今回は北九州市立大学法学部4年生の汐月眞子さんにインタビューさせていただきました。人を惹きつけるような笑顔が魅力的な汐月さん。実はバングラデシュには在学中2回も訪れたそう。そんな彼女はどのような学生生活を送って、どのように就活をしてきたのでしょうか?
“アジアの最貧国を訪れて”
―はじめまして!今日はよろしくお願い致します。
こちらこそよろしくお願いします!(ニコッ)
―すごく笑顔が素敵な方ですね!まずは汐月さんの学生時代についてお伺いしたいと思います。アジアに行っていらしたようですが…?
はい、バングラデシュに2回行きました。1回目は2年生の夏ごろ、2回目は3年生の夏ごろです。どちらも期間としては10日間ほどですね。
―2回もですか!どうしてまたバングラデシュに?
私は法学部の中の政策科学科というところに所属しているのですが、ゼミの教授がバングラデシュに行くことになって。教授はESD(※Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)について研究していて、その研究のためにアジアの最貧国のひとつと言われるバングラデシュに行くことが決まったんです。それで「私も行きたいです!」って名乗りをあげました。どんなところなのか興味があって。それが初めてバングラデシュに行くきっかけですね。
初めて訪れてバングラデシュの魅力を知って、その魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいという気持ちからもう1度行きました。それと1年前とどんなふうに変わっているのか気になってしまって。
―2回も訪れるということは、よほど魅力的なところだったんですね。
そうですね。親日の方も多かったですし、全体的に明るい性格の国民性だったようなこともあり、とても楽しかったです。向こうの教授の御宅にお邪魔させて頂いたりたくさん親切にしてもらったので、私も日本に戻ってきてから、日本を訪れている外国の方を助けようと思うようになりました。それに改めて日本の豊かさといいますか、恵まれているなと実感できましたね。
―写真を見てもどの人も目がキラキラしていて優しそう…。自分が恵まれていることも、同じ状況にずっといるとなかなか分からないですもんね。
“就活は笑顔とチャレンジを大切に”
―OfferBoxを知ったきっかけはなんですか?
ある時合同説明会に行って、その時もらったチラシでOffer Boxを知ったんです。“逆求人”という言葉にひかれて、おもしろいなと思い登録しました。OfferBoxって 新しい就活のカタチですよね。自分のことをアピールすることで、自分に合っていそうだけど普通の就活では知らない企業とも出会えて向こうからアプローチしてもらえるって。
―たしかに今までにない就活の仕方ですよね。そこで気になる企業と出会えたわけですね?
はい。それが今の内定先です。コンサル系の会社で、それほど大手ではないので「会いたい」通知が来るまで知らなかったんです。
でも説明会で社長さんのお話を聞いて、“ここは他の会社とは違う、ここで働いてみたい”と思うようになりました。社長自らが色々なことに挑戦するような方で、ここでなら成長できると思ったからです。それから風通しの良さも魅力的でした。
―なるほど。知る事がなかったかもしれない企業に出会えて、しかもそこが汐月さんにぴったりの企業だったってすごいですね。就活を行う上で、何か後輩にアドバイスはありますか?
そうですね…。やはり自己分析は一番大切なステップだと思います。大学生活だけでなく人生を大きく振り返ることも大事かと。Offer Boxには幼少期から振り返って記入する欄もあるので、自己分析にも役立つと思います。
―自己分析をしていく中で、自分の弱点を思い知らされて落ち込んでしまう事ってあると思うんですが、弱点はどう乗り越えましたか?
ある程度弱点を受け入れることがコツだと思います。私こう見えて実はあがり症というか、緊張しいだったんです。だけど、面接で緊張することは当たり前だししょうがないと受け入れて、でもその中でも笑顔を大事にすることでリラックスできました。本当に笑顔は大切ですよ!あまり克服しようと思いつめないのもひとつの手だと思います。
―これから就活を始める大学生に、何かメッセージをお願いします。
何度も同じような事を言ってしまいますが…とにかく自分が興味を持ったことには何にでも挑戦したほうが良いです。就活に限らずですが、経験を積んでいくうちに、自ずとやりたいこともはっきりしてくることもあると思います。思いがけない出会いもあるかもしれませんしね。
―最後に汐月さんの大学生活を一言で表すとすればどんな言葉になりますか?
ん~、むずかしい…(笑)。“向こう見ず”ですかね。とにかくやりたいことをやって、後先考えずに飛び出していくような四年間だったと思います。やりたいことをやれたので満足です!
―強い意志のようなものを感じる汐月さんの笑顔はとても素敵でした。やりたい事を全部やってきたからこそのあの晴れ晴れとした笑顔だったようです。