美容系総合ポータルサイト「@cosme」を運営する株式会社アイスタイル ヒューマンリソース本部 ヒューマンリソース部 採用・育成グループ チーフの田中大介さん(左)と、2017年4月に入社予定の内定者・大阪産業大学 経営学部 経営学科 森本亮平さん(右)にお話を伺いました。
ビジネスコンテストの尖ったイメージとは違う素直な学生
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田中さん
あとは、大変なことっていっぱいあると思うんですが、それを自分自身で楽しめる人ですね。やらなきゃいけない仕事と自分がやりたいことは必ずしもリンクしません。そのやらなきゃいけない仕事の中にやりがいや楽しみを見出していくって、ひとつのスキルだと思うんです。
そういう人ってどんな人だろうって考えると、自分で目標設定してスイッチを入れられるセルフモチベーターみたいな人だなと。森本くんの場合、当時プロフィールにビジネスコンテストに出場することが趣味と語っていて。その話から自ら立てた目標をもとに自分自身に負荷をかけて、積極的に自分からまだ知らない世界や、環境に飛び込んでいく姿勢が見られました。
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森本さん
このビジネスコンテストの他に2つ、合わせて3つの主張したかったメッセージがありました。2つ目は海外や国際交流に興味があること。特にアジアです。3つ目は、学生団体を立ち上げた話を、実行力という言葉で表現しました。
そうしたらアイスタイルさんから、「あ、自分のことを見てくれているんだな」というのが分かるオファーを頂いて。そこに安心というか、信頼できるなと感じて、まず、話を聞きに行ったっていうのが始まりでした。
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田中さん
森本さん
田中さん
就職活動ためにピカピカの経歴を作ろうとしてビジネスコンテストに参加したわけじゃない、目標があってビジネスコンテストに参加していることと、その経験がちゃんと彼の中で蓄積されてきているっていうのが、話を聞いていて伝わってきました。
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森本さん
田中さん
地元鳥取で働くか?アイスタイルで働くか?
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田中さん
自分が人事に向いているなんて微塵も思っていませんし、人を判断するほど出来た人間でもないと思っているんですが、ただ、自分のこれまでの事業サイドでの経験、今社内で活躍している先輩後輩、会社が歩んできた過程や会社の今考えている未来の方向性だったり…色々な要素を総合的に考慮して、優秀な学生かどうかはわかりませんが、「アイスタイルにマッチした人材かどうか」はわかると思っているんですよ。
そうした時に言い表しがたいヒット感というか、マッチしていると思う子が何名かいて。森本くんもその一人です。
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逆に森本さんはいかがでしたか?ビジネスコンテストにも参加されているし、起業にも興味を持たれていたんじゃないかなと思いましたが。
森本さん
起業もカッコイイかもしれないけど、カッコイイは別に目的じゃないので。それよりも大好きなお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんたちを幸せにできた方が、僕は絶対クオリティの高い生活ができると思ったんです。
それで…結構喋るのが怖いんですけど…。
田中さん
森本さん
僕は、アイスタイルに入って働きながらMBA(経営学修士)を取得して、そこで学んだ経験をまたアイスタイルでの仕事に活かして…そっちの方がわくわくしたんです、自分の中で。
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森本さん
それぞれの選択肢が未来にどれだけの人を幸せにできるんだろう?と逆算したり、どっちの方がわくわくするかな?と考えたり、市長になるっていう夢…ごちゃごちゃ考えた結果、アイスタイルでMBAを取って働く方がわくわくするなって思って。アイスタイルで働こうって決めました。
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森本さん
あとは集中して全力で行こうと思っています。
田中さん
同じように、当社の目標に達成するための手段や目指し方は色々なものがあっていいと思っていて。最終的に彼が鳥取の市長になっても、働きながらMBAを取得することも構わないんですが、その目指し方の延長で、森本くんと当社は一緒の方向を向いて成長していけるんじゃないかって感じました。
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田中さん
OfferBox事務局
お互いにマッチしているところを感じての内定だったのだろうなと思いましたが、内定が出てからの迷いはなかったのでしょうか?
田中さん
森本さん
田中さん
知りたいのは成果ではなく、思いや考え
OfferBox事務局
森本さん
あとは自己分析が何より大切です。徹底的に自分と向き合った先に企業が見えてきます。一旦書いて、自己分析して変わったらまた書き換えて、企業と会ってまた…という形でどんどん磨き上げていくものがOfferBoxかなと。
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森本さん
自分の強みや、それこそ、20代そこらの信念なんて、変わることもあると思うんです。今ある信念は信じて進んで。ただ今の夢は、絶対それを歩まなければならない一生に一度の夢だって思わなくていいと思うんですよ。
田中さん
森本さん
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田中さん
何をやったかも確かに大事だと思いますが、その成果のみで学生さんたちを見ているわけではありません。やってきたことは前提として、そこにどういう思いや考えを持っていたか。その思いが、文章に載った時に、その人の人柄が見えてくると思っています。
「全然誇らしいエピソードがない!だからインターンシップに行かなきゃ!」ってなる学生さん、多いかもしれないんですけど、全くそんなことないです。何でもいいから、思いを持って取り組んだものとか、人柄が分かるものを書いてもらえて初めて、会社にマッチしてるかどうかの判断材料になると思っています。
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|企業概要
会社名:株式会社アイスタイル(英文表記:istyle Inc.)
資本金:16億855万円(2016年6月末日現在)
設立: 1999年7月27日
本社所在地:東京都港区赤坂一丁目 12 番 32 号 アーク森ビル 34 階
採用ページURL: http://www.istyle.co.jp/recruit/