どういった経緯でOfferBoxを利用することになったのか、またOfferBoxのプロフィールで学生のどんなところに注目しているかなどについて、採用担当の朝日さんにお伺いしました。
目次
OfferBoxを活用しての採用活動とは?
なぜ、OfferBoxを使って採用活動をおこなうことになったのか教えてください。
採用スタイル確立の為にも、新しい採用ツールを探していたところOfferBoxを知り利用し始めました。
ちょうど使い始めた頃に新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、合同企業説明会が全て中止になり、自社の採用のスタイルを待ちから攻めへ変えていけるのではないか、というところに期待を感じていました。
どうやって求める学生像を探していましたか?
まずは建築系を専攻している学生で、且つ施工管理に興味がある学生にターゲットを絞りました。
建築系専攻の学生に限定した理由は、業務内容が施工管理職であるため、最低限の建築の知識が必要だからです。
ただし、建築系専攻となると、デザイナーや設計志望の学生も含まれるため、より業務にマッチするよう最優先項目として「施工管理に興味がある学生」に条件を絞って学生を探していました。
その他には、弊社は研修に力を入れており、若手でも活躍できる場面が多いので、企業選びの軸で「教育制度」や「若いうちから責任のある仕事を任せてもらえる」の項目を選択している学生も対象としています。
選考に関して、オンラインでは画面越しだけで上半身しか分からず、実際の学生さんの雰囲気や態度が見えにくいため、できる限り本社のある滋賀や京都・大阪を志望勤務地を選択して直接会ってお話しができる学生を探していました。
選考活動はどのようにおこなわれていますか?
内定までの選考フローについて教えてください。
流れとしては、オファー承認学生に1対1で個別面談をし、以降は若手社員との小規模な食事会やインターンシップを案内しています。
選考に進んでほしい学生には、インターンシップ参加後に部門長や社長と面談を実施することもあります。
個別面談においては、1人1人カフェなどで対面で会うようにしています。遠方でも近場でも学生の負担を減らすために出向くようにしているので、時には福井や和歌山にも足を運んだすることがあります。
実際にお会いした際には、、仕事や業界の話をしつつ、社内のイベントや人材育成についての話もしっかりすることでミスマッチが生じないようにしています。学生にとって自分に合った企業へ入社することが一番と考えているため、さまざまな話を通じて相互理解を進めるだけでなく、時には就活の相談にも乗ることもあります。
プロフィール情報で見ているポイントは? どんな学生にオファーを送りたいですか?
上述の通り、施工管理に興味があるかどうかはもちろんのこと、その学生の経験や将来何をしたいかを上手くアウトプットできているか、会社の社風に合うかを時間をかけてじっくり見ています。
また、「企業選びの軸」で「整った育成環境や若いうちから責任ある仕事を任される」「住宅補助等の給与以外の制度」を選択している学生かどうかもチェックしています。その他には、大学や高校でリーダー経験のある学生であったり、イベントが多い会社なので、人とコミュニケーションを取ることが好きかどうか、責任ある仕事を任されたいという意欲があるかどうかを見ています。
面談・面接で学生のどんなところを見ていますか?
面談では、自社への興味や社風にあうかをしっかり見ています。もちろん学生のこともいろいろ聞かせてもらうのですが、自社のこともしっかり知って欲しい。お互いの理解を深める機会になるよう心がけています。
面接では、施工管理の仕事内容や業界ではなく自社のことについて理解しているかどうかを確認しています。疑問があればその場でクリアにして欲しいという感じですね。
あとは三陽建設以外で就職活動をしっかりしていない学生には、本当に自社に決めていいのかを改めて話し合うようにしています。このような対応をおこなう理由としては、社長が三陽建設という企業をちゃんと好きになって入社して欲しいということこを採用基準に含めているからです。
新型コロナウィルスの影響もあり、リモートでの就活が増え「対面慣れ」していない学生が増えていると感じることもありますが、OfferBoxに登録している学生は、総じて自分で情報を集めていたり、自己分析や将来したいことについてよく準備をしていることが多いように思います。
これからもOfferBoxを通じて多くの学生と出会えることを期待しています。
ミスマッチを防ぐために、仕事の話だけでなく人材育成や社内のイベントまで丁寧に話をされている三陽建設株式会社。選考を通じてお互いをよく知り納得した上で入社することは、ミスマッチを防ぐだけでなく、入社後の活躍にもつながります!
OfferBoxのプロフィールでも、自分自身をアピールできる項目がたくさんあります!自身をより知ってもらうためにも、ブラッシュアップをしながら内容をアップデートしてみてくださいね!
会社情報
会社名 | 三陽建設株式会社 |
所在地 | 滋賀県甲賀市甲賀町田堵野890番地の1 |
設立 | 1954年 |
事業内容 | 建設工事の請負 公共施設・商業施設 福祉・医療施設 工場 マンション 注文住宅 リフォーム 土木(道路、河川、下水、造成)他 建設設計事務及び建設コンサルタント業務 企画・立案・基本設計 実施設計 各種調査 開発業務 不動産業務 土地建物仲介斡旋 土地活用事業提案 前記各号に関する一切の業務 |
ホームページ | https://www.sanyoukensetsu.co.jp/ |
現在の主力・注力事業など
現在の主力事業は医薬品工場や食品工場・福祉施設・商業施設等の設計から施工、設備対応・施工後のアフターフォローまで一元して行い、エンジニアコンシェルジュとしてお客様に寄り添っています。
大切にしている考え方は【逃げるな・隠すな・嘘つくな】社員1人1人が『心豊かな』人生を送る会社であり続けたいです。
創業は100年を超えており、設立から68年の老舗中小企業で、現在は社員数85名ほどで日々仕事に取り組んでいます。
GMP医薬品工場建設技術も保有しています。
※GMP:医薬品の製造管理及び品質管理の基準