やりたいことに挑戦することが内定にもつながる

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今回は中央大学の矢部友紀さんのインタビューさせていただきました。サークル3つにゼミ長、アルバイトもされていたという多忙な矢部さん。その裏にはやりたいことにはチャレンジする、楽しみながら続けるという想いがあるようです。そんな矢部さんに学生生活と就活についてお伺いしてきました!

楽しみながらやりきる学生生活

――矢部さんは、どのような大学生活を過ごされていたんですか?

結構いろいろしていて。演劇サークル1つと文芸サークル、証券研究会で計3つのサークルに参加していたり、ゼミでゼミ長していたり、アルバイトしていました。朝はバイト、昼は学校、夕方はサークルの毎日でした(笑)

――サークル3つに、ゼミ長に、アルバイトも!?とても忙しそうですね(笑)どうして3つもサークルに入ろうと思われたんですか?

大学1年生のサークルを決めるときに、高校でできなかったことをしたいなと思ったんですよ。中学・高校ではハンドボールをしていたので、演劇部と文芸部。あとはやったことがなかったことをしたいなと思って証券研究会に入りました。

――すごいですね!しんどくなったりしないんですか?

基本的に体力が有り余っているので(笑) 中学の時は期間限定で駅伝部にも入ってました(笑)
あとは生まれつきポジティブに考えられる性格ですかね。“しんどい”と考えるだけじゃ現実に起こっているしんどいことって何も変わらないですよね。どうしたら前向きに考えられるのか常に考えていました。

――いろいろご経験されている中で、頑張ったな!というエピソードはありますか?

去年の6月の演劇サークルの講演で僕の配役がオカマだったんですよ。
僕自身の周囲にもそういった人がいないんですよね。現在も過去もオカマだったことがないですし、将来もなる予定はないので(笑) オカマというのがなかなか想像できなくて、監督に怒られて泣いたりしていましたね(笑)

――オカマの役というのはなかなか難しい配役ですね!どうされたんですか?

哲学の境地に立ちまして(笑)「オカマってなんだろう」と考えていました。
考え抜いた末にオカマとは女性以上に美の追求をしている人なんじゃないのかなと。
劇の関係上化粧が出来なかったので、手の動きや足の動きを試行錯誤するためにYouTube で日本舞踊を研究しました。1カ月ほどみっちり練習していたので、講演が終わってからも動きが癖になっていたんですけどね(笑)

――それは面白いですね(笑) 3つもサークルを経験してみて学んだことなどはありますか?

演劇では度胸がつきました。いかなるときも演じないといけない。でもその度胸は証券研究会で議論の時などに意見をするとき大事なんです。
3つのサークル全然違うものに見えて、面白いことに互いが繋がっているんですよね。

就活中でもしたいことは挑戦する

――毎日忙しく過ごされていたようですが、就活はいつから始められたんですか?

大学3年の4月ですね。歳が1つ上の浪人している先輩の紹介で自己分析や面談をしてもらったのがきっかけです。

――早く始められたんですね!では夏休みはインターンシップなどに行かれたのではないですか?

いえ(笑) 3年生の夏休みに1カ月アメリカのサンタバーバラに留学に行っていました。留学から帰ってきて9月半ばごろから秋のインターンシップを受け始めましたね。その頃OfferBoxにも登録しました。

――え!アメリカに!?なぜそのタイミングでアメリカに行こうと思ったんですか?

ぼんやりアメリカに行きたいなとは思っていたんですが、行こうと思ったのが2年の冬で。就活とかいろいろなスケジュールを考えると3年の夏に行くしかないなと(笑)
でもとてもいい経験になりました。向こうのスクールに通っていたんですが、帰国するときには43歳と33歳のサウジアラビア人に熱い抱擁をされました(笑)

やりたいことに挑戦することが内定にもつながる

――確かに熱い抱擁ですね(笑) OfferBoxを使い始めたきっかけは何ですか?

演劇サークルの先輩に就活苦しんでいた人がいて。その人は「私はアパレルに行く」と言っていたのに、大手プリンターメーカーに内定が決まったんです。で、その人がOfferBoxで決まったと教えてくれて。すぐに登録しました(笑)

――内定先はデータベース企業だとお伺いしていますが、最初からこの業界志望だったのですか?

最初は漠然と金融を目指していました。経済系の学生のあるあるなのですけど(笑)
最終的に銀行と今の就職先と2社から内定が出たのですが、就職先の方が働き方や社員の方々の考え方が自分と似ているなと思いました。

――なるほど。OfferBoxのプロフィールを書くときに気を付けていたポイントはありますか?

過去のエピソードを3つ書く欄があると思うのですが、最初に大きなインパクトがあることを書いて、残り2、3段落でまとめるようにしていましたね。火曜サスペンスと一緒です。最初に殺すシーンから始めることが多いじゃないですか(笑)
最初にインパクトがあるものを話すと最後まで読んでくれるかなと。

――確かにオカマの話などされると気になりますね(笑)では、最後に一言お願いします!

やりたいことを思いっきりやれ!と伝えたいですね。
就活のために何かボランティアに行ったり社会福祉活動に行くなら
自分のしたいことを思いっきりした方がいいと思いますね。僕も就活の為にと思ってアメリカにいったり、3つサークルに入っていた訳ではないですが結果的に就活では話の種として役に立ちました。
なので就活のために何かをやらなくても、自分がやりたいことに全力を尽くせるということが結果的に就活のためになるんじゃないかと思います。

――ありがとうございます!