就活に必要なのはスキルだけじゃない!人との繋がりが就活にも活きる

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今回は日本工学院専門学校の田中勇希さんにお話を伺いました。人との繋がりこそが大切だと話してくださった田中さんは、どんな就活をしてきたのでしょうか?

 

父の夢に惹かれて始めた工学の勉強

はじめまして。今日はよろしくお願い致します!

 はい、よろしくお願い致します!

 

田中さんは、工学の専門学校に通われているんですよね?もともと興味があったのですか?

んーどうだろう…。高校の頃は普通の四年制大学に行って、それからやりたい事を見つけよっかなと思っていたんです。でも父が、“やりたい事を決めてから取り組んだ方が良い”とアドバイスをくれて。
父の夢はエンジニアなる事だったみたいなんですが、それは叶わなかったんだ、という話を聞きまして、面白そうだし自分が叶えたい、と思いました。もともとパソコンとかに興味はあったんですよね。それで、どうせなら最初から専門的な事をやりたいと思って、四年制の専門大学を選びました。

 

ということは学校ではプログラミングなどを勉強されているんですか?

はい。とても実践的な勉強をしていると感じますね。実際に企業に入ってからどんな仕事をするのかとか、そういったところまで学んでいます。そんな環境にいたので、二年の初め頃には、会社についてとか自分の将来的な働き方とか考え始めてました。

 

 

人との繋がりの重要性を学んだ学生時代

学生生活では何を大切にして過ごしていましたか?

 コミュニティですね。
辛くなった時、僕は友人を頼る事が多いので。将来の事について相談できて、何でも打ち明けられる友人がいるのはとても心強いです。だから人との繋がりをとても大切にしています。

 

確かに。私は割と抱え込んでしまうほうなので、打ち明けられたらラクだろうなって思います()専門学校ではサークルとかはないんですよね?どういう繋がりがあるのですか?

高校の友達から専門学校の友達、40代半ばの人とかいろいろですね。確かに専門学校にはサークルがないので、自分から繋がりにいかないといけないんです。
社会人の座談会みたいなものに顔を出したりもしますよ。自分と全く違う業種の中に混ざるのが単純に楽しいっていうのもありますけど、プレゼン能力だとかアピール力だとかを鍛える事もできますしね。

 

一石二鳥ですね!そこでの経験が就活に役立ったりもしたのですか?

 それはすごくありますね!面接って結局は人と人の話だと思っていて。話す事に緊張しなくなるのももちろんですが、ここでこういう事を言うとウケるな、とかが分かるようになったりとか、かなり役立ちました。それから、いろいろな人と話す中で自分の事も説明しなくちゃいけなくて、自分の事を分析するようになりました。それが結果的に自己分析になったと思います。

 

 

人とは違う就活の方法を

―OfferBoxはどのように知ったのですか?早い段階からキャリアについて考えていたとおっしゃっていましたが。

 とりあえず大手の就職サイトに登録するところから始めました。それで慣れてきた頃に、新しいフィールドで挑んだ方が見識が増えるかもと思って、周りの人があまり使ってない就活サイトを使ってみようと思ったんです。そういうサイトを探すうちに、OfferBoxを見つけました。僕にとって魅力的だったのが、向こう側からオファーをしてくれる、という点です。知らない企業に出会えるという利点ももちろんですが、単純に相手方に求められる、というのが嬉しかったですね(笑)。

 

確かに社会に必要とされてるんだ、って実感しますよね。内定先の企業のどこが魅力的だと思ったのですか?

バーコードとか、指紋認証とか、認識技術を研究している会社なのですが、お話しを聞いて僕がやりたいと思っている事と一致して。やりたい事がはっきりしていて、それをできるのはなかなかラッキーな事だな、と思っています。

 

 

就活に向けての、三つのアドバイス

―田中さんはOfferBoxを通して自分のやりたい事をできる会社を見つけられて、しかもそこに就職する事ができた訳ですが、何か就活をする上でアドバイスはありますか?

はい、僕が言えるのは三つ。
一つ目は、とにかく行動は早め早めに。エントリーシートを書くとかの大きなフローもそうだし、提出物を早く出す、といった細かい部分もです。何にしろ、早く行動して損はないですからね。
二つ目は、自己分析をしっかりする事。自分はこれまで何をしてきて、これから何をしたいのかを整理しておく事が大切です。書き出して表にしたりするのがオススメです。就活の時だけじゃなくて、仕事を始めてからもぶれない軸を持てると思います。

三つ目、これが一番僕が言いたい事ですね。先ほども言ったのですが、とにかく友人とかコミュニティを大切にしろ、という事です。就活をしていると、どうしても辛い事が出てくると思うんです。そういう時に、愚痴でも反省でも誰かに吐き出せる、というのは大きいと思います。僕も専門学校だったので、普通の大学の就活と違う点があって悩む事もあったんですけど、同じ学校の友達三人と支え合いながらの就活でしたね。三人でスカイプしながら履歴書書いたりとか(笑)。

 

―なんだかちょっと楽しそうですね。

確かに、就活って辛いというイメージがあると思うんですけど、友人のおかげでそれほど辛いと思う事はなかったかもしれないです。というか辛くても乗り越えられたというか。今振り返ると、楽しくできたかなと思います。

 

―なるほど。やはり持つべきものは友ですね

まさにそうですね!スキルアップももちろん大切だと思いますが、精神面も就活では大事にした方が良いかもしれませんね。

 

―素敵なアドバイス、参考になります!では、本日は貴重なお時間をありがとうございました。何かお役に立てると幸いです。こちらこそ、ありがとうございました!
頭の中の考えを分かりやすく、かつ笑いも織り交ぜてお話ししてくださった田中さん。コミュニティを大切にしていると教えてくださっただけあって、人を惹きつけるような魅力があると感じました。田中さんの就活はとても楽しそうに聞こえました。