私は3年生の春から所属する、ゼミに力を入れました。
ゼミの授業は当初、全く活気がありませんでした。
そこで私は、ゼミ生で飲み会をしようと提案し、日程を調整したり、店を決めたりといった運営を行いました。
その中で特に気を付けたことは、メンバー1人1人とのコミュニケーションを大切にすることです。
なぜなら、スケジュールはそれぞれバラバラですし、アルコールが苦手な人がいるかもしれないからです。
このように、1人1人に配慮することで、飲み会をしっかりと盛り上げることができると考えました。
飲み会では、皆授業中とは違ってリラックスした雰囲気で話し、お互いをよく知ることができました。
そしてその後のゼミでは、1人1人がしっかりと発言して議論が盛り上がるようになりました。
入社後はこの経験を生かし、お客様や社内の1人1人と向き合って意思疎通しながら、業務に取り組んでいきます。

2年生の冬に大学のキャリアセンターで、チラシを手に取ったことです。
チラシには、OGの方のインタビューが掲載されて、親近感が湧きました。
また掲載されている写真が、可愛いクマのぬいぐるみと撮影されていて、とても印象的でした。
それまでは就職活動に対して、黒いスーツに代表されるような、極端に真面目なイメージがあり、不安に感じていました。
けれどもこのチラシを見て、「このサービスなら自分らしくできるかも」と感じ、登録しました。

企業からオファーを頂いた後に案内される、1対1の「個別面談」をフル活用していました。
個別面談は、通常の就活支援サイトではめったに案内されることがありません。
しかし、Offer Boxでは結構ありました。
この個別面談に一生懸命取り組めば、自己分析も業界研究も企業研究も一気に進みます。
個別面談での会社説明は、合同説明会で企業の話を聞くのとは全く異なっています。
まず、企業の方は事前に学生のプロフィールを読んで下さっているので、それに合わせて事業や商品の説明をしてくださいます。
1対1で話すので質問もしやすく、業界や企業、職種について理解が深まりました。
また、個別面談で「○○さんは～と書いていたから、うちの会社がきっと合うと思います」というフィードバックをもらえることもあります。
そうすると、私の方も「もっとこの会社を知りたい」と意欲が湧きました
(一方で「何か誤解が生じているな」と感じることもありました。
その場合は、個別面談の後、プロフィールの表現や伝え方を修正して、企業の方に伝わる文章になるように磨きをかけました)。

今まで存在も知らなかったような、様々な商品やサービスを知れたことです。
また、工場見学やインターンシップを通して、商品やサービスの裏側を知りました。
そこから、世の中の仕組みや流れを理解することができました。
就職活動を始めるまでは、大学院進学と就職で悩んでいました。
また、就職活動を始めてからも大学院進学に未練がありました。
しかし就職活動をしなければ、様々な商品やサービス、ひいては世の中について考えることは、決してなかったと思います。
なので、とても充実した時間を過ごせたと思います。