この度は、『MY BEST フォトコンテスト』5位入賞の関西大学 泉田大輝さんにインタビューを伺いました。インド留学中のエピソード写真でエントリーをして頂きましたが、インドでは、数々のカルチャーショックがあったそうです。そこで詳しくお話を伺いました。
目次
OfferBoxの紹介ついでにお願いをしたSNSでの拡散依頼。協力してくれたみんなに感謝!
—この度は、フォトコンテスト5位入賞おめでとうございます!今回は、なぜエントリーをしてみようと思われたのですか?
昨年インドに行ったのですが、色んなカルチャーショックエピソードもあり、誰かに伝えたいと思ったので、応募してみました。SNSで拡散をしたのですが、特にサークルやゼミや地元の後輩(現18卒学生)ばかりに拡散を依頼しました。
–なぜ後輩ばかりに拡散の依頼をしたのですか?
正直、自分のエントリー作品の拡散だけではお願いしずらかったのですが、OfferBox主催のフォトコンだったので、
自分もOfferBoxを使った事で自己分析ができて、考えがすっきりまとまったという経験もあり、後輩たちにもぜひ使ってみて欲しいという思いから、OfferBoxを紹介する事を目的として、ついでに拡散の依頼をしました。
ネガティブな反応が来るかと思いきや、みんなからいい写真だねと褒めてもらえたり、インドに行っている事さえ知らなかった人も多かったので、話のきっかけになったことも多く、エントリーして良かったです。
–応援してくださった皆さんに一言!
まだ入賞できたことを伝えられていないのでこの場を借りて、投票いただいたみなさん、本当にありがとうございました!
皆さんのご協力のおかげで5位入賞できましたし、何より色んな方に旅行の経験をお伝えできる機会となったので良かったです。
賞金は、肉!肉を食べます!!3か月前までインドに行っていたのですが、
宗教的規制があり、あまり食べる機会がなかったので、今は肉に飢えているんです。
カルチャーショックは日常茶飯事。警察官に殴られたことってありますか?
–エントリー作品やオファーボックスのプロフィールにもインドについて書いてらっしゃいますが、ぜひインドでのお話を聞かせてください。
インドはがちゃがちゃしたイメージがありますが、実は都会的に発展しているところも多くあります。ただ、一歩路地を入ると舗装がされていない道が多く、低所得層の方たちが住んでいる地域が広がっており、格差が目の当たりにする国です。
危ない目にもちょくちょく遭いました。
ビックリした一つに、警察官が絶対という文化があるんです。
仮に警察官が国民に手を挙げた時、日本なら大問題ですが、インドでは仕方がないってみんなあきらめる所があるんです。
実際僕も、とばっちりで警察官に殴られたことがあるんですが、周りの方々がドンマイって眼差しで僕を見てきました。
後、さすがに人口数世界2位の国だけあって、列車の混み具合とかは半端じゃないです。
一応日本のようにみんな並んで待っているんですが、列車がくるやいなや列はむちゃくちゃで、我先に車内に詰め寄ります
車内もぎゅうぎゅう詰めの満員状態なんですが、売り子さんがいて、ガシガシお客をかき分けて列車内で商売をしているし、
他にも、お金を払ったら列の先頭に割り込みができるとか、更にお金を払ったら席を取っておいてくれるとか、ビジネスをしている人たちがいるんですよ。逞しささえ感じます。
さすがにこの状況で26時間列車に乗り続ける旅に出たのですが、かなりきつかったので、今度からは外国人用の寝台列車とかを使おうと心に決めました!
–インドで一番心に残っていることは何ですか?
インド人の温かさや思いやりに触れた時には、感動しました。
先ほど言ったような粗さや怖さがあっんですが、一方で困っていたら立ち止まり声をかけて助けようとしてくれる人が多いんです。
ぎゅうぎゅう詰めの列車でも大丈夫?と優しく声をかけてくれる人がいましたし、一度携帯電話をなくした事があったんですが、
その時にも、周囲の方々が一緒になって探してくれました。まぁ携帯は戻ってきませんでしたが…
日本人と違って、時間的縛りがあまりないせいか、心にゆとりがある人が多く困っていたら助けてくれる風習があるようで、
その国民性にとっても感動しました。
ハプニングなんて当たり前!思い通りにならないからこそオモシロい
–インドでのインターンについて教えてください
日系の人材紹介会社で働かせて頂きました。
インターンをする上でもカルチャーショックがたくさんありました。
初めてインド人を日経企業に紹介する日のことです。僕も企業さんも面接会場に早めに到着したのですが、時間になっても候補者がこないんです。
焦って候補者に電話をしたら、「今日は面接に行かない」と。ただそれだけ言い残して結局こなかったんです。
インドではあるあるな話のようで、事前にリマインド連絡をこまめにいれておいたら良かったねと、現地スタッフに慰められた経験があります。
でも僕としては、この面接にこぎつけるまでにもけっこうな時間を費やしていたので、かなり辛い出来事でした。
インドは、転職をした方が給与UPができるという体制があります。長年同じ会社に勤務をするという考えがほとんどないんです。
なので、転職を繰り返す人が多く、人材紹介などのニーズも多いんです。
そういうインターン先の職場でも、僕がインターンをしていた期間中に12名中3名のスタッフが、転職をしていきました。
インドでは転職をすることは日常茶飯事みたいです。
そんなハプニングがありつつも、結果的にインターン期間中に1名の成約までこぎつけることができて、とっても嬉しかったです。
–インターン中に新しいメディアを立ち上げたそうで、それについてお話を聞かせてください。
自分自身がインドで実際に仕事や生活をしてみて、もし日本人で英語圏での転職先を探している方がいるなら「インド」という選択肢も加えてほしいという思いが芽生えるようになり、インドでのビジネス情報や生活情報を発信するメディアを立ち上げました。
今まで何の経験もなく、全くやり方がわからないまま、思いついたことから始めてみたんですが、時間ばかりが過ぎて全く進捗できない状況に対し、上司に怒られちゃいました。
ただ、その時に、自己満足のみで仕事をしてしまって、やみくもに時間をかけすぎていたことに気付きました。
PJTを進めるには、全体像の把握やタスクの洗い出し、重要度のランク付けなど、時間をかけるべきところかどうかの見極めなどの判断が必要と教えていただき、それに従ってPJTタスクを落とし込むことで、仕事が確実に前に進みはじめたことを感じることができました。
わからないことは色々調べながらやっていましたが、どうしてもWEBについてやSEO対策など自分ではわからないことがいっぱい出てきた時には、人に頼らざるをえなくなりました。
すると、友達の友達とかで、専門知識を持つ方を紹介してもらえて、無事に問題を解決していく事ができました。
ここでも、人との繋がりや親切さや温かさに救われました。
–エントリー作品のエピソードにありましたように、インドのお宅に招待されたとかってよくあることですか?
インド人はとにかくウェルカム感がすごいんです!
お宅にお邪魔すると、みんな陽気でフレンドリーなんです。
実は3回も、自分の直接の友達ではない人の結婚式に参加させてもらったんです!
インドの結婚式は、飛び入り参加OKなんです!みんなで騒いで踊って、お金のかけ方も半端じゃないんです。
ある友達の友達の結婚式に参加した時には、音楽隊を引き連れて新郎が馬車に乗って登場したんです!
僕もそれに興味津々で見ていると、なんと僕も馬車に乗せてもらっちゃいました。
結婚式でもダンス広場があって、みんな陽気に踊りながら、新郎新婦を祝福していました。
インド人は、とにかく親切で温かくてチャーミングな人たちばかりでした!!
留学経験がそのままプロフィール内容に!自分の知らない企業からオファーを貰えた時には驚きました!!
–インドに行かれたことで泉田さんにどんな変化がありましたか?
僕は、元々は服が大好きで、モノがあることで幸せや豊かさを感じるタイプでした。
月のバイト代は全て服代に消えるといっても過言ではないくらい、よく買い物を楽しんでいました。
でも、インドから帰った僕が真っ先にやったことは、『断捨離』です。家中のモノをほとんど捨てました。
必要最低限のモノ以外は、ほとんど捨てました!だいたいゴミ袋に10個分くらい捨てたので、今ではすっかりモノが減って、すっきりしました。
インドに行くときには、モノがない国だから不幸せなのかなと思いつつ行ったのですが、
実際にモノはなくても、心の豊かさや人との繋がりや温かさに触れ、僕の価値観が大きく変わりました。
今では、買い物に行くことはほとんどなく、友達との飲み会やお茶をする時間など、友達との繋がりコミュニケーションの時間を大切にするようになりました。
–色んな経験をされましたが、その経験は就職活動にどう活かされていますか?
OfferBoxは、FaceBook広告に友達がいいねをしていて、それで知りました。
実際に使い始めてみると、自分の考えをまとめるきっかけになり、特に面倒さは感じませんでした。
確かに入力項目は多いかもしれませんが、ひとまず全て埋めてみよう、そして後日落ち着いて内容を見直してみて、しっくりこなければ校正し直すようにしました。
正直に、ありのままの自分を書くだけだったので、そんなに大変ではなかったと思います。
–OfferBoxを使ってみて良かった所や自分にとってのメリットはありましたか?
OfferBoxを使ってみて良かった所や自分にとってのメリットはありましたか?
自分が全くチェックしていなかった企業からオファーをもらえたことで、視野がぐんと広がり、興味の幅が広がりました。
知らない企業からオファーが来るなんて、普通に就活をしている中ではありえないですもんね。
特に就活中は、自分の希望に沿う企業なのかどうかという点で、どうしても絞っていく思考になるので視野が狭くなりがちになります。
でもOfferBoxなら、自分が包み隠さず書いたプロフィールを見た上で企業がオファーをくれるので、
普通の選考よりも楽な気持で臨める所も、僕的にはOfferBoxでの就活がしやすかった理由です。
ナビ系だと、ESを提出してから自分が評価されるので、気が気じゃないんですよね。
自分のインドでの経験をそのままアピールするだけで、企業からオファーがもらえるなんて、
まさにOfferBoxは、自分にぴったりの就活ツールだと思います。
<完>
泉田さんも使っているOfferBoxについてはこちら