どういった経緯でOfferBoxを利用することになったのか、またOfferBoxのプロフィールで学生のどんなところに注目しているかなどについて、採用担当の牧 鮮大さんにお伺いしました。
目次
OfferBoxを活用しての採用活動とは?
なぜ、OfferBoxを使って採用活動をおこなうことになったのか教えてください。
会いたいと思う学生に、こちらから直接アプローチできる採用手法をはじめたいと考えたためです。
弊社はOfferBoxでグループ企業の採用をおこなっており、グループ企業の中には職種や勤務地を絞って募集している会社もあります。そのため、採用したいと思う学生に絞ってアプローチできることは非常に自社の採用に合っており、魅力的に感じました。
学生からのエントリーだけだとなかなか集まらない建築系学生に対して、直接アプローチできるツールとしてだけではなく、インターンシップ時期からつながることができ、そのまま採用につなげられることを期待していました。
どうやって求める学生像を探していましたか?
2022年卒では、以下のような学生をオファー送信の対象としていました。
ザイマックス
・総合職コース:不動産業界に興味がある学生や、これから業界を決めようとしている学生。
当社は事業の幅も広いので、まずはたくさんの方と会うことを目的にターゲットを絞りすぎずオファーを送るようにしています。
・建築職コース:建築を選考している学生で、設計志望が強すぎず、建物に携わりたいという気持ちを持っている学生
仕事において、設計書を読み工事計画の提案、設計会社へ依頼するといった建物と事業とをつなぐ役割となることが多いため、設計願望が強い学生よりは建物に携わりたいという学生の方が仕事内容と親和性が高いためです。
・ITコース:文理不問で不動産×ITなどに興味があり、IT 業界以外にも広めに見ている学生。
IT業界志望が強い場合、IT業界で最終入社してしまう学生が多いと感じているため、元々不動産に興味があり、ITやDXに興味がある学生の方が親和性が高いためです。
ザイマックス関西
・関西で働きたいと希望している学生。
転居を伴う転勤がないため、関西で働きたい学生を採用したいと考えています。
ザイマックスウィズ
・事務職志望で「周りと協力しながら自発的に行動ができる」学生。
社内連携が必要な職種のため、処理能力だけではなく、人当たり・周りとの協力が取れるかを重要視しています。
採用担当の牧 鮮大さん
選考活動はどのようにおこなわれていますか?
内定までの選考フローについて教えてください。
最初に個別面談をおこない、学生の興味や理解度に応じてインターンシップや座談会を案内し、参加してもらった上で選考に参加いただきました。
OfferBoxを通じて選考に進んでもらった学生の多くは、インターンシップから接点を持っていたため、早期に選考へ進んでいただくことが多かったです。当社は社内文化的にもたくさんコミュニケーションを取る文化ですので、採用にもそういったコミュニケーションを重視する姿勢があります。
例えば、本選考ではリクルーター制を採用しており、リクルーター主導で学生フォローも実施しています。面談での評価ポイントのフィードバックや、社員との面談のセッティング、自己分析などのサポートもおこなっています。
具体的には、説明会もしくは一次面接以降、リクルーターから連絡し、面談での評価ポイントをフィードバックなども行ないます。その他、社員との面談のセッティングや自己分析などのサポートもおこなっています。
リクルーターのサポート以外に、フォロー企画も実施月1〜2回頻度で開催しています。
その他にも、先輩社員が仕事内容や直近の営業トピックスの背景を話したり、役員がビジョンを話す機会、そしてパネルディスカッション式で社内理解を増やしてもらえる機会を用意しています。
プロフィール情報で見ているポイントは? どんな学生にオファーを送りたいですか?
たくさんプロフィール項目を埋めている数や文字数が多い学生はそれだけで、意欲が伝わってきます。また、珍しい経験やオリジナルな経験などがあると興味がひかれてオファーを送りたくなります。
実際にプロフィールの内容について面談で話をすると盛り上がることも多いですね。
面談・面接で学生のどんなところを見ていますか?
当社は事業の幅も広く、多様な人材を募集しているため特定の求める学生像はありません。ただし、話をしていて学生にどこか抜きん出たものがあるかどうかは見るようにしています。
具体的には、自分についてよく理解でき、アウトプットができるかどうかをよく見るようにしています。経験や考え(楽しいこと・やりがい)について明確にアウトプットができるような能力が高いと、幅広い事業の中でその方にとってどの部署が活躍できそうかといったイメージがつきやすく、またチームでの仕事が多い中でも積極的な関わり合いが期待できると考えているためです。
実際に会った方は、全体的に就活に対して前向きで自分で考えられる学生が多い印象でした。
グループ企業の採用をおこなっている株式会社ザイマックス。
それぞれの企業で求める職種や勤務地などが異なるため、どの企業にどの学生が合うのかという視点でプロフィールを確認しているとのこと。プロフィール内の情報が少ない場合、企業側も自社に合うのかどうかを判断できずオファーを送ることもできません。
自分自身が会社の採用担当になったつもりで、プロフィールを確認してみるといった観点も重要です!
ぜひプロフィールも入力したままにせず、ブラッシュアップを重ねて内容を磨いてみてくださいね。
会社情報
会社名 | 株式会社ザイマックス |
所在地 | 東京都港区赤坂1‐1‐1 |
設立 | 1990年3月1日 |
事業内容 | (1) 不動産の所有、売買、賃貸、管理、仲介、コンサルティング及び鑑定 (2) オフィスビル・商業・物流施設・ホテルなどの不動産に関する運営業務の受託 (3) 建物及び関連設備に関する総合管理、メンテナンス業務 (4) 建物の管理運営に付随する物品の販売、その代理及び仲介 (5) 総合警備保障業務 (6) 建築工事等の企画・請負・施工・設計・工事監理・コンサルティング業 (7) 金融商品取引法に規定する金融商品取引業 (8) 不動産の管理運営及び不動産市場に関する調査・分析・研究 |
ホームページ | https://www.xymax.co.jp/ |
現在の主力・注力事業など
ザイマックスグループは、全国のオフィスビル、商業施設、数万件の店舗施設などをマネジメントする総合不動産企業です。 不動産マネジメント以外にも、コンサルティングや仲介、建築工事の設計・企画・研究・調査などを手掛けています。
「新しい事業モデルの創造によるリーディングカンパニーへの挑戦」という理念を掲げ、サテライトオフィス「ZXY」、情報サービスアプリ「めっけ」など不動産を起点に、新しい”ビジネス”の仕組みを創出して、あらゆる企業や社会・都市の課題にアプローチしています。
根幹事業となる不動産マネジメント事業では、973棟、12400店舗の不動産を管理し、業界トップクラスの実績を残しています。また、サテライトオフィスZXYは全国188拠点、会員ユーザー数44万人を有し、多くの企業の働き方、働く環境に貢献しています。
ザイマックスグループでは、そのほかにもコンサルティングや仲介、建築工事の設計・企画・研究・調査など幅広い事業を行っておりグループの総合力であらゆる企業や社会・都市の課題にアプローチしています。