オプト人事×内定者インタビューOfferBox就活で出会えた第一志望

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今回は人気広告代理店の株式会社オプトさんにインタビューさせていただきました。
インタビューを受けてくださったのは、人事の森 駿さんと(OfferBox経由での)内定者である森嶌亜耶さん。お二人の対談インタビューを通して『人事の方はOfferBoxのプロフィールのどこに注目しているのか』『面接ではどこを見ているのか』『オプトとはどんな社風か』『オプトのビジョン』等、就活に役立つ情報からオプトの魅力まで知れる、読み応えあるものになっています。
森嶌

森嶌亜耶さん

OfferBoxのプロフィールは本当に学生の個性が出るところだと思うのですが、森さんはどういうところを見て私にオファーを送ってくださったのですか?
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森 駿さん

プロフィールに書いている“代替不可能な人間になるためには様々な経験をし、いい成績を収めるその裏で人の15倍努力をしている人にならないといけない”が1番印象に残ったかな。15倍ってやばいな(笑)みたいな感じで、目に留まりましたね。
森嶌

森嶌亜耶さん

私が1番大切にしていることなので、うれしいです。
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森 駿さん

全然いないよ!こんなこと書いている人(笑)
よく学生さんから「普通は嫌だ、人と同じは嫌だ」っていう話を聞くんだけど、本当に普通じゃない人になりたいなら、普通の努力をしてたら普通にしかならないと思うのね。そこに森嶌さんも着目しているのと、他のエピソードから森嶌さんの行動力が見えて“人の15倍の努力をする”という言葉に説得力があったよね。さすがに15倍は無いだろうと思ったけど(笑)
森嶌

森嶌亜耶さん

そうですよね(笑)ありがとうございます。 
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森 駿さん

あとは文章がわかりやすかった。文章って視覚的な分、論理性があるかないかがわかりやすい。OfferBoxでプロフィールをたくさん読んでいて思うんだけど、因果関係が結びついていないものとかもあるので、その辺りを意識して書くのは大事だよね。
後は、内容が画一化されていて同じように見える場合も結構あるかなと。だから勿体無いなと思う。本当のその人はそうじゃないのに、文章しか見えない僕らの立場からするとちょっと基準が低いように感じてしまうので。
森嶌

森嶌亜耶さん

確かに『成長したい!』とかはよく学生が言いがちな言葉ですが、『成長したい!』が書かれているだけだと皆同じ内容に見えますよね。
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森 駿さん

それに、その人なりの工夫とかコトバで書いていないとあまり刺さらないと思う。そういう点では森嶌さんのプロフィールは自分なりの考えが書いているし、ちゃんとまとまっていたんじゃないかなあと思うよ。

┃重視するのは何を経験したかよりも何を学んだか

森嶌

森嶌亜耶さん

森さんにオファーいただいた後、Skypeで面談していただいたんですよね。色々とお話したと思うのですが、面談ではどういうところに着目されていたんですか?
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森 駿さん

面談のように対面で話をするようになると、極論ですけど、何を経験したかという事はあまり関係ないと思っていて。別にバイトでもいいし、ゲームでもいいし、留学に行きましたでもなんでもいい。そこから何を学んでいて、どういう工夫があって、それで出た結果にどう満足しているとか、何を後悔しているとか、そういうポイントをやっぱり見ていて。それがポテンシャルの高さだし、再現性があるかどうかを判断するポイントだと思う。森嶌さんは思った通りというか、自分なりの言葉があって学びも本質的だった。後は、人柄的にもすごく率直で好感が持てるなと思ったかな。
森嶌

森嶌亜耶さん

なるほど。努力するだけでなく、結果をどう捉えているかにも着目されていたんですね。

┃オプトの社風『先義後利』に惹かれて

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森 駿さん

逆にオプトに入社を決めた理由って何だったの?
森嶌

森嶌亜耶さん

理由はいくつかあるんですが、一番大きい理由は“ユーザーファースト”ですね。アルバイトの中で、日本の接客業の根底にある“お客様は神様です”という言葉は私が思うユーザーファーストと違うなと思っていました。お客様にご用途にあっていない商品を選ばれてもお伝えしないんですよね。お客様を本当に想うのであれば、その指摘は必要な指摘だと思うんです。その指摘をきちんとすることは結果的に商品への満足度を高めて、リピーターになると思うんですよね。
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森 駿さん

『ユーザーファースト』って経営理念の一つである『先義後利』(※貢献すれば、利益は後から自然についてくるもの。だからこそ、まず相手の幸せを考える。)に近いと思うんだよね。
森嶌

森嶌亜耶さん

そうなんですよ。私が思うユーザーファーストと、オプトさんの先義後利の考え方は一緒だったんですよね。
面接や面談でお会いしたオプトの社員さんに「お仕事で大切にされていることは何ですか?」とお伺いしていたのですが、どの社員さんも「不必要な広告は不必要とクライアントに伝えること」や「クライアントには常に誠実に正直であること」などお話ししてくださって。「あ、これだな」と思いました。
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森 駿さん

確かにうちの社員は“お客さんのために”っていう社員多いよね。愚直だし、いい意味ですごく正直だよね。足元の売り上げには繋がらないけど、お客さんの事業成長を考えて必要になるであろう資料を作成したり、何度も足を運び続けたり。そういう地道な努力を積み重ねる。結果的に信頼を得て、「そこまでやってくれるならオプトさんに」という形で任せてくれるというのはよくある話だね。
森嶌

森嶌亜耶さん

まっすぐですね。
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森 駿さん

もしかしたら結局受注に繋がらなくて、人件費だけがかかって何の利益にもならないかもしれないじゃん。だから短期的に見て赤字になることはしない選択も勿論あると思うんだけど、それでもまずはお客さんのために出来ることで何かしらの貢献する。会社の考え方もそうだし、社員もそういう気持ちが強いんだと思う。
森嶌

森嶌亜耶さん

オプトさんの社風を表すエピソードですね。

┃意思と挑戦を求められる企業

森嶌

森嶌亜耶さん

森さんにとってのオプトさんの魅力って何ですか? 

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森 駿さん

意思を求められる会社であるところかな。「どう思っているの、どうしたいの」っていう意思を求められる。
森嶌

森嶌亜耶さん

確かにそのあたりは、森さんからも感じることがあります。私はオプトさんに内定をいただいてから、入社を決めるまで3カ月かかってしまって。企業によってはオワハラ(※就活終われハラスメントの略)が問題視される中で、森さんは「どうするかしっかり自分で考えなさい」って言ってくださったんですよね。
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森 駿さん

そうだね(笑)自分で決めろと。
森嶌

森嶌亜耶さん

とは言いつつ、無駄な月日を過ごすのではなくていつまでに決断するとかしっかり決めようねと流れの提示をしてくださって。そうやって私の意志を尊重してくださったのはとても嬉しかったです。
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森 駿さん

いいことしたな(笑)。
会社の中でも結構そうよ。「自分はこういう理由でこうやるべきだと思っています。だからこれがやりたいです」って言えるし、相手がそれに納得感があったら「じゃあやっていいよ」って話になるからね。それなりの社員数を抱えつつそういうことを許容してくれるところは、いいところだなと僕も思うね。
森嶌

森嶌亜耶さん

確かに、社員数600人近い企業さんでは珍しい社風かもしれないですね。
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森 駿さん

ただそういう意味では自分で学び取れる人じゃないとたぶん活躍しづらい。待っていれば何かが降ってくるわけではないので、意志を求められるということは、自分なりの意見や主体性を持っていないと辛いと思うんだよね。言われた事やってる方が楽だし。
逆に言うと自分なりの考えで物事を推し進めたい人とか、たくさん挑戦をしていきたいみたいな人にとってはその辺にチャンスはたくさんあるし、いい会社だと思うよ。

┃Innovation Agencyを目指す

森嶌

森嶌亜耶さん

オプトさんとしては、今後広告代理店というよりも広告だけじゃないマーケティング全体への支援に変貌していくんじゃないかなと思います。 
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森 駿さん

そうだね。マーケティング全体もそうだけど、実は広告だけ見ても大きく変化してきていて。例えば、皆あまりテレビを見なくなってきて、テレビ上だけではブランディングが効かなくなってきている。これからはいかにデジタルの中でブランドを構築していくかというところを求められる時代になってきているんだよね。そこはある意味すごくチャンスなので、広告の中ではブランディングに強いオプトというポジションを獲得していきたい。親和性が高いのはソーシャルメディアとか動画の領域だよね。動画でいうとタカラトミーさんの「人生ゲーム」のプロモーションをオプトが担当させてもらって、公開からわずか2週間で1000万回再生されたバイラル動画になったんだけど。こういった事例を今後もどんどん増やしていきたい。

森嶌

森嶌亜耶さん

2週間で1000万回再生!すごいですね。

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森 駿さん

そして先ほど言ってくれた通り、そういった広告だけではなくマーケティング全体への支援というのも今は増えてきてるね。分析のレポーティングだったり、お客さんの事業課題に対して広告じゃない事が必要ならそれもやるし、もし適切な解決手法が無いならプロダクトを創るとか。先ほどのブランディング広告も含め、マーケティング全体を支援する事によって会社全体として、『1社1社の個客満足を最大化していく』。それぞれのクライアントに最適なコンサルティングが出来るようになっていく事が我々のミッションだね。(顧客ではなく個客なのは1社1社への支援をしたいという意味から)
森嶌

森嶌亜耶さん

顧客ではなく”個客”ですか。経営理念の先義後利とつながってきますね。
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森 駿さん

その実現のためにまずは『デジタルマーケティングの人材育成』と『テクノロジーの強化』をしていくことに注力してる。前者は広告とかコンサルティングは無形商材で、ヒトの力がすごく重要だからこそ、マーケティングのプロフェッショナルを育てていこうという話。後者は、少し前にopttechnologiesという組織が組成されていて、いまはもう50人から60人ぐらいになっているんだけど、新しいプロダクト開発をたくさんやってる。ここからオプトは「自分(ヒト)の力をより強く」×「会社で武器を作っていく」という方向に向かってるというわけだね。
 
森嶌

森嶌亜耶さん

なるほど。そういった今後のビジョンを含めて、一緒に働きたいなと思う学生像とかありますか?
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森 駿さん

やっぱり仕事も多いし、裁量があるからこそ責任のある仕事を早い段階で任せられていくから。だからこそでもあるけど、やっぱり仕事に本気で向き合って本気でそれを楽しみたい、そういう人と働きたいなと思う。
森嶌

森嶌亜耶さん

たしかに、それは他の内定者にも共通することかもしれませんね。
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森 駿さん

そうだね。僕は部活とか大学時代にやってた飛込み営業とか「もう無理!」って思うような苦しい場面とか本当にたくさんあったけど、それでも本当に楽しかったんだよね。何か1つの目標に向かって皆がどんな角度でも良いから、それを目指して走り続ける。達成したら皆で馬鹿やりながら喜び合う。何にも代えがたい瞬間だよね。そういう環境がオプトにはあると思うし、そういう話には皆共感してくれるよね。
┃株式会社オプト 会社紹介

社名:株式会社オプト
設立年:2015年4月1日
従業員数:約650名(2015年12月末現在)
所在地:東京都千代田区四番町6 東急番町ビル
URL:http://www.opt.ne.jp/