みなさんこんにちは!
11年間ニートをしたのち4浪で大学に入り、なんやかんやでOfferBoxのライターをしている秋山健一です!
しょっぱなからキワモノっぽい経歴を並べ立てましたが、こんな僕も現在4回生なので就活を経験してきました。その結果はというと……?
普通に就活して複数の内定を獲得し、OfferBoxでは4回生の6月と登録が遅かったにも関わらず6件のオファーをいただきました。
普通に考えれば就活で全く役に立たない経歴ですが(笑)とある工夫のおかげで就活を無事に終えることができました。
この記事ではそんな工夫の詳細、特にOfferBoxのプロフィールを書くときに大事にしていた事を2つ紹介します。
みなさんがプロフィールを書くときお役に立てば幸いです!
1. 新卒採用はゴレンジャー
■企業がほしい人財はレッドだけではない
すでに気付いている人もいるかもしれませんが、就活が始まると周りが「サークル部長・ゼミ長・幹事長・バイトリーダー」だらけになります。
「キミそれホンマか?」とツッコミを入れたくなりますが、その前に「なぜそうなるのか?」と理由にも注目してみましょう。
その理由は「リーダーシップ・リーダー経験」をアピールすることが就活に有利だと信じられているからです。しかし、本当にそうなのでしょうか?
例えばここに何かの課題があって、その課題に取り組むチームを編成するとします。みなさんがチームメンバーを選ぶ立場だとしたら、「リーダータイプ」すなわちゴレンジャーで言えばレッドだけのチームをつくるでしょうか?
想像がつくと思いますが、レッドが5人いるゴレンジャーは収拾がつかなくなって全く活躍できません。イエローやグリーン、ピンクなど、様々なレンジャーがいてこそゴレンジャーは組織として活躍できるのです。
そして企業も組織です。必要とするのも、レッドだけではありません。その他の色が揃ってはじめて企業は組織として活躍できるのです。つまり、レッド以外も就活で需要はあるはずなのです。
■君は何レンジャー?
企業はレッド以外も求めているとわかれば、やることは単純!
「自分は何レンジャーなのか?」を見つけ出し、自分の色を偽らずにアピールすることです。
先ほども言いましたが、就活ではレッドが異常なほど増えます。それは本来レッドではない人も、レッドのふりをしているからです。
しかし、もともと沈着冷静で客観的な分析を得意とするブルーが、情熱や信頼で仲間をまとめるレッドのふりをしても、その人の強みが現れることはありません。本物のレッドが現れた時、採用されるのはそちらです。
ブルーはブルーとして、ブルーの強みを生かしていくべきなのです。
就活に有利とされる既成概念にとらわれず、自分の色やキャラクターは何なのかを考え、それに沿ったアピールを作っていきましょう。
2. 評価軸を作り、狙いを絞る
OfferBoxでプロフィールを書くときにやってしまいがちなのが、たくさんオファーが欲しくて、何かのリーダーなど万人受けしそうなエピソードを並べてしまうこと。
しかし万人受けのアピールは誰の心にも刺さりません。プロフィールは自分をアピールする手段ですが、まず「誰に」向けて書くのか、伝える相手を明確にする必要があります。
そこでやって欲しいのが、自分が行きたい企業を「規模・社風・業界・立地・制度・展望」などの評価軸で分類していき、自己アピールする企業をできるだけ具体的にイメージすることです。
これをすることでOffer Boxでのプロフィールや自己アピールの書き方も、届けたい相手には届くものになるはずです。
例えば僕なら、「規模」「社風」の評価軸を使って
「社員数が300人以下で」「アットホームで自由な社風」という会社をイメージしてプロフィールを書きました。
評価軸は具体的なイメージを持つためのものなので、僕が挙げた例にとらわれずに決めてください。
「社長が100歳以上で」「ハワイに支店があって」「ミドリムシで世界を変えようとしている」っていう会社なんてのもオーケーです!笑
まとめ
・企業がほしいのはレッドだけでなくゴレンジャーすべて
・だから自分の本来のキャラクターでアピールする
・読んでほしい相手を具体的にイメージし、プロフィールの狙いを絞る
これらを実践した具体的な例を挙げると、僕の場合は
「良くも悪くも常識に捉われない柔軟さを持つイエローレンジャーである自分を、社員数が300人以下でアットホームかつ自由な社風の企業にアピールする」
ことを意識し
「ニート経歴を前面に押し出しつつも、海外インターンなどでアグレッシブさを見せ、部活を引退まで続けたことなどで根気もアピールする」
というプロフィールを作りました。
みなさんも自分のキャラクターを全部出すつもりでプロフィールを書いてみてください!
またねー!