企業の目に留まるOfferBoxプロフィールとは?SE内定者インタビュー【二松學舍大学】

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稲部 勇人さん / Yuto Inabe
・二松學舍大学 文学部 国文学科
・システムインテグレーターに内定
・2018年卒

SE(システムエンジニア)として内定を獲得した稲部さんは、夏目漱石のアンドロイドで有名な二松學舍大学に通われています。大学生活やシステムインテグレーターへの就職を決めた経緯、人事の目に留まるプロフィールを作るコツをインタビューしました。

来場者数1.3倍という結果を残した学園祭

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OfferBox事務局

まずはどんな大学生活を送っていたのかを教えてください。
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稲部さん

一番力を入れていたのが、広報責任者として取り組んだ学園祭実行委員会です。過去最高の来場者数を目標に掲げ、昨年度と比べて1.3倍という結果になりました。来場者数を伸ばすためにはどのような方法をとるべきか考え、ホームページを作ったり、Twitterで学内の人とやりとりをしたり、様々な広報活動を行いました。結果、来場者数を増やすことができました。
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広報という立場もあるのかもしれませんが、来場者数に目を向けたのは?
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稲部さん

来場者に関する過去のデータをまとめる中で、学内生の来場率に向上の余地がある事に気が付きました。まずはより多くの学内生に楽しんでもらいたいという目的を持ち、学内生をターゲットにした広報活動を増やしたことで来場者数を増やせましたね。
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自己PRにも書かれている問題解決能力を発揮していますね!でも実際に学園祭を運営していくのって、聞いているよりずっと大変ですよね。
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稲部さん

本当に大変です。笑

でも、学園祭をより良いものにするために最適な動きを考えて、それをすぐに実行できる自由さが自分は好きでした。楽しみながら貴重な経験ができたので、やってきてよかったと思っています。

 

就活は遅めの1月にスタート

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稲部さん

就活自体を本格的に始めたのは1月です。他の人と比べたら遅かったと思っています。
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そうですね。よく聞くのは、夏のインターンシップに参加して…といったものですが、その辺はしなかったんですか?
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稲部さん

夏のインターンシップは参加していないですね。1月から始め、2月に学内のセミナーを受け、学外セミナーにも行って知識を集めて、2社の1Dayインターンに参加して…と数ヶ月で一気にやりました。
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1月はどんなことから始めましたか?
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稲部さん

インターネットで情報収集をする中で、大手人材紹介会社で働いている人が個人で就活の面談をしているのを見つけたので、会いに行って、話を聞いて、自分の考えを深めていきました。面談を通して業界を固めつつ、お会いした人のうちの1人からOfferBoxを紹介していただいて、それで登録しましたね。

1月27日に登録して、その日に自分の内定先からオファーをもらったんですよ。一発目の、登録初日のオファーが内定先でした。

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縁を感じますね!どんな気持ちになりました?
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稲部さん

びっくりしましたよ。登録初日にオファーをいただいて、「こんなに大きな企業に興味を持ってもらえたのか」と嬉しくなりました。それ以降も連日のようにオファーをいただいて、「こんなに来るものなのか」と驚きましたね。

 

次々とオファーが届いた秘訣とは

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稲部さん

1月末〜4月中旬の間に来たオファーが24件で、承認したのが10件です。OfferBoxを通したオファーのうち半分近くがぜひそこで働きたいと思った企業だったので、マッチ率が高い点が良かったです。逆求人系の就活サービスは他にも使っていましたが、そちらではぜひ働きたいと思う企業が少なかったんです。
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稲部さんがプロフィールを書く時に気をつけていたポイントはありますか?
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稲部さん

まず、企業が学生の一覧をどのような表示で見ているのかを確認し、自己PRの冒頭文と3つのアピールポイントが表示されていることが分かりました。そこでしっかりアピールしないとな、と思ったんです。自己PRの冒頭文は、続きを読みたいと思ってもらえるように数字を用いて成果を書きました。3つのアピールポイントも最初は「主体性」のように単語を並べるだけだったんですが、文章にすると青い表示が伸びて視覚的に目立つと考えました。

あとは写真も拘りたいですね。自分はあえてお酒を飲んでいる写真にしました。東証一部上場企業から、掲載写真から社交性の高さを伺えましたと言ってもらえて、写真もしっかり見てもらえていると分かりました。

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うまく企業からのフィードバックを活用していますね。
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稲部さん

OfferBoxでは、どの企業もオファーの理由を書いてくれていたので、それを参考にプロフィールを修正していました。選考でも、その企業が興味を持ってくれたポイントをアピールするようにしていましたね。
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そういえば、OfferBoxの志望業界にIT、職種もSEを選択されていますが、専攻は文学部ですよね。これはどういった経緯ですか?
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稲部さん

まず1つは、学園祭のホームページを作って結果を出した経験です。もう1つは、学園祭実行委員会の活動の中で、面倒なことをITで楽にし、やるべきことに注力できるようにする効率化にやりがいを感じたからです。例えば、団体内での情報共有にメーリングリストサービスを導入したところ、今までの問題点を解消でき、とても楽になりました。
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OfferBox事務局

ITで効率化して本業に集中できるように…まさにSEの仕事ですね!

内定先の魅力はカスタマーファースト

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内定先からのオファーには、どんなことが書かれていましたか?
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稲部さん

「”相手の気持ちを思いやりながら、自分の意見を明確に伝える”という記述に惹かれてオファーを出しました」と書いていただきました。そこは大学生活でかなり意識していたことでした。
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選考を進めながら、内定先のどういったところに魅力を感じましたか?
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稲部さん

業界研究を進めていく中で、IT業界は高い技術力と共に、顧客満足を付加価値にすることが重要な業界だと思いました。

内定先は「カスタマーファースト」を掲げ、顧客満足を特に重視している企業です。この企業で働くことで、技術力を身に付けると共に、お客様が何を求めているのかを深く考えてシステムを提供できる優秀なエンジニアになりたいと思いました。それが、内定先の志望度の高さの理由です。

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就活を始めた頃からそういった企業に出会えて良かったですね!他の企業と迷ったこともありましたか?
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稲部さん

最初から最後まで第一志望でした。ただ、視野が狭いかもしれないと思って、他にも多くの企業の選考を受けていました。大手企業の選考も進んでいましたが、改めて考えてもこの企業が一番だと思えたので、内定を頂いた際にはすぐに承諾しましたね。

 

人事の立場を考えた戦略的なアピール方法

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最後に、後輩就活生にアドバイスをいただけないでしょうか。
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稲部さん

自分をアピールする際に、数字を用いるのはすごく大事だと思っています。

例えば、「大学のキャンパスで文化発表会を主催しました」と伝えるよりも「大学の地下3階から13階までを用いた文化発表会を主催しました」と伝えた方がイベントの規模が伝わります。

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そう言われると、その方がイメージしやすいですね。
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稲部さん

同じ大学に通っている人に伝えるのであれば「大学のキャンパス」だけでも規模が伝わるかもしれませんが、学外の人はその規模を知りません。前提知識が異なる相手に対して分かりやすく事実を伝えるために、数字を用いるのは効果的だと思います。
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OfferBox事務局

共通言語である数字を使うと分かりやすいですよね。
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稲部さん

あと、就活の情報収集のために動いてみて一番いい情報を得られたのは、大手人材紹介会社に務める人に会って、その人に情報をもらったことでした。エントリーシートを書く際のIRや日経テレコンの使い方とか、一次・二次面接と三次面接以降で求められる事の違いとか。こうした知識を頭に入れて選考に臨むかそうでないかで、結果は大きく違うと思います。

インターネットで情報を得るなら、そのまま鵜呑みにするのではなく、どれが正しいのかを選んだ方がいいですね。

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ただ情報を集めるというよりは、情報をどう使うかですよね。まだまだお話を聞きたいところですが、時間が来てしまったのでこの辺で!稲部さん、ありがとうございました。