就活において、ESでも面接でも自分がどういった人間なのかを伝えることが大切です。そこで今年就活をされた方に何の経験を話して、どう自分を伝えていたのかをインタビューしてきました。
そこで学校での活動をアピールされた立命館大学の小川拓郎さんにどういったことをお話しされたのかを伺いました。
目次
小川 拓郎さん
立命館大学情報理工学部〈2016年卒〉
Q. Offer Boxのプロフィールシートにはどういうエピソードを中心に書きましたか?
A.プロフィールシートには新入生支援団体、アルバイト、2年生の時に行ったシリコンバレー研修の話を書きました。その中でも中心に書いたのは新入生支援団体の話です。
新入生支援団体では1学年下の学生がよりよい学生生活を送れるように支援する団体で、例えば4月の初めの頃ですと友達ができるようにイベントをしたり、それ以降も団体メンバーが各自ゼミのように担当クラスを持ち授業のフォローや悩み相談などを受けていました。
僕はこのエピソードの中で打ち出したかったことは“課題解決能力”です。
各自が持つ担当クラスは、単位も出ませんし徐々に学校生活に慣れてくると学生の出席率が落ちがちでした。また僕が受け持っていたクラスは中国や韓国からの留学生が来ていて、僕よりも年齢が上でした。学年や経歴よりも年齢を重んじる韓国の学生から見ると、僕のアドバイスなんて聞く必要のないもので、苦労しました。
実際行った解決策としては、留学生もそのほかの学生も友達同士のグループで行動をとっていたので、そのリーダーらしい学生からまず声をかけ仲良くなるように心がけました。学生がどういう背景で出席しづらいのか、学校生活で何に苦労しているのかなどを聞き、それに合わせた授業構成を意識しました。テスト対策や授業のカリキュラムを組むことを手伝ったりとすることで、無事ゼミを終えることが出来ました。
Q.工夫されたことはありますか?
A.起承転結の割合に気を付けました。どういうところを意識して頑張ったかのところに文字数を使えるように、その他の部分はなるべく端的に伝えるように心がけました。また、毎週プロフィールシートを少し変えアクセス数やオファー数を見ながら試行錯誤しました。毎週見ていたので月4回のペースでプロフィールを変えていました。
Q.OfferBoxを使っていてよかったと思うことはありましたか?
A.まず視野が広がりました。自分自身はこの業界が向いていると思っていたけれど、それ以外の業界の企業さんからオファーが来たりしたので、そこで固めることなくしっかり考えて選ぶことが出来ました。また生のフィードバックをいただけることで、自分自身の自己分析にも繋がりました。
まとめ
こまめにアクセス解析をして試行錯誤することが、自分の志望業界や自分に合う企業さんからオファーをもらうコツのようですね。