ブラジルの魂を持った日本人と呼ばれた男の試練を乗り越える力がすごい

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OfferBox初のフォトコンテストで見事1,155票を獲得してグランプリに輝いた 東野 栄太さん(創価大学)に目録のお渡しと受賞についてのインタビューをしてきました。

 

—フォトコンテストグランプリおめでとうございます!なぜエントリーしようと思ったんですか?

 

きっかけはですね、実は借金がありまして・・・

 

—えっっ!?

 

というのも今年の1月にボリビアに旅行に行っていたんですけど、そのときに肺炎になってしまったんですよ。39度の熱が4日くらい続いていて、でもいけるだろうと思って病院にいかずに自分の治癒力を信じていたんですけど、どんどんひどくなって倒れてしまって救急車で運ばれたんですよね。医師には、2〜3日遅かったら死んでたよと言われるくらいひどくて・・・どうも肺に水も溜まってたようです(苦笑)。

で、そのときの治療費がなんと9万5千円かかってしまったんです。

留学前にはそれなりに貯金もしていたのですがすでに使い果たしてしまっていて、その返済に困っていたときに出会ったのがフォトコンテストだったんですよね。

不純な動機で本当にすみません。

 

—(笑)。しかし9万5千円は高いね!

 

死にかけですからね、個室に入院させられまして、その個室がめちゃくちゃ良い部屋で、医師看護師付きのリゾートホテルみたいな感じです。その個室代が高かったみたいです。

 

—フォトコンテストについては、家族や友達など、周囲の反応はどうでした?

 

まず最初に両親には「何してんのあんた?」と言われました。すかさず9万5千円の話をしたら、親も手伝ってくれましたね。

友人には、twitteやFacebookで連絡したんですけど、超久しぶりの友人から連絡がきて。自分は5年生なんで社会人1年目の友人が多いんですが、みんなちょっとお疲れモードみたいで「勇気出たよ」とちょっとうれしくなるコメントをたくさんもらいました。この反応は想定してなかったですね。友達の社会人生活の糧になってよかったです。

他にも、「ワニの顔が小さい、あっお前の顔がでかいからか」とか、自分いじられキャラなんで、超心地よかったです!久しぶりの友人とのコミュニケーションが活発になって面白かったですね。

 

—楽しみながらやってた感じですね。

 

はい!かなり楽しんでました!!

 

—フォトコン入賞を目指し、努力した事ってあります?獲得票数1000票越えは正直凄いよね!(1155票獲得)

 

実は自分シャイボーイだったんですよ。だから今回のも最初ちょっよはずかしかったんですけど、借金の返済のために勇気を振り絞りました。

↑シャイだった中学校時代の写真も見せてくれました

 

twitterのフォロワーが500名くらいいたので、最初から終了の1週間前ではtwitterしか使ってなかったんです。ルービックキューブの人(勝手にキューちゃんと命名)がすごかったので、ラスト一週間でFacebookをとうとう使いました。あと、今シェアハウスの仲間5人で作戦会議をして、その仲間もそれぞれのつながりに拡散してくれてそれが最後効きましたね。

シェアハウスの仲間は借金のことも知っていた、終了の2週間前くらいから投票数をシェアハウスに貼り出して、巻き込んでいきました。そして最後は優勝したら肉ご馳走するからと、肉でつったら動いてくれました。やっぱり肉は偉大ですね。

他にももともと寮にも入っていたので3学年300名ともつながりがあったのが功を奏したのだと思います。

 

—もう答えはわかってるんですが、念のため。賞金10万円ですがこの使い道は?

 

借金返済です。

5千円は焼き肉です(家でやる系です)。

 

—東野さんの経験について聞きたいのですが、『攻めの留学』というキーワードがありましたが、どういう事ですか?

 

ブラジルに留学に1年間行っていたんですけど、行くきっかけは国際寮でのブラジル人との出会いなんです。そのブラジル人がいいやつでしかもクレイジーで、彼に影響を受けたことによって、ポルトガル語全くできないのにブラジル留学を決めてしまいました。

 

—既に攻めてるね。

 

はい。で、現地に行ってみると、まったく向こうの人が英語できず・・・やばいと思ってポルトガル語を頑張って覚えましたね。

その時に考えたのが、留学の後期にはブラジルの企業にインターンできるようにしようと、目標を立てました。ただこれがなかなか大変だったんです。

ブラジルの企業にインターンで行くには、語学学校で飛び級しなくてはいけなくて、でもアジア人で飛び級した人は過去にはおらず、そういう制度すらないと言われました。

 

—かなりヤバイね。どうやったの?

 

全くポルトガル語が話せないのですが、上のクラスの課題を出してくれと先生にお願いしたり、 毎日ブラジル人を何人か声かけて勉強につきあってもらったりしました。日本語教えるからって言うと結構付き合ってくれて、いろんな階級の人と話をしました。後は、学校に行くまでに10人に声をかけて話かけるとか・・・自分シャイな側面があるんで、事前に疑問文をつくっておいて、それを投げかけて、会話をはずませて・・・ってやっていましたね。

こんな感じでやっていたら見事アジア人初の飛び級を獲得したんですよ!

 

—すごいね!!(パチパチパチ〜)

 

語学学校には、某外大の子もいたのですが、全くゼロからのスタートで、たった3ヶ月でその某外大の子と同じクラスになれたんです。本当によく頑張ったと思います(自画自賛)。その後は、ブラジルでポルトガル語を使って仕事ができる日系企業にアプライしまくりました。でも断れ続けられまして、そんなときに拾ってくれたのが古河電工さんでした。

現地では、インターンの倍率がめちゃくちゃ高くて、しかもブラジルではインターン=入社なので現地の人からは拍手喝采。3週間限定の特別枠という話は言えませんでしたね(笑)。

これが一番の攻めの経験ですね。

交換留学先の大学は、英語ができたらアプライできる大学だったんですよ。だったらいけるかなと思って受けてみて、通過して留学したわけなんですが、実際の授業では一切英語が出てこず・・・ホームステイ先も英語ができる人がおらず、最初の3日間は何も伝えられなくて、グーグル翻訳に助けられました。

そんな話を後で大学の職員の方に話したら、「現地で英語が使えないのは知っていたよ。東野くんならバイタリティがあるからいけるかなって思って」と言われて「おいっ!!!」てなりましたね。

 

—他に留学中に取り組んだことは?

 

後は、音楽経験がまったくない状態から市民楽団に入りトランペットをはじめて、3ヶ月後には一緒にパレードで演奏していました。 そしてそれが運良くテレビにも写ったりしましたね。

 

—それっていつの話?

 

トランペットやっていたのも留学してすぐの3ヶ月の話です。だから、語学の勉強をしながらトランペットも吹いていました。因みにポルトガル語の経済学部の授業もきちんと受けていたし、土曜日は日本語学校で教えていたし、休みになったら旅行にも行っていました。100時間くらいかけてバス旅行もして、今回のフォトコンテストのワニの写真は、そのときのバス旅行の途中で撮影したやつですね。OfferBoxならああいう写真も使えるし、クレイジーな話って普通の就活ではできないけどOfferBoxだと書けちゃいますよね。それがいいですよね。

 

 

 

—ブラジルの国営テレビの特番で「ブラジルの魂を持った日本人」へ出演って、この話少し聞かせてもらってもいい?

 

年末にリオで超でっかい、4万人くらい集まる年越しイベントに参加してたんですよ。ブラジル人やペルー人、チリ人、日本人の友達と一緒にいってたんですけど、なぜか僕だけインタビューされてしまって。酔ってたんで全く覚えてないんですけどね。友達曰く、今までで一番流暢にポルトガル語で話していたみたいで、挙げ句の果てにはサンバ踊れるとか言い出して踊ってたみたいです(後でみたら全然踊れてなかったんですけどね)。名前も聞かれたんですが、自分「えいた」って言うんですけど、ブラジルでは「ワオ」という意味で、町中で「えいたっ」「えいたっ」ってよく聞くくらい日常使いする言葉で、それもかなりうけていました。

このインタビューは、各国の「あけましておめでとう」って何ていうの?という企画だったようなんですけど、僕だけいろいろ聞かれまして、最後には「もっとブラジルにいたーい」って叫んだところまでしっかり放送していただきました。そのときのナレーションが「ブラジルの魂を持った日本人」だったんです。

国営テレビの影響力は半端なくて、「もっとブラジルにいたーい」の動画がパロディでSNSとかでバズったり、空港で声かけられたり、たった1分弱なのにすごいですよね。

帰るときはだいぶひきとめられました(笑)。

 

—留学やインターンでブラジル人と日本人との違いとか感じましたか?

 

プライベートと仕事がごっちゃになっていて、デスクトップとかにガンガン彼女の写真はってたり、やたら電話してるなーと思ったら家族とか彼女と話をしていて。家族を大事にするところはすごいいいところで、日本はもっと見習わないといけないと思いましたね。授業の中に、「hug」についての授業があって、日本人の「hug」についてブラジル人に激怒されましたね。家族大事にしようってほんまに思いました。

身内だけじゃなくて、誰にでもやさしいんですよね。 一方、サービス業とかは全然ダメなんですよね。日本と真逆です。なぜか仕事のときにはオフになるんですよ。面白いです。

 

—OfferBoxは役に立っていますか?

 

最初の出会いはFacebookの広告でした。留学から帰ってきたタイミングでは、みんなすっかり就活モードになっていて、自分も何か就活はじめようと思ったときに出会ったのがOfferBoxでしたね。プロフィールを入力しながら就活の準備をすることができました。

ありのままの自分をのせられるところが良いところだと思います。写真をのせると偽れなくなりますよね。その分ありのままを出せて、それを見て評価してくれた企業と出会えるのがよいと思います。

創価大学ってまだまだ知名度も低いし、 実はすごく個性的な学生が多く、グローバルな学生が多いのに、それがあまり知られていなくて、そういう大学や学生にとってOfferBoxはフィットすると思うんですよね。学歴重視の今までの考え方を壊してくれると思って期待しています。

 

—私たちもそれを目指しています!頑張りますね。今日は本当にありがとうございました。あらためまして、グランプリおめでとうございます。

 

ワニとの写真やブラジルの経験だけをみると熱いパッションを持ったチャレンジャーな印象ですが、実は昔はシャイで、 中学校での野球部や高校でのラグビー部、そして大学での寮生活ブラジル留学などのストレッチする経験を経て大きく変わってきたということがわかりました。これからの成長が本当に楽しみな東野さんです。

 

(完)

 

東野さんも使っているOfferBoxについてはこちら