就活において、ESでも面接でも自分がどういった人間なのかを伝えることが大切です。そこで今年就活をされた方に何の経験を話して、どう自分を伝えていたのかをインタビューしてきました今回はサークルについて話をして内定をいただいた早稲田大学院の関裕子さんにお話しを伺いました。
目次
変えられることに対しては意見を提言していく
--学生時代に力を入れたことは何ですか?
サークル活動です。私は子どもを田舎の田んぼに連れていくサークル活動をしていました。参加者をどうやって集めるか、来てくれた親子に対して満足する企画内容をどうしたらいいのかを考えていました。
私がやったことは「変えられることに対しては意見を提言していく。」「実際に新しいことをやる時に言い出す。」ことです。具体的には、宿泊企画があります。今までは日帰りで活動をしていたのですが、遠いため活動時間が限られていて、もったいないと思いました。そこで宿泊企画を提案しましたが大変では?と指摘されてしまいました。でも私はそこでやめるのではなく、実際にやってみようと提言して実行まで移し参加者を満足させることができました。この宿泊企画は毎年続くようになっています。
企業の人は私だけのESを見ているわけではない
--次に学生時代に力を入れたことについてESに書くときに工夫したこと、特にアピールしたことはなんですか
工夫したことは読みやすくすることです。企業の人は私だけのESを見ているわけではないので、見出しやキャッチコピーを入れるようにしていました。例えばオファーボックスの過去のエピソードで、田んぼの話では「イネと子どもと自分も育つ」といったようにしていました。
またアピールしたことは「実行力」です。宿泊企画では、思い立ったら即行動することをアピールしようと思っていました。「できないかも」を「楽しそう」変えて動けること、ワクワクする気持ち、好奇心をエネルギーに変えていけることをアピールしようと思っていました。
他にも関さんは「思い立ったら即実行」「ハイパーポジティブ人間」「ワクワクが最大の栄養源」といったキャッチコピーを付けていたようです。
セーラームーンの服を着ているマラソンの写真を貼っていたら男女問わず目にとめてもらえた
--企業様からはどのようなフィードバックを受けましたか
オファーボックスで自分の画像を貼るところに、セーラームーンの服を着てマラソンを走っている写真を貼っていたら男女問わず目にとめてもらえていました。こういう形で多くの企業に自分を表現できるのがあまりないのですごくいいと思います。
またオファーボックスを利用している企業さんは普通の面接とは違って頑張ったことを知った上で面接をしてくださるので最初から企画の内容といった深いことを話せますし、企業さんも聞いてくださりました。
自分の気持ちに素直になってエントリーすること
--最後に就活生にメッセージをお願いします
Offerboxを活用するならなおさらですが、普通にESを書くだけでも、自分をよく見せようとして繕ったところで結局は見抜かれてしまいます。この先何年も身を置く場を選ぶなら、早くから自分の性格や適所を見極め、自分の気持ちに素直になってエントリーすることをお勧めします。個性の履き違えは問題ですが、自分の意志がうまく言語化できる状態にあるならば、何社エントリーした方がいいとか、周りに合わせた就活をする必要もないと思います。Offerboxをひとつのきっかけとしながら、今後就活をする皆様が納得いくお仕事を見つけることができますよう、応援しています!
まとめ
やったことを活動内容にするのではなく、「変えられることに対して、意見を提言していく」「新しいことをやる時に言い出す」といった会社でも再現できるものだと、企業の人もイメージしやすくてよいのかもしれません。また何枚もエントリーしたらよいのではなく、自分の気持ちに素直になることが大切なようですね。関さん、インタビューへのご協力ありがとうございました。