就活において、ESでも面接でも自分がどういった人間なのかを伝えることが大切です。そこで今年就活をされた方に何の経験を話して、どう自分を伝えていたのかをインタビューしてきました今回は家庭教師のアルバイトについて話して大手金融企業に内定をいただいた青山学院大の大久保さんにお話しを伺いました
目次
毎晩メールを送って宿題の進捗を確認したことで数学が20点UP
--学生時代に力を入れたことは何ですか
家庭教師のアルバイトです。生徒と親御さんと会話しながら勉強の進め方を生徒に合わせて考えて、実行していました。具体的には毎晩メールを送っていました。生徒に勉強ぐせがついていなくていつも宿題を忘れていたので、毎晩進捗を確認するメールを送ることで宿題の存在を思い出してもらうようにしていました。
--結果はどうでしたか
毎晩メールを送っていたので、宿題をやってくれるようになりました。そして数学では20点アップさせることができました。個人契約だったので、親御さんからボーナスをいただき自分のやったことが認められたと同時に期待されていると感じました。
生徒が部活を優先できるように工夫する「相手本位」の姿勢
--この経験を通して大久保さんはどういった人間だとアピールしようと思っていましたか
「相手本位で考えられる人」です。相手の気持ちに沿って自分のできることをする工夫や、提案力があることを伝えられるようにしていました。生徒と親御さんの話を聞いて、生徒が部活を優先させたい時には宿題を減らしても成績が落ちないように工夫したことを話すことで、相手本位で考える姿勢を伝えていました。
客観的に見ると注目すべきことはたくさんある
--ESを書くときにはどういったことを工夫されていましたか
ESとかは200字程度しか書けないので、自分を伝えきれないと思いました。なのでwordでばーっと書き出して、相手にわかりやすい項目、伝えやすい項目を選ぶようにしていました。
他にも、人に見てもらっていました。家庭教師が個人で契約しなければいけなかったんですけど、社会人の方に見てもらった時に「自分で契約したことはすごいことだからもっと推すべき」とアドバイスをいただきました。自分では忘れかけていたことだったので、客観的見ると注目すべきことはたくさんあったのだなと思いました。
オファーボックスは興味のある企業から連絡が来る
--オファーボックスを使っていてよかったと思うことを教えてください
オファーボックスは自分の紹介文を載せて、興味がある業界をプロフィールに載せます。企業さんはそれを読んだ上で連絡をくれるので自分に興味があるところから連絡が来やすいと思います。ベンチャーの探し方が分からない人にとってすごい有効なんじゃないかなと私は思いました。
えっお金?って思ったけど、それも1つの軸
--最後に就活生に向けてメッセージをお願いします
大学三年生の冬にインターンで出会った男の子が「年収がいい所に行きたい」って言ってて
最初はえっお金?って思いました。でもそれはその子にとって分かりやすい軸でありその軸に沿って選ぶのは全うなことだなと感じました。
私は興味の幅が広いので「専門的より、幅広い業務」そして自分の人生のゴールが家庭も築いて働き続けることなので「総合職でもなく、一般職でもなく、エリア総合職」を選びました。
なので自分の価値観が出るもの、自分の価値観に沿ったものを選択すればいいと思います!
まとめ
多くの学生が取り組んでいるアルバイトでも自分のアピールポイントと、それの根拠となるエピソードがしっかりとあれば内定は貰えるようですね。また軸については自分の価値観が大切だということです。ぜひ自分のアピールポイントや自分の価値観について考えてみてください。大久保さん、インタビューへのご協力ありがとうございました!