、エージェントによって対応範囲や支援の丁寧さは異なります。また、基本的なサポートに加えて、以下の点を比較することで、各サービスの違いが感じられるでしょう。
- 面談の回数
- 土日・オンライン対応の可否
- 企業側との関係性
面談の実施回数や、企業側との関係性の密度などは事前面談や口コミなどを通して、複数社を比較しながら見極めることが重要です。
たとえば、できるだけ面談回数は少なめがいいと感じている利用者が、面談回数は最低でも4〜5回と定めているエージェントを利用するとストレスを抱えてしまうこともあるため、サポート内容が自分に合ったエージェントを選ぶことが重要です。
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就活エージェントの利用前にすべき準備
就活エージェントを効果的に活用するには、事前の準備が重要です。具体的には、以下の3つの準備を心がけましょう。
- キャリアプランを考える
- 希望条件を整理する
- 自己分析・業界研究をする
自分の考えが整理できていないとエージェントからの提案が的外れになることもあるため、事前に情報整理だけでもしておきましょう。
キャリアプランを考える
まずは、自分が「将来どのような仕事に就きたいか」「どのようなスキルを身につけたいか」というキャリアプランを考えることが重要です。キャリアプランがあることで、企業選びの基準も明確になり、エージェントとの面談でも方向性がぶれることなく効率的に就職活動を進められます。
たとえば、キャリアプランのイメージには以下のようなものが考えられます。
- チーム全体をまとめるリーダーとして、チームビルディング力やマネジメントスキルを身につけたい
- ワークライフバランスを重視して、ライフステージが変わっても長く安心して働けるキャリアを築きたい
しかしキャリアプランを明確に定めていないといけないというわけではありません。明確なプランがなくてもキャリアアドバイザーが一緒に考えてくれるため、「どのような環境で働きたいか」「どのようなことに関心があるか」だけでも考えておくとスムーズなやりとりにつながります。
希望条件を整理する
就職先に求める希望条件が整理できていれば、初回の面談が滞りなく進められ、スムーズな求人紹介につながる可能性があります。勤務地や勤務時間、業種や職種など、自分がどの点を重視するかを明確にすることで、就活エージェントから紹介される求人とのミスマッチを防ぐことにもつながります。
希望する条件がイメージできない人は、以下を参考に考えてみてください。
- 成果を正当に評価してくれる環境で働きたい
- キャリアが浅くてもどんどん挑戦できる環境で働きたい
- 福利厚生が整った環境で働きたい
また、条件に優先順位をつけておくと、企業選びの選択肢が広がった際にも冷静に判断しやすくなります。
焦らず就職活動を行うためにも、明確に希望を伝えられる準備をしておきましょう。
自己分析・業界研究をする
就活エージェントの利用をスムーズに進めるために、自己分析や業界研究を事前に行っておくのも一つの方法です。
自己分析は、過去の経験を振り返って自分の強みや弱み、魅力について深掘りします。
業界研究では、興味を持つ業界の構造や動向、代表的な企業や働き方などを調べて理解を深めておきましょう。その際に重要なのは、その業界に属する企業全体の特徴や将来性を見ることで、自分の理想とする働き方が実現できるかをイメージすることです。
もちろん就活エージェントを利用して自己分析や業界研究のサポートも受けられますが、まずは自分だけで行い思考力を深めることも重要です。
これらの準備があると、面談もスムーズに進み、自分に合った企業を提案してもらいやすくなります。
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企業側が興味を持って声をかけていることにより選考がスムーズに進む傾向もあるため、OfferBoxと就活エージェントを併用することで就職活動を効率的に進められるでしょう。
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(※3) OfferBox 2024年卒利用実績データより(2023年5月時点)
適切なタイミングやサービスを見極めながら自分らしく就活を進めよう
就活エージェントは、いつから使い始めても大丈夫です。ただし、業界研究や企業選び、選考準備も念入りに準備する必要があるため、思い立ったら早めに利用し始めるのがおすすめです。
また、エージェントに相談する前には、キャリアプランや希望条件、自己分析などをある程度まとめておくと、スムーズな利用につながります。
さらに、自分のプロフィールに興味を持った企業からスカウトが届くオファー型就活サービスを併用すれば、これまで知らなかった企業に出会えるチャンスが一気に広がります。
就活エージェントとオファー型サービスを併用しながら、自分の就職活動状況や目的、希望に合わせて進めてみてください。
