OfferBoxを使って内定をもらった学生に就活やOfferBoxを使った感想などを聞いてきました。今回は日本大学の渥美紀里子さんです。最初はイベント業界を志望していた渥美さんが最終的に入社を決めたのはIT商社。渥美さんを動かしたのは丁寧なオファー文面でした。
毎週テーマを持って過ごす大学生活
―渥美さんは大学時代に何を頑張ってきたのですか
生活です。私が入っていたサークルがテーマを持ってスポーツをするというコンセプトのサークルでそのテーマを生活に落とし込むようにしていました。テーマというのも技術面ではなく精神面や考え方などで、それをスポーツしている間だけでなく1週間自分の生活に実践しようというものでスポーツの時に出会った考えや人との考えに沿って毎日生活をすることで生活の中における自分の変化を感じるようにしていました。
―とても斬新なサークルですね。例えばテーマってどんなのがあったんですか
この間のテーマが「愛を持ってスポーツをしよう」でした。自分やチームのことだけでなく相手のことまで思ってスポーツをすることで、普段の生活でもライバルや敵対する人に対しても愛を持って接しようという取り組みでした。
―なんだか修造カレンダーのようなテーマですね笑 ちなみに一番のお気に入りのテーマは何ですか
この質問面接のときに必ず聞かれたんですけど(笑)、「自ら行ってこそ得る」です。高校の時の友だちに「きりこはいつも受け身すぎる」と言われて、もっと自分から行動することが大切だ。チャンスを逃すことがもったいないと思うようになりました。
イベント業界志望から商社志望へ
―渥美さんはどのように就活を進めていたのですか
最初はイベント業界志望でした。高校生の時から文化祭の準備をすることが好きで人の喜びをつくる仕事がしたいと思っていました。でも先輩に「イベントをすることが本当に幸せなの」と言われて少し引っかかっていました。
「この最高の瞬間を創る」という言葉に惹かれて3年生の夏にブライダルのインターンに行ったのですが、3年間の自分を振り返ってみるとその一瞬のためではなくもっと長期的に人の喜びに関われる仕事がしたいと思って。そこから業界研究をしたり社会人の先輩に話を聞いたりしていました。
―そこから商社に決めようと思った決め手は何だったんですか
ゴールデンウィークにサークルの合宿があって、そこで「変化した自分」というテーマで1分間スピーチする場があったのですが、最後の男の子のスピーチを見ていて人が変わる姿がきれいだなって思いました。そこで人の変化が一番の喜びだと思って私の就活がガラッと変わりました。モノで人を変えるのではなく、自分を通して喜びを与えることができる商社がいいなと思い、商社一本で見ていました。
オファー文面に惚れて会うことを決意
―内定先のオファーはなぜ承諾しようと思ったのですか
まだ商社一本と決める前に内定先からはオファーを貰っていたのですがオファー文面に感動し承諾しました。他のナビサイトでもOfferBoxと同じようなスカウト機能があったりもしたのですが、そういったサイトのスカウト機能は経験などで検索してヒットした人に一斉にスカウトを送っているような文面で結局一人一人本当に見ているのか分かりませんでした。
でもOfferBoxで内定を貰った企業さんのオファーの文面はしっかりと私の経験や会社に合うところを書いてくれていて、本当に私のことを見てくれているのだなと実感して会おうと思いました。
―OfferBoxを使ってよかったと思うことは何ですか
内定先に出会えたことです。自分が志望していなかった業界に会社側から合うと言ってもらえるのでそれなら合う会社なのかなと思ってITやコンサルには全然興味がなかったのですが出会うことができました。それと個人を見て必要と言ってもらえることがいいなと思います。募集するエントリーシートではなく、自分なりに素直に書いたものを見てもらえるのが嬉しいです。私は目に見える資格よりも「自分自身」で勝負したかったので自分の人間性を見てくれる会社に出会えたことには本当に感謝です。
―最後に就活生にメッセージをお願いします
就活は大学生活の中で1番自分と向き合える時間だと思うので、こういう仕事がしたいではなくどういう自分になりたいのか、自分がやってきたことにどういう価値があるのかを振り返ってみてほしいと思います。私は自分を新しくしてくれる人に出会えました。
だけど、大学時代にそういう人に出会えるかは分かりません。新しい自分、本当の自分をみなさんには見つけてほしいです。大学時代にできなかったとしても諦めないでほしいし、考えたこともなかった人は就活を考える機会にしてほしいです!何となくでも乗り切れる就活だけど、やりきったと胸を張って言えるくらい全力でぶつかって欲しいです!
―本日は大変お忙しいところありがとうございました。渥美さんの来年からのご活躍を期待しております!
※在学・在籍情報は、インタビュー時点のものとなります。