26卒の就活スケジュールは?早期選考やインターンへの対策も解説

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2026年4月に社会人になる「26卒」の皆さんが、就活に向けて準備をしないといけない時期が近づいてきました。しかし、一体いつから何をすればよいのか…と不安を抱えている方も多いと思います。

今回の記事では、26卒の就活スケジュールとともに、就活に向けてどのような準備が必要かをご紹介します。就活に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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26卒の就活スケジュールは?

一般的な就活スケジュールは、以下の表の通りとなります。企業によって、実際のスケジュールが異なる場合もあるため、あくまで参考としてご覧ください。

2026卒の就活スケジュール

政府としては選考活動は大学4年生の6月以降、内定は10月以降と定めていますが、ルールの拘束力が弱く、それ以前に内々定という形で内定通知が出されるケースが多いことが実情です。

上記の通り3年生の夏ごろから、インターンシップが始まり就職活動が本格的にスタートしていきます。近年、インターンシップを開催する企業は増えており、参加者向けの選考フローを別途設けている企業も中にはあります。よって、就活においてインターンシップへの参加は重要度が高まりつつあるといえるでしょう。夏のインターンシップ参加に向けて、しっかりと対策をしておくことが早期に内定を獲得するための鍵となります。

また、外資系企業やベンチャー企業はさらに選考時期が早い傾向があり、大学2年生の2〜3月からインターンシップの選考が行われ、大学3年生の10月頃に内定が出るケースもあります。

就活の開始が遅くなると、志望企業の選考を受けることすらできなくなる可能性があるため、特に外資系企業やベンチャー企業に興味がある場合は、早めの行動を心がけましょう。

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26卒の就活はいつから何をすべき?

26卒の就活はいつから何をすべき?

大まかなスケジュールはお伝えした通りですが、ここからはみなさんが具体的にどのような動きをする必要があるのかを解説したいと思います。

お手持ちの手帳やスケジュールにチェックをしておくとよいかもしれません。

いざ就活を始めるときに焦らないよう、しっかりと確認していきましょう。

大学2年生終わり~大学3年生春(3月~6月):自己分析・業界研究

就活を始めるには、自分がどのような業界や企業に興味があるのか、強みや弱みは何かを知る必要があります。なぜなら興味関心や自分の特徴が分かると、企業選びの選択肢を広げる/狭めやすくなるからです。

本格的にインターンシップや本選考が開始すると、エントリーシートの作成や選考対策に注力する必要があるため、余裕を持って企業選びに時間を割くことが難しくなってきます。そのため比較的時間のあるこの時期に自己分析・業界研究を行うようにしましょう。

大学3年生夏(7月~9月):夏インターンシップ参加

興味がある業界や企業が分かったら、インターシップへエントリーしましょう。

インターンシップは、その会社を知るための大切な場です。実際の企業の現場に近い経験をすることで、自分が働いているイメージを持ちやすくなったり、「自分にはこういう仕事が向いていそう」「こういう環境だとモチベーション高く働くことができそう」など、新たな発見ができたりします。

また、早期選考への切符を手に入れることもできる場ともなっています。まずは幅広く興味ある業界のインターンシップに参加してみましょう。先述の通り、インターンシップ参加前に選考を課している企業もあるため、早めに選考有無とスケジュールは確認しておく必要があります。

大学3年生秋・冬(10月~2月):秋冬インターンシップ参加・選考対策

インターンシップの開催時期は企業によって変わります。夏に開催する企業もあれば、秋冬から開催する企業もあります。

あなたが行きたい企業が秋冬開催の場合は、インターンシップのエントリーも忘れないようにしましょう。

また、この時期から夏のインターンシップに参加した企業の中でも、早期選考がスタートすることも多いです。ES提出・筆記試験・面接等、選考に向けた準備も進めていきましょう。

大学3年生春(3月~):会社説明会参加・エントリー

採用スケジュールは年々早期化しているものの、3月に入ってから情報解禁し、本選考を実施する企業もあります。

インターンシップでは出会えなかった企業との接点創出に向けて、ナビ媒体に登録し、説明会に参加するためまずはプレエントリーを行いましょう。

会社説明会に参加すると、その後の選考スケジュールについて情報が共有されますので、その情報に従って、各企業にエントリーしてください。

早期から接点を持っていた企業はすでに面接に進み、内定が出ている企業もあるかもしれません。

大学4年生春(6月~):選考(筆記試験・面接)スタート、内々定

ほとんどの企業がこの時期になると内定出しを行っている時期です。いよいよどの企業にいくのかを絞るタイミングがやってきます。

また人事との面談、内定者限定で懇親会やイベントを開催する企業もあるため、最終的な決め手探しの場として活用するのもおすすめです。

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今すぐできる!就活準備リスト

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さて、スケジュールについては確認できましたが、具体的に準備とは一体何から始めれば良いのでしょうか。「備えあれば患いなし」です。今からでもできる準備を確認していきましょう。

・自己分析
・業界・企業研究
・ES(エントリーシート)対策
・OG・OB訪問
・筆記試験対策
・面接対策

上記の項目別に、具体的にどのように準備をすればいいか、詳しく解説します。

自己分析

自己分析とは、自分の特徴を知るために、これまでの経験から価値観や志向性、性格などを整理することを指します。

これまでの経験を棚卸しし、そのときの感情はどうだったのかを振り返ることで、自分の大事にしたい価値観や志向性に気づけます。例えばモチベーショングラフを作成し、自分の気持ちが高まった・低くなった原因や環境を言語化するのもひとつです。

とはいえ、初めて自己分析をする方は、何から手を付けていいか迷ってしまうでしょう。そういった場合は、自己分析ツールを活用してみることがおすすめです。

自己分析ツールを活用することで、「性格」という曖昧なものを言語化・数値化してくれるため、自己分析を初めて行う方でも自分の特徴を深く知ることが可能です。

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業界・企業研究

業界・企業研究をする際には、業界研究本を使うのがおすすめです。

就活を始める段階では、知らない業界が多いため「先輩が就職した」「親戚が働いている」「TVで知った」など些細なことでも問題ないので、幅広く業界を調べ、比較することをおすすめします。

業界の理解ができたら、企業研究に移ります。インターンシップに参加することでより、業界や企業の特徴を掴むことが可能です。

また企業が求める資質が自身にあるかどうかを確かめ、エントリーする企業を絞っていくという面では、先述した自己分析の結果も重要になってきますので、同時並行で行うのも良いでしょう。

ES(エントリーシート)対策

エントリーシートに記入する項目は、多くの場合「自己PR」「学生時代に頑張ったこと」「志望理由」等になります。これらは、面接でも質問されることが多い内容ですが、エントリーシートと面接で違う点は、「エントリーシートでは深堀りがされない」という点です。文字数に制限がある中で、最大限伝えたいことを書く必要があります。だからこそ、下記に注意し要点をおさえて無駄のない内容をまとめるようにしましょう。

・できるだけ漢字を使って文字数を短縮すること

・繰り返し同じことを言わないこと

・指示語は極力なくすこと

また企業側は数多くのエントリーシートを見て選抜する必要があるため、求める人物像とのマッチ度やエピソードの難易度を他の学生と比較せざるを得ません。

そのため事前に企業の求める人物像を把握し、アピールできそうな部分は文章に入れること、さらに具体化・定量化を心がけてエピソードを綴り、目に止まりやすくする工夫も行いましょう。

OG・OB訪問

選考が始まる前にできる準備の一つになるものが、OG・OB訪問です。

会社説明会だけでは、会社の雰囲気がイマイチ掴めず、公開されている情報だけでは物足りないこともあります。

そのため、会社説明会以上の情報を取りに行くという点では、OG・OB訪問が適しています。

OG・OB訪問とは、自分と同じ大学の卒業生から働いている会社のことを詳しく聞くことを指します。しかし、現在は必ずしも同じ出身大学に限らず、興味がある会社の先輩社員にアポイントを取って話を聞くケースも増えています。

OG・OB訪問は、人事が開いている会社説明会とは異なり、より現場に近い情報を入手できるチャンスですので、ぜひ活用されてみてください!

筆記試験対策

面接前に対策しておきたいのが、筆記試験・能力検査の対策です。

筆記試験・能力検査については、企業によって、種類や実施方法が異なります。

例えば能力検査には、具体的に以下の種類があります。

・SPI
・玉手箱
・GAB

能力適性検査の理解を深めるには、それぞれの特徴を知ることが大切です。

問題集を買い、繰り返し練習しましょう。実践的に対策すると、本番での感覚も掴みやすくなります。

また、企業によっては、その企業独自の筆記試験もありますので、過去の選考でどのような筆記試験があったのかを情報収集しましょう。

面接対策

エントリーシートや適性検査の実施有無は企業によって異なりますが、面接が1回もない企業はほとんどありません。

しかしながら、前述で記載した自己分析と業界・企業研究ができていれば、それほど焦る必要がないというのも事実です。

企業が面接で確認したいことは、「みなさんが学生時代に発揮してきた資質が、うちの会社に入っても同じように再現できそうかどうか」です。

自分の資質や経験を棚卸しし、企業においてどう活躍できると思うのか、またそれは過去にどのような経験をしたからなのかを分かりやすく説明できるようにしておきましょう。

また面接の最後には逆質問として、みなさんから気になることを質問してもらう時間を確保していることが多いです。質問が何もないと企業に興味を持っていないと思われかねないため、事前に何を聞くのかまで決めておくと良いでしょう。

スケジュールを理解して就活を有利に進めよう!

以上、本記事では「就活のスケジュール」「具体的な就活準備」を中心に解説しました。

企業の選考スケジュールは、年々早まっている傾向があります。大学3年生は、企業から発信される情報にアンテナを巡らせておきましょう。就活や仕事に興味のある1,2年生は、始められることから進めていきましょう。準備が早すぎて悪いことはありません。

しかし、初めての就活なので「始め方がわからない」「自分にあう業界がわからない」などの悩みや不安を感じるものです。就活を始めるなら、スカウトサービスに登録し就活を有利に進めることも検討しましょう。

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