実際にオファーをもらった私はこうかいてましたその(2)

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企業からオファーをもらうために私が気をつけた4つのポイント

1.写真はアクティブなものに

プロフィール写真は企業からの第一印象を決める最重要項目です。例えば、履歴書に貼るようなスーツに黒髪のいかにも就活スタイルの写真と海外で外国人と交流している時の写真、企業が目を止めるのは間違いなく後者の方ですよね。自分の個性がわかるような写真をセレクトしましょう。
また、OfferBoxではプロフィール写真の他にも写真2枚と動画を投稿する欄があります。コメントも140字以内で記入できるので、ぜひ自分の魅力をPRしましょう。

2.結論から書く

過去のエピソードや自己PRを書く欄がありますが、今一度自分のプロフィールを確認しましてみましょう。ちゃんと結論から書くことができていますか。わかりやすい文章を書くためにPREP法というものを紹介します。

PREP法
・Point・・・結論から書く
・Reason・・結論に至る理由を書く
・Example・・理由に至る具体的な体験談を書く
・Point・・・最後に結論を繰り返し書く

PREP法を用いて書いた例です。

【結論】
私の強みは失敗から学び、短期間で成長につなげることができる点です。

【結論に至る理由】
その根拠として、学生時代のスターバックスでのアルバイト経験があります。

【理由に至る具体的な体験談】
スターバックスでアルバイトを始めてすぐの頃、レジでお客様から聞かれた質問に曖昧な知識で答えてしまい、お客様を怒らせてしまいました。原因は3つあることに気付きました。

(1)知識不足
(2)プライドが高かったためにお客様にわかりませんと伝え、先輩に頼ることができなかった
(3)新人という甘えた気持ち

これらの原因を克服するためにそれぞれに対策を考え、実行しました。

(1)シフトに入る一時間前にお店に行き、勉強する
(2)わからないことはまず自分で調べ、わからなければすぐ先輩に聞く
(3)緑色のエプロンをつけている以上、新人もベテランも関係なくお客様からは一流のバリスタとして認識されることを忘れない

その結果、同じようなミスをすることはなくなり、2ヶ月後には店舗で新人賞を頂き、今では新人の指導を任されるようにもなりました。

【結論再び】
このように、失敗から学び、短期間で成長することができる点が私の強みです。

結論を先に書くことで主張したい内容がすぐにわかり、企業の人事の方にメッセージを強く刻むことができます。また、①.②…と数字をつけて羅列することで視覚的にもわかりやすくしました。是非PREP法を使ってみてください。

3.結果ではなくPDCAサイクルに注目

読者の皆さんには全国大会で優勝や、サークルの代表経験など素敵な成果を上げている方もいると思います。成果を出すことは社会人になってからも求められるスキルです。しかし、書き方を間違えてしまうと最大限にPRすることができないかもしれません。

<(1)成果の規模は関係ない>
まず上の文章を読んで自分にはそんな語れるような成果はないと思われた皆さん、安心してください。人事は成果の大きさは見ていません。起業、大会で優勝、アルバイト経験、どれでも同じです。では人事は何を見ているのでしょうか…!?

<(2)PDCAサイクル>
人事が見ているのは成果の大きさではなく”自分でゴールを決め、いかに主体的にPDCAサイクルをまわせたか”です。PDCAサイクルとは、

・Plan・・計画
・Do・・・実行
・Check・・評価
・Action・・改善

です。起業しようと、大会で優勝ようと、過去の成果でしかありません。企業の人事は成果を出すために再現性のある行動をとれる人なのかどうかという点を見ています。

4.ITスキル

今やどこの業界においても必要とされるITスキル。OfferBoxでもコンピュータ資格と言語について書く欄があります。プログラミング経験があれば具体的にどのようなサービスやシステムをつくったことがあるのか書くといいです。私はプログラミング経験はあまりなかったのですが、「プログラミングやWebデザインに興味があります。」とプログラミング/ITに興味があることをアピールしました。ちなみに、OfferBoxに登録している企業はIT企業が多いため、この欄の注目度は高いみたいです。