【右】高橋 穣次さん / JOJI TAKAHASHI
東京工科大学 メディア学部 メディア学科
グルメ系インターネットサービスを提供するIT企業に内定
2018年卒
【左】小山 剣さん / TSURUGI KOYAMA
東京工科大学 メディア学部 メディア学科
ECサイト構築サービスを提供するIT企業に内定
2018年卒
今回は、東京工科大学メディア学部の高橋 穣次さんと小山 剣さんをインタビューしました。現在同じ研究室に所属する2人が初めて会話を交わしたのは、就活イベントだったそうで…?
研究室に入るまでの学生生活
OfferBox事務局
まずは、どんな学校生活を送っていたのか教えていただけますか?
高橋さん
私は専門学校を卒業後、編入でこの大学に入学しています。3年の後期に研究室に入るまでは何もしてなかったというか、普通に授業して帰って寝てゲームして…という感じでした。
でも、専門学校にいた成績オールSのすごい優秀な人達が10社ぐらい落ちている姿を見ていたこともあり、編入した当時から就活を視野に入れていました。
でも、専門学校にいた成績オールSのすごい優秀な人達が10社ぐらい落ちている姿を見ていたこともあり、編入した当時から就活を視野に入れていました。
OfferBox事務局
アルバイトやサークルは?
高橋さん
スポーツ系のサークルに入っていたのですが、自分には合わないと感じてやめてしまいました。
アルバイトに関してはアルバイトよりもインターンの方が成長できるという話を聞いて、長期インターンを探していました。
アルバイトに関してはアルバイトよりもインターンの方が成長できるという話を聞いて、長期インターンを探していました。
OfferBox事務局
なるほど、インターンの話はまた後ほどお伺いしますね。小山さんはどんな学校生活を?
小山さん
僕らの所属するメディア学部はできることの選択肢が多いので、かえって自分が何やりたいのかって漠然としていて。音楽系、ゲーム系、画像系、動画系…いろんな分野をつまみぐいしながら、結局自分のやりたいことってなんだろう?って状態のまま3年生になってしまって。
応募したインターンシップは全滅?!
OfferBox事務局
バイトよりも長期インターンという話がありましたけど、高橋さんはどんなインターンシップに参加しましたか?
高橋さん
私もアプリ系、もしくはWEB系を開発したいなと思って。エンジニアの経験も積んでいるし、どこかは採用してくれるだろうと最初は期待していて。だいたい30件ぐらいエントリーや面接をしたのに、どこにも受からなくて。
OfferBox事務局
え!?全滅ですか?
高橋さん
はい。長期は全滅です(笑)
長期以外では1Dayや2Dayインターン、2週間インターンなど短期のものは参加しました。名古屋に飛んだこともあります。
長期以外では1Dayや2Dayインターン、2週間インターンなど短期のものは参加しました。名古屋に飛んだこともあります。
OfferBox事務局
名古屋まで?行動力ありますね!
高橋さん
というのも、私は考えるのが苦手で。頭じゃ敵わないから、とりあえず行動しまくろうと思って。
OfferBox事務局
とにかくできることは行動しまくったと。小山さんは?
小山さん
実は僕もインターンシップの面接には行ったんですが全部落ちまして。3社の選考なしの1Dayインターンに行ったのみ。うちの学校は5日以上のインターンシップに行くと単位がもらえるので、研究会でもその単位を取るというミッションが課されていたんですが、僕、実はそれ達成してなくて。
OfferBox事務局
小山さんも思うようにいかなかったんですね。代わりに何か活動をされましたか?
高橋さん
就活界やベンチャー界で有名な人に会ってピザをつまみながらお話しする、みたいなイベントに参加しました。エンジニア限定とか、エンジニアとITベンチャーの合同説明会みたいなものにも行ったことがあります。そこでもやっぱりピザは出てくるんですけど。
小山さん
出てくるね。笑
OfferBox事務局
エンジニア向けのイベントって、ピザは絶対出てくるもの?
高橋さん
ピザと寿司と酒は出てくる!
小山さん
俺寿司出てこなかった!
高橋さん
え?でなかった?マジで?寿司出てきたよ。
小山さん
食べたかったなあ…。
就活イベントが初対面
OfferBox事務局
インターンシップの単位をとる以外にも、研究室で推奨された就職活動はありましたか?
小山さん
3年の9月あたりから、自己分析と自分の興味がある業界の企業を10社ずつ調べるという業界研究を始めました。あとは、選考する人と選考される人に別れてロールプレイングをして、選考する側の立場を考えたりとか。
OfferBox事務局
早いうちから就活を始められていたんですね。エンジニア向けの就活イベントって早くから開催されていますが、意識の高い学生が多そうですね。
高橋さん
やっぱり、動く時期がものすごく早いエンジニアって、モンスター級なんですよ。自分でゲームを作って売っている人も結構いて。「俺、エンジニアできんのかな?」みたいな気持ちにはなりましたね。
小山さん
合同説明会とかでも「俺こんなの作ってるぜ」みたいな人が結構いて、ついていけるのか不安はありました。
OfferBox事務局
そういう人たちがいる中でも、楽しかったというか記憶に残っているイベントはありますか?
小山さん
ITベンチャーやエンジニア向けの説明会や選考は、固くなくてフランクな感じが多かったと思います。ゲームみたいなイベントあったじゃん?
高橋さん
ああ、そうだよね!あれが初対面だよね!
小山さん
そうそう、あれが初対面だよ!僕たち、たまたま同じイベントに参加していて、同じグループでグループワークして。
高橋さん
たまたま、隣にいたんですよ。あれ?なんか見たことある名前だなと。
OfferBox事務局
その時はお互い知ってるわけじゃなかったんですね。
高橋さん
名前だけ知ってたでしょ?
小山さん
名前見て、あ!って。
高橋さん
お互いを見て、あ、あ、あ!みたいな。
同じ時間で2倍活動できた就活
OfferBox事務局
OfferBoxを使ってみていかがでしたか?メリットはありましたか?
高橋さん
メリットだらけです!まず、自分を認めてくれているのが分かるので、「俺でもできることがあるんだな、受け入れてくれるところがあるんだな」と思えました。
一番最初に有名企業からオファーが来て、こんなに有名な企業にオファーいただいていいの??と思ったのが印象に残っています。そういう大企業でも自分を見てくれるんだなあと。
一番最初に有名企業からオファーが来て、こんなに有名な企業にオファーいただいていいの??と思ったのが印象に残っています。そういう大企業でも自分を見てくれるんだなあと。
小山さん
普通のナビを使うだけでは絶対に時間の制約があるんですけど、OfferBoxなら自分で探してる間に企業側からも来てくれるから、同じ時間を使って2倍の活動ができるなって思っていて。それで多くの企業見つけられたのは大きかったです。
あと、自分から選考エントリーする場合と違って、ある程度認めたというか、自分のプロフィールや経歴に興味を持ってくれたからオファーを送ってくれたって思うと、それだけで気持ちのアドバンテージがあると言いますか。ゼロからじゃないので。
あと、自分から選考エントリーする場合と違って、ある程度認めたというか、自分のプロフィールや経歴に興味を持ってくれたからオファーを送ってくれたって思うと、それだけで気持ちのアドバンテージがあると言いますか。ゼロからじゃないので。
高橋さん
わかる!
OfferBox事務局
余裕がありますよね。
小山さん
OfferBox経由で説明会に行って、話を聞いてきたときは、無駄になることがあまりなかったですね。自分で選ぶ時はそこまで1社1社みっちり調べてからエントリーする訳ではなかったから、説明会に行っても「なんか違うな」と思うこともありました。
OfferBox経由の場合は、だいたい自分の興味ある分野とか、自分のためになることが聞けたのも良かったですね。
OfferBox経由の場合は、だいたい自分の興味ある分野とか、自分のためになることが聞けたのも良かったですね。
OfferBox事務局
なるほど!入社に至らなかった会社も含めてマッチしている企業に出会えたなら、OfferBoxの運営として嬉しいです。内定先の選考はどう進んで行きましたか?
高橋さん
内定先からは、アイディアソンに参加してみませんか?というオファーを頂いて。「行ってやろうじゃねえか!エンジニアでも企画・提案をできるってことを教えてやるぜ!」って燃えましたね。笑
その時に、人事の方をはじめエンジニアの社員の方とも仲良くなって。人として温かいというか、すごい話しやすかったんです。社員同士で話しているところに私がぱっと入っても、ぱっと包んでくれるというか。一瞬で輪に入れてくれる感じがあって。
その時に、人事の方をはじめエンジニアの社員の方とも仲良くなって。人として温かいというか、すごい話しやすかったんです。社員同士で話しているところに私がぱっと入っても、ぱっと包んでくれるというか。一瞬で輪に入れてくれる感じがあって。
OfferBox事務局
会社の雰囲気に好印象を受けたんですね。
高橋さん
はい。なので、実は一度はお断りしたんですが、是非と言っていただいたので選考も参加することにしました。
説明会の日に一次選考で、あらかじめ提出しておいたESのようなものを元に質問を受けるという形でした。次に適性検査があり、最終選考です。
たぶん選考フロー自体は一般の学生とそんなに変わらないと思いますが、特別枠感がありました。選考自体も難しいどころか、むしろ楽しかったぐらい。
説明会の日に一次選考で、あらかじめ提出しておいたESのようなものを元に質問を受けるという形でした。次に適性検査があり、最終選考です。
たぶん選考フロー自体は一般の学生とそんなに変わらないと思いますが、特別枠感がありました。選考自体も難しいどころか、むしろ楽しかったぐらい。
OfferBox事務局
一度は断ったというのは?
高橋さん
実はその時、すでに内定を1社いただいてて。迷ったんですが、折角オファーをいただいたし、アイディアソンにも参加したんだからと受けることにしました。
OfferBox事務局
小山さんは内定先からどんなオファーを?
小山さん
他の企業の説明会だと、最初に出てくる人は人事の方が多いですが、内定先からのオファーに「当日は代表もお会いしたいと申しております」と書いてあって。最初からトップのCEOと話すことになるの??とびっくりしつつも、それならこっちも全力でやってみようかなと。
高橋さん
それって、個人?説明会?
小山さん
個人。だから、代表補佐と代表の2対1で。その面談を受ける前に、事前に性格診断のテストとエンジニアのレベルテストを受けたんですが、エンジニアの方のテストは、たぶん0点だったんです。
高橋さん
まじで?
小山さん
まじで。面談の方も手応えがなくて。「だめだったなー」なんて思いながら帰ったんです。
OfferBox事務局
手応えがなかったのに、そこからどうして内定に?
小山さん
帰り際に「読んでみて」ってCEOの方に言われた本がありまして。あとあと分かったんですけど、内定先の社員が全員読んでいる本だったんです。今日お持ちしたんですけど…
OfferBox事務局
7つの習慣!人気の自己啓発本ですね。
小山さん
これを読んだ読了感想文を送ってねって言われていたので、感想文を送ったら、「感想文ありがとう。もう一回、性格診断を受けてみない?」と連絡がきて。
それでもう一回性格診断を受けてみたら、数値が変わっていたんです。そうしたら「マインドの変化を感じましたのでもう一回面接を受けてみませんか?」と提案をいただいて、最終面接を受けました。エンジニアテストに落ちて、感想文を送ったら、最終面接行ったていう…。
それでもう一回性格診断を受けてみたら、数値が変わっていたんです。そうしたら「マインドの変化を感じましたのでもう一回面接を受けてみませんか?」と提案をいただいて、最終面接を受けました。エンジニアテストに落ちて、感想文を送ったら、最終面接行ったていう…。
OfferBox事務局
起死回生と言うかなんと言いますか…。
小山さん
本当に奇々怪界なフローでした。それで、最後に面接を受けて、その日のうちに内定の通知をいただきました。テストがダメだったので、エンジニア職ではなく総合職としての採用ではあるんですが。
OfferBox事務局
もともと志望されていたエンジニア職ではありませんが、その点は納得はされていますか?
小山さん
一応、今は総合職での内定という形ですが、入社前の準備次第でエンジニアとしての可能性もあると言われているので、エンジニアの課題の勉強もしています。なので、総合職だったからがっかりってことは全然ないですね。
OfferBox事務局
なるほど!エンジニアとしての道へ進めるよう、課題頑張ってくださいね。
OfferBoxユーザーへのメッセージ
OfferBox事務局
最後に、OfferBoxユーザーのみなさんへのアドバイスをいただきました。お二人とも卒業研究でお忙しいところありがとうございました!