今回は、『MY BEST フォトコンテスト』6位入賞の専修大学 林宏樹(ハヤシ ヒロキ)さんに、お話を伺いました。
林さんは、3回生の1年間をかけて参加した『大学生意識調査PJT』での成果発表会で発表をされているご自身のお写真をエントリーいただきました。
その発表テーマは『つぶやき減少、閲覧増加なう。~Twitterに窮屈さを感じ始めた大学生~』
なかなか気になるテーマですね。
そこで、フォトコンテストについてや気になるPJTについて、お話を伺いました!
目次
PJTで学んだ術を活かして、FaceBookで丁寧に応援のお願いをしました!
–林さん、この度はフォトコンテスト6位入賞、おめでとうございます!エントリーをしようと思ったきっかけを教えてください。
ずっとOfferBoxを使って就活をしていて、今回のフォトコンの存在を知りました。
今回エントリーをした写真は、自分が気に入っている写真で、大学生活で最も頑張ったと誇りに思っているシーンだったので、ぜひ皆さんにも見てほしい、知ってほしいという気持ちから応募しました。
正直最初は遊び気分だったので、まさか自分が入賞するなんてと、驚いています。
投票開始直後、身近な友人に投票のお願いをしたら、みんなから協力的な反応があり、どんどん拡散をしてくれました。
そのおかげでどんどん得票数が伸び、途中から入賞したい!という気持ちが芽生えてきました。
拡散には、FaceBook(以下、FB)を活用しました!
FBで投票のお願いをした所、友達だけではなく大学の先生や、後でお話しするPJTでお世話になった博報堂の社員さんなど多くの方から応援をしていただけて自信になりました。
–応援してくれた皆さんに一言!
こんな私を多くの方が応援してくださって、本当に感謝しています!!
頂いた賞金は、たくさんの応援や協力をしてくれた仲間達とご飯を食べに行きます!
–誠実さが伝わってくる林さんだからこそ、たくさんの方が応援をしてくださったんでしょうね!
自ら考え行動したことが自信になった『大学生意識調査PJT』 ついでに苦手も克服できました!
–ではフォトコンに応募いただいた『大学生意識調査PJT』について教えて下さい。
毎年マーケティングを学びたい学生達が集まって、テーマ設定やマーケティングの実地調査を行うという、東京広告協会と博報堂が主催しているPJTです。大学2年生くらいまで何となく過ごしてきたので、何かに挑戦したい!誇れることをしたい!と思っていた時にこのPJTの話を聞いて、参加を決めました。
幾つかのグループに分かれ、私が所属するグループは、「SNSと大学生」というテーマを設定して、大学生の行動モデルや人間関係モデルが、SNSの利用実態から見えてくるんじゃないかという仮説から始めました。
検証するにあたり、大学生1000人へ紙ベースでのアンケートを実施、多くの回答をいただきました。集めたアンケート結果を分析、ロジックチャートにあてはめて解釈し、そこから導き出した結果を1冊の本にまとめて、マスコミ関係者100名の前で発表しました。
–その発表テーマが、気になる『つぶやき減少、閲覧増加なう。~Twitterに窮屈さを感じ始めた大学生~』だったわけですが、内容詳しく教えて下さい!
今回、多くのアンケート調査を通じて辿りついた結果は、『SNS時代を生きる大学生の新・行動モデルは、AIDOMAからIGUSASへ」 大学生にとって大事なのは、「リア充」より「フォト充」!? 』という事でした。
ポイントとしては、
・SNSとは、「ソーシャルネットワークサービス」ではなく、「スモールネットワークサービス」=狭く深くつながるためのメディアであること
・最もプライベートで使用するSNSツールは「Instagram」であること
・SNSでアピールしたいことは、自分の生活の充実ぶりであること
・大学生の新行動モデルは、「IGUSAS」=I:いいね(共感)/G:Grouping(仲間になる)/S:Shoot&Share(撮って、共有する)/A:Augment(拡張・加工する)/S:Spread(拡散する)
という事が見えてきました。
前年度の調査を見ると「自分の中にある気持ちはTwitterでつぶやく」つまりもっともプライベートを表現するツールは「Twitter」であるという結果が出ていましたが、
私達の調査では、文字や言葉ではなく写真でプライベートを表現する「Instagram」が主流になってきていることがわかりました。
では、「Twitter」はどういう存在になっているのか?というと、周りの目を気にして発言しづらくなってきているという意見が多く、自分で発信するよりも、閲覧ばかりが増加している状況へと変化していました。つまり、「Twitter」は、情報をとるためのツールへと変化してきているということがわかりました。
SNSの流行り廃りは非常に早く、「Snapchat」などの動画は?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、このPJT開始当時は動画系ツールはまだあまり使われていない存在でしたので、今回の調査対象外とさせてもらいました。またこういうツールは、女性から拡散されているということもわかりました。
この活動を通して、座学として学ぶマーケティングよりも実際に自分達で行動をして結果を導き出す事で、大変なことも多かったですが、それ以上に面白さや充実さを感じることができ、とっても実りのある経験をすることができました。
更に、人前で話すことが苦手だった私にとっては、マスコミ発表会は大きな試練でしたが、自ら発表者として立候補をしてそれを成し遂げた経験は、大きな自信になり、誇りに思える経験となりました!
友達が勧めてくれたOfferBox。使ってみたら視野がとても広がりました!
–OfferBoxのプロフィールにもPJTの事を書いてらっしゃいますが、OfferBoxを利用されていて就職活動はいかがですか?
OfferBoxは、友達が使っていて勧められました。
自分の自己PRを企業がじっくりみてくれてコメントを返してくれる、そんな自分自身を見てもらえるツールで使いやすくていいよという事で、自分も興味を持ち、始めてみました。
今までナビ系はいくつか利用したことがありましたが、スカウト系は初めてです。
ナビ系の方が、企業の掲載件数も多いのですが、OfferBoxではナビ系では出会えない企業に出会えて、自分の視野の狭さや情報の乏しさに気づかせてくれるきっかけになりました。
以前先輩と面談をしてもらった時にも、みんなが使っているから自分も使うのではなく、探せば色んなツールがあるから、自分にあったモノを使って、欲しい情報を得た方がいいと
教わり、自分の視野の狭さを痛感した所だったので、OfferBoxに出会えたのは自分にとって、とっても良かったですし、もっと早く出会っていたらよかったと思っています。
<完>
林さんも使っているOfferBoxについてはこちら