はじめまして!月間10万人が読む就活ブログ「就活攻略論」を運営している就活マン(@
オファーボックスさんに記事を寄稿し始めて、これで4記事目となりました。
少し余談ですが、僕は「使う人が満足しないサービス」は世の中の害であると考えています。
よって記事の1つ1つに魂を込めて書いていますし、オファーボックスというサービスの価値が高いからこそ、
こうして記事を執筆することで少しでも認知を広めるお手伝いをしたいと考えているんですよね。
そこで今回も魂を込めて執筆します。
どんな内容を書くのか?
本日は「就活を楽しいと感じるための思考法」を皆さんに紹介したいと思います。
目次
1章 「楽しい」こそが成功を引き寄せる
先日、「どうぶつの森」というゲームをしたら、気がついたら9時間経過していました。
「えっ!9時間もたったの!?」
本当に驚いたのですが、親指の付け根に強烈な痛み。
9時間たったことを実感しました…。
なぜ時間を忘れたのか?
それは単純に楽しかったからです。
人は楽しいと感じることには熱中する。
苦痛だと感じることは本能的に避けるようにできています。
そんな当たり前のことはみんな知っていますが、こと就活においては「就活を楽しもう」と感じる人は少ないんですよね。
ですが、何度も言うようにまずは就活を楽しいと感じること。
それが就活に熱中し、工夫をし、行動をし、結果として就活を成功させる秘訣になると僕は考えています。
2章 就活を楽しいと思えないのはなぜか?
Jobwebという企業が取ったアンケートを紹介しましょう。
調査数は62人と少ないですが、「就活をストレスに感じていますか?」という質問に対する回答が出ています。
要するに、10点はめちゃくちゃストレスを感じている。
1点はストレスを感じていないということになりますね。
画像引用:Jobweb「【調査報告】就活に対してストレスを感じていますか?」
アンケート結果を見て分かるとおり、就活に対して非常に強いストレスを感じている人が多いですよね。これは肌感覚でも分かると思います。
多くの大学生が「就活嫌だ」「就活したくない」と嘆いていますから。
なぜこれほどまでに就活をつらい、楽しいものではないと感じてしまうのか?
「なぜゲームは楽しいと感じるのか?」から逆算することでそれは分かります。
【ゲームを楽しいと感じる理由】
・適度な目標が設定されているから
・常に次の目標が与えられるから
・成長が目に見えて実感できるから
まず、ゲームは進行するにあたって適度な目標が設定されていますよね。
「まずは◯◯を3匹倒しましょう」のように、達成すべき目標が程よい。
人間は「達成すること」に快楽を感じるし、満足感を感じます。
しかし、設定した目標が高すぎる場合は逆にやる気をなくしてしまうんですよね。
最初から与えられる目標が「まずは◯◯を1万匹倒しましょう」だったらやる気はなくなります。
次にゲームは常に次の目標が与えられますよね。
「◯◯を3匹倒しましょう」を達成したら、「次に◯◯に会って武器を作ってもらいましょう」のように次の目標が与えられます。
そして3つ目に、成長を実感することができます。
RPGなら「レベル」ですし、どうぶつの森なら「町の発展度」ですぐに分かる。
目に見えて成長を実感できるからこそ、やりがいを感じることができるんですよ。
楽しむための3要素を満たしていないから就活は楽しめない
ゲームを楽しいと感じる要素が分かれば、これを満たしていないから就活を楽しいと感じないんだなと理解できますよね。
まず、就活では適度な目標を設定できている人は少ない。
「大企業から内定を取ること」など、とにかく「内定」に目標を置きすぎている。
これは要するに、いきなりラスボスを倒すことを目標に設定しているようなものです。
それじゃ目標が高すぎて、逆にやる気をなくしてしまうのは当然ですよね。
そして目標設定を「内定」にしてしまうと、楽しいと感じるための2つ目の要素である「常に次の目標が与えられるから」を満たすことはできません。
なぜなら、内定が就活におけるゴールだからです。
そして最後、就活では自分の成長を目に見えて確認することはできないんですよね。
これは「読書」や「筋トレ」も似ているように思います。
結果がでるのが、遅く、すぐに目に見えない。
だからこそ初期にやりがいを感じることが難しく、楽しいと感じない。
こうして見てみると、就活が楽しいと感じられない理由を理解することができますよね。
普通に就活していては、楽しいと感じることができないのは当たり前です。
ここまで見てきたとおり、就活の性質が分かれば仕方のないことだから。
そこで次の章にて、これらを克服し、就活を楽しいと感じる方法を紹介します。
僕が就活を楽しめていた秘訣が見えてきますよ。
3章 就活を楽しいと感じるために必要な思考法
それではこの章にて、就活を楽しいと感じるための具体的な思考法を紹介します。
「そんな思考法だけで変わるの?」と思うかもしれませんが、変わりますよ。
具体的に以下の3つを徹底してください。
・適度な目標を設定すること
・常に次の目標を用意すること
・成長を実感すること
適度な目標を設定すること
第一に就活を楽しめない人は、ゴールを「内定」に置いています。
よって達成感を味わうことができるのは、内定を獲得した瞬間のみ。
これじゃいつまでたっても達成感を味わうことができません。
例えばオリンピック選手の目標は金メダルの獲得だと思いますよね。
しかし、実際はもっと細かく目標を設定しています。
水泳選手なら、「今週はこのメニューをこなし、◯秒更新する」という目標を設定するでしょう。
そうすれば、そのメニューをこなしきった時に達成感を味わうことができますし、自己ベストを更新したタイミングで毎回達成感を味わうことができる。
このように目標は細かく設定することで、味わえる達成感の回数が増えるんですよね。
就活生でこのように細かく目標を設定している人は、僕が関わった中でもほんの僅かです。
「今日はなんとなくこの作業をしようかな」という感じで、毎日のタスクを決めている。
「今日は会社説明会があるな、空き時間にSPIを進めようかな」みたいにね。
そんな目標を設定していない行動では、達成感を味わうことができません。
そして、達成感を味わうことができない行動を楽しいと思うことは難しい。
ぜひ細かい目標を設定してください。
僕がおすすめしている目標の設定方法は、「1週間毎の目標を設定すること」です。
その1週間で何を達成すれば良いのかを、“1枚の紙”に書いてください。
その時に重要なことは必ず「なぜこの目標を達成する必要があるのか?」を深堀りして書いておくことです。
そうすれば、常に「なるほど!だからこの目標を達成する必要があるんだな」と行動に確信を持つことができる。
例えば、「SPIの漢字を50問マスターする」という目標を書いたとしましょう。
この目標でさえも、「なぜこの目標を達成する必要があるのか?」を追求します。
すると「第一志望である◯◯株式会社を含めて、全20社でSPIが出題されるから」という具体的な理由を書くことができますよね。
そうすれば、毎日この目標を確認した時にその理由を見て、「達成しないとな!」という気になれる。
「1週間の目標+その目標を達成すべき具体的な理由」を設定することを、就活を楽しむためにまずは徹底しましょうね。
常に次の目標を用意すること
続いて、ゲームが次から次へ「やるべきこと」が提示されるように。
就活を楽しむためには、先ほど説明した1週間の目標を、毎週設定することが重要です。
この記事を読んで、今日からの1週間の目標だけを立てて終わりではいけません。
次の1週間も、更に次の1週間も、就活の最終目標である「自分に合った企業からの内定」を達成するまで続けてください。
1週間だけ目標を設定して、達成して終わりというのをゲームで例えると…
「主人公が武器を取って、最初のボスを倒した。…その最初のボスはラスボスでした。完」
これと一緒。そんなゲームを楽しめるはずないですよね。
ぜひ1週間ごとの目標設定を徹底してくださいね。
成長を実感すること
そして最後、3つ目は「成長を実感すること」です。
人は「おお!成長しているぞ!前に進んでいるぞ!」と実感できるとやる気が溢れます。
ゲームでも主人公の「レベル」が明確に書かれているから、進歩を確認できますよね。
それがやりがいに繋がって、楽しくなってくるんですよ。
よって、就活においても自分の成長を実感する必要があります。
ですが、これが非常に難しい。
むしろお祈りメールをもらった瞬間に、後退を感じる瞬間さえありますよね。
じゃあどうやって成長を実感すれば良いのか?
これは簡単で、先ほど設定した目標を達成したら、黒で一本線を入れていくんですよ。
Todoリストにチェックを入れていくと、どんどん前に進んでいる感覚を得ることができます。これと一緒です。
毎週、設定した目標を達成した瞬間に黒で一本「打ち消し線」を引いてください。
その瞬間に、前進している感覚、自分の成長を感じることができます。
また目標は1枚の紙に書いてくださいと言いましたよね。
その週が終わったら、次の週の目標をホチキスで重ねていってください。
それによって、「積み重ねている感覚」も味わうことができます。
小手先のテクニックだろと思うかもしれないですが、こうした小さな小手先のテクニックで自分の感情を高めることができる。
しかも無料で。ぜひ実行してください。
個人事業主として、誰にも目標を与えられずに日々仕事しなくてはならない僕が実行している方法でもあります。
確実に効果があるのでぜひ。
4章 僕が出会った就活を楽しそうにこなす人たち
ここまで就活を楽しむための方法を解説してきました 。
最後に、僕が就活中に出会った楽しそうに就活をこなす人たちの話をしたいと思います。
就活を楽しんでいる人の第一の特徴としては、やっぱり「ポジティブ」ですね。
「どこも受からなかったら、バイトしてお金を貯めて海外留学でも行こうかな」という人もいました。
そんなポジティブさが余裕を生み、その余裕が優秀さを醸し出して評価される。
そんな好循環に入っていく。
一方で、ネガティブな人は「どこも受からなかったら人生終わりだ」と考えていました。
そんな追い込まれた状況では、余裕をもって面接もできません。
必死にアピールしようとして、話が長くなりすぎて評価されない。
評価されないと、より焦ってしまって更に余裕がなくなっていく。
そんな悪循環に陥ってしまいます。
ぜひ少しでもポジティブに考えれるようにしましょう。
「全部落ちたら本当に人生終わりなのか?」をもっと深堀りしてください。
そうすれば、日本に生まれた時点で別に終わりじゃないことに気づくはずです。
就活生が陥りやすい悩みは、別記事でも詳しく書かれていました。
こうした悩みをまずは取り除き、少しでもポジティブな思考をするようにしましょう。
▼就活生が陥る悩み
今回お伝えした情報が、少しでもあなたの就活を楽しい方向に導いてくれれば幸いです。
どうせやらないといけないことです。それなら少しでも楽しみましょうよ。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
あなたの就活の成功を、陰ながら応援しています。
(書いた人)
就活マン/藤井智也
・就活攻略論:https://shukatu-man.hatenablog.com/
・就活マンブログ:https://syukatuman-blog.jp/
累計300万PVの就活ブログ「就活攻略論」を運営。中堅大学から大手食品企業に入社した全技術をブログにて執筆している。