学生に広く知られている株式会社ニトリ。
今回は新卒採用を行う江良さんと澤田さんに、ニトリの魅力を語っていただくと共に、採用担当としてどんなプロフィールだとオファーを送りたくなるのかお話を伺いました。
江良さん
株式会社ニトリ 新卒担当
2014年新卒入社
店舗運営部郡山店(2年1カ月)での勤務を経て、入社3年目に新卒採用部門へ異動
澤田さん
株式会社ニトリ 新卒担当
2014年新卒入社
店舗運営部を経験したのち、入社4年目に新卒採用部門へ異動
株式会社ニトリを紐解く
誰もが知っているニトリですが、どういう社風なのかとても気になります。
ニトリという会社を一言で表すなら、どんな会社ですか?!
澤田さん
「変化し続ける会社」ですね。
本当に驚くくらい変化のスピードが早く、想像を超えるニトリの未来に従業員がワクワクしているパワー溢れる会社です。
江良さん
「変化し続ける」背景として、会社に根付く「現状否定」という考えがあります。
それは、今まで築き上げてきたものを壊してでも新しい挑戦をすることに価値があるという、ニトリの姿勢を表しています。
例えば、ニトリの社員は年次問わず1週間の業務の中で見つけた問題を週の報告書に記載し、翌週どんなアクションを起こすのかを上司に提出しています。
毎週報告することはとても大変なのですが(笑)、くり返すことで自ずと問題発見のフレームワークが各社員の頭の中に出来上がります。
澤田さん
「問題がないことが問題だ」という考えのもと、社員全員が日々の業務や店舗運営で、問題意識を常にもって行動し続けていることが、ベンチャー気質のある会社と言われる理由でもあり、ニトリの変化を生み出す源泉となっています。
32期連続増収増益が達成できている理由はなんでしょうか??
澤田さん
「現状否定」という姿勢に加えて、真摯にお客様と向き合っていることが32期連続増収増益という結果に結び付いているのだと思います。
江良さん
過去32年の間に、ニトリは幾度の困難に直面してきました。
2008年に起きたリーマンショックも1つの例かと思いますが、その当時多くの企業は商品の値上げをしたそうです。
一方で、ニトリは「お客様が困っているならば」と商品の値下げを行いました。
そういった行動からも分かるように、ニトリのマーケティング戦略は3C(競合・市場/顧客・自社)ではなく、1C(市場/顧客)なんです。
お客様を第一に考え、お客様の「これがあったらいいな」をどこよりも早く提供し続けることを意識しています。
他に競合他社との違いがあるとすればなんだと思われますか?
澤田さん
圧倒的な商品開発のスピード。これがニトリの強さだと思います。
通常、他社の場合は商品の企画から販売までに2年ほどかかると言われていますが、私たちはそのサイクルを最短3か月で行っています。
そのすべてを可能としているのが、サプライチェーンの川上から川下まで一貫して担う独自のビジネスモデルです。
つまり、商品の原材料の調達から、製造、在庫管理、配送、販売まで行っています。そのため、社内で完結できることが多く、スピード感をもって商品化することができるのです。
江良さん
スピード感を持って商品開発できる理由として、全国に店舗があることも大きな要因の1つだと思います。
お客様の要望を直接聞き出すことができますし、またニトリでは店舗からの意見が社内ですぐに共有されるシステムが構築されているため、お客様の声が商品の改善や新規開発に反映されやすいようになっています。。
会社として「走りながら考える」文化が根付いているので、商品の入れ替えやシステムの変更などで現場を支えてくださっているパートやアルバイトの方々を時に困らせてしまうこともあり、申し訳なく思っているのですが…(笑)
常に環境の変化やお客様のご要望に迅速に対応できることが、ニトリの強みだと思います。
ニトリは一般的に思われている”小売業”とは違いますね。”小売業”が志望業界ではない学生に対して伝えたいニトリの魅力は、どんな点でしょうか?
江良さん
私たちは単なる小売業ではないので、業務範囲がとても広いんです!
その中を2~3年ごとに配転し、様々な経験を積みながら、自身のキャリアを築いていけることができます。
澤田さん
私自身も就活当時は商社を志望していましたし、例年、メーカー・商社・金融他、異なる業界志望の学生がニトリに入社しています。
志望業界以外の説明会に進んで行くことはあまりないかと思いますが、ぜひ私たちの説明会に足を運んでみてほしいです!
おそらく想像していたニトリとは異なる「本当のニトリ」についてお伝えすることが出来ると思います。
江良さん
私も就活時は食品メーカーを希望していましたが、たまたま参加をしたニトリの説明会でニトリへのイメージが変わったことを覚えています。
その時はまさか私が入社するとは思っていませんでしたが…。
余談ですが、ニトリの面接では必ずフィードバックを行っています。
私がニトリの選考を受けた際も、面接時のフィードバックがとても就活に役立ったので、私たちも今こうして学生に対し貴重な時間を割いてくれたことへの感謝の気持ちを込めて、学生の将来に繋がるような面接を行うように心がけています。
澤田さん
その他のニトリの魅力として、ニトリには社員の自己実現を後押しするサポートが手厚く完備されていることが挙げられます!
語学・資格取得の補助や外部セミナーの受講をはじめ、他社と比較して約5倍の費用を人材育成に充てています。
「会社のために自分がいると思うな」という会長の言葉通り、ぜひニトリというフィールドを使って、人として成長を遂げてほしいと思います。
求めるのは、変化とスピードを楽しめる人材
ニトリでは、様々な挑戦ができるんですね。
そんなニトリを120%活用できる人材はどんな人だと思われますか?
江良さん
安定してずっと同じことをしたいという人よりも、自己実現をするためにどんどん新しいことに挑戦したい!といった意欲のある方であれば、ニトリという環境を最大限に活かして活躍することができると思います。
澤田さん
ニトリでは多様な考えを持った社員が活躍しています。
ダイバーシティーを会社として推進しているので、他者を尊重しつつ、周りと協力して仕事を進めていける方であれば、日々成長を感じながら活躍することができると思います。
ニトリで活躍できる人物像
変化を楽しめる人
配置転換制度を設けているニトリでは、半年ごとに今後の配属希望を提出します。
●●の部署に行きたいという提出方法ではなく、3年後、5年後、10年後、20年後どうなりたいかを記載し、将来から逆算し、夢を叶えるためにどんなスキルや経験が必要かを導き出した上で、将来の異動先が決定します。
同じ業務をやり続けるという選択肢はニトリにはありません。様々な業務を経験するからこそ、多角的な視野で全社最適を考えられるスペシャリストへと成長できるのです。
スピード感についていける人
同じ部門にいるのは大体3年ほど。1年目で一通りの業務を習得し、2年目は業務改善・改革を行っていきます。
限られた時間の中で成果を出すことが求められるので、日々成長を意識し1年間で1人前ではなく、短期間の中で逆算して行動出来る人だとスピード感を持って自己成長を遂げることができると思います。
好奇心旺盛で向上心の強い人
「4C主義 <※*1 ニトリの4C主義参照>」の他、好奇心と向上心も重視しています。
配置転換は将来の夢をベースに行われるので、希望しない部署への異動ももちろんあります。希望しない部門への異動であってもその変化を悲観的に捉えるのではなく、その場を最大限に活用し、自分自身の力に変えていける方にはニトリという環境を楽しんでもらえると思います。
ニトリがOffeBoxを活用する理由とプロフィールのコツ
「受け身ではなく、攻めの姿勢で学生と出会いたい」
なぜOfferBoxを利用して採用をしているのですか?
澤田さん
これまで地方に住む学生は交通費や時間の問題でなかなか接点を持つことができないという課題がありました。
受け身では接点を持つことが難しい学生と出会うために、OfferBoxを活用しています。
江良さん
今年からWEB面談も実施しているので、説明会に参加できていなかったり、ニトリを単なる小売だと思っている学生に対し、OfferBoxをきっかけに直接魅力を伝えられればと思っています!
澤田さん
OfferBoxの場合、面接の前に、学生への理解を事前に深めることができます。ですので、面談では経験を瞬間ごとに区切って「その時何を感じたのか、何に心を動かされたのか」など一歩進んだ話をするようにしています。
どんな行動をとる人なのか、どんなところに情熱を注いで行動する人なのかを深掘りしてみたり、「私の将来像」に記載してある内容をもとに学生と将来について話せることはOfferBoxならではですね。
「高い志を持ち、日々挑戦し続ける人」をプロフィールのどんな点から判断しておられるのでしょうか?
江良さん
私たちが求めている人物像に4C主義(*1)という考えがあります。
*1 ニトリの4C主義
ーchange(変化) 現状に満足せず、常により良いものを求め続ける人。
ーchallange(挑戦)常に自分を成長させることを考えている人。
ーcompetition (競争)どんなことも前向きに考え、前人未到なことに挑戦していく人。
ーcommunication(対話)お客様、従業員同士の対話を大切にできる人。
まず、プロフィールの中にこれら4C主義の要素があるかどうかを確認しています。
その上で、学生がその経験やプロセスから何を学んだのか、なぜそういった行動をとったのかを読み解くようにしています。
ですので、事実だけの羅列だけではなく、
ーどういう思いで
ーなぜそれをやろうと思ったのか
自身の価値観や考え方をきちんと記載してあると、プロフィールから学生の人となりを感じ取ることができ、オファーを送りたいなと思いますね。
OfferBoxのプロフィールでは写真が登録できますが、どんな写真に目が惹きつけられますか?
また、もしご自身がOfferBoxに写真を登録するとしたら、どんな写真を使いたいですか?
江良さん
「ギャップ」を写真で表現できていると目を惹きます。
ギャップを表現するためには、サークルや部活だけの写真ではなく様々なフィールドで活躍している写真を登録してほしいですね。
そうすることで「もっと知りたい!」と思いますし、オファーを送るためのいい判断材料となります。
企業の採用要件によって異なるとは思いますが、ニトリは配置転換制度を設けているので、様々な場面で活躍している姿を見ることができると、ニトリでも活躍できる素養を持った学生なのでは?!と感じますね!
もし私がOfferBoxのプロフィールを登録するのであれば、学生時代に所属していたよさこいのサークルの写真であったり、大学院での研究をしている写真やスキューバーダイビングの写真を登録しますね。
「1人で研究に没頭する一方で、大人数で協力しながら目標に向かって進むこともできますよ」ということを写真を通じてアピールすると思います。
澤田さん
ニトリがメリハリを大事にしている会社なので、勉学を頑張っている姿とサークルや趣味などを楽しんでいる姿の両方を見ることができるといいですね。
ON/OFFをきちんと切り分けられる学生なんだろうなと思い、興味が湧きます。
では最後に、ニトリの選考を受ける学生に向けて、一言メッセージをお願いいたします。
澤田さん
ニトリは、「100人の社員が100通りの夢を持って働いている会社」です。
ニトリに入社するために夢を作り出すのではなく、自身の夢を実現するために入社し、夢に向かって行動を起こせる学生にOfferBoxを通じて出会えることを期待しています!
そしてそんな環境がニトリにはあるということを、インターンシップや説明会を通じてお伝えしたいと考えています。
江良さん
ニトリは、「自分の器よりも一回り大きな器をたくして挑戦させてくれる会社」です。
そのため「挑戦を続ける」ことが好きな方とぜひお会いしたいです。
検討中リストに入れさせていただいた際は「会いたい通知」でご返信ください!
オファーを承認いただけましたら、ニトリのお話だけでなく、就活支援としてみなさんがキャリアを選択する際のお手伝いができればと考えています。
みなさんに出会えることを新卒採用一同楽しみにしていますね!
新卒採用のために約40人の社員を東西に配置するなど、新卒採用に限りない情熱を注ぐ株式会社ニトリ。
採用担当の二人からもその情熱を感じずにはいられませんでした。
お二人からお伺いしたプロフィールのコツを元に、ぜひプロフィールを登録してみてください。あなたにもオファーが届くかもしれません。
株式会社ニトリ
企業ホームページ
https://www.nitori.co.jp/
新卒採用サイト
https://www.nitori.co.jp/recruit/newgraduate/