今回はOfferBoxの本社がある大阪から京都を通り過ぎ、滋賀県の建築不動産会社『株式会社 匠工房』さんを訪ねてきました!
不動産と聞くとまず頭に浮かぶのは不動産の仲介業ですよね。匠工房さんはリフォーム、メンテナンス、新築設計など、不動産の仲介だけでなく、住まいに関する様々な事業を展開されています。
そんな匠工房さんで新卒採用を担当されている嶌本さんと、2018年卒内定者である龍谷大学の原さんに、選考を振り返って語っていただきました。
株式会社 匠工房
嶌本 香七さん
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龍谷大学 経済学部
原 亮太さん
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登録2日後に初めてのオファーが届く
OfferBox事務局
何がきっかけでOfferBoxを知りましたか?
原さん
大学の野球部に所属していて、その野球部の先輩と一緒の授業を受けていた時に、たまたま就活の話をしていてOfferBoxのことを教えてもらいました。たしか10月頃ですね。すぐにやったほうがいい、とりあえずはプロフィールを60%まで入力しろというアドバイスをもらって、まず60%まで入力しました。初めてのオファーが届いたのは、登録から2日後です。
嶌本さん
それはすごい!
原さん
その後もプロフィールを埋めていって、80~90%ぐらい入力した頃にはたくさんのオファーが届くようになりました。匠工房さんからオファーを頂いた時は、オファーの文章を読んで、会社のことを調べてみて、まずは話をしてみようとオファーを承認しました。不動産業界への興味もあったので最初から印象が良かったです。
嶌本さん
嬉しいですね。
原さん
でも、もともとは警察官になりたいと思っていたんです。地元・広島の警察官の知り合いからも勧められていたのですが、決まったことを的確にこなす仕事よりも、常に違うと言いますか、変化のある仕事の方が自分に合っていると思ったんです。そんなことを考えながら先輩の話を聞いていくうちに、不動産っていいなあと思っていました。
OfferBox事務局
不動産屋さんに来るお客様は、一人ひとり事情も求める条件も全然違いますものね。
嶌本さん
そうですね。本当にお客様は年齢、性別、家族形態も多種多様です。ですので、いいこともありますし、もちろんつらいこともあります。相手は人ですので、自分が思うようには動きませんし、良かれと思って動いたことが反面に出るケースもあります。場合によっては、お客様からお叱りをいただくこともあります。
そんな時に自分の成長の前にお客様のことを一番に考えられて、それが結果的に自分の成長に結びつくということをしっかり考えられる方でないと、長年勤めることは難しい業界です。そうなると、必然的に心が強い方が求められる業界ですね。
※注:OfferBox Partyとは?
企業数社と学生が集まる立食パーティー形式の完全招待制イベント。楽しく企業を知りながら、自分のこともアピールできて、しかもその企業からオファーが来る可能性がある。
インターンシップで目の当たりにした営業の極意
OfferBox事務局
嶌本さんと原さんが最初にお会いしたのはカフェでの個別面談でしたね。どのような第一印象を持ちましたか?想像していたのと全然違った!とか。
原さん
匠工房さんて堅い会社なのかな?と思っていました。でも、じっくり話を聞いて、自分の考えも時間をかけてしっかり話すことができたことがめっちゃ良かったです!すごく好印象を持ちました。
嶌本さん
あの時はたしか2〜3時間ぐらい…
原さん
結構長く話しましたよね。
嶌本さん
そうですね。匠工房と価値観や考え方が合っているかがすごく大事だと考えていますので、それを見極めるために、私の場合は少なくとも1時間以上かけて面談をしてじっくり話してもらいます。
OfferBox事務局
原さんの第一印象は?
嶌本さん
原くんはもう、絶対入って欲しいなと思いました!なかなかそこまで思う方にはお会いできないです。面談を終えて会社に戻った時に「原くんていう子と会ってきたんですけど、来て欲しいです」って報告しましたね。
OfferBox事務局
イチオシだったのですね!
嶌本さん
そうですね、原くんはお客様と話している姿が目に浮かんできました。それも当社の一つの採用基準としています。不動産は流通している情報ですので、モノはどこの不動産屋会社に行っても一緒なんですよ。違うのは、誰から買うのかというところ。やはり自分自身を売り込んで、自分を信頼していただけないと契約はいただけませんから。
原さん
面談のあとは座談会に行きました。営業の話はもちろん、しょうもない話もして楽しかったです!
嶌本さん
座談会は社員と学生数名ずつ集まり、ご飯を食べながらリアルな話を聞いてもらっています。座談会に参加して、良いと思ったらインターンシップに来てねと言っています。
OfferBox事務局
そして原さんもインターンシップへと進んだわけですね。インターンシップは営業同行ですか?
原さん
そうです。座談会の楽しい場からインターンシップに来てみたら、今度はみんな仕事モードに入っていて、このギャップはすごかったですね。顔が違う。切り替えがすごいなと思いました。
嶌本さん
もちろん仕事をしながら雑談することもしますが、みんなON/OFFを上手に切り替えていますね。
OfferBox事務局
そんなに雰囲気が違うとインターンシップはなかなか緊張されたのでは…?
原さん
緊張しましたね。でも、訪問したお客様からそのインターンシップの日に契約をいただいたんですよ。先輩社員が訪問前に「今日はこのお客様を決めないといけない」と言っていて、本当に契約を結んでいたので、すごいなあと思いました。営業って、そろそろっていう営業するべきタイミングがありますよね。それを目の前で見られたんです。これが1店舗目でのインターンシップで、後日別の店舗にも行きましたが、雰囲気が全然違いました!
嶌本さん
匠工房は店舗によって全然雰囲気が違うんですよ。店長もメンバーも違いますからね。だからこそ、どの店舗が原くんに合うのか、原くんが成長できる場所を匠工房は提供できるのかを見たいということもあり、原くん自身に2つの店舗でインターンシップを体験してもらうことにしました。
個性を尊重しあう家族のような社員
OfferBox事務局
選考のうちから色々な店舗を体験して、自分に合う配属先があるかを判断できるのは良いですね!面談に始まり、座談会や、インターンシップ、選考を通して様々な社員の方にお会いしたと思いますが、「ここにしよう!」と心が決まったのはいつですか?
原さん
インターンシップの前後ですね。その頃にはもう、匠工房さんに入ろうと思っていました。
OfferBox事務局
早いですね!迷いなく入社を決めたようですが、原さんは匠工房さんのどのようなところに魅力を感じたのですか?
原さん
個性ですね。匠工房さんの社員のみなさんは、社員同士でもお客様に対しても、自分を包み隠さずにその人の個性のままで接していることが一番の強みと思っています。自分も匠工房さんで個性の活きた営業をして、結果に繋げられたらいいなと考えています。
嶌本さん
社員70人の個性はそれぞれかなり強い方だと思います。お互いにその個性を尊重し合うというのは匠工房の強みですね。
OfferBox事務局
70人分の個性以外に、嶌本さんからも魅力も一つだけあげるとしたらどんなことですか?
嶌本さん
社員みんなが兄弟や姉妹のような、家族に近い存在であることが魅力だと思いますね。企業理念の「家族が幸せになれるように」にみんなで向かっていると、自然と社員同士も家族のような存在になっています。一緒にご飯に行くのはもちろん、買い物に行ったり、スポーツをしたり。定休日には、少し遠出して一緒に建築物を観に行ったり、スポーツ観戦やプチ旅行に行くという人もいますね。
OfferBox事務局
お休みの日に一緒に建築物を観に行くとは、みなさんやっぱり建物が好きで、とても勉強熱心ですね!そういえば、不動産業界は休暇を取得できるのかが少し不安ですが…
嶌本さん
定休日以外にもゴールデンウィークや夏期、年末年始休暇は店舗もお休みですので、社員は全員長期休暇を取得しています。普段は平日休みですので、長期休暇は親類や友人と会う時間に当てているメンバーが多いと思います。仕事の日は、やはりお客様との時間が第一優先ですので、臨機応変に務めるところはあります。そのなかで、個人個人がしっかりスケジューリングをして、『21時完全終業』を目指して取り組んでいるところです。もちろん、飲みに行くと決めている日は、定時の18時に退勤するメンバーもたくさんいますよ(笑)
OfferBox事務局
お仕事はもちろんのこと、楽しむことに対する熱意もすばらしいですね!(笑)
嶌本さん
内定者と社員との関係も大事に考えています。入社までの期間は、内定者にとって不安や疑問が多少なり出てくる期間です。不安は払拭してもらった方が良いですし、先輩後輩、上司部下という関係になるにあたって、より早い段階で信頼関係が築いてもらえるよう、一人一人に兄貴分のような先輩社員を割り当てるブラザー制という制度も実施しています。
OfferBox事務局
いいですね。自分の面倒を見てくれる先輩がいると安心ですね。
採用担当者がまず見るのは、プロフィールの画像
OfferBox事務局
OfferBoxにはたくさんの入力項目がありますが、採用担当者は特にどの項目に注目していますか?
嶌本さん
プロフィール写真ですね、ここが始まりです。たまに顔写真じゃなかったり、そもそも写真がアップされていなかったり、どこにいるの??なんていう本人が分からない写真をアップしている学生もいらっしゃいますよね。やはり写真や動画の印象は強いので、最低限入力していただきたい情報ですね。
OfferBox事務局
写真やプロフィールなど、入力はスムーズに進みましたか?
原さん
写真は親に高校生の時の野球の試合の写真を送ってもらったりもしました。エピソードも悩みましたね。高校生の時のエピソードはありきたりなものだったので、自分にとって印象が強い小学生の頃のエピソードを書きました。
やっぱりプロフィールを充実させることが一番重要だと思いますね。自分がプロフィールに入力した言葉が検索に引っかかることもありますし、プロフィールが充実してくると、閲覧回数がむっちゃ増えるんですよ。自分のプロフィールのアクセス数がグラフで表示されます。まずはそれからだと思いますね。
嶌本さん
私も自己PRとエピソードは必ず読みます。直近の記憶なので大学のエピソードを書かれる方も多いと思いますが、成人してからの行動ってうまく表現できてしまう分、他の学生と重なってしまうことも結構あります。
ですので、小・中学校のエピソードが書かれていると「おっ!」と思いますね。人格は幼少期時代に形成されているケースがほとんどですので、弊社は面接でも「幼少期の頃の自分はどんな子でしたか?」と聞いています。
OfferBox事務局
なるほど!より本質的な自分の性格を表現するためには、幼少期の経験も交えると良さそうですね。嶌本さん、原さん、今日はお話いただきありがとうございました!
■会社概要
滋賀県内に6店舗を構える株式会社匠工房。不動産事業、リフォーム事業、新築事業を手がけている。
会社名:株式会社 匠工房
所在地:〒520-2423 滋賀県野洲市西河原1丁目2227
設立日:2003年2月
業界:建築不動産業界
ホームページ:http://www.takumikobo.ne.jp/
採用ホームページ:http://recruit.takumikobo.ne.jp/