ルービックキューブの裏側にある誠実さと努力とアントレプレナーシップ

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OfferBox初のフォトコンテストで見事準グランプリに輝いた 井上 昌樹さん(帝塚山大学)にインタビューをしてきました。フォトコンにエントリーしてくれた「ルービックキューブ」の腕も披露いただけました。

 

—え〜っと、YouTuberの方ですよね?
違います(笑)。あっ!OfferBoxに載せている風船とか餅つきとかしている写真ですかね。
ああいう楽しいことにチャレンジするのが好きなんですよ。

 

—失礼しました。フォトコンテスト準グランプリおめでとうございます!なぜ応募しようと思ったんですか?

 

ぱっとみたときに楽しそうだなと思って応募しました。あまり賞金のこととかは見ていなくて。しかし、最後あんな激戦になるとは思っていなかったですよ。最後の方は全力出して頑張ったんですが、ワニの方に負けてしまいました。

 

—周囲の反応はどうでしたか?

 

親身になってくれてすっごく協力してくれました。友達や家族も頑張ってくれましたね。電話で知人に連絡してくれたり、LINEでも一人ずつに連絡してくれたりーあらためて回りの人に恵まれているなぁと感じました。自分が人から頼まれてそこまでできるかな・・・と思うくらいすごく動いてくれましたね。

友達は、自分に借りがあったのかなぁと(笑)。借りというか、困ったときに助けることがあったので。実は、遅刻にすごく厳しくて、まわりの友達はよく遅刻してくるんですけど、通算でいくと1日分くらい待たされている友達もいて、それでも自分はちゃんと待っていて、でも言いたいことはズバッと言うようにしています。そうやって言ってくれるのが嬉しいと友達からも言ってもらえたことがあります。

 

ーなんでそんなに時間に厳しいの?

 

時間については親がきちっとしていて、1分でも門限をやぶるとかなり怒られたので。親のしつけは厳しかったので、当時はつらかったですが、どこにいっても通用するような、常識が身についたと思います。当たり前になっているのであまり実感はないのですがたぶん日常生活や就活でも活きていると思いますね。

 

—応援してくれた友達、家族に一言!

 

友達へ。これからも仲良くしてね。家族にはこれから頑張って孝行していきたい。

 

—どうやって票を集めたの?

 

いろいろやりましたね。友達や親が助けてくれた他には、学校の食堂で知らない学生に声かけして投票してもらったりしました。ゼミも回って先生にお願いして、意外に断られないんですよね。面白い!といって先生方も協力してくださいました。 最初はめちゃめちゃドキドキしたけど、8割くらいは協力してくれたので驚きでした。

 

—賞金の使い道は?

 

家族でおいしいごはんを食べにいこうと思います。もちろん協力してくれた学生には少しずつカフェとかでごちそうしたいと思っています。

 

—OfferBoxのプロフィールをみるといろいろ面白いことにチャレンジしていますよね?

 

ハルカスのアルバイトですかね。 展望台に向かうエレベーターの乗り継ぎのところで誘導のアルバイトをしているんですが、自分で考えた「ワクワクコメント」をエレベーター待ちのお客さんに伝えるというアルバイトをやっています。

 

—そのアルバイトを通じて得たものとかある?

 

多くの人前で話をすることができるようになりました。常に100名はいますからね。 最初は緊張しましたが今ではすっかり慣れました。最初はかみまくっていたんですけど、台本を書いて、100回以上は練習しました。バイトの友達や地元の友達にも聞いてもらってフィードバックをもらったりもしましたね。

そうやって相談できたりできる友達がいるのは自分の強みだと思います。

 

—努力できるところもだよね!他にはどうですか?

 

サークル活動ですね。1年のとき、正直大学が楽しくなくて、メンバー5名でサークルを立ち上げたんです。そのサークルは「まそび」と言って学びと遊びを掛けあわせた活動をしています。正式には「スポーツ医学研究会」といってそれを専門に研究している顧問の先生もいるんですよ。

例えば滋賀まで行って雪かきしたり、清掃登山をしたり、スポーツ大会をしたり・・・ 廃線ウォーキングとか面白かったですよ。トンネルの中は真っ暗で、入る前と出たときの心拍数を図って比較したり、ちゃんと分析もしました。

このサークルですが、今では1年半で80名になりました。

 

—ワクワクするところには人が集まってきますものね!因みに就活はおもしろくできてる?

 

はい、おもしろく就活できていると思いますよ!(インタビューの)2日前には、OfferBox経由の企業の最終面接でした。 就活全般で、自分がしてきた変わったこと、面白いことをしっかり伝えるようしています。

 

—さて、そろそろ本題のルービックキューブについて聞きましょうか!

 

はい!ルービックキューブをはじめて1年半くらい経ちました。早かったら2分くらいでできるようになりました。実は、師匠を抜かしちゃったんです。 因みに、師匠は小学校の同級生で、なぜかやたらルービックキューブに詳しかったんですよね。

 

—じゃあこれでお願いします。

00:00よーいスタート!

00:44 はい!一面揃いました!(早い!!)

(指の動きがやばい、そして音がここちいい・・・)

01:46 はいできました!



—1分46秒!早い!

実は、パターンがあるんですよ。それを覚えてしまえば簡単です。 まず1面、同じ色で十字を作って、次に四つ角を揃えて、1面そろったら二段目をそろえていく感じですね。九時の形からのチョキの形の流れのパターンとか、凸の形とかIの形とか・・・この形になったらこう動かす、みたいなパターンがたくさんあるわけです。

 

—簡単に言ってのけるけどすごいと思うよ。できるようになってよかったこととかある?

 

学校にもっていくので、友達の前でドヤ顔ができるようになったことですかね(笑)。 小学校のときもマジックをお楽しみ会で披露したり、泥団子を誰よりもきれいにつくったり、目立つことをすること、誰かを喜ばせること、そのためにとことんやるタイプですね。

 

—いろんなワクワクすることに躊躇せずに飛び込めるのはなぜ?

 

まずはやってみること、無理だったり、違ったりしたら辞めたらいいだけです。やってみないとわからないことは多いと思います。新しいことに飛び込むのは、小さいときから好きだったし、それによってやれることとか行動の幅が広がってきたことを実感しています。

 

—OfferBoxを知ったきっかけは?

 

去年の暮れ、バイトの友達と就活のことについて話をしているときに教えてもらいました。 友達からは、企業に一人ひとりををしっかり見てもらえる、と聞いてそこに魅力を感じました。はじめは少し疑ってもいましたが、オファーの内容をみるとなんでオファーをしてくれたのかがわかり、疑いもなくなりましたね。

写真に対してのつっこみが多かったですね。自分のことをみて自分に会いたいと思ってもらえていることがわかるのは本当に嬉しいです。

 

—プロフィール入力は大変だった?

 

大変でしたね(苦笑)。でも、ある程度、自己分析をしていたのでそれをまずは書きました。ときどき書き直しし、他のサイトでは伝えにくい、企業に知ってもらいたいことを写真と文章で伝えるようにしました。いろんなことにチャレンジしてきことを知ってもらいたいと思いました。

写真をこんなに載せられるサービスは少ないと思います。真面目な写真を載せるのはあるけど、 風船の写真とかもちつきの写真とか、ああいう写真は他の就活サービスには載せられないですね。

 

—井上流活用術ってありますか?

 

やはり個性的な写真を活用することですかね。企業はそこをしっかり見てくれています。

 

—狙い通りですね。

 

はい!(ニヤリ)

 

—本当に準グランプリおめでとうございました!インタビューありがとうございました。

ルービックキューブの貴公子井上さんは、実は根っからのエンタテイナーであり、そして努力の人でした。小さいときからの積み重ねによって、しっかりとした軸を持っている井上さん。今後もどんなワクワクに挑戦してくれるのか楽しみです。

 

(完)

 

<学生>井上さんも使っているOfferBoxについてはこちら