OfferBoxを利用して就職先を決定された学生の皆さんにインタビューし、OfferBoxの具体的な使い方や使ってみた率直な感想をご紹介するこのシリーズ。今回は、神戸大の中西さんです。
目次
選択肢の幅を広げることができたのはとてもありがたかったですね
Offer Box (Global)を利用してみてどうでしたか?
すぐに頭に浮かぶことは、自分が考えていなかった業界、企業と出会うことができたこと。自分にマッチする企業に出会えたことですね。いろいろな就活サイトがありますが、それらでは実現できないことをOffer Box (Global)は提供してくれたと思っています。選択肢の幅を広げることができたのはとてもありがたかったですね。
登録したときはドイツにいました。友人からのシェアでOffer Box (Global)の存在を知り、登録しておけばオファーがもらえるのであればやってみようと思いすぐに登録したのを覚えています。
“Global”というのがよかったですね。国内にいる学生と違う土俵で戦えるし、留学したメリットを生かすことができると思いました。入力項目は少し多いですが、「修羅場経験」「リーダー経験」といったように形式が指定されていて、且つ堅苦しくなかったので記入しやすかったです。当時留学も半ばを過ぎた頃だったのですが、その期間を振り返り、素直に経験したこと、感じてきたこと、得られたことを書けたように思います。例えば、海外の学生とのコミュニケーションを通じて得た気づきなどです。留学半年での変化や成長をまとめる機会となり、残りの留学を過ごす上でプラスになりました。
はじめてオファーをもらったときはどんな感じでしたか?
4社からのオファーをもらったのですが、一つ目のオファーをもらったときのことは今でもよく覚えています。私の場合、オファーをもらおうと思って書いたのではなく、自然に思っていることを綴っただけなのにオファーをもらえたので正直驚きました。定型文ではないオファーの文面を見て、自分の人間性を認められたと感じ、とてもうれしかったです。
就職活動の幅が広がること。
Offer Boxの魅力って何でしょうか?
やはり就職活動の幅が広がることだと思います。従来の就職活動も並行してやりました。ナビも使って気になる企業に片っ端からエントリーもしました。とは言え、知っている企業には限りがありますし、帰国時期には採用活動を終了している企業も多数ありました。Offer Box (Global)を使えば、それをリカバリーできる、機会をることができると思います。海外に挑戦し、多様な視点を養ってきている留学生は皆優秀だと思います。そういった学生にチャンスを提供しているところがOffer Box(Global)の魅力ですね。
就職活動への不安はありましたか?
就職に対しての不安はありました。情報も少なく、何からはじめていいかわからず、手さぐり状態でした。とりあえず手当り次第やるような感じでした。帰国後、活動している中で自分に合う会社というのが掴めてきたように思います。私の場合、面接の時なども素で臨もうと意識していたのですが、その方が合う、合わないが結果にはっきりに出てくるので自分への理解が深まっていったように思います。
私の場合、ヨーロッパでの留学を通じて、ワークライフバランスを重視したいと考えていたのですが、そういう企業はまだまだ多くないなと思いました。Offer Box (Global)を通じてオファーをいただき、内定を承諾した企業は実はワークライフバランスを重視している会社だったんです。プロフィルにもそれを書いていたので、きちんと見て合う学生にオファーをしてくれているんだなととても嬉しく思いました。
OfferBoxほど、自分らしさをたくさん出せるサービスはない
まだ登録していない学生へのメッセージをお願いします。
少し書くのは大変かもしれないですが、登録すべきだと思います。必ずメリットがあるからです。企業側はプロフィルを見てある程度理解してくれている状態からスタートできますし、自分が見えていない側面を企業が気付かせてくれたりもします。
OfferBox(Global)ほど、自分らしさをたくさん出せるサービスはないと思います。是非、どんな人物なのか、何を大事にし、どうなっていきたいのかといった人間性を全面に出してほしいと思います。必ずそこにフックした企業からのオファーを得ることができると思います。
たとえ遊びの思い出ばかりであっても、成長や変化、気づきがあるはず
留学中の学生、留学しようとしている学生にメッセージをお願いします。
やるべきことをしっかりやってほしいと思います。留学に目的、軸を持って臨んで欲しいですね。私の場合、目的は漠然としていたのですが、日本と海外の違いをしっかり認識することを大事に生活していました。そういった目的意識を持ち続けることで気づきや学びは増えると思います。
是非、留学を終えてから、ゆっくり、しっかり振り返る機会を持ってほしいと思います。他国の仲間も増え楽しい思い出もたくさんできとても楽しいのですが、そのままだと面接で薄っぺらなことしか言えなかったりします。私も就職活動の最初の1か月間は落ちまくったのですが、その要因がそこにあるとわかり改善したことで結果が大きく変わりはじめました。もちろんOffer Box (Global)のプロフィルも少し変えたりしました。例え遊びの思い出ばかりであっても、成長や変化、気づきがあるはずで、それらを棚卸してみようとすることが大切だと思います。ソフト面での変化は気づきにくいので、そこをしっかり見つけて語れるようにすれば、必ず企業にも伝わると思います。
これから社会にでていくにあたっての意気込みをどうぞ。
鍛えてきた知識、思考力がどれだけ社会で、実践で活かすことができるか今から楽しみです。一方で学べば学ぶ程知らねばならないことも見えてきておりもっと学んだり、興味関心を広げたり(例えば文学とか)、実際に多様な人に会うようなこともしていきたいと考えています。そういったことをこれからも継続していき人としての器を広げていきたいです。
キャリアサマリー
中西 勇介(なかにし ゆうすけ) 神戸大学 経営学部 経営学科
大学一年次には生協学生委員会とマラソン同好会に所属。2年次からは留学希望者のプログラムを受講し準備を開始。1期生として参加。留学に興味を持ったのは、海外のことをもっと知りたいという知的好奇心から。「自分の目で見て感じるということをしたかった」とのこと。3年次では後輩のサポートも行い、自身も留学へ。ゼミでは、コーポレートファイナンスとアントレプレナーシップについて学び、留学先のWHU(ドイツ)でも経営学について学んだ。